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20210707_富山大学教養教育科目「富山の地域づくり」
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noriaki_koshiba
July 07, 2021
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69
20210707_富山大学教養教育科目「富山の地域づくり」
富山大学の教養教育科目 総合科目系「富山の地域づくり」全15コマの一コマで黒部市社会福祉協議会の取り組みについてお話ししました。
noriaki_koshiba
July 07, 2021
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Transcript
社会福祉法人黒部市社会福祉協議会 総務課課長補佐/経営戦略係 小柴徳明 地域づくりって そんなに 簡単じゃない理由 (ワケ) 20210707富山大学教養教育科目「富山の地域づくり」
2 【仕 事】 ◦社会福祉法人黒部市社会福祉協議会 総務課長補佐 経営戦略係 ◦国立研究開発法人情報通信研究機構 ソーシャルICTシステム研究室 協力研究員 【志
事】 ◦NPO法人明日育(あすいく) ◦LINEWORKSアンバサダー 〇CI-labo(community indicators labo)
黒部川扇状地
宇奈月温泉トロッコ電車
5 生地たいまつ祭り 令和元年10月26日の伝統行事 一生に一回@厄男の火渡り
3705 5760 3092 2759 6399 5273 2329 3384 2109 1039
452 406 189 665 967 2178 1525 2484 1096 968 2346 2172 787 1219 734 372 301 196 87 279 390 763 0 1000 2000 3000 4000 5000 6000 7000 生地 石田 田家 村椿 大布施 三日市 前沢 荻生 若栗 東布施 宇奈月 内山 音沢 愛本 下立 浦山 黒部市地区別人口・世帯数 2021.3.31現在 人口 世帯 黒部市全体 男 女 合計 世帯 20,047 20,659 40,706 15,719 65歳以上の人口12,866人 高齢化率31.6%
黒部市社会福祉協議会の経営理念 「誰もが安心して暮らせるやさしい福祉のまちづくり」の推進 経営戦略係の仕事 10歩先を見て考える 5つの概念で物事を考えていく 人・物・金・時・情報
社会福祉法人 黒部市社会福祉協議会 平成28年度シンクタンク事業報告書(8調査 241頁) 〇シンクタンク事業 ・中高生の地域や福祉に関する意識調査(経年) ・地域福祉推進の拠点に関するあり方 〇社内横断型プロジェクト ・介護保険事業に関するPT ・活動計画策定PT
〇経営戦略(中長期計画) ・黒部市全域での包括的な見守り体制「くろべネット」 ・地域福祉分野でのICT利活用 ・小地域福祉活動強化プロジェクト
9 俯瞰して見て、考える。 今の重点テーマ 支援者が支援しやすい環境づくり
福祉とは? 大雪で感じた「お互いさまの社会」
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コロナ禍における地域福祉活動は? 触れるな! 集うな! 距離をとれ! ふれあい・集い・支え合い
コロナの終息後、地域福祉はどうなるのか? ①元に戻る ②活動がより盛んになる ③活動が縮小する より良く(welfare)をどう考えるか・・・
地域づくりって そんなに簡単じゃない理由(ワケ)
【18年間の社協経験で感じた大前提】 みんな良くしようと思っている。 少なくとも・・・ だれひとり、悪くしようとは思っていない(ハズ)
住民主体のまちづくり 「丸投げ」か「住民が主役」かは、紙一重 責任は「行政」なのか「住民」なのか?
「監視」か「見守り」かは、紙一重 「義務」なのか「ボランティア」なのか? 見守り活動
地域の定義を整理してみる。 (例えば)
自分の困りごと 地域課題を整理してみる。 (例えば) 自分 (1人) 世帯、家族 (平均2.46人) 町内 (128町内) 地区
(16小学校区) 黒部市 (41,000人) 家族の困りごと 町内の課題 地区の課題 黒部市の課題 ・生きがい ・仕事 ・生活の不安 ・年金 ・引きこもり ・生活の不安 ・病気 ・子育て ・担い手不足 ・高齢化 ・世代間連携 ・まつりの維持 ・担い手不足 ・高齢化 ・世代間連携 ・人口減 ・人口減 ・高齢化 ・学校の統廃合 ・税収減
20 政府広報 https://www.gov-online.go.jp/cam/s5/
21 政府広報 https://www.gov-online.go.jp/cam/s5/
22 政府広報 https://www.gov-online.go.jp/cam/s5/
23 内閣府国家戦略特区https://www.kantei.go.jp/jp/singi/tiiki/kokusentoc/supercity/setsumei.pdf
24 内閣府国家戦略特区https://www.kantei.go.jp/jp/singi/tiiki/kokusentoc/supercity/setsumei.pdf
25 内閣府国家戦略特区https://www.kantei.go.jp/jp/singi/tiiki/kokusentoc/supercity/setsumei.pdf
26 小柴的 未来予想図3.0 10年後に答え合わせをしましょう! 予想1:あと5年で小銭なくなる説 当たり前のようにキャッシュレスの波が押し寄せ、 現金が敬遠される世の中へ。スマホでの決済が進みポイントの流通が進む。 街頭募金運動の崩壊、世帯からの募金の危機が来る。 解決策 日本捨てポイント協会をつくる!
