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スクラム開発に出会って知った開発の喜び ~スクラムは冒険や!
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Tech Leverages
December 21, 2023
Technology
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140
スクラム開発に出会って知った開発の喜び ~スクラムは冒険や!
## 技術
アジャイル, スクラム, スクラムマスター, RPG, リーン
Tech Leverages
December 21, 2023
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Transcript
スクラム開発に出会って 知った開発の喜び 〜スクラムは冒険や!〜 レバテック開発部 池永周治
| © Leverages inc. 2 自己紹介 • 所属 ◦ ITSプロダクト開発グループ •
ポジション ◦ スクラムマスター • 出身 ◦ 長崎県南島原市 ▪ 野性のイルカがいます • 趣味 ◦ ストリートダンス ◦ 音楽鑑賞 • 好きなゲームジャンル ◦ RPG ▪ テイルズシリーズは大体やった • マイブーム ◦ ワイヤレスイヤホン比較 ▪ 調子いいと一晩中比較記事みてま す
| © Leverages inc. 3 • はじめに • スクラム開発との出会い • おもしろいと思った部分
• スクラム実践の楽しさ • 楽しくないスクラム開発 • まとめ アジェンダ
はじめに
| © Leverages inc. 5 • この発表の目的 ◦ 自身の経験した内容を元にスクラム開発をカジュアルに捉え、スクラム 開発の楽しさ、面白さを少しでも知っていただく。 •
スクラム開発の詳しい説明等は扱いません。 ◦ スクラム開発を実践されているみなさんが初めて知るような内容はない かもしれません。 ◦ 開発生産性についても言及しません ◦ スクラムガイドの内容だけちょっと触れてます この発表を聞いてくださるみなさんへ はじめに
スクラム開発との出会い
| © Leverages inc. 7 エンジニアを志した私 スクラム開発との出会い パソコンいじんのも好きやし、 ものづくりも好きやしエンジニアになったろ!
| © Leverages inc. 8 • よくある修正タスクの繰り返し • お客さんに言われた機能を目的もわからず作り始める • チームメンバーもただ発生したタスクを分けるための人員
前職の私 スクラム開発との出会い ・・・
| © Leverages inc. 9 現職にて スクラム開発との出会い 上司 スクラム開発導入していくンゴ
| © Leverages inc. 10 現職にて スクラム開発との出会い 上司 スクラムってうんぬんかんぬん そもそもうんぬんかんぬん くぁwせdrftgyふじこlp
ワイ
| © Leverages inc. 11 現職にて スクラム開発との出会い スクラム開発おもろ!!!!!! スクラムマスターになりたい!! ワイ
| © Leverages inc. 12 • スクラム開発大好き男爆誕 そして現在 スクラム開発との出会い
おもしろいと感じた部分(当人比)
あまりにもRPGすぎる
| © Leverages inc. 15 自己紹介 • 所属 ◦ ITSプロダクト開発グループ •
出身 ◦ 長崎県南島原市 ▪ 野性のイルカがいます • 趣味 ◦ ストリートダンス ◦ スマブラ • 好きなゲームジャンル ◦ RPG ▪ テイルズシリーズは大体やった • マイブーム ◦ ワイヤレスイヤホン比較 ▪ 調子いいと一晩中比較記事みてま す
| © Leverages inc. 16 スクラムの基本単位は、スクラムチームという⼩さなチームである。スクラムチームは、スク ラムマスター1⼈、プロダクトオーナー1⼈、複数⼈の開発者で構成される。スクラムチーム内 には、サブチームや階層は存在しない。これは、⼀度にひとつの⽬的(プロダクトゴール)に 集中している専⾨家が集まった単位である。 スクラムチームは機能横断型で、各スプリントで価値を⽣み出すために必要なすべてのスキル を備えている。また、⾃⼰管理型であり、誰が何を、いつ、どのように⾏うかをスクラムチー
ム内で決定する。 ※スクラムガイドより抜粋 スクラムチーム あまりにもRPGすぎるスクラム開発
| © Leverages inc. 17 • ⼀度にひとつの⽬的(プロダクトゴール)に集中している専⾨家が集まった単位 • ひとつの⽬的 • 専⾨家
• 機能横断型で、各スプリントで価値を⽣み出すために必要なすべてのスキルを備えている。 • 1チーム内で必要なすべてのスキルを備えている • ⾃⼰管理型であり、誰が何を、いつ、どのように⾏うかをスクラムチーム内で決定する。 • 自分たちで何するか決める スクラムチーム あまりにもRPGすぎるスクラム開発
