ビッグデータの処理モデルとしては、最近までバッチ処理が中心でしたが、最近 Apache Spark や Apache Kafka のようなストリーミングアーキテクチャを採用する例が出てきています。これらはシステムをシステムをシンプルかつロバストにするという観点で大きなメリットがありますが、一方で従来のメッセージキューイングの設計と大きな違いがあります。この講演では、いくつかのストリーミングシステム特有の考え方や設計パターンを例に挙げながら、モダンなストリーミングシステムの構築の指針をご紹介します。2016年2月8日に開催されたHadoop / Spark Conference Japan 2016での講演資料です。