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ある日突然プロダクトを任された私が 「やらない」と決めた3つのこと。

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February 26, 2025
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ある日突然プロダクトを任された私が 「やらない」と決めた3つのこと。

「他職種からPMへのジョブチェンジ、悩みながらもやるしかNight」(2025/02/26)
https://layerx.connpass.com/event/344819/

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February 26, 2025

Transcript

  1. © 2025 Findy Inc. 寺⽥ 響 Terada Kyo @teradance ❏

    ファインディ株式会社 (2022年10⽉〜現職) ❏ エンジニア向けプラットフォームサービスの プロダクトやデータ周りを担当。 ❏ 社会⼈歴18年⽬ですが、Webサービスの企画‧ マネジメントは現職が初めて。 ❏ 昨年の夏に⼦どもが⽣まれました。 ⼦は半年でT2D3(=体重2倍、デカさ体感3倍) を達成。爆速成⻑ってスゴいな。
  2. © 2025 Findy Inc. ❏ 私⾃⾝、実は「プロダクトマネージャー」を名乗ったこと はない。 ❏ 2022年に現職に⼊って以降、PMMや機械学習チームのMgrなど、 PdMと⼀緒にプロダクトの企画を⽴てることが多かった。

    ❏ 直近は、キャリアサービスのPO 兼 PdMのマネジメントを担当。 ❏ PMとしての”専⾨性”は低いが、社内的には「PMとして成果を出し ている⼈」と認知されている(と信じたい)。 ❏ 今⽇はやや広い定義での「PM」としての経験をお話しします。 今⽇お話しすることの前提
  3. © 2025 Findy Inc. 私の経歴 ベネッセ リクルート Laboro.AI ファインディ 教育事業のマーケ/編集

    → 新サービス⽴ち上げ → 介護事業の営業企画‧ブランディングなど 全社横断データを扱う部⾨のプロジェクトマネージャー 兼 データアナリスト ⼤⼿企業との機械学習プロジェクトのプロジェクトマネー ジャー 兼 コンサルタント PMM‧マーケティング担当 兼 顧客基盤(Salesforce)担当 兼 データサイエンスチームのマネージャー → 現職
  4. © 2025 Findy Inc. 何していいか分からない、 PMとしての専⾨性が⾼くない中で、 限りある時間で諦めたこと。 1. プロダクトで全部解決する。 2.

    ユーザーの声を聴く。 3. プロダクトの“課題”を考え続ける。 ↑⽂字だけ⾒るとヤバい奴なのでちゃんと説明させてください。
  5. © 2025 Findy Inc. 1. プロダクトで全部解決することを諦めた 実際にPMとしてやった⼀例 「サービスでの転職希望者のCV(採⽤成功数)を上げる」 という課題に対して、 「⼈が⾏うキャリア⾯談の数を⼈⼒で最⼤化する」という

    解決策をとった。 • ALLカスタマイズでユーザーにメッセージを送るチームの組織化 • 転職意欲変更やプロフ変更があった⽅に1⽇100通近くコンタクト • プロダクトに⼊って⼀番最初にやったのがこれ
  6. © 2025 Findy Inc. 1. プロダクトで全部解決することを諦めた ❏ ⾯談の利⽤者数が3倍に。転職実績も⼤幅にUP ❏ 結果としてプロダクト機能の価値や精度も改善。

    ある種の「営業」 プロセスもこだわり 抜くことで、感動 する体験に昇華 できる。 結果として起きたこと
  7. © 2025 Findy Inc. 2. ユーザの声を聞くことを諦めた 過去の経験則 営業やコンサルの経験から、⾃分⾃⾝の中で仮説やスタン スが何もない状態で顧客の声を聞いても、表⾯的な理解し かできないと学んだ。

    → PMの仕事の⼀つは「決める」こと。「顧客が⾔ってい   た」ではなく、⾃分の意思で判断する⾃信が重要。  (+インタビューの専⾨性も重要)
  8. © 2025 Findy Inc. 2. ユーザの声を聞くことを諦めた 実際にPMとしてやった⼀例 とにかく⼀次情報に触れて考える。「質より量」で⾃分⾃⾝ の中での仮説の量を増やすことに注⼒した。 •

    ログやローデータを1,000⼈分近く⾒て、プロダクト上で顧客が何を 考えているかを妄想する。 • インタビューではなく、実際の現場(ex. キャリア⾯談)に出て、 ユーザーのインサイトや機微をつかむ。 • 社内の有識者や経験者ととにかく壁打ちする。  などなど
  9. © 2025 Findy Inc. 2. ユーザの声を聞くことを諦めた 結果として起きたこと ❏ 1~2週間で既存社員と変わらない顧客解像度を得た。 ❏

    社内‧社外で「話のわかる⼈」という信頼を得られた。 ❏ (副産物として、⼊社5ヵ⽉で2階級昇格した) ⼊社5⽇⽬で アウトプット した内容を、 未だに指針の 1つにしている。
  10. © 2025 Findy Inc. 3. プロダクトの”課題”を考え続けることを諦めた 過去の経験則 これまでの全ての経験を通して、「改善」と「⾰新」は  全く別のプロセスであると⾝をもって悟ってきた。 →

    グロースフェーズのプロダクト、特に変化の激しい   領域においては、「顧客の期待を越える」発明が   とても重要だと感じています(最近、特に)
  11. © 2025 Findy Inc. 3. プロダクトの”課題”を考え続けることを諦めた これまでの取り組み ❏ バナーを変えたらCTRが5倍に上がった。 ❏

    レコメンドの表⽰順を変えたらCVRが5%改善した。 ❏ SPのUI改善をしたら、SP経由でのCV数が増えた。 → いずれも⼤きな成果ではあるが、この積み重ねだけ   ではT2D3レベルの⾼い成⻑率は実現できない。
  12. © 2025 Findy Inc. 3. プロダクトの”課題”を考え続けることを諦めた 結果として起きたこと ❏ 当然、まだ成果は出ていないけど、⾼い⽬標に対して  「なんかいけるんじゃないか?」というモメンタムが

    チーム内に⽣まれてきた。 ❏ 「課題の改善」は⼤前提として⾮常に重要。 とはいえ、理想の姿に向けて新しいチャレンジをするこ とは、純粋に楽しい(ワクワクする)。
  13. © 2025 Findy Inc. ❏ PM未経験という条件下で、⾃分が向き合うべきコトは 以下であると定義した。 ❏ Webやアプリの枠組みを、⾃分の思考やアクション の制約としておかないようにする。

    ❏ 顧客のことを考え続け、⾃分⾃⾝の判断や意思決定に ⾃信を持って臨むようにする。 ❏ その上で、前例にとらわれない「顧客の期待を越え る」体験を⽣み出すことを諦めない。 まとめ