| © Leverages inc. 18 つまり、 あまりにもRPGすぎるスクラム開発
| © Leverages inc. 19 つまり、 あまりにもRPGすぎるスクラム開発
| © Leverages inc. 20 つまり、 あまりにもRPGすぎるスクラム開発
| © Leverages inc. 21 つまり、 あまりにもRPGすぎるスクラム開発
| © Leverages inc. 22 つまり、 あまりにもRPGすぎるスクラム開発
| © Leverages inc. 23 つまり、 あまりにもRPGすぎるスクラム開発
| © Leverages inc. 24 スクラムは「経験主義」と「リーン思考」に基づいている。経験主義では、知識は経験から⽣ まれ、意思決定は観察に基づく。 リーン思考では、ムダを省き、本質に集中する。 スクラムでは、予測可能性を最適化してリスクを制御するために、イテレーティブ(反復的) でインクリメンタル(漸進的)なアプローチを採⽤している。 スクラムを構成するのは、作業に必要なすべてのスキルや専⾨知識をグループ全体として備える⼈たち
である。また、必要に応じてそうしたスキルを共有または習得できる⼈たちである。 ※スクラムガイドより抜粋 スクラムの理論 あまりにもRPGすぎるスクラム開発
| © Leverages inc. 25 • 経験主義では、知識は経験から⽣まれ、意思決定は観察に基づく。 • 知識は経験から →技(スキル)はモンスター討伐(経験値)から •
意思決定は観察に基づく →各状況でやること決める スクラムの理論 あまりにもRPGすぎるスクラム開発
| © Leverages inc. 26 • イテレーティブ(反復的)でインクリメンタル(漸進的)なアプローチ ◦ イテレーティブ(反復的) →ザコをたくさん倒して ◦
インクリメンタル(漸進的) →1LVずつレベルをあげていく スクラムの理論 あまりにもRPGすぎるスクラム開発
| © Leverages inc. 27 • 経験主義では、知識は経験から⽣まれ、意思決定は観察に基づく。 ◦ 知識は経験から →技(スキル)はモンスター討伐(経験値)から ◦
意思決定は観察に基づく →各状況でやること決める スクラムの理論 あまりにもRPGすぎるスクラム開発
面白い
こうして私はどっぷりスクラムに ハマっていくのであった...
スクラム実践の楽しさ
| © Leverages inc. 31 • スプリント毎に何かカイゼンを行うため、常に何かに挑戦するようになった • 顧客への価値を考えるようになった • みんなでゴールを擦り合わせて開発を進めるため、チームメンバーとの一体感も高まった
スクラムにどっぷりハマって気づいたこと スクラム実践の楽しさ
| © Leverages inc. 32 • スプリント毎に何かカイゼンを行うため、常に何かに挑戦するようになった • 顧客への価値を考えるようになった • みんなでゴールを擦り合わせて開発を進めるため、チームメンバーとの一体感も高まった
スクラムにどっぷりハマって気づいたこと スクラム実践の楽しさ 楽しい(小並感)
ところで
それってあなたの感想ですよね?
| © Leverages inc. 35 • ウェルビーイング ◦ Well-being(ウェルビーイング)とは、Well(よい)とBeing(状態)が組み合わさった言葉で、 「よく在る」「よく居る」状態、心身ともに満たされた状態を表す概念です。元々は「健康的な・ 幸せな」を意味する、16世紀のイタリア語「benessere(ベネッセレ)」を始源としています。
◦ Well-beingは身体的・精神的・社会的にも良好な状態、とより広い概念を表していて、また「状 態」としていることからも一時的・瞬間的に良好かどうかではなく、持続的に良好であるとしてい ることがその特徴です。 ◦ 世界保健機関(WHO)設立時に生まれた言葉 引用元:そもそもWell-being(ウェルビーイング)とはなんでしょうか? (パーソルグループ) というわけで調べてみた スクラム実践の楽しさ
| © Leverages inc. 36 • Positive Emotion(ポジティブな感情) • Engagement(何かへの没頭) •
Relationship(人との良い関係) • Meaning and Purpose(意義や目的) • Achievement/ Accomplish(達成) 引用元:【2023年版】 ウェルビーイングとは? いま注目される理由と、SDGsや経営の視点からみた重要性|SDGsにまつわる重要 キーワード解説 (講談社) ウェルビーイングの5つの要素(PERMA) スクラム実践の楽しさ
ウェルビーイングとスクラム開発
| © Leverages inc. 38 • スクラムの価値基準 ◦ 確約(Commitment)、集中(Focus)、公開(Openness)、尊敬 (Respect)、勇気(Courage) (スクラムガイド:スクラムの価値基準)