27 小柴的 未来予想図3.0 10年後に答え合わせをしましょう! 予想2:紙ベースの広報誌意味なくなる説 新聞もとらない世帯が増加、世帯配布している紙ベースの広報物もスルー される時代に。 情報は選ばれて(ググられて)見る時代に。Googleに情報が無い=存在 が無いに等しくなる。 解決策
くろべふくし知恵袋LINE botが話し出す。 住民に刺さるリーチを持つ。
28 小柴的 未来予想図3.0 10年後に答え合わせをしましょう! 予想3:本当に会うことの価値が高まる説 ICTの技術革新が進み、AIとの会話、対話、自動化で本当の人間と 話しているのか分からなくなる時代が来る。シンギュラリティ。そ の時に、本当に会うことに時間を使うことの価値がより高まる。 解決策 愛があるなら会いに行け
29 小柴的 未来予想図3.0 10年後に答え合わせをしましょう! 予想4:LINEで休みますと伝える 予想5:居場所やログが完全にわかる 予想6:仕事とプライベートの領域が明確になる 予想7:仕事とプライベートの領域があいまいになる まだまだあるけど…
30 地域福祉の未来は、誰が描くのか? 10年後にどんな地域になってるのか? どんな地域にしたいのか? 本当はみんな分かってる、どうにかしなきゃいけないことを。 今も時間は進んでいる、時代は変化している。 どうする僕ら、どうする社協…
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34 ICTや新しい技術革新を活かした地域福祉の推進へ shakyo3.0 スマート社協3.0構想 【ビジネスチャット】 コミュニケーションツール 働く人がより働きやすく、 より本業に力を注げるように。 【地域福祉分野におけるICT利活用実証実験】 支援する人が支援しやすい環境づくり
ICTリテラシーが低い、後期高齢者を支える 官民協働のプラットフォーム ※国立研究開発法人情報通信研究機構、株式会社日新 システムズ、黒部市社協の三者協定 【LINE botによる新たな相談窓 口】 相談のハードルを下げ、 早くからのリーチをつなげるしくみ 将来的な情報発信のキーとなるしくみ 【個人活動の可視化】 社会にどう貢献したか、 自分自身の活動ログが見 えるようにする。 【5goals for 黒部】 市民に分かりやすく伝え、 みんなの目指すべきgoalを示す。
地域(黒部市)を考えていく上での確定事項 少子化 高齢化 人口減
ということは(地域の現状)… 担い手を育てるし、自分もやる。 (社協・地域も思いは同じ) 地域には、仕事と志事が必要。 (社協職員とNPOもやる@個人) 無いものはつくる。 (できることをやる、つくる) みんなでやるしかない。 (ALL黒部:行政・社協・企業・社会福祉法人・NPO法人・ボランティア・市民 etc.)
社会関係資本(social capital) をフル活用するしかない 地域の力
地域ってソーシャルキャピタルが 強いはず… 上手く、その力を活かせているか? ゴールと根拠とものさし
ゴール 大きなゴール、身近なゴール
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Eco・recycle (エコ・リサイクル) Ethical (エシカル) SDGs Mottainai (もったいない、感謝の気持ち) 一杯の「ご飯」から世界を考える! 理想的だけど…現実的かどうか?
