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Plasma_Overview_gbec20180928.pdf

 Plasma_Overview_gbec20180928.pdf

GBECの解説動画の資料です。
https://goblockchain.network/2018/10/plasma_overview/

D1a9a621162301433a4c80cd0fd6afc9?s=128

nakajo2011

June 29, 2021
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Transcript

  1. Plasmaの概要 ~ Plasma入門 ~ 1

  2. 1. Blockchainのトリレンマ 2. Side chainを用いた改善案 3. Side chainが抱える問題 4. Plasmaコンセプトの提案

    5. Advanced Plasmas 今日話すこと Plasmaの概要 ~ Plasma入門 ~ 2
  3. 1. Blockchainのトリレンマ 2. Side chainを用いた改善案 3. Side chainが抱える問題 4. Plasmaコンセプトの提案

    5. Advanced Plasmas 今日話すこと Plasmaの概要 ~ Plasma入門 ~ 3
  4. • Ethereumは1秒間に10~15txぐらいしか処理できない • なぜ遅いのか? ◦ decentralizationを維持する必要がある。 ▪ みんなが全てのtransactionをverifyしている ◦ transactionが大量に発行されている

    ◦ blockが十分に伝播されるまで待つ必要がある 4 1. Blockchainのトリレンマ
  5. 5 1. Blockchainのトリレンマ

  6. • ScalabilityとDecentralizationを優先するとSecurityが犠牲になる ◦ block生成が早いのでforkの確率が上がる。reorgの可能性が上 がる ◦ データ量が増えると、miningできるnodeが限られてくるので集中 化する • ScalabilityとSecurityを優先するとDecentralizationが犠牲になる

    ◦ PoAなどを採用するとminerへのtrustが必要になる 6 1. Blockchainのトリレンマ
  7. 1. Blockchainのトリレンマ 2. Side chainを用いた改善案 3. Side chainが抱える問題 4. Plasmaコンセプトの提案

    5. Advanced Plasmas 今日話すこと 7 Plasmaの概要 ~ Plasma入門 ~
  8. • Scalabilityを改善するための方針 ◦ 自分に関係のあるtransactionだけverifyしたい ◦ 特定のTransactionだけが流れるようにしたい • じゃあ上記を満たすchainを作っちゃえばいい ◦ side

    chainなのでroot chainのHFが不要 ◦ root chainと並列して処理が可能 8 2. Side chainを用いた改善案
  9. 9 2. Side chainを用いた改善案

  10. • 2way-peg ◦ 必要に応じてroot chainからside chainに移動することができ る。 ◦ この時root chainの資産をside

    chainに移動する仕組み ◦ さらにside chain上で取引終了時にroot chainに資産を戻す必 要があるので2way 10 2. Side chainを用いた改善案
  11. • PoS or dPoS or PoA ◦ side chainでのコンセンサスアルゴリズムはfinalityを得られるも のが良い

    ◦ PoWでも不可能ではないけど、reorgの危険が伴う ◦ 2way-pegを実現する際の難易度に直結する ◦ root chain、side chainともにfinalityを得られるコンセンサスアル ゴリズムだとベスト 11 2. Side chainを用いた改善案
  12. 1. Blockchainのトリレンマ 2. Side chainを用いた改善案 3. Side chainが抱える問題 4. Plasmaコンセプトの提案

    5. Advanced Plasmas 今日話すこと 12 Plasmaの概要 ~ Plasma入門 ~
  13. • root chainと同価値のトークンを弱いchain上で扱っている ◦ node数が少ないので容易に攻撃可能 ◦ minerが裏切るインセンティブが高い ▪ PoSやPoAではminerの裁量度合いがPoWよりも大きい •

    Side chainでは参加者に逃げ場がないのでやられたい放題 13 3. Side chainが抱える問題
  14. 1. Blockchainのトリレンマ 2. Side chainを用いた改善案 3. Side chainが抱える問題 4. Plasmaコンセプトの提案

    5. Advanced Plasmas 今日話すこと Plasmaの概要 ~ Plasma入門 ~ 14
  15. • Plasma ! ◦ 一番重要なことは参加者の資産を守ること • Plasmaが満たすべき条件 ◦ minerが裏切ったら参加者はいつでもroot chainにもどれる

    ▪ いつでもroot chainに戻れるので資産が盗まれることはない 15 4. Plasmaコンセプトの提案
  16. • check pointの作成 ◦ plasma chainは一定期間ごとにroot chainにcheck pointを記録 する 16

    4. Plasmaコンセプトの提案
  17. • exit(=withdraw) ◦ plasmaではroot chainに対してexitを申請する ◦ root chainではcheck pointを元にそのexitが正当なものかチェッ クする

    17 4. Plasmaコンセプトの提案
  18. • Plasmaコンセプトの肝 ◦ root chain上でexit申請ができるようにしている ◦ そのためside chainが止まっても資産は安全に取り戻せる基本 的にside chain参加者の資産を保護するための仕組み

    ◦ ユーザの不正(double spentなど)を潰す仕組み(=challenge)も 提供 ◦ plasma chainはUTXOベースで資産を管理する ◦ chainが分かれているため、不正を潰すためには監視が必要 18 4. Plasmaコンセプトの提案
  19. 1. Blockchainのトリレンマ 2. Side chainを用いた改善案 3. Side chainが抱える問題 4. Plasmaコンセプトの提案

    5. Advanced Plasmas 今日話すこと Plasmaの概要 ~ Plasma入門 ~ 19
  20. • Plasma-Cash ◦ bloom filter的なものを使って、challengeに必要なtxデータを圧 縮する仕組み。 ◦ NFT(Non Fungible Token)を活用

    ◦ 自分が持っているtokenのIDだけ監視すればOK ◦ 理論上、double spentなどを行おうとすると即座に潰すことがで きるのでユーザは一切不正が行えない。 20 5. Advanced Plasmas
  21. • Plasma-XT ◦ Plasma-Cashをさらに発展させたもの ◦ 全てのtokenについてexit済みかどうかの0,1フラグを立てたメタ データを準備する ◦ 誰かが不正に自分のtokenをexitしようとするとその箇所のbitに 1が立つので容易に発見可能

    ◦ challengeのために保持するデータがbit単位になるのでかなり の圧縮が見込める 21 5. Advanced Plasmas
  22. • Plasma-snapp ◦ zk-SNARKsを用いてexit gameとconfirmation signatureを取り 除く提案 ◦ exit gameのせいでplasmaの複雑性が増していたのでこれが取

    り除かれるのはかなり大きなゲームチェンジ ◦ 中身の詳しいことは難しすぎてよくわからない。。。 22 5. Advanced Plasmas
  23. ブログも宜しく http://y-nakajo.hatenablog.com/ 日本語でのEthereumに関する議論はこちらで https://research.cryptoeconomicslab.com/ 23 おわり