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オープン形式で培った 私たちのオンボーディング
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motorollerscalatron
September 19, 2019
Education
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910
オープン形式で培った 私たちのオンボーディング
Engineer Onboarding Meetup #2 @Oracle での発表資料
motorollerscalatron
September 19, 2019
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Transcript
#twitterhash タイトル オープン形式で培った 私たちのオンボーディング @motorollerscalatron Engineer Onboarding Meetup #2 @Oracle
1
#twitterhash タイトル @motorollerscalatron - 多言語音声認識エンジンの言語モデル開発・評価、アプリ開発 - B2B系SaaS数社。電子広告系サービス会社 - 2018/8 Quipper入社
- ToC向けサービスの開発担当チーム - 最近好きなもの: - モブプロ、vim、夢 - 最近嫌いなもの: - 未来 2
#twitterhash タイトル Agenda | 01 02 03 04 05 わたしの会社とオンボーディング
自分のチームで取り組んだオンボーディング 他チームに波及したオンボーディング サイクルが一巡してオンボーディングを改めて考えた まとめ!!! 3
#twitterhash タイトル わたしの会社とオンボーディング 01 4
#twitterhash タイトル 5
#twitterhash タイトル チームのプロダクト ➔ ToCチーム 6
#twitterhash タイトル オンボーディング、と言い出したのは ➔ オンボーディング文化が生じたのは最近 ➔ 去年あたりから、「オンボーディング」ということばを使って、チーム単位での 新人のオリエンテーションから実務への導入をプログラム化していっている ◆ SREチーム
◆ ToCチーム 7
#twitterhash タイトル オンボーディング、と言い出したのは ➔ オンボーディング文化が生じたのは最近 ➔ 去年あたりから、ローカルで「オンボーディング」ということばを使って、チーム 単位での新人のオリエンテーションから実務への導入をプログラム化して いっている ◆
SREチーム ◆ ToCチーム 8 @chaspy による SREチームの事例は弊社 プロダクトブログ記事も参照 ください! https://quipper.hatenablog.com/
#twitterhash タイトル 自分のチームで取り組んだ オンボーディング 02 9
#twitterhash タイトル 自分のチームで取り組んだオンボーディング 2018年8月 入社 2018年10月 5人目のメンバー加入 2018年11月 6人目のメンバー加入 2019年4月 7人目のメンバー加入 2019年5月
8人目のメンバー加入 2019年9月 9人目のメンバー加入 10
#twitterhash タイトル 自分のチームで取り組んだオンボーディング 2018年8月 入社 2018年10月 5人目のメンバー加入 2018年11月 6人目のメンバー加入 ← オンボーディング担当 2019年4月
7人目のメンバー加入 ← オンボーディング担当 2019年5月 8人目のメンバー加入 2019年9月 9人目のメンバー加入 ← オンボーディング担当 11
#twitterhash タイトル 自分のチームで取り組んだオンボーディング ➔ わたしは、オンボーディング専用要員でも、マネージャーでもないToCチーム にいるひとりのエンジニア ◆ 新しい人は年に何回か入ってきている ◆ 今まで新しい人を迎え入れた経験があり、その時のやりとりのSlackの
手順を再現すれば、自動優勝・・? なんとなく安心・・・していた。 12
#twitterhash タイトル 2018年10月のslackスレから 13
#twitterhash タイトル 14 「送るスレ」を作る ※本人許可を得て会話を抜粋しています あとは適宜、手順を紹介 対話式で進める
#twitterhash タイトル 自分のチームで取り組んだオンボーディング ➔ 改めて「オンボーディング」と冠した時に、提供したかった価値 ◆ 安心して力を発揮できる環境だと、体験してほしい • オンボーディングプログラムのテンプレートを用意する •
オンボーディング担当をしっかり決める • Good First Issue を用意しておく 15
#twitterhash タイトル 16
#twitterhash タイトル すでに3人目、 うまくいくかに見えたが・・・。 17
#twitterhash タイトル うまくいくかに見えたが・・・。 ➔ あれ、この資料とこの資料、食い違ってませんか? ➔ このチャネル、XX人いますが、ここで本当に質問しちゃっていいんです か? ➔ いつ終わるんですか(=いつ同じチームメンバーと認めてもらえます
か)? 18
#twitterhash タイトル new joiner に もっときいてみた 19
#twitterhash タイトル 「資料食い違い」問題 ➔ この資料とこの資料、食い違ってませんか? ◆ 既存メンバーは情報の構成(こっちが古い、こっちが新しい)を暗黙知と して知っているので矛盾に気がつかない ◆ (やりがち)「こういう事情があって、ここではこうなんだけど、こっちだとこ
うで・・」(結局直さない) ◆ はじめての人が一人で読んでもらう資料。一貫性がないと初めてのオン ボーディング体験としては、台無し 20
#twitterhash タイトル 「はずかしい」問題 ➔ このチャネル、XX人いますが、ここで本当に質問しちゃっていいんですか? ◆ NG: やっちゃってください ← やりにくいからきいている ◆ ほんとうはオンボーディング担当者に他の切り口で質問したい?