地域課題 そこに生まれた共通言語SDGs 日本の社会課題 世界の社会課題
Eco・recycle (エコ・リサイクル) Ethical (エシカル) SDGs Mottainai (もったいない、感謝の気持ち) 現実的な Stepが必要(実感) 自分事/家庭の話
地球の話
ローカルSDGs 持続可能な地域づくり 持続可能な開発目標 自分ごと One Action
根 拠 データ活用、EBPM
EBPM VS 勘と経験値 両方持ち備えたら最強説! EBPM 勘・経験 EBPM 勘・経験 総務的には… 現場的には…
・財源確保 ・費用対効果 ・政策立案 ・今すぐの助け ・誰一人取り残さない ・現場の忙しさ (社協あるある構造) EBPM passion
47 指標づくりWS Social‐welfare indicator miroを活用し、オンラインも 交えたWSで指標づくり
も の さ し 評価、インパクト
01.活動人口をふやそう ・市民の地域活動への参加度 ・地域への関心度 ・活動のマッチング度 02.話すことから始めよう ・学ぶ機会の充実度 ・集い度 ・ICTの利活用度 03.すべての人々に福祉 を
・福祉への理解度 ・気づく力度 ・身近な支え度 04.U-40代の力を活か そう ・参加の機会の充実度 ・福祉/社会教育の充実度 ・スポット(注目)度 05.パートナーシップで目 標を達成しよう ・連携度 ・助け合い度 49 指標の算出
50 Social‐welfare indicator ゴール 指標 指標を構成するデータ(仮) 1.活動人口を増やそう 1-①小さな地域で出番を増やす 市民の地域活動への参加度 ①
地区公民館の利用者数、部屋の稼働率 1-②住民主体の意識を育てる 市民の地域活動への参加度 ② 民生委員児童委員の改選期における充足率 1-③世代間交流事業に取り組む 市民の地域活動への参加度 ③ 市民の地域活動への参加割合 地域への関心度 ④ 黒部市社会福祉協議会HP訪問者数 地域への関心度 ⑤ 広報誌「福祉くろべ」の既読割合 活動のマッチング度 ⑥ ボランティア、地域活動の募集に対する参加人数 活動のマッチング度 ⑦ 地域イベントにおける世代間交流プログラム数 ※黄色は、先行指標として採用するもの
51 https://5goalsforkurobe.com/index.html
52
市民参加が大前提 何が普通で、何が異常か?
54
承認機関ではなく みんなで学び、 考え、つくる場 The承認会議! 参加型の活動計画づくりへ!
56 目 的 みんなで学び、みんなで考えるつくる場 参加型の活動計画づくりへ ①第3次黒部市地域福祉活動計画をシンプルに わかりやすくすること ②ともに目指す目標を明確に示すこと ③持続可能な地域づくりを目指すこと=SDGs 「5goals
for黒部」(第3次黒部市地域福祉活動計画)は、 「お互いさまの社会の実現」を目指し民間の福祉 活動団体や活動者が、ここから5年間、何を目標 (ゴール)にどんなこと(ターゲット)に力を入れて 取り組んでいくかを示すものです。
57
58 目指すGOAL 「市民主体のまちづくり」=市民社会の創造 自分たちのまちは、自分たちで良くしていく 仮説 (結論) 社会をもっと「見える化」 できれば、市民が社会に参加する。
仮説:「気づけば人は動く」 みんな良くしようと思っている。 【活動】 場、プラットフォーム 【地域】 地域の現状や課題 【しくみ】 市民参加の指標づくり 見える化 WEBサイト「5goals
for黒部」 https://5goalsforkurobe.com/ 共感/意識/行動変容を生み出す 課題や現状の見える化 プラットフォームの見える化 活動の見える化 仮説:「知れば人は動く」 何が出来るのかが分からないだけ。 仮説:「人は主体性を持ちたい」 自分たちでまちをつくる楽しさがある。 目標(指標)の見える化 議論の見える化 推進評価の見える化 データの見える化 データ利活用 (情報をデータに)
お互いさまの社会の実現に向けて くろべのふくしを良くするプロジェクトチーム 事務局:社会福祉法人黒部市社会福祉協議会総務課経営戦略係 60
61 取り組み どれ聞きたいですか? ①SW-MaaS Social welfare Mobility as a service
社会福祉が持つ移動のリソースをシェアするしくみ→SC-MaaSへの発展 ②くろべふくし知恵袋LINE bot 市民と一緒につくる新しい知恵の共有「くろべふくし知恵袋くん」 ③地域主体のエコシステム構築(案) 地域をもっともっと「見える化」する。市民の社会参加のエコシステム
