Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
アジャイルソフトウェア開発の概要と現場での実践
Search
Kunihiko Ito
June 25, 2016
Technology
0
1.8k
アジャイルソフトウェア開発の概要と現場での実践
Agile Japan 2016 北陸(富山)サテライトの発表資料
Kunihiko Ito
June 25, 2016
Tweet
Share
More Decks by Kunihiko Ito
See All by Kunihiko Ito
Using Ractor
kunitoo
0
90
introduction neo4j
kunitoo
0
110
vim operation and my hotkey
kunitoo
0
130
Introduction Neo4j oblove calendar
kunitoo
0
1.2k
Introduction of neo4j
kunitoo
0
1.8k
Ruby 2.3 のてざわり
kunitoo
2
390
てさぐれ!受託もの
kunitoo
1
510
Hypermicrodata Client
kunitoo
0
59
1年かけてgemを1つ作りました
kunitoo
3
1.3k
Other Decks in Technology
See All in Technology
OPENLOGI Company Profile
hr01
0
54k
【shownet.conf_】コンピューティング資源を統合した分散コンテナ基盤の進化
shownet
PRO
0
420
Deno Deploy で Web Cache API を 使えるようになったので試した知見
toranoana
1
110
Kubernetes Meetup Tokyo #67 - KEP-3619: Fine-grained SupplementalGroups Control / k8sjp67-kep-3619
everpeace
0
140
今こそ変化対応力を向上させるとき 〜ログラスが FAST に挑戦する理由〜 / Why Loglass is Talking on the Challenge of Agile Framework FAST
shioyang
0
110
小さな勉強会の始め方、広げ方、あるいは友達の作り方 / How to Start, Grow, and Build Connections with Small Study Groups
ar_tama
6
2.8k
【shownet.conf_】ShowNet x 宇宙ネットワーク
shownet
PRO
0
420
Slackbot × RAG で実現する社内情報検索の最適化
howdy39
2
340
【shownet.conf_】ShowNet伝送改めShowNet APN 2024
shownet
PRO
0
450
マーケットプレイス版Oracle WebCenter Content For OCI
oracle4engineer
PRO
2
240
業務ヒアリングと知識の呪い
tamai_63
0
290
【㈱アイモバイル】エンジニア向け会社説明資料
imobile
0
470
Featured
See All Featured
Product Roadmaps are Hard
iamctodd
PRO
48
10k
Let's Do A Bunch of Simple Stuff to Make Websites Faster
chriscoyier
504
140k
Creating an realtime collaboration tool: Agile Flush - .NET Oxford
marcduiker
25
1.7k
Adopting Sorbet at Scale
ufuk
73
9k
The Success of Rails: Ensuring Growth for the Next 100 Years
eileencodes
43
6.5k
Bootstrapping a Software Product
garrettdimon
PRO
304
110k
How to Think Like a Performance Engineer
csswizardry
16
1k
Mobile First: as difficult as doing things right
swwweet
222
8.8k
Into the Great Unknown - MozCon
thekraken
31
1.4k
The Myth of the Modular Monolith - Day 2 Keynote - Rails World 2024
eileencodes
10
1.4k
Intergalactic Javascript Robots from Outer Space
tanoku
268
27k
We Have a Design System, Now What?