◆ チャネル名、構成自体に問題? 21
#twitterhash タイトル 「いつ終わる」問題 ➔ いつ終わるんですか ◆ 早く貢献したい感を、阻害してしまっている ◆ 終わりに関する共通認識が互いに合うまで、不思議なさぐりあいを繰り 返す
22
#twitterhash タイトル 解決策としてとったこと 23
#twitterhash タイトル 解決策 ➔ オンボーディングプログラムのテンプレートを再考 ◆ new joiner と mentor
用に分ける ◆ リハーサルを行う ➔ オンボーディングへの貢献感を皆で演出する 24
#twitterhash タイトル テンプレートを再考(1) …mentor用・new joiner用分割 ➔ 1つの手順書に、mentor と new joiner
の両方のタスクが混在 ◆ Mentor用は先に作って準備万全にしておく目的 ◆ new joiner用 は new joiner が自分で見てチェックリストを消化した り、意見交換していく目的 25
#twitterhash タイトル 26 mentor用 new joiner 用
#twitterhash タイトル 27 mentor用 new joiner 用
#twitterhash タイトル テンプレートを再考(2) …リハーサル ➔ 手順書を用意する ◆ 自分でやってみる! ◆ やりきれなければリンク切れがないだけかでも確認!
28
#twitterhash タイトル New joiner の貢献感を皆で演出する ➔ 貢献感を出していく ◆ チームがPRマージへ全面協力 ◆
定期的なヒアリング • その人なりのゴールをオンボーディングの中で少しずつ明確にして いく。用意したテンプレートにとらわれない ◆ new joiner にオンボーディング自体の改善にも関わってもらう • 29
#twitterhash タイトル 他チームに波及していった オンボーディング 03 30
#twitterhash タイトル オンボーディングプログラムのテンプレートが再生産されてい く ➔ 一度テンプレートが完成すると、各チームのオンボーディング担当にバリ エーションを自分で作って使ってもらえるようになった ◆ GitHub issue
template 2枚なので、複製簡単 ◆ 特に別途MTGも必要なかった 31
#twitterhash タイトル 専用チャネルの誕生 ~#onboarding-ja~ ➔ 自然と専用チャネルができる流れに 32
#twitterhash タイトル オープンなチャネルとして位置付ける ➔ オンボーディングに関することであれば途中報告・相談なんでも ◆ 33 ※本人許可を得て会 話を抜粋しています
#twitterhash タイトル オンボーディング完了時アンケート ➔ Google の Formでさっと フォームでとるように なると記録としても 蓄積されていく
34 ※ がサクッと作成
#twitterhash タイトル 大きい視点で見ていく・・ ➔ 別チームでのオンボーディングのことが見えるようになる ➔ チームをまたいで見ると、そこそこ毎月誰かしらにたいしてオンボーディング が行われている状態が観察されるようになった ➔ 勢いで、オンボーディングの様子を月刊でまとめる月刊issueを考案
35
#twitterhash タイトル 月刊 オンボーディング自身 の誕生 36
#twitterhash タイトル ➔ ➔ ◆ 37
#twitterhash タイトル 「オンボーディング自身」の構成 ➔ N月のオンボーディング総評 ◆ N月のオンボーディング: 各mentor, new joiner
の紹介 ◆ N月の成果物 ➔ N+1月のオンボーディング (issue形式なので、読者は続いてコメント可能) 38
#twitterhash タイトル サイクルが一巡して オンボーディングを改めて考えた 04 39
#twitterhash タイトル mentor側からのフィードバック ◆ プログラムのテンプレート(チェックリスト)があることで、抜け漏れがなく なる ◆ オープンになるので、mentor と new
joiner 1vs1の閉じた関係になら ないので、多面的な意見のもとでオンボーディングが進められる 40
#twitterhash タイトル New joiner側からのフィードバック ◆ 前の会社、他の会社と比べて、手厚くやってもらえている実感 ◆ 知らないことが多い環境の中で、安心して過ごせる ◆ 他チームからもコメントがもらえる、業務に離れた部分でのコミュニケー
ション(例:趣味のチャネルへの招待)があり、より会社に溶け込んで いっている感覚が得られる 41
#twitterhash タイトル 自分に返ってきた収穫 ➔ オンボーディングを経験すると、自分の定常業務についての暗黙知が自覚 できる(手順ドキュメントや用語の再考チャンス) ➔ 自分が真っ先に、new joiner のことを知ることができる(人見知りな傾向が
ある自分にとって、先に知り合いになれるチャンス) ➔ [副次的に]他チームの業務がわかる 42
#twitterhash タイトル まとめ!!! 05 43
#twitterhash タイトル ✨まとめ!!!✨ ➔ 隔離された状況より、皆で迎え入れる ➔ 柔軟に、寄り添うオンボーディング ➔ 次のオンボーディングにつなげれば、改善していく 44
#twitterhash タイトル ご清聴ありがとうございました 45