62 取り組み SW-MaaS 社会福祉が持つ移動のリソースをシェアするしくみ→SC-MaaSへの発展
福祉版移動シェアサービス SW-MaaS Social welfare Mobility as a service 社会福祉が持つ移動資源を シェアするしくみの開発
20210629, version21 黒部市社会福祉協議会 総務課経営戦略係 小柴徳明 トヨタモビリティ基金助成事業
もし、福祉事業を展開するときに、 移動(送迎・通勤・お出かけ)を考える必要がなくなったら? 各法人の移動にかかる負担は大 車両購入・車両整備・運転手・介助職員・シフト作成 移動をサービスとして使う SW–MaaS (福祉版移動シェアサービス) 本来事業にもっと力を入れることが出来る 福祉サービスの質の向上 6
4
65 介護分野は全職種と比べて人材不足 1.介護・障害支援業界の概況 【介護需要の予測】 【有効求人倍率】 2030年まで需要増が続く 出典:日本医師会 地域医療情報システムhttp://jmap.jp/ 、厚生労働省 0
0.5 1 1.5 2 2.5 3 3.5 4 4.5 17年 18年 19年 20年 21年 22年 23年 24年 25年 26年 27年 28年 29年 30年 ▪全国平均 ▪黒部市 ▪介護分野 ▪全職種 平成 2030年予測 2035年予測 2040年予測 2045年予測 2025年予測 2020年予測 2015年国勢調査
66 障害者支援事業所は、送迎加算分では送迎経費を賄えない → 人件費等を削減することになる 加算なし 3.3% ※年間収支差額=年間送迎加算総額ー年間経費総額 (経費は、燃料費、車両保険料、リース料、車両費、 外部委託費、その他車両に関わる年間総経費の 合計。送迎にかかる人件費を含まない)
送迎加算を受給しても、多くの法人・事業所の持ち出し(赤字)で支えているのが実情 出典:きょうされん(旧称、共同作業所全国連絡会)調査 合計 96.7% 送迎あり+送迎収支が赤字 83% 送迎あり+送迎収支が黒字 14% 送迎なし 3% 【送迎の実施状況と年間収支差額】
67 黒部市内3事業所への先行調査 (一部抜粋) 現在は、黒部市内の福祉関 係事業所93事業所へのアン ケート調査を実施中7月末に とりまとめ予定 合わせて、全国各地での現 状調査に向けて研究者や社協 と連携して、調査も行う予定
主に送迎(移動)を必要とする事業所の車両数@黒部市内モデル事業所からの試算 1.通所系事業 100台(モデルA:ハイエース42台/軽自動車28台 モデルB:ハイエース10台/軽自動車20台 ) モデル調査事業所A:デイサービス 定員30名でハイエース3台、軽自動車2台 モデル調査事業所B:小規模デイサービス 定員18名でハイエース1台、軽自動車2台 •黒部市内
モデルA:14事業所【内訳】通所介護(デイサービス)11、通所リハ(デイケア)3 モデルB:10事業所【内訳】地域密着型通所介護6、認知症対応型通所介護4 •利用のコアタイム 8:00-9:00 16:00-17:00 2.就労支援A・B事業 60台(ハイエース24台/普通車6台/軽自動車30台) モデル調査事業所:障害施設定員30名でハイエース4台、普通車1台、軽自動車5台 •黒部市内 6事業所【内訳】就労継続支援A型1、就労継続支援B型5 •利用のコアタイム 8:00-9:00 16:00-17:00 + 10:00-15:00 3.訪問介護・看護事業 78台 モデル調査事業所:利用者150名で軽自動車6台 •黒部市内 13事業所【内訳】訪問介護8、訪問看護2、訪問リハ2、定期巡回・随時対応型訪問介護看護1 •利用のコアタイム 8:00-18:00 分散 4.事務系利用 36台 モデル調査事業所:利用者100名で軽自動車3台 •黒部市内 12事業所【内訳】居宅介護支援事業所12 •利用のコアタイム 10:00-15:00 合計 274 台 【内訳】ハイエース76台/普通車6台/軽自動車192台 ※黒部市内モデル事業所からの試算 現在、福祉関係事業所に実態調査中
黒部市内の福祉事業所系での移動リソース試算(仮)※先行調査モデル事業所の結果から試算 1.車両数 250台 モデル調査事業所を参考に試算すると市内に約250台の車両がある。 (マイクロバス、福祉車両、ハイエースタイプ、普通車、軽自動車等) 2.車両にかかる費用 490,000円 •維持管理費 1台あたり年間 240,000円
燃料費、保険代、車検代、修理及びメンテナンス費用、消耗品費用 •車両購入費 1台あたり年間 250,000円 ハイエース中古車の相場平均250万(10年使用で年間25万) 3.人件費 •人件費 1台あたり年間 130,000円 車両に関する事務時間、運転手以外の送迎時間(介護職員が運転する場合) 250台×(490,000円+130,000円)=155,000,000円
