Upgrade to Pro — share decks privately, control downloads, hide ads and more …

爆速でマルチプロダクトを立ち上げる時 事業・CTO目線で大事にしたい事

爆速でマルチプロダクトを立ち上げる時 事業・CTO目線で大事にしたい事

マルチプロダクトを作る中で大事にしたいことの一部を話しました。

https://dmm.connpass.com/event/392746/

合同会社DMM.com、​BASE株式会社、​株式会社Algoageの​3社に​よる、​​合同イベントを​開催します。​

本イベントでは、​
「プロダクトと​事業、​その​境界線は​どこに​あるのか?」
と​いう​テーマを​軸に、​プロダクトと事業の関係性についてライトニングトーク形式でお話しいただきます。

近年、プロダクト開発を取り巻く環境は大きく変化しており、
PdMに限らず、事業責任者・エンジニア・デザイナー・EMなど、
さまざまな立場の人が事業やプロダクトの意思決定に関わる場面が増えています。

その中で、

誰がどこまで意思決定するのか
プロダクトと事業の責任はどう分かれているのか
事業責任者と​PdMの​役割分担は​どう​ある​べきか
といった問いに向き合う機会も増えています。

一方で、これらに明確な正解はなく、 各社・各組織で試行錯誤が続いているのが実情です。

今回は、DMM、BASE、Algoageそれぞれの現場の実践をもとに、
事業責任者・CTO・PdMそれぞれの立場から、

AI・SDD時代において、PdMとエンジニアの境界線はどう変わるのか
越境が求められる時代に、PdMはプロダクトと事業をどうつなぐのか
事業責任者とPdMの役割分担は、どのように設計されるべきか
といったプロダクトと事業の関係性や意思決定のリアルな経験や考え方を共有しながら プロダクトと事業、その境界線について深掘りしていきます。

また本イベントは、答えを提示する場ではなく、 事業責任者・PdM・開発者それぞれが、自身の立場や経験を持ち寄りながら、 プロダクトと事業の関係性について考える場を目指しています。

Avatar for Koji Miyata

Koji Miyata

June 11, 2026

More Decks by Koji Miyata

Other Decks in Technology

Transcript

  1. 01 導入 自己紹介 執行役員 / CTO — Algoage Inc.(DMM Group)

    宮田航志( Koji Miyata) 2015年 コロプラ入社 — VR・位置情報ゲームの新規開発 2020年 DMM.com入社 — マーケティング技術部門のTL・PM 2023年 DMMCrypto 子会社化、Web3特化事業のCTO・PdM 2025年 Algoageに転籍、CTOとして色々 趣味 ・2才の息子と戯れる ・K-1アマチュア(AI時代に物理的な痛みで生を感じる) ©2026 Algoage, Inc. 4
  2. AlgoageはAIに強みを持った事業創造会社( 2018創業) ©2026 Algoage, Inc. 5 CV最大化する チャットマーケティング SaaS事業 DMMグループ+関連会社の業務

    AIプロダクトで業務効率化 企業のAI活用を加速 コンサルティング・研修事業 本日話す事業 01 導入
  3. ©2026 Algoage, Inc. 5 01 導入 導⼊中期 導⼊後期 導⼊初期 1,7

    対応時間 倍 1,1 対応時間 倍 オペレーター ベテランオペレーター ベテラン以外のオペレーター(過半数)の 対応時間がベテランとほぼ同等に 1件あたりの平均対応時間 (全オペレータ‧全問い合わせ平均) 導⼊後 導⼊前 平均対応時間が 約3割削減 2年間のDMMのCS部での取り組み 問い合わせ全体で見ると 3割ほどの対応効率化を実現
  4. ① いま起きている課題 チーム単位で最適なプロセスの試行 1 1人だけの小さい最強チーム 初速は速いが、スケールしない。 最後の詰めを対応するときに結局一人ではやりきれない。スケール時ブルックスの法則の壁にぶち当たる。 2 昔ながらのスクラムで自己組織化 チームのベロシティはじっくりあがる。

    しかし従来のスクラムと SDDの思想の衝突。 3 ウォーターフォール的かっちり管理 FDEが持ち帰ってきた柔軟な対応をプロダクトが受け入れきれない。 スケジュールの柔軟性に悩む。 各チーム単位での課題はそれぞれ最適化はできる。けど、、、 ©2026 Algoage, Inc. All Rights Reserved. 12
  5. ① いま起きている課題 突き当たる。全体整合と事業スケールの壁。(開発組織 55名) プロダクト チーム 基盤チーム・ AIチーム 事業責任者 /

    CTO ©2026 Algoage, Inc. All Rights Reserved. 11 プロダクト チーム プロダクト チーム プロダクト チーム 個社PRJ FDE 個社PRJ / FDE 個社PRJ FDE 個社PRJ FDE ・・・
  6. ① いま起きている課題 突き当たる。全体整合と事業スケールの壁。(開発組織 55名) プロダクト チーム 基盤チーム・ AIチーム 事業責任者 /

