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改善要望開発ワークフローを Claude Codeで構築する 〜Agentic Workflo...

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April 22, 2026
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改善要望開発ワークフローを Claude Codeで構築する 〜Agentic Workflow実践事例〜

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Masaru Furuya

April 22, 2026

Transcript

  1. 業務をAIに渡す段階的アプローチ 現状: 小さく始めて検証中 一部業務は ストーリーポイント見積もりまで自動化 できたため、SPの小さなも のからAIに渡して回せるか・効率化できるかを検証している どこまでAI化できているかを測るために各業務毎・SP毎のAI生産量・人の生産量 を 可視化する予定だがまだ未着手(人がレビューしてAIに教えてあげた貢献も定

    量化したい。評価が人のメインタスクになっていくはずなので) AI化の進行と並行して、QAEは品質の定量評価、SREは運用・信頼性の観点から 継続的に状態確認を行い、AI適用後も含めた品質水準を横断的に評価している Agentic Workflow実践事例 4
  2. 主要業務 × アプローチの対応表 業務 アプローチ 大規模機能開発(100-300) Agentic Workflow 改善要望開発(1-13) Agentic

    Workflow 他部署依頼対応(1-13) Agentic Workflow 障害対応 Agentic Workflow 非機能要件の継続改善 自律型エージェントメイン 品質の継続改善 自律型エージェントメイン 運用作業効率化 自律型エージェントメイン 現状取り組めているのは太字の箇所。今回は改善要望開発の話 Agentic Workflow実践事例 9
  3. まずは人力で回してワークフローの解像度を高めること が目的 仕様駆動開発(cc-sdd) をベースにしたスキルを作成 /sdd-feature-dev のようなスキルを エンジニアがローカルで実行 要件定義 → デザイン

    → 設計 → 実装 → テスト という 一般的な流れのワークフ ロー に従って作業を進める 開発中に出てきた課題を 課題管理表に追加&ワークフローに反映の改善ループ を 回している Agentic Workflow実践事例 11
  4. AIだけで100%の精度は目指さず、各ステップの完成度 は人が担保する形で運用 設計は各自でAIレビューを回して 最終判断は実装者本人に現状は委ねている 。ス キル化はしたい デザイン・テスト設計はAI化途中なので一旦は デザイナー・QAEに依頼 、各自 で

    AI 効率化したアウトプットを出してもらっている 知見が溜まってきたら サブエージェント化 してもらい、Claude Code 上でアウ トプットを返せる仕組みにする予定 Agentic Workflow実践事例 12
  5. 改善要望開発ワークフローの全体構造 Prompt Chaining を主骨格 にした複合ワーク フロー Orchestrator-Workers / Parallelization /

    Evaluator-Optimizer は運用がまだ上手く回せて おらず 改善中 設計・実装後コードのマルチエージェントレビュー、修正の 自動化 実装者がローカルでAIループを回し、最終的に PR レビュ ー時に人間が承認する流れにしたい 実装工程は git worktree で複数並列実装 。設 計が作り込めていればここは爆速になるはず Prompt Chaining(主⾻格) Phase 1 Routing 経路選択 Phase 2 → 3 Phase 4 Routing 経路選択 Phase 5 Orchestrator-Workers マルチAgent設計レビュー Phase 6 Phase 7 Phase 8 Parallelization 並列タスク実⾏(git worktree) Phase 9 ̶ Evaluator-Optimizer 実装検証 → GO / NO-GO 横断: Human-in-the-Loop (承認ゲート) 横断: Steering (外部設定による動的構成) Phase(フェーズ) Agent Pattern 横断要素 Agentic Workflow実践事例 14
  6. ハーネスエンジニアリングでいうと? 自分の担当領域 運用設計 / フィードバック設計 がメイン 行動設計 (CLAUDE.md / lint

    / build / hooks / rules / サブエージェント定義など)は 現場の知識豊富なエンジニ ア主体で任せつつ一緒に作っている コンテキスト設計の考え方 すべての情報・ツールを 一箇所にまとめるのは大変 。歴 史ある会社が歴史的経緯でツールが分散するのは当たり前 情報をまとめる活動は継続的に行いつつ、必要に応じて MCP で繋げばいい 大事なのは チームで共通のワークフローの解像度を高める こと 。解像度が高まれば、必要な情報も適切な置き場所も 自ずと判断できる Agentic Workflow実践事例 15
  7. まとめ 改善要望開発は現状弊社では Agentic Workflow が最適解(リスク許容度低 × 作業の型あり) Prompt Chaining を主骨格

    に、各工程に Routing / Orchestrator-Workers / Parallelization / Evaluator-Optimizer を部分導入 80点を素早く出す ワークフローを目指し、属人化が残る工程は割り切る 自分の主戦場は 運用 / フィードバック設計。行動設計は現場のエンジニアの力を 借りて一緒に作り上げる ワークフローの解像度をチーム全体で高めること が、結果的にコンテキスト設計 の精度も上げる Agentic Workflow実践事例 16