Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
CircleCI 2021年の新機能から見るCI/CDのトレンド
Search
Masahiko Funaki(舟木 将彦)
October 22, 2021
Technology
1
760
CircleCI 2021年の新機能から見るCI/CDのトレンド
Masahiko Funaki(舟木 将彦)
October 22, 2021
Tweet
Share
More Decks by Masahiko Funaki(舟木 将彦)
See All by Masahiko Funaki(舟木 将彦)
Harness the Power of Advanced LLM and CI/CD Practices
mfunaki
0
340
CircleCI によるソフトウェア開発の品質向上と効率化の実現
mfunaki
0
220
CircleCI と Argo Rollouts で 実現する Kubernetes 上の プログレッシブデリバリー
mfunaki
0
120
はじめてのCircleCI
mfunaki
0
29
CircleCIでChatGPTにエラーの解説を頼んでみた
mfunaki
0
570
自動化→部品化すると社内開発は楽しくなる
mfunaki
0
43
テストの自動化~簡単に始める、みんなで使う、現況を捉える
mfunaki
0
44
テストの自動化 〜 簡単に始める、みんなで使う、現況を捉える
mfunaki
0
24
CircleCIで実現できる「高速、安全なソフトウェア開発」
mfunaki
0
170
Other Decks in Technology
See All in Technology
自社 200 記事を元に整理した読みやすいテックブログを書くための Tips 集
masakihirose
2
300
Oracle Base Database Service 技術詳細
oracle4engineer
PRO
6
54k
2025年の挑戦 コーポレートエンジニアの技術広報/techpr5
nishiuma
0
130
ABWGのRe:Cap!
hm5ug
1
110
🌏丸い地球を効率的に平たくする 〜🗺️地図の幾何学とWeb地図技術〜
syotasasaki593876
0
140
Azureの開発で辛いところ
re3turn
0
240
ゼロからわかる!!AWSの構成図を書いてみようワークショップ 問題&解答解説 #デッカイギ #羽田デッカイギおつ
_mossann_t
0
1.4k
東京Ruby会議12 Ruby と Rust と私 / Tokyo RubyKaigi 12 Ruby, Rust and me
eagletmt
2
790
Copilotの力を実感!3ヶ月間の生成AI研修の試行錯誤&成功事例をご紹介。果たして得たものとは・・?
ktc_shiori
0
310
実践! ソフトウェアエンジニアリングの価値の計測 ── Effort、Output、Outcome、Impact
nomuson
0
1.9k
20241125 - AI 繪圖實戰魔法工作坊 @ 實踐大學
dpys
1
460
Fabric 移行時の躓きポイントと対応策
ohata_ds
1
150
Featured
See All Featured
Six Lessons from altMBA
skipperchong
27
3.5k
Adopting Sorbet at Scale
ufuk
74
9.2k
Product Roadmaps are Hard
iamctodd
PRO
50
11k
Reflections from 52 weeks, 52 projects
jeffersonlam
348
20k
Navigating Team Friction
lara
183
15k
BBQ
matthewcrist
85
9.4k
Speed Design
sergeychernyshev
25
730
How GitHub (no longer) Works
holman
312
140k
jQuery: Nuts, Bolts and Bling
dougneiner
62
7.6k
4 Signs Your Business is Dying
shpigford
182
22k
Practical Orchestrator
shlominoach
186
10k
Stop Working from a Prison Cell
hatefulcrawdad
267
20k
Transcript
1 CircleCI 2021年の新機能から見る CI/CDのトレンド CircleCI Senior Developer Advocate 舟木将彦(@mfunaki)
2 CircleCI - Changelog(更新履歴) サーバー版(プライベート環境) :https://circleci.com/ja/server/changelog/ クラウド版 :https://circleci.com/ja/changelog/
3 CircleCI - Ideas (ユーザーからの要望) https://ideas.circleci.com/
4 CircleCI User Community Event (ミートアップ) https://circleci.connpass.com/
5 すべての人に自動化を 1. 開発者体験の向上
6 開発者体験の向上(1) ~ すべての人に自動化をすべての人に CI/CD によ コンフィグ(config.yml)記述をよりストレスなく • サンドボックス(ウェブ上)でのコンフィグ編集 (サジェスト+リアルタイム構文チェック)
7 これまで コンフィグ(YAML)記述 →CircleCI CLIで 構文チェック →VCSにPush →実行 (または VSCodeの拡張機能
でチェック) 今では
8 開発者体験の向上(2) ~ すべての人に自動化を 手動実行+SSHでのデバッグの効率化 • パイプラインの手動実行+パラメーター指定の追加 • rerun-with-SSH 依頼したジョブへのリンク
9 2.データの活用 停滞せず、さらに良く
10 データの活用(1) ~ 停滞せず、さらに良く停滞せず、もっと良 新機能 • CircleCI インサイトでのブランチ単位のレポートサポート ◦ ワークフローの合計実行回数、成功率、
実行時間(全体および95パーセンタイル)、クレジット使用量 • CircleCI テストインサイトによるテスト結果の分析
11 テスト結果履歴を分析 ー平均テスト実行数 ー結果が一定しないテスト ー失敗したテスト ー実行時間が長いテスト これまで 並列実行による テスト時間短縮 ーテスト数(ファイル数)
で並列実行割り当て ーテスト結果履歴を元に 実行時間が均等になる ように並列実行 割り当て 今では
12 データの活用(2) ~ 停滞せず、さらに良く 外部プロダクト・サービスとの連携・拡張 • ジョブ終了時およびワークフロー終了時の Webhook 呼び出し Sumo
Logicダッシュボード連携 (https://www.sumologic.com/application/circleci/) Datadog CI Visibility連携 (https://www.datadoghq.com/ja/blog/datadog-ci-v isibility/)
13 よりセキュアに 3.セキュリティの向上
14 セキュリティの向上(1) ~ よりセキュアにビルドに必要な情報 ネットワーク接続のフィルタリング • IP アドレスの範囲 (インバウンド接続のフィルタリングが可能に)
15 • IPアドレスの範囲を ジョブ単位に有効化 (circleci_ip_ranges: true) • Machine readableな IPアドレスを公開
• アプリ/サービスや ファイアウォール側で フィルタリング設定 これまで 各種コンプライアンス・ 認定 今では IPアドレスの範囲 (https://circleci.com/docs/ja/2.0/ip-ranges/)
16 セキュリティの向上(2) ~ よりセキュアに シークレットのローテーション • ワークフローが使用するサービスのシークレットを ローテーション可能に(組織単位, プロジェクト単位) •
CircleCI の Personal / Project API 使用時の認証トークンを ローテーション可能に ・CircleCI上のウェブでの入力 ・プロジェクト間のインポート ・CircleCI CLIを使ったローテーション (circleci context) ・CircleCI API経由でのローテーション
17 4.デプロイ お客様にとっての価値を実現
18 デプロイ ~ お客様にとっての価値を実現 Vamp社の2021年レポートより ・クラウドの活用 72%がKubernetes活用 81%がマイクロサービス活用 ・リリース頻度 68%がWeekly,Daily,随時
・リリースバリデーション 4人が2.2時間かけて検証(平均) ・リリース問題時のロールバック 39%が自動化
19 さいごに
20 State of DevOps Report 2021 日本語で読めます! https://www2.circleci.com/jp-puppet-2021-state-of-devops.html
Thank you. 21