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Backlogで1on1を進化させる!メンバーの成長を促すアプローチ
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Kohsaku Saito | 齋藤 厚作
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October 29, 2024
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Backlogで1on1を進化させる!メンバーの成長を促すアプローチ
JBUG札幌 #15 仕事の"うまい"進め方をシェアしよう! 向けに作成
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Kohsaku Saito | 齋藤 厚作
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Transcript
Backlogで1on1を進化させる! メンバーの成長を促すアプローチ リープアローズ 齋藤 厚作
KohsakuSaito KohsakuSaito 齋藤 厚作 / Kohsaku Saito (こーさく) 1981年 青森県青森市生まれ。
2010年 渋谷ITベンチャー企業のサーバエンジニアを経て、 2014年 札幌へ移住し、個人事業でリープアローズを開業。 2018年 9月に法人化。お客様と「共に考え、共に歩みます」を スタンスとして、プロジェクトマネジメント支援業務を行う。 LEAP ARROWS 合同会社 代表 Last Update: 2024/7/10 PMI® 認定プロジェクトマネジメント・プロフェッショナル(PMP®) Scrum Alliance® 認定スクラムプロフェッショナル スクラムマスター(CSP-SM®) LEGO®︎ SERIOUS PLAY®︎ メソッドと教材活用トレーニング修了認定ファシリテータ 認定・資格
ラーニングアウトカム 対象のかた タスクを可視化し、メンバーが自主的にタスクを管理し、リーダーがフォロー アップに専念する運用方法を理解する 1on1 / 面談の管理に Word・Excel で管理している方 プロジェクト管理・タスク管理ツール未体験の方
Backlog を使ってみたい方 今回取り扱わない事 OKR「Objectives and Key Results(目標と主要な結果) 」 1on1 ツール(SaaS)
アジェンダ 1on1って? 1. 1on1をファイル管理での課題 2. 1on1をBacklogでするアプローチ 3. まとめ 4.
1on1って? https://unsplash.com/ja/%E5%86%99%E7%9C%9F/%E6%A4%85%E5%AD%90%E3%81%AB%E5%BA%A7%E3%82%8B%E4%BA%8C%E4%BA%BA%E3%81%AE%E5%A5%B3%E6%80%A7-eF7HN40WbAQ
マネージャーとメンバーが1対1で定期的に行うミーティングの事。 業務の進捗や課題を共有し、成長支援を行う場として位置付けられる。 1on1って? コミュニケーションと信頼の構築 モチベーションの向上と認識 成長とキャリア開発の支援 パフォーマンス管理とフィードバック チーム整合性と目標の共有 1on1の目的
1on1 面談 目的 中長期的なスタッフの育成 心理的安全性の向上(メンタルケア) 目標設定 or 考課評価のフィードバック / アドバイス
テーマ 学習進捗確認、悩みごとの相談など 期初に設定した目標 頻度 毎週 or 隔週 or 毎月 に実施 半期 or 四半期 に実施 時間 30分 〜 60分 10分 〜 30分 スキル コーチング(傾聴・質問力) ティーチング(説明力) ティーチング(説明力) 1on1と通常の面談の違い
コーチング ティーチング 目的 相手自身の成長 教育 / 問題解決 / 目標達成 など
与えるもの 気づき 知識 関係性 対等な関係性 先生と生徒の関係性 答えをもっている方 受ける側 教える側 焦点 人 事柄 コーチングとティーチングの違い
個別のフィードバック: 成長機会が明確になり、具体的な改善点が把握できる。 信頼関係の構築: 定期的なコミュニケーションが信頼を深め、オープンな対話を 促進する。 目標設定と進捗確認: 個人の目標に対するサポートとキャリアパスの話し合いが 可能。 1on1のメリット 時間の確保が難しい:
スケジュール調整が必要で、忙しい中で時間確保が難しい。 緊張感や抵抗感: 形式的になるとメンバーが本音を話しづらくなる。 効果の不均一性: リーダーによって1on1の質が異なり、一貫したサポートが提供 できない場合がある。 1on1のデメリット
マネージャーとメンバーが対等になって話し合う関係性である事 お互いの意見を尊重する事 1on1のポイント 事前準備: 目的の共有 / 日程・開催場所の調整 / アジェンダの用意 1.