70 コンセプト 「業務改善によるキャパシティUP」 「3割受け入れを増やせる地域全体の介護」 のためのMaaSを含めたDX化 法人全体のICT活用 DX化 業務効率の改善 法人間の連携強化 共有化
連携ネットワーク強化 SW-MaaS 移動サービスの共有 研修・人材育成 研修事業の一元化 ICT利活用 福祉版DX支援 「SW-MaaSの開発」 トヨタ・モビリティ基金助成 「小規模法人ネットワーク化」 富山県モデル事業(申請予定) 「障害福祉におけるICT導入」 富山県モデル事業(決定済み)
A法人 (デイサービス) B法人 (障害者通所施設) C法人 (特別養護老人ホーム) 71 ※社会福祉連携推進法人制度で ( 2022年6月施行)法人間の
連携強化が促進し、事業連携や 業務効率改善のため業務統合な どが進む。 経営法人の 在り方を検討 福祉事業所の移動資源を集約し、効率化やコスト削減を図る シフト調整 運転手 介助者 介護特殊車両 送迎車 福祉版移動シェアサービス SW–MaaS 移動資源をシェア +ICT・AI・データベース 福祉版移動シェアサービス SW–MaaS
(参考) 72 複数施設での共同送迎 (利用者の乗り合い) 公用車をシェア又は乗り合い バス、大型車、軽トラ、特殊 車両をシェア Ⅰ. サービス提供のための移動 Ⅱ.
サービス利用中の移動 Ⅲ. その他業務での移動 職員がデイサービス利用者を 施設に送迎 職員が訪問看護・介護のため、 事業所/自宅から 利用者宅へ移動 職員及び利用者が 事業所からレクリエーション 施設/就労支援施設等へ移動 職員が事務手続きや会議・研 修のために市役所等へ移動 複数法人で一元化 DX、オンライン化 公用車、福祉車両のレンタル やタイムシェア 移動しない方法 移動の種類 具体例 SW-MaaS案 SW-MaaS A.乗り合い SW-MaaS B.車両のシェア SW-MaaSでは主に A.乗り合い B.車両のシェア を提供 福祉版移動シェアサービス SW–MaaS (参考)
73 フェーズ1 社会福祉法人間での移動リソースのシェア 〔効率化〕〔収益向上〕〔負担軽減〕 フェーズ2 SW-MaaSを地域の移動へ活用 〔協業・分業〕〔地域貢献〕〔ソーシャルビジネス〕 B社会福祉法人 (障害者通所施設) C社会福祉法人
(特別養護老人ホーム) SW-MaaSの 車と人が送迎 A社会福祉法人 (デイサービス) 公共交通 観光ルート 小中学校の送迎 後期高齢者の 移動支援 買い物支援 通 勤 免許返納者への支援 駅への導線 福祉版移動シェアサービスからの進化 SW-MaaSからSC-MaaSへ
もし、福祉の世界に 移動という概念が無くなったら… 受益者は、もっと自由にサービスを選ぶことできる。 移動に縛られず働くことができる。 経営者は、本業にもっと力を注ぐことができる。 7 4
75 取り組み くろべふくし知恵袋LINE bot 市民と一緒につくる新しい知恵の共有「くろべふくし知恵袋くん」
76 【LINE botによる新たな相談窓口】 相談のハードルを下げ、 早くからのリーチをつなげるしくみ 将来的な情報発信のキーとなるしくみ 市民とともにつくるしくみ 住民主体 住民参加型のしくみづくり スマート社協3.0構想
ICTや新しい技術革新を活かした地域福祉の推進へ shakyo3.0
ICT(Information and Communication Technology) を活用した 地域課題解決策についての「場づくり」と「実証実験」 【富山県社協地域サービス創出事業助成金事業】 社会福祉法人 黒部市社会福祉協議会
平成29年度地域福祉分野でのICT利用についての調査研究 「黒部市におけるスマートフォン等の活用と普及率」(一部抜粋) この調査は、市民や福祉活動に関わる支援者のスマートフォンの所有状況や活用手段、各世帯におけるIT環境の現状を調 べ、地区、地域福祉分野へのICTの利活用をどの角度から取り組むことができるか、福祉関係者の事務効率の改善が図れるか 等を検討することを目的とし、今回は、一般市民、民生委員児童委員、福祉活動に関わる支援者、市内高校生を対象に全924 名から回答を得ることができた。 対象者:一般市民、民生委員児童委員、福祉活動に関わる支援者、市内高校生(924名)
平成29年度地域福祉分野でのICT利用についての調査研究 「黒部市におけるスマートフォン等の活用と普及率」(一部抜粋) どういった電子機器を所有していますか?
