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Cline with Amazon Bedrockで爆速開発体験ハンズオン/ 株式会社ブリュー...
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M.Han
April 15, 2025
Programming
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Cline with Amazon Bedrockで爆速開発体験ハンズオン/ 株式会社ブリューアス登壇資料
2025-04-08 Coding Agent at Loft #1 ~ Cline with Amazon Bedrock で 爆速開発体験ハンズオン ~
株式会社ブリューアスによるLTの登壇資料
M.Han
April 15, 2025
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Transcript
Cline with Amazon Bedrock ハッカソンのススメ 2025.04.08
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自己紹介 半田 満 / Mitsuru Handa R&D 2019年 キラメックス株式会社(現ブリューアス)に入社。 エンジニアとして「テックアカデミー」の開発に携わる。 現在は、生成AIの社内活用とサービスへの導入を推進。
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会社概要 会社名 株式会社ブリューアス( Brewus,inc) 2025年4月1日 (株)ブリューアスとキラメックス (株)が経営統合しました サービス 採用支援 IT/DX研修 生成AIワークショップ オンラインプログラミングスクール(個人向け) 企画デザイン・PoC システム開発・運用保守
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Cline with Amazon Bedrockで 社内ハッカソンを実施しました
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結論 新しいテクノロジーやツールについて まずは使ってみることが大切 以下の点で社内ハッカソンは有効な手段です ・短期間で多くの知見を得られる ・理解度が上がりハードルが下がる ・事業やサービスへの活用、応用につながる
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Clineハッカソンの実施経緯 R&Dチーム 社長 安川 新しいテクノロジーの導入や浸透には 専門の推進チームやトップダウンも重要 Clineって なんかすごいぞ よし! ハッカソンやろう
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ハッカソン概要 目的 • AIを活用した開発プロセスの影響を検証 • 業務や事業・サービスへの適用可能性を探る • 非エンジニアでもアウトプット可能かを探る 開発テーマ • 業務または事業・サービスに何らかのバリューがあ るもの 対象 • 社員、業務委託 • 参加希望者による任意参加 • 1チーム3〜4人(チームは運営側で決めた) 開発期間 • 約1ヶ月(2/21〜3/27) バジェット • 1人あたり$50(1チームあたり$50×人数、チーム内で 融通可) ルール、制約 • コーディングエージェント(Cline)をフル活用すること • 人間がコーディングするのはNG(ちょっとした手直し はOK) • 機密情報や個人情報の入力は NG
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参加者Profile 19名がエントリー 全 6チームで実施 職種 生成AIの活用頻度 コーディングスキル
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Amazon Bedrockを用いた理由 • 当初はOpenAI(o3-mini、4o、4o-mini)の利用を予定していた。 • ちょうどClaude 3.7 Sonnetがリリースされ、試したところとてもよいアウトプットが生成できたので、 Amazon Bedrock経由でClaude 3.7 Sonnetを使いました。 • Bedrock Invocation Logを有効にすることでCloudWatch Logs InsightsからモデルID、トークン 数(input/output)、IAMユーザー/ロール情報を出力することができるので、チームごとのコスト管 理をおこなうことができました。
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成果物(2025/03/27 成果発表会を実施) 未公開機能を含むため 配布資料では非公開とさせていただきます
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ハッカソン参加者の声 Tips • Plan ModeとAct Modeで異なるモデルを使うこともできる • 文字だけでなく画像でも指示ができた(画像に対応したモデルに限る) • 仕様を固め詳細な指示をしたほうが、より期待通りのものが作れた 課題 • 何回修正をしても、期待通りにならないことがあった • トークン数の限界もあり、アプリケーションの規模が大きくなるとうまくいかない • 100%自分が作りたいものが実現できたかというと、そうではなかった • 動作しないときに、その原因がわからないと解決するのが難しかった その他、感想 • なんとなく作りたいと思っているものを 10分足らずで形にできるので魔法のような体験でした • 業務範囲を広げられる可能性は感じた一方、使いこなすのは難しいと感じた • プロトタイプが爆速で作れそう • もっと生成AIの知識や開発スキルの必要性を感じた • コーディングエージェントでどの程度作れるのか/作れないのかを掴むことができた • エンジニアさんにアドバイスを聞いたらうまくいった • エンジニアが作ったほうが、完成度が高いものができていた
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ハッカソン参加者の声 Clineで期待通りのものが 作れましたか? 今後もClineのようなコーディングエー ジェントを使いたいですか?
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• エンジニア/非エンジニアを問わず、一定水準のアウトプットが可能 • 制約、特性を理解した上で、適切な期待値設計やユースケース選定をする べき • エンジニアリングスキルや生成AI・ツールのノウハウは期待値水準を上げる ために必要な要素 Cline with Amazon Bedrock まとめ これらを理解して使うことで Cline with Amazon Bedrockの能力を 最大限引き出すことができます
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• ハッカソンで得た知見を活かしてCline with Amazon Bedrockの業務 活用を推進 ◦ ルール作り ◦ 情報共有 ◦ 社内サポート体制の構築 • コーディングエージェントで作った機能やアプリケーションを業務で活 用したり、プロダクトへ導入する • AIエージェントに関する研修プログラムのリリース 今後の展望
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