1on1の実施: 心身の健康状態 / キャリア・能力開発 / 既存業務・会社への課題感 2. 会話ログの記録: 成長記録や異動時の引継ぎ資料としても活用 3. 1on1の流れ カウンセリング: メンバーの悩みを聞く 1. コーチング: 内省(リフレクション)の促し 2. マネジメント: 期待のすり合わせ 3. 1on1で話す3つの要素
1on1シートのサンプル 引用元:https://r-blog.nyle.co.jp/archives/2020/10/16/mt1on1/ 引用元:https://r-blog.nyle.co.jp/archives/2020/10/16/mt1on1/ 表計算ソフト 文章ソフト
1on1をファイル管理での課題 https://unsplash.com/ja/%E5%86%99%E7%9C%9F/%E6%A4%85%E5%AD%90%E3%81%AB%E5%BA%A7%E3%82%8B%E4%BA%8C%E4%BA%BA%E3%81%AE%E5%A5%B3%E6%80%A7-eF7HN40WbAQ
時間の確保が難しい: スケジュール調整が必要で、忙しい中で時間確保が難しい。 緊張感や抵抗感: 形式的になるとメンバーが本音を話しづらくなる。 効果の不均一性: リーダーによって1on1の質が異なり、一貫したサポートが提供 できない場合がある。 1on1のデメリット 事前準備: 目的の共有
/ 日程・開催場所の調整 / アジェンダの用意 1on1の実施: 心身の健康状態 / キャリア・能力開発 / 既存業務・会社への課題感 会話ログの記録: 成長記録や異動時の引継ぎ資料としても活用 1on1の流れ
1on1シートのサンプル(再掲) 引用元:https://r-blog.nyle.co.jp/archives/2020/10/16/mt1on1/ 引用元:https://r-blog.nyle.co.jp/archives/2020/10/16/mt1on1/ 表計算ソフト 文章ソフト
課題1: 情報管理と更新の効率化 メリット 柔軟な表形式:成長記録を数値やテキストで記録でき、各人の進捗をExcelのグラフ で表現可能。 簡単な記録管理:個別のシートで成長記録を作成し、変化を把握しやすい。 デメリット 可視化の限界:成長の推移がすぐに見られず、個別のファイルを開く手間が発生。 履歴が分断される:複数ファイルで管理する場合、過去の成長記録が分断され、一貫 性がない。
WordやExcelで管理する場合
課題1: 情報管理と更新の効率化 メリット 一元管理:全てのタスクや情報をBacklog上で一元管理でき、効率的に運用できる。 履歴管理の自動化:タスクの更新履歴やコメントが自動で記録され、振り返りが容易。 リアルタイム共有:クラウドでリアルタイムに更新内容が反映されるため、最新情報が チーム全体で共有しやすい。 デメリット カスタマイズ性の限界:ExcelやWordほどの自由なフォーマット調整は難しい。 学習コスト:初めてBacklogを使う場合、設定や操作に慣れるまで時間がかかる。
Backlogで管理する場合
課題2: 1on1のタスクのフォローアップ不足 メリット シンプルな管理:フォローアップ内容を自由に記載でき、タスク進捗をExcelで簡単 に追跡できる。 カスタマイズ可能なリスト作成:Excelのセルを使ってTo-Doリストとして使える。 デメリット リマインダー機能がない:タスクのフォローアップを手動で行う必要があり、進捗の 見落としが発生しやすい。 埋もれやすいタスク:多くのタスクが並ぶと、重要なフォローアップが埋もれてしま
うリスクがある。 WordやExcelで管理する場合
課題2: 1on1のタスクのフォローアップ不足 メリット 自動リマインダー:タスクに期限やリマインダー設定が可能で、フォローアップを 自動化できる。 可視性の向上:カンバンボードやガントチャートにより、タスクの進捗状況が一目 でわかる。 デメリット 運用負荷:フォローアップやリマインダー設定をしっかり行う運用が求められる。 通知が多すぎる場合がある:通知設定によっては、リマインダーが多くなり負担に
