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Amazon EKS マルチテナントクラスターにおける ArgoCDを利用した デプロイフローの話
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masayosu
June 08, 2022
Technology
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Amazon EKS マルチテナントクラスターにおける ArgoCDを利用した デプロイフローの話
masayosu
June 08, 2022
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Transcript
Amazon EKS マルチテナントクラスターにおける ArgoCDを利用した デプロイフローの話 id:masayosu / @masayosu 2022/06/07 Hatena
Engineer Seminar #20 AWS Renovation 編 1
自己紹介 • id: masayosu • Twitter: @masayosu • 組織・基盤開発本部 プラットフォーム部
サービスプラットフォームチーム SRE • 趣味 ◦ 登山、キャンプ、ゲーム 2
サービスプラットフォームチームについて • 新旧多くのサービスを抱えているチーム ◦ はてなポータル、はてなスター、匿名ダイアリー • 少数(精鋭?) • 以降のスライドではSPFと表記します 3
はてなにおけるKubernetes • 2019年に撤退の話 ◦ MackerelにおけるKubernetes利用の取組みとこれか ら / Kubernetes Meetup Tokyo
#22 4
撤退の理由 • 自前クラスタ運用 ◦ 構築当時は東京リージョンにEKSが存在していなかった • 学習コストが高い ◦ クラスタ構築/運用含めて 5
撤退の理由 • 人員不足 ◦ 1~1.5人で運用 • クラスタバージョンアップに失敗 6
SPFがKubernetesを使う背景 • 社内にKubernetesの知見をFBする • EKSが東京リージョンに対応 (2018/12/20) • マイクロサービス(ぽいもの)な持ち物が多い • KubernetesのエコシステムとGitOpsを利用した自動的、統一されたリ
リース方法 7
EKSの構成 8
詳しくはこちら https://developer.hatenastaff.com/entry/2022/02/03/100525 9
CIについて 10 • GithubActions • Application Test & Manifest Test
◦ Polarisを利用 ◦ Image取得可能なリポジトリをホワイトリスト管理
• AWS Loadbalancer Controller をDockerHubから取得 • DockerHubのRatelimit • Imageが取得できずCrashLoop Polaris導入の背景
11
CDについて • ArgoCDを利用 ◦ GitOpsと相性の良いPull型のCDツール ◦ Kubernetesクラスタ上で動く( GKE上で動作している) ◦ 複数のクラスターをターゲットとしてデプロイ可能
12
デプロイフロー 13
デプロイフロー 14
• クラスタは BlueGreen 方式でバージョンアップ ◦ インプレースアップグレードは不可逆なため ◦ 複数バージョンを一気にあげたい ▪ SREリソースの問題でバージョンアップをスキップすることもある
• BlueGreenクラスタに同じアプリケーションをデプロイ クラスターバージョンアップ 15
クラスターバージョンアップ 16
• Pros ◦ 新旧クラスタに自動的にデプロイされて便利 ◦ ArgoCDのUI上で問題が発生しているかひと目でわかる • Cons ◦ ArgoCDの設定を新旧クラスタ分作成する必要があって煩雑
クラスターバージョンアップ 17
18 ちょっと話はそれますが
先日はてなアンテナが20周年を迎えました https://labo.hatenastaff.com/entry/antenna-20th 19
20 はてなアンテナも EKSで動いています
まとめ • EKSのデプロイフローを紹介しました ◦ 新旧問わず全てのサービスが統一されたデプロイフローで動いている ◦ デプロイフローが統一されているとリリース作業の負担が少ない • はてなKubernetes使ってます 21
今後検討していること • ArgoCDのApplicationSetを利用する ◦ クラスタバージョンアップ作業を楽にする • ArgoRolloutでBlueGreen Deploymentを検証 ◦ 必要になった時の準備
• はてなのEKS社内標準構成を検討 22
23 ご清聴 ありがとうございました