Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
SREはこうやって開発生産性と戦います / LM-Pioneer-Kawatsu
Search
リンクアンドモチベーション
September 16, 2022
Technology
0
580
SREはこうやって開発生産性と戦います / LM-Pioneer-Kawatsu
リンクアンドモチベーション
September 16, 2022
Tweet
Share
More Decks by リンクアンドモチベーション
See All by リンクアンドモチベーション
dxd2024-生成AIに振り回された3か月間の成功と失敗/dxd2024-link-and-motivation
lmi
2
260
生成AIに振り回された3か月間の成功と失敗/dev-productivity-con2024-link-and-motivation
lmi
6
5.8k
リンクアンドモチベーション ソフトウェアエンジニア向け紹介資料 / Introduction to Link and Motivation for Software Engineers
lmi
4
240k
ゼロから始めるVue.jsコミュニティ貢献 / first-vuejs-community-contribution-link-and-motivation
lmi
1
260
ハイパフォーマンスな組織をつくるための開発生産性の考え方 / developer-productivity-high-performer-link-and-motivation
lmi
3
810
技術的負債あるある早く言いたい〜/RookiesLT-link-and-motivation
lmi
1
3.9k
Vue.jsを活用して開発リードタイムが1/3になった話/vuefes2023-link-and-motivation
lmi
4
7.2k
スモールリリースで品質とデリバリーを向上させる/young-engineerLT-link-and-motivation
lmi
0
180
マルチプロダクト運用におけるSREのあり方/SRE NEXT 2023-link-and-motivation
lmi
2
1.4k
Other Decks in Technology
See All in Technology
シフトレフトで挑む セキュリティの生産性向上
sekido
PRO
0
270
データ分析基盤を作ってみよう~設計編~
nrinetcom
PRO
1
110
OSSコミットしてZennの課題を解決した話
dyoshikawa1993
0
150
Azure Pipelinesを使用したCICDベースラインアーキテクチャ実践
yuriemori
0
190
「単なる OAuth 2.0 を認証に使うと、車が通れるほどのどでかいセキュリティー・ホールができる」のか検証してみた
terara
0
380
目標設定は好きですか? アジャイルとともに目標と向き合い続ける方法 / Do you like target Management?
kakehashi
10
3k
簡単に始めるSnowflakeの機械学習
nayuts
1
190
累計ダウンロード数1億8000万を超えるアプリケーションプラットフォームのレガシーシステム脱却とモダン化への道
kmitsuhashi
0
120
Matterport を使ってクラスメソッド各拠点のバーチャルオフィスツアーを作成してみた
wakatsuki
0
160
E2Eテスト自動化プラットフォームにおけるAIの活用
shift_evolve
0
180
20240725 LLMによるDXのビジョンと、今何からやるべきか @Azure OpenAI Service Dev Day
nrryuya
3
1.1k
【基調講演】変える、今ここから ― IoTとAIで紡ぐ未来
soracom
PRO
0
310
Featured
See All Featured
How to Think Like a Performance Engineer
csswizardry
4
590
jQuery: Nuts, Bolts and Bling
dougneiner
61
7.4k
Statistics for Hackers
jakevdp
792
220k
Web development in the modern age
philhawksworth
203
10k
How to name files
jennybc
67
96k
Creating an realtime collaboration tool: Agile Flush - .NET Oxford
marcduiker
16
1.6k
Refactoring Trust on Your Teams (GOTO; Chicago 2020)
rmw
29
2.5k
XXLCSS - How to scale CSS and keep your sanity
sugarenia
245
1.2M
What's in a price? How to price your products and services
michaelherold
239
11k
Build The Right Thing And Hit Your Dates
maggiecrowley
28
2.2k
[RailsConf 2023 Opening Keynote] The Magic of Rails
eileencodes
17
8.7k
A Philosophy of Restraint
colly
200
16k
Transcript
LM - SRE はこうやって 開発生産性と戦います 株式会社 Link & Motivation SRE
- 川津 雄介
• 前職は某複写機メーカーでエンジニアして ました • 現職では SRE • FE→BE→OS→インフラ 全部やりたい派 •
採用活動もしてます 自己紹介 https://github.com/megmogmog1965 https://qiita.com/megmogmog1965
今日のテーマ SRE の言う「開発生産性」って何? 03 01 02 どうやって改善項目を決めるの? LM流・改善を成果に繋げるには (布教活動) しくみ
01 SRE の言う「開発生産性」って何?
そもそも LM の開発体制は? 開発チームはミッシ ョンで分けます。 SRE は開発室を 横断する! 新規顧客獲得の為の 機能開発チームとか
開発あるある...