morganepeng
49
7.2k
Transcript
アジャイルソフトウェア開発の概要と現場での実践 Powered by Rabbit 2.1.9 アジャイルソフト ウェア開発の概要 と現場での実践 伊藤 邦彦
永和システムマネジメント Agile Japan 2016 北陸 2016-06-25
アジャイルソフトウェア開発の概要と現場での実践 Powered by Rabbit 2.1.9 内容 アジャイル開発プロセスの基礎 知識 ✓ 現場での実践と工夫
✓
アジャイルソフトウェア開発の概要と現場での実践 Powered by Rabbit 2.1.9 p self 名前: 伊藤 邦彦
@kunitoo ✓ 出身: 富山 ✓ 在住: 東京 ✓ 所属: アジャイル事業部 ✓ 仕事: [Ruby, Rails, Neo4j] ✓
アジャイルソフトウェア開発の概要と現場での実践 Powered by Rabbit 2.1.9 使っているウィンドウマネー ジャ awesome window manager
アジャイルソフトウェア開発の概要と現場での実践 Powered by Rabbit 2.1.9 アジャイルと私 永和に入社してアジャイルな開 発を体験する ✓ アジャイルサムライ道場を渡り
歩く ✓ 様々なプロジェクトに参画する ✓ XPE 読書会でもう一度アジャ イルについて考える ✓
アジャイルソフトウェア開発の概要と現場での実践 Powered by Rabbit 2.1.9 弊社とア ジャイル
アジャイルソフトウェア開発の概要と現場での実践 Powered by Rabbit 2.1.9 Agile Japan 2016 サテライ トスポンサー
アジャイルソフトウェア開発の概要と現場での実践 Powered by Rabbit 2.1.9
アジャイルソフトウェア開発の概要と現場での実践 Powered by Rabbit 2.1.9 本日の目標 アジャイル開発の知識を学ぶ・ おさらいする ✓ 現場に持ち替り実践するヒント
を得る ✓
アジャイルソフトウェア開発の概要と現場での実践 Powered by Rabbit 2.1.9 前半 永和システムマネジメントで行っ ているセミナー資料を使ってアジ ャイル開発の基礎知識を学びます
アジャイルソフトウェア開発の概要と現場での実践 Powered by Rabbit 2.1.9 後半 発表者が参画したプロジェクトの 事例を元に、現場での導入と実践 についてお話します
アジャイルソフトウェア開発の概要と現場での実践 Powered by Rabbit 2.1.9 前半のおしながき アジャイルプロセスの概要 ✓ XP の概観
✓
アジャイルソフトウェア開発の概要と現場での実践 Powered by Rabbit 2.1.9 アジャイル 開発プロセ スの基礎知 識
アジャイルソフトウェア開発の概要と現場での実践 Powered by Rabbit 2.1.9 後半のおしながき プラクティスの活用事例 ✓ どのように導入するか ✓
アジャイルソフトウェア開発の概要と現場での実践 Powered by Rabbit 2.1.9 プラクティスの活用事例 チームや周りの状況によってア レンジ ✓ 必ずしも教科書通りにやる必要
はない ✓
アジャイルソフトウェア開発の概要と現場での実践 Powered by Rabbit 2.1.9 アレンジの注意点 アジャイル宣言の背後にある原 則を忘れてはならない ✓ 原則を守りチームによい影響を
与えるようにアレンジする ✓
アジャイルソフトウェア開発の概要と現場での実践 Powered by Rabbit 2.1.9
アジャイルソフトウェア開発の概要と現場での実践 Powered by Rabbit 2.1.9 タスクボード 一人でも始められる ✓ 全員が見える場所に置く ✓
物理的な物がよい 付箋を移動したことが横目で分かる ✓ イテレーション内に置ける量に制限 がかかる ✓ ✓
アジャイルソフトウェア開発の概要と現場での実践 Powered by Rabbit 2.1.9 テスト駆動開発 慣れるまでは訓練が必要 できる人とペアプロするとよい ✓ ✓
黄金の回転 Red ✓ Green ✓ Refactor ✓ ✓
アジャイルソフトウェア開発の概要と現場での実践 Powered by Rabbit 2.1.9 http://www.slideshare.net/t_wada/the-spirit-of-tdd/27
アジャイルソフトウェア開発の概要と現場での実践 Powered by Rabbit 2.1.9 テスト駆動開発 やりやすい分野とやりにくい分 野はある 未知のものや、画面などはやりづら い
✓ ロジックが難しいものなどはやった 方がいい ✓ テストを書けないのはなにかがおか しい ✓ ✓
アジャイルソフトウェア開発の概要と現場での実践 Powered by Rabbit 2.1.9 ペアプログラミング 難しい問題をプログラミングをす るときにとてもいい 悩む時間が短かくなる ✓
思った以上に疲れる ✓
アジャイルソフトウェア開発の概要と現場での実践 Powered by Rabbit 2.1.9 まずはやってみる Coderetreat(ライフゲーム) ✓ TDD Boot