• 集中(Focus) ◦ スクラムチームは、ゴールに向けて可能な限り進捗できるように、スプリン トの作業に集中する。 Engagement(何かへの没頭) スクラム実践の楽しさ
| © Leverages inc. 39 • スクラムの価値基準 ◦ 確約(Commitment)、集中(Focus)、公開(Openness)、尊敬 (Respect)、勇気(Courage) (スクラムガイド:スクラムの価値基準)
• 尊敬(Respect) ◦ スクラムチームのメンバーは、お互いに能⼒のある独⽴した個⼈として尊敬 し、⼀緒に働く⼈たちからも同じように尊敬される。 Relationship(人との良い関係) スクラム実践の楽しさ
| © Leverages inc. 40 • スクラムチーム • ⼀度にひとつの⽬的(プロダクトゴール)に集中している専⾨家が集まった単位である。(スクラム ガイド:スクラムチーム) •
スクラムの価値基準 • 確約(Commitment)、集中(Focus)、公開(Openness)、尊敬(Respect)、勇気 (Courage) (スクラムガイド:スクラムの価値基準) • 確約(Commitment):プロダクトゴール プロダクトゴールは、プロダクトの将来の状態を表している。それがスクラムチームの計画のターゲット になる。 Meaning and Purpose(意義や目的) スクラム実践の楽しさ
| © Leverages inc. 41 • スクラムの価値基準 ◦ 確約(Commitment)、集中(Focus)、公開(Openness)、尊敬 (Respect)、勇気(Courage) (スクラムガイド:スクラムの価値基準)
• 確約(Commitment) ◦ スクラムチームは、ゴールを達成し、お互いにサポートすることを確約す る。 Achievement/ Accomplish(達成) スクラム実践の楽しさ
| © Leverages inc. 42 • すべてのスクラムイベントが開催され、ポジティブで⽣産的であり、タイムボッ クスの制限が守られるようにする。(スクラムガイド:スクラムマスター) Positive Emotion(ポジティブな感情) スクラム実践の楽しさ
| © Leverages inc. 43 • スクラムガイドにはウェルビーイングを満たす要素が盛りだくさん →つまりスクラム開発をうまくやると身体的・精神的・社会的にも良好な状態に ウェルビーイングとスクラム開発 スクラム実践の楽しさ
| © Leverages inc. 44 • スクラムガイドにはウェルビーイングを満たす要素が盛りだくさん →つまりスクラム開発をうまくやると身体的・精神的・社会的にも良好な状態に ウェルビーイングとスクラム開発 スクラム実践の楽しさ そりゃ楽しいわけだ
しかし現実は、、、
楽しくないスクラム開発
| © Leverages inc. 47 • プロダクトの利益(プロダクトゴール)の共有がチーム全員で行えていない ◦ プロダクトに対するアクションをチーム全員で考えることができない ◦ 仮説検証プロセスの効果が薄れてしまう可能性がある
→Meaning and Purpose(意義や目的)が損なわれる 陥りやすいアンチパターン 楽しくないスクラム開発
| © Leverages inc. 48 プロダクトの利益(プロダクトゴール)の共有がチーム全員で行えていない 楽しくないスクラム開発
| © Leverages inc. 49 プロダクトの利益(プロダクトゴール)の共有がチーム全員で行えていない(TOBE) 楽しくないスクラム開発
| © Leverages inc. 50 • スーパースターエンジニアに依存している ◦ 会議等で特定のDevメンバーしか発言しなくなっている ◦ その人の判断が無いとチームが動かず、結果チームが自己組織化しない
→Meaning and Purpose(意義や目的)が損なわれる →Relationship(人との良い関係)が損なわれる 陥りやすいアンチパターン 楽しくないスクラム開発
| © Leverages inc. 51 スーパースターエンジニアに依存している 楽しくないスクラム開発 Lv.3 Lv.2 Lv.5 Lv.99
| © Leverages inc. 52 スーパースターエンジニアに依存している(TOBE) 楽しくないスクラム開発 Lv.50 Lv.50 Lv.50 Lv.50
まとめ
| © Leverages inc. 54 • スクラム開発は楽しむのが一番 • 楽しく開発するヒントはスクラムガイドにもたくさん隠れている ◦ まずは守るとこから
• スクラムはRPB ◦ ラスボスの認識はチーム内で揃っているか ◦ 目的を達成するために都度行動を選択できているか ◦ 良い冒険を。。。。 まとめ
ご清聴ありがとうございました