FlutterKaigi 2026 での発表資料です。
2025年、AI に実装を任せられるようになり、アプリエンジニア以外のメンバーも Flutter アプリの実装に参加するようになりました。一方で、アプリエンジニアの頭の中にあったアーキテクチャのルールが共有できておらず、レビューでの指摘と往復が増えました。
この発表では、申請・経費精算のモバイルアプリを題材に、AI に任せられるコードベースをどう作ってきたかをお話しします。
- 仕様をコードで表す: 明細の種類や金額を sealed class などの型で表し、ルールに反するコードをコンパイラや lint で止める
- ハーネスで守る: 決定的に表せるものは型・lint・CI に置き、表せない知識だけを Skill と Subagent で AI に渡す
- 結果で評価する: eval(AI の振る舞いの単体テスト)で、AI がルールを読めているかを確かめる
- 育てる: レビューの指摘から Skill の更新を AI が提案するループを回す
任せられる範囲は、AI の能力ではなく、アーキテクチャとハーネスで決まる、という考え方をまとめています。