Camp ✓ Extreme Fish Bowl ✓
アジャイルソフトウェア開発の概要と現場での実践 Powered by Rabbit 2.1.9 朝会 決まった時間に ✓ 短い時間で ✓
昨日やったこと ✓ 今日やる事 ✓ 問題点を共有する ✓
アジャイルソフトウェア開発の概要と現場での実践 Powered by Rabbit 2.1.9 朝会の落とし穴 定型的、儀式になりがち ✓ タスクボードがない場合お互い を見あってしまうため、問題vs
私たちの形がくずれる ✓ 問題を話しすぎて長くなりやす い ✓
アジャイルソフトウェア開発の概要と現場での実践 Powered by Rabbit 2.1.9 ふりかえり KPT形式が多い ✓ イテレーション毎に開催する ✓
やらないとチームの成長が止ま る ✓
アジャイルソフトウェア開発の概要と現場での実践 Powered by Rabbit 2.1.9 ふりかえりでチームが成長す る 過去にあったTRY ふりかえりが長い 時計を全員が見える場所におく
✓ ✓ バーンダウンチャートが書きづ らい Done になった日付を付箋に書き入れ る ✓ ✓
アジャイルソフトウェア開発の概要と現場での実践 Powered by Rabbit 2.1.9 イテレーション 1~3週間ごとにチームは稼動可能 なシステムを顧客に提示する 1週間 大変
✓ ✓ 2週間 おすすめ ✓ ✓ 3週間 未経験 ✓ ✓
アジャイルソフトウェア開発の概要と現場での実践 Powered by Rabbit 2.1.9 イテレーション計画 誰がストーリーを作成するか? プロダクトオーナー ✓ 開発メンバーが補助する
✓ ✓
アジャイルソフトウェア開発の概要と現場での実践 Powered by Rabbit 2.1.9 イテレーション計画 2,3イテレーション分を見積る ✓ チーム全員で見積る ✓
アジャイルソフトウェア開発の概要と現場での実践 Powered by Rabbit 2.1.9 継続的インテグレーション 機能分割の工夫が必要 なるべく小さくデプロイできるよう にする ✓
ときにはストーリーやタスクも分割 して設計する必要がある ✓ ✓ できるだけ早くリリースの中に 入れる フィーチャーフラグを使う手法 ✓ ✓
アジャイルソフトウェア開発の概要と現場での実践 Powered by Rabbit 2.1.9 インセプションデッキ リニューアルで新サービスを開 発する時に作成 ✓ よかったこと
開発中方向性を見失わなかった ✓ ✓ よくなかったこと 全部はやらなくてもよかった ✓ ✓
アジャイルソフトウェア開発の概要と現場での実践 Powered by Rabbit 2.1.9 私とアジャイル開発の施行領 域 大規模開発(多人数) 10-20人 ✓
分散拠点(オフショア含む)開 発 ✓ 組織(会社)間をまたぐ開発チ ームによる開発 ✓ 組込みシステム開発 ✓
アジャイルソフトウェア開発の概要と現場での実践 Powered by Rabbit 2.1.9 大規模開発(多人数) チームを4-6人に分割する ✓ 各チームのリーダーが中心に協 調する
✓ イテレーション単位で時々メン バーを入れかえる ✓
アジャイルソフトウェア開発の概要と現場での実践 Powered by Rabbit 2.1.9 分散拠点(オフショア含む) 開発 開発初期は同じ場所に集めた方 がよい ✓
ツールを導入が必須 音声チャット(hangout, appear.in) ✓ コードレビュー(GitHub) ✓ カンバン(PivotalTracker) ✓ ✓
アジャイルソフトウェア開発の概要と現場での実践 Powered by Rabbit 2.1.9 組織(会社)間をまたぐ開発 チームによる開発 できる限り垣根がないようにす る 同じ場所同じチームとして働く
✓ ✓ 組織間の連携を常に意識する ✓
アジャイルソフトウェア開発の概要と現場での実践 Powered by Rabbit 2.1.9 どう導入するか 導入しやすいことから導入する チームや状況によって異なる ✓ ✓
まずは教科書通りに始める ふりかえりなどを通してアレンジす る ✓ ✓
アジャイルソフトウェア開発の概要と現場での実践 Powered by Rabbit 2.1.9 なにから導入するか 1人でカンバン ✓ 1人でTDD ✓
ペアプロ ✓ 2人でふりかえり ✓
アジャイルソフトウェア開発の概要と現場での実践 Powered by Rabbit 2.1.9 まとめ 開発をアジャイルにするにはそ れぞれの環境や状況によって異 なる ✓
導入しやすいプラクティスから 始める ✓ 賛同してくれる仲間(同僚)を見 つける ✓
アジャイルソフトウェア開発の概要と現場での実践 Powered by Rabbit 2.1.9 SOCIAL CHANGE STARTS WITH YOU.
[cited from `Extreme Programming 2nd Signature Model']
アジャイルソフトウェア開発の概要と現場での実践 Powered by Rabbit 2.1.9 質疑・応答 困りごとがあれば相談にのりま す ✓ 分かりづらかったところなど
✓