なることもある。 Backlogで管理する場合
課題3: メンバーの成長が可視化されづらい メリット 柔軟な表形式:成長記録を数値やテキストで記録でき、各人の進捗をExcelのグラフ で表現可能。 簡単な記録管理:個別のシートで成長記録を作成し、変化を把握しやすい。 デメリット 可視化の限界:成長の推移がすぐに見られず、個別のファイルを開く手間が発生。 履歴が分断される:複数ファイルで管理する場合、過去の成長記録が分断され、一貫 性がない。
WordやExcelで管理する場合
課題3: メンバーの成長が可視化されづらい メリット 進捗の視覚化:ガントチャートやカンバンボードを使い、成長や達成状況を一目で 把握できる。 履歴の一元管理:過去のタスクや進捗履歴が自動で残り、成長記録として一貫性を もって確認できる。 デメリット 定量的な成長記録には不向き:数字やグラフでの記録は難しく、定性的な把握が中 心になる。
レイアウトが固定的:柔軟な表現が難しいため、状況に応じた成長の推移が表しに くい。 Backlogで管理する場合
ダイミョーさん ヌーマンさん ジェイビーさん Backlogでのアプローチ1 小規模人数・2枚のピザルールで収まる人数(約10名以下)でのチームを想定 まずはファイル管理からBacklogへスモールステップで始める。 プライバシーの観点から1人1PJを作成し、マネージャ・メンバー間で管理 ユーザは自分が参加しているプロジェクトのみ閲覧が可能
Backlogでのアプローチ2 隔週の特定の曜日に実施(1スプリント2週間の例) 前スプリント 1on1 次スプリント プラン ニング レビュー レトロ 1on1
1on1 ※1on1 一例 チェックイン 1. 前回のふりかえり 2. キャッチアップ 3. 次回に向けて 4.
Backlogでのアプローチ3 「種別」毎に課題の要素を変更 「タスク」 「もやもや」 「要望」 「その他」はメンバーが自由に起票 アジェンダを作成 個人目標上にあるやるべきタスク マネージャへの要望・働き方の改善案などを起票 上記種別以外に振り分けられない内容を起票
最近気になっているもやもやを起票
Backlogでのアプローチ4 課題の詳細欄にテンプレート機能を利用して事前に登録しておく。 1on1中に次回に向けてのタスク等が発生した場合、この時点で起票する。
Backlogでのアプローチ5 タスクかんばんで可視化。 マネージャーはメンバーの「もやもや」を取り除くサポートを高優先で対応する
まとめ |Backlogでのアプローチ 一元管理で効率化と進捗の可視化 Backlog上に1on1のタスクや目標を集約することで、情報の更新や確認が容易になり、管理が効率 化されます。また、ガントチャートやカンバンボードにより進捗を視覚的に把握でき、メンバーの成 長を追跡しやすくなります。 リマインダー機能でフォローアップを自動化 タスクごとにリマインダーを設定することで、進捗確認が自動化され、目標達成に向けたフォロー アップが抜けにくくなります。1on1の効果が持続し、サポートが途切れない環境が整います。 リアルタイム共有とアクセス性
Backlogでタスクや進捗の最新情報がリアルタイムで反映、メンバーがいつでも自分の進捗を確認 でき、1on1の内容を継続的に自己管理しやすくなります。
Thanks ! https://unsplash.com/ja/%E5%86%99%E7%9C%9F/%E8%8C%B6%E8%89%B2%E3%81%AE%E6%9C%A8%E8%A3%BD%E3%83%87%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%81%AB%E3%82%B7%E3%83%AB%E3%83%90%E3%8 3%BC%E3%81%AEimac-PypjzKTUqLo