地域福祉分野でのICT利活用にむけての実証実験 黒部市社会福祉法人連合会(11法人) 【課題・問題意識】 ・社会福祉法人としての地域での公益的な活動推進 ・市連合会としての取り組む活動のあり方 ・情報の共有化、ネットワークの強みを活かす ・具体的な取り組み 黒部市社会福祉協議会 【課題・問題意識】 ・多様な相談への対応
・相談窓口まで来所する難しさ ・これからの相談事業のあり方 ・初期での相談対応の必要性 【社会背景】 ・スマートフォンなどの身近なICT環境の充実 ・聞く→調べる(WEB検索)への変化 ・データ活用 市民の多様な相談に答える 「新たな相談体制づくり」 ~WEBを活用した身近な相談窓口 Q&A~
「くろべふくし知恵袋」 WEB上の公開 LINE botで検討中 保育 介護 施設 障害 社協 老人
施設 介護 保険 【黒部市社会福祉法人連合会の協力】 様々な分野の社会福祉法人(11法 人)に集まる相談事例やよくある相談 ケース、あるあるの情報を提供する。 介護 Q&A 保育 Q&A 障害 Q&A 相談 検索 解決したけど 検索 解決しない 黒部市社会福祉法人連合会 黒部市社会福祉協議会 行政・専門機関 利用者・家族・職員 利用者・家族・職員 こんな時どうしたらいいの?まず検索しよう! 相談内容を集約 さらに知りたい さらに聞きたい 黒部市社会福祉法人連合会 黒部市社会福祉協議会 行政・専門機関 それぞれが持つHPへ連絡先とリンク 連合会 各11法人へ 行政・専門機関・社協 知恵袋 に質問 Q&Aにない質問 回答 「くろべふくし知恵袋」(仮称) 解決 検索 〇事業主体 黒部市社会福祉協議会 〇協働先(予定) 黒部市社会福祉法人連合会 黒部市市民生活部福祉課 福祉関係専門機関 福祉関係団体 黒部市社会福祉協議会と黒部市社会福祉法人連 合会と協働し事業化への実証実験を行う。
CONFIDENTIAL Q.ボランティア活動に参加し てみたいんだけど? A.くろべボランティアセン ターで相談できるので電話し てみてくださいね。 TEL0765-54-1082 82 Q.親の介護のことで相談した いけどうすればいい?
A.〇〇〇〇〇 Q.保育所の入所申し込みはい つからですか? A.10月に申請できるけど、空 きがあれば〇〇〇〇・・・ 〇3月8日にライタソンで集める 〇事前に集めたQ&A(データ) Lineの中に「くろべふくし知 恵袋」というアカウントをつ くり、皆さんから集めたQ&A のデータを読み込ませる。 Line bot 「くろべふくし知恵袋」 Lineの中で友達になる(つながる) Line bot 「くろべふくし知恵袋」 LINE利用者(市民) LINE内のトークで質問すると 自動応答する(bot)。 ※みなさんから集めたデータ の中からQに近いAを探す。 【質問者】 ボランティア活動に 参加してみたいんだ けど? 【ふくし知恵袋bot】 くろべボランティア センターがあるので、 TEL0765-54-1082 に電話して相談して みてね! 皆さんで出し合ったQ&Aがボット(bot:機械による自動応答システム)に蓄積され、 3月8日(金)にLINE bot「くろべふくし知恵袋」が2時間で完成します‼ くろべふくし知恵袋 LINEbotをつくろう「ライタソン」 Q.こどもがなかなか寝てくれ ない時どうしたらいいの? A.〇〇〇〇〇 経験から蓄積された専門職の 知識、デ―タが積みあがれば 積みあがるほど、より多くの 方の解決策につながります。 ※蓄積させるデータを事前に あるあるQ&A調査にて提出を お願いします。 Q.◦◦◦◦ A.〇〇〇〇 Q.〇〇〇〇 A.〇〇〇〇 Q.〇〇〇〇〇 A.〇〇〇〇〇 福祉関係団体からの あるある募集 例えばQ&A×1000個! がインプット Q1 Q2 Q3 A1 A2 A3 A4 A5
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84 取り組み 地域主体のエコシステム構築(案) 地域をもっともっと「見える化」する。市民の社会参加のエコシステム
社会貢献の見える化 ボランティアセンター機能のクラウド化 寄付管理のシステム化を一体とした 新たな地域主体エコシステム構築(案) 社会福祉法人黒部市社会福祉協議会 総務課経営戦略係 20200728