最近リリース 速くなったね! 開発者
(特に何も変わって ないけど..?) 開発者
開発者 最近開発 遅くない?
(頑張って前より沢 山開発してるんだけ どなぁ...) 開発者
感覚じゃなくて... ものさし (指標) が必要
生産性指標 = 4 Key Metrics デプロイ頻度 本番環境へのリリースの頻度 (回) ※「20 回/週」とか!
リードタイム 初回の git commit から、そのコ ードが本番デプロイされるまでの 時間 ※「5日」とか! 本番環境で発生した障害から 復旧するまでの時間 ※「平均 120 分」とか! MTTR 本番へのリリース回数に対して、 障害が発生した割合 (%) ※「15%」とか! 変更障害率
開発のスピードを表す Metrics デプロイ頻度 本番環境へのリリースの頻度 (回) ※「20 回/週」とか! リードタイム 初回の git
commit から、そのコ ードが本番デプロイされるまでの 時間 ※「5日」とか! 本番環境で発生した障害から 復旧するまでの時間 ※「平均 120 分」とか! デプロイ頻度 本番へのリリース回数に対して、 障害が発生した割合 (%) ※「15%」とか! 変更障害率
品質が損なわれていないか Metrics デプロイ頻度 本番環境へのリリースの頻度 (回) ※「20 回/週」とか! リードタイム 初回の git
commit から、そのコ ードが本番デプロイされるまでの 時間 ※「5日」とか! 本番環境で発生した障害から 復旧するまでの時間 ※「平均 120 分」とか! MTTR 本番へのリリース回数に対して、 障害が発生した割合 (%) ※「15%」とか! 変更障害率
バランスが重要 品質を犠牲にすれば スピードは簡単に上げられる
02 どうやって改善項目を決めるの?
State of DevOps Report - 2021 High/Mid/Low Performaer の分類 一般的な目標値のランク
私達は今どのレベルにいるのかな? LM での High/Mid-*/Low の独自解釈版
例えば昔...
デプロイ頻度を上げたい
BEFORE…
元々 EB を手でデプロイしてた EB 沢山あるよ〜 3時間かかる... リリース担当者 が決まってて 誰でもできない EB
EB EB EB EB EB EB EB EB EB ミスったら...
AFTER !!
コンテナ化 (ECS) しました EB ECS
All Terraform 化もしました ※ 実はその前は AWS CDK (TypeScript) を使ってた
堅牢性・透明性の担保 静的なコード • HCL はほぼ「設定ファイル」 • プログラムコードの様な難しさが 無い 変更箇所が明確 •
`terraform plan` で、変更箇所が明確に分かる • 「やってみないと分からなくて怖い...」が無い
Github / CodeBuild CI でデプロイ自動化 Master マージ で自動デプロイ Blue /
Green にした Blue / Green にした
そして次は...
リードタイムを上げたい
BEFORE…
この木、なんの木? 「マージ待ち、お見合い行列の木」
開発組織が拡大する → 複雑化 • Master マージすると自動デプロイされるから、気軽にマージできない • 「明日だれがリリースする?」「もうリリースブランチ(PR)作った?」
AFTER !!
(作業を〜ではなく) プロセスを自動化します
Git-flow にしたよ!
自動でリリース担当に通知 (依頼) 朝 7:00 に Slack に自動で来る ※ Feature Flags
も導入してます
リリース用の Github PR も自動で 朝 7:00 に PR 自動で作られる
ステージングデプロイ → 自動テスト ステージング環境 自動デプロイ 自動テスト
Release ver の git tag も自動で Feature リリースなら Minor ver
が上がる Hotfix リリースなら Patch ver が上がる
Github Actions で実現 Git 周りの自動化は Github Actions でほぼ完結します
03 改善を成果に繋げるには
仕組みは、作った後の 布教活動が重要!
どうやって布教するか? 1. 全体の場で「意義・メリット」を布教! 2. 各チームに「伝道者」 (※相談人) を作る!
最後に... 計測 → 改善 のサイクル 計測 今現在の最大の ボトルネックは どこか? 改善
特定した課題をどう 「仕組み」で解決 するか?
THANKS 私達、株式会社 Link & Motivation は 一緒に働く新しい仲間を募集しています! 応募ページはこちら!