    CTO 全体の整合を見て、事業全体の成長と成果にコミットしたいが、難しい ©2026 Algoage, Inc. All Rights Reserved. 11 プロダクト チーム プロダクト チーム プロダクト チーム 個社PRJ FDE 個社PRJ / FDE 個社PRJ FDE 個社PRJ FDE ・・・
  7. ① いま起きている課題 CPO/CTOとしてケアしたい3つのこと 1 チーム内 役割ガバナンス AIで役割の境界が融け 本来の役割が疎かに アーキテクチャ整合 全体のアーキルール

    ・リポジトリ設計 ・データ/API設計 ・非機能要件 プロダクトビジョン整合 SDDで開発が高速化 ・ユーザー価値に直結し ない機能 ・似た機能が各プロダク トに生える ©2026 Algoage, Inc. All Rights Reserved. 13 2 3
  8. ① いま起きている課題 CPO/CTOとしてケアしたい3つのこと 1 チーム内 役割ガバナンス AIで役割の境界が融け 本来の役割が疎かに アーキテクチャ整合 全体のアーキルール

    ・リポジトリ設計 ・データ/API設計 ・非機能要件 プロダクトビジョン整合 SDDで開発が高速化 ・ユーザー価値に直結し ない機能 ・似た機能が各プロダク トに生える ©2026 Algoage, Inc. All Rights Reserved. 13 2 3
  9. ① いま起きている課題 CPO/CTOとしてケアしたい3つのこと 1 チーム内 役割ガバナンス AIで役割の境界が融け 本来の役割が疎かに アーキテクチャ整合 全体のアーキルール

    ・リポジトリ設計 ・データ/API設計 ・非機能要件 プロダクトビジョン整合 SDDで開発が高速化 ・ユーザー価値に直結し ない機能 ・似た機能が各プロダク トに生える ©2026 Algoage, Inc. All Rights Reserved. 13 2 3
  10. ② どう握りにいくか その1: 「役割の染み出し」の課題と対策 1 本職をやり切ってから染み出す。でもミッションの再定義はやりきれていない ... 新領域は成長実感が強く、本職品質の劣化に気づけない。順序が大前提 2 エンジニアの要件定義問題。設計のゲームチェンジに向き合う

    YAGNIの厳密化。 DRYの許容。 作れるからといって作るべきとは限らない。要らないものは要らない 3 チームの規模で切り分ける 少数チームは染み出し歓迎。大人数チームは役割を明確にする 正直解決しきれていない。 また、この登壇を作る中で「 CTO宮田が染み出しすぎ」と昨日 Fableに指摘された。 ©2026 Algoage, Inc. All Rights Reserved. 17
  11. ① いま起きている課題 CPO/CTOとしてケアしたい3つのこと 1 チーム内 役割ガバナンス AIで役割の境界が融け 本来の役割が疎かに アーキテクチャ整合 全体のアーキルール

    ・リポジトリ設計 ・データ/API設計 ・非機能要件 プロダクトビジョン整合 SDDで開発が高速化 ・ユーザー価値に直結し ない機能 ・似た機能が各プロダク トに生える ©2026 Algoage, Inc. All Rights Reserved. 13 2 3
  12. ② どう握りにいくか その2/3:AIが読んでくれるガイドラインを作り AIで担保する AIと人で意思決定 整合を守る → 不完全でも良い ガイドライン をリポジトリで管理

    → 業務フローで乖離 チェック ・specのplan ・CIのlint ・CodeRabbitのレビュー 乖離は重要度付けして解決・アーキ・プロダクトポリシーを段階的に作り成長させていく ©2026 Algoage, Inc. All Rights Reserved. 18 → ・アーキポリシー ・プロダクトビジョン等 乖離リストをNotionで管理 揺れた判断はADRで人間が決める
  13. ② どう握りにいくか その2/3:整合をとる必要があるか、立ち返る デュアルトラックアジャイルを「開発戦術」として定義 いまの取り組みは DiscoveryかDeliveryか、全員が把握した上で「整合性の必要性」に向き合う ©2026 Algoage, Inc. All

    Rights Reserved. 20 プロダクト機能開発とデリバリーのフェーズ Discovery Delivery R&D 基礎研究 技術検証 最小コストで探索 R&D顧客 PoCプロジェクト 顧客価値を検証 WHYを潰す プロダクト 開発 本番品質でリリース FDE品質ゲート 導入 プロジェクト FDE+ARE+導入PM 次のDiscovery起点
  14. ③ SureSideと同じ構造 事業も開発組織も — 同じ構造で解いている SureSide(事業) ⇄ オペレーター業務を段階的に整理 1. ナレッジ原本を構造化

    2. フィードバックで整理 3. 段階的に自動化 一気に自動化せず・現場でAIを育てる 開発組織 従来の開発組織から始める 1. 規範の原本 2. AIがフィードバック 3. 段階的に自動化 一気に理想を目指して焦らず、 委譲できる範囲を段階的に見極める ©2026 Algoage, Inc. All Rights Reserved. 25