仮説:「気づけば人は動く」 みんな良くしようと思っている。 【活動】 場、プラットフォーム 【地域】 地域の現状や課題 【しくみ】 市民参加の指標づくり 見える化 WEBサイト「5goals
for黒部」 https://5goalsforkurobe.com/ 共感/意識/行動変容を生み出す 課題や現状の見える化 プラットフォームの見える化 活動の見える化 仮説:「知れば人は動く」 何が出来るのかが分からないだけ。 仮説:「人は主体性を持ちたい」 自分たちでまちをつくる楽しさがある。 目標(指標)の見える化 議論の見える化 推進評価の見える化 データの見える化 データ利活用 (情報をデータに)
「Actcoin」のしくみを活用 活動のログが個人に残り、 可視化される。 【社会貢献の見える化】 【寄付先の選択】 ◦社会福祉協議会ー地域福祉の推進 ◦赤い羽根共同募金ー黒部市内の活動団体の事業 ◦黒部市善意銀行ーモノの寄付 ◦黒部市内社会福祉法人ー市内11の社会福祉法人 ◦黒部市内ボランティアー市民活動等60団体
寄付 地域主体エコシステム:社会貢献の見える化/ボランティアセンター機能のクラウド化/寄付管理システム 活動 学び 活動を探す 現状を知る WEBサイト「5goals for黒部」 https://5goalsforkurobe.com/ 共感/意識/行動変容を生み出す 寄付(金/物) 活動を起こす 活動に参加 より学ぶ 活動を起こす 活動へ参加 【学びの場の企画】 講座/セミナー/体験 もっと知る 市社協 【行動変容を促す】 気づき/学び/理解 団体と寄付のマッチング 【寄付管理システム】 社会福祉協議会が プラットフォームを提供 ボランティアセンター機能 支援団体を 探す 寄付
「Actcoin」のしくみを活用 活動のログ(記録)が 個人に残り、可視化される。 【社会貢献の見える化】 寄付 社会貢献の見える化 活動 学び 活動を探す 現状を知る
WEBサイト「5goals for黒部」 https://5goalsforkurobe.com/ 共感/意識/行動変容を生み出す 活動を起こす 活動へ参加 もっと知る 市社協 【寄付管理システム】 社会福祉協議会が プラットフォームを提供 支援団体を 探す 寄付 寄付した記録 習慣の記録 習慣のチェック 活動の参加記録
ボランティアセンター機能のクラウド化 活動 学び 活動を探す 現状を知る WEBサイト「5goals for黒部」 https://5goalsforkurobe.com/ 共感/意識/行動変容を生み出す 寄付(金/物)
活動を起こす 活動に参加 より学ぶ 活動を起こす 活動へ参加 【学びの場の企画】 講座/セミナー/体験 もっと知る 【行動変容を促す】 気づき/学び/理解 クラウド化された ボランティアセンター機能 参加者のマッチング 学びのマッチング 寄付(金/物) 活動を起こす 活動に参加 より学ぶ 【行動変容】 気づき/学び/理解 【WEBサイトの役割】 活動の紹介 地域の現状 課題の見える化 参加できる方法 ITは苦手 対面的な支援 ボランティアセンター機能 データ化 クラウド化された ボランティアセンター機能 対面的な支援 ボランティアセンター機能 どちらも必要な機能
【寄付先の選択】 ◦社会福祉協議会ー地域福祉の推進 ◦赤い羽根共同募金ー黒部市内の活動団体の事業 ◦黒部市善意銀行ーモノの寄付 ◦黒部市内社会福祉法人ー市内11の社会福祉法人 ◦黒部市内ボランティアー市民活動等60団体 寄付 寄付管理システム 市社協 団体と寄付のマッチング
【寄付管理システム】 社会福祉協議会が プラットフォームを提供 寄付が活動団体へ 活動 お金 モノ 寄付管理データ 領収書の発行 WEBサイト「5goals for黒部」 https://5goalsforkurobe.com/ 活動ログが残る WEBサイト「5goals for黒部」 https://5goalsforkurobe.com/ 寄付先を探す
Congrant(コングラント)とは 【寄付管理システム】 社会福祉協議会が プラットフォームを提供 ◎コングラントとは、活動を広げるためのファンドレイジングページの作成、 寄付や会費のオンライン決済、支援者管理等ができるサービスのこと。 活動を支援したい、活動団体へ 寄付したい際、Webサイトか らクレジット決済によって応援 したい団体への寄付することが
できる。 【コングラントの機能】 1.クレジット決済機能を搭載しオンラインですぐに寄付募集ができる。 2.都度寄付、継続寄付、会費決済、クラウドファンディングといった 目的に合わせた資金調達ができる。 3.寄付や会員の情報がクラウド上に保管され安全に一元管理できる。 4.管理データから会員管理、領収書の発行等あらゆる機能が一元化される。 寄付したい WEBサイトで支援したい団 体や活動を探し、そのまま 寄付ができる WEBサイト「5goals for黒部」 https://5goalsforkurobe.com/ 共感/意識/行動変容を生み出す 【寄付管理システム】 社会福祉協議会が プラットフォームを提供 支援団体を 探す Excel入力不要 コングラントで一括管理
「Actcoin」のしくみを活用 活動のログが個人に残り、 可視化される。 【社会貢献の見える化】 Actcoin(アクトコイン)とは 活動記録が見える ※1 ・習慣の記録 ・寄付した記録 ・習慣のチェック
・活動の参加記録 【actcoinができること】 1.個人の社会活動が見える 2.個人同士の活動が見える。つながりが生まれる 3.個人行動変容を促し、ソーシャルアクターを創出する 4.様々なパートナーとコラボレーションできる。 ユーザー登録する 寄付イベント参加 寄付先を選んで寄付 活動してコインを貯める ※ここでいうコインとは、お 金ではなく社会貢献活動を量 るポイントを意味する。 ◎actcoinとは、ボランティアや寄付など個人が社会貢献活動をするとブロックチェー ン上でコイントークンを付与することができるサービスのこと。 社会貢献を可視化することで、「人にどれだけよいことをしたか」「どれだけ社会に 貢献をしたか」、社会貢献度が定量化され、それが信用となり、評価につながる社会、 ソーシャルアクター(社会貢献活動に取り組む人)を創り出すことにつなげていく。 活動したい WEBサイト「5goals for黒部」 https://5goalsforkurobe.com/ 共感/意識/行動変容を生み出す 活動を探す ※1 「ありがとう」を可視化する
5GOALS for 黒部とは WEBサイト「5goals for黒部」 https://5goalsforkurobe.com/ 共感/意識/行動変容を生み出す 【WEBサイトの機能】 1.黒部の課題と可能性を知ることができる 2.福祉関係団体やボランティア団体とその団体の活動が見える
3.社会貢献活動(プロジェクト)が見える、参加できる 4.支援したい団体を見つけることができる 5.支援したい団体に寄付できる 6.支援団体や支援活動が記録され、評価ができる ◎5GOALS for 黒部とは、「お互いさま社会の実現」を目指し、民間の福祉活動団体や 活動者が、ここから5年間、何を目標(ゴール)にどんなこと(ターゲット)に力を入れ て取り組んでいくのかを示すもので、「第3次黒部市地域福祉活動計画」をわかりやす くまとめた黒部の福祉を良くする活動計画のこと。 ※2 地域福祉活動計画は、社会福祉法(第107条)で定められた行政計画である黒部市地域福祉計画を、より具体的な活動や事業として進めていく計画として位置づけしている。 ※2
94 Code for Japan シビックテックオンラインアカデミー#17 https://hackmd.io/@codeforjapan/BJ3IEJMZE/% 2F9MTizEIITiOO1TFMGm5vdA?type=book YouTube https://youtu.be/L8qy-YDJfQw 黒部市社会福祉協議会HP
http://www.kurobesw.com/ シンクタンク報告書・広報誌がダウンロードできます。 社会福祉法人 黒部市社会福祉協議会
[email protected]
質問・疑問なんでもどうぞ。
黒部市社会福祉協議会HP http://www.kurobesw.com/ シンクタンク報告書・広報誌がダウンロードできます。 社会福祉法人 黒部市社会福祉協議会
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