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わたし達はなぜ「北海道で生きること」を選択したのか〜移住を決めたエンジニア達のエトセトラ〜 /...

わたし達はなぜ「北海道で生きること」を選択したのか〜移住を決めたエンジニア達のエトセトラ〜 / Why we desice to living in Hokkaido

2021/3/20 JAWS DAYS 2021 でお話しした内容です。

Naomi Yamasaki

March 20, 2021
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Transcript

  1. ご挨拶と自己紹介 
 生活協同組合コープさっぽろ 
 デジタル推進本部 インフラチームリーダー 
 若松 剛志
 元JAWS-UG

    初心者支部 
 2019/2020 APN AWS TopEngineers 
 AWS Certified 12冠 
 SESでインフラエンジニア(主にミドルのあたり)
 JAWS-UGに出会って、AWSにどっぷりハマる。
 勢いそのままにアイレット(cloudpack)にJOINし、AWSエンジニアへ
 AWS認定試験を全て取得し、12冠に。
 2020年11月に東京から札幌へ移住。
 11月よりコープさっぽろへJOINし、AWS/オンプレを
 含めたインフラ全般を担当。
 
 北海道は食べ物が美味しくて困ります。
 @t_wkm2

  2. AWS SAMURAI 2015 
 JAWS-UGアーキテクチャ専門支部 
 JAWS-UG情シス支部 
 生活協同組合コープさっぽろ 


    デジタル推進本部 エンジニア 
 山﨑 奈緒美 ご挨拶と自己紹介 ソフトハウスでインフラエンジニア
 地図情報システム開発会社でひとり情シス
 旅行会社の情シス部門でクラウド担当
 2020年9月に東京から札幌へ移住。
 10月よりコープさっぽろへJOIN。
 AWSのことならなんでも担当。
  
 好きなAWSサービスはRoute53とIAM
  
 北海道の雪質が良すぎて10年以上ブランクが空いていましたが、
 久しぶりに滑ったら楽しすぎて、この冬はほぼ毎週末ゲレンデに通って
 スノーボードをしていました。
 @nao_spon

  3. 北海道で生きることを誇りと喜びにする 
 3つのつなぐ 
 福祉活動 文化教室 組合員活動 葬祭事業 旅行事業 物流事業

    店舗事業 移動販売 宅配事業 配食・給食 食育 食品製造 共済事業 エネルギー 子育て支援 環境活動 リサイクル フードバンク 育英奨学金 と
 人
 人
 をつなぐ
 と
 人
 食
 をつなぐ
 と
 人
 未来
 をつなぐ

  4. CIO
 AWS Samurai 2015 
 AWS Samurai 2012 
 AWS

    Samurai 2018 
 AWS Hero 2021 
 AWS Samurai 2015 
 集まりだしたAWSエンジニア達 

  5. JAWS-UG情シス支部
 JAWS-UG札幌支部
 JAWS-UG朝会
 JAWS FESTA Sapporo実行委員 
 AWS Certified 12冠

    
 JAWS-UG初心者支部(2代目) 
 JAWS DAYS 2021 
 CFPセッション登壇
 AWS Samuraiだけではなく。
 集まりだしたAWSエンジニア達 

  6. 生活協同組合コープさっぽろとエンジニア 
 2020年3月
 2名
 2020年4月
 1名
 2020年5月
 1名
 2020年7月
 2名


    2020年8月
 1名
 2020年9月
 4名
 2020年10月
 6名
 2020年11月
 3名
 2021年1月
 1名
 2021年2月
 1名
 合計
 22名
 • 20代 2名
 • 30代 10名
 • 40代 9名
 • 50代 1名

  7. よくよく考えるとJAWS DAYSで人生変わったね 
 初めてのJAWS DAYS参加が2人とも2015年だった
 
 若松:
 • 当日寝坊してしまった。
 •

    長谷川さんのセッションを聞いて頭おかしい(褒め言葉)人がいるなーと思ってた。
 山﨑:
 • 初心者支部立上げしようとしてた時にハンズオン講師してみない?と誘われ、初参加 なのに登壇してたw
 • 懇親会後にハンズラボ主催の懇親会に参加し、若松とは偶然同じテーブルだった。 当時は一言二言くらいしか話してなかったと思う。
 • まさかその6年後に若松と一緒のチームで働いてるとは思ってもいなかった笑

  8. 若松と山﨑の移住話 
 なんで東京から北海道へ移住したの?
 
 若松:
 • 地方で働いてみたかった。
 • 事業会社で店舗とかの物理環境のあるところで働いてみたかった。
 山﨑:


    • きっかけは長谷川さんから声をかけられたこと。
 • 初めは転職する気がそもそも無かったが、現地を視察して対馬さんの熱い野望を聞 いて、それがとても面白そうだったから。
 • 夫(アプリエンジニア)も一緒にどうぞということで夫の方がノリノリだったのもある。
 ※若松、山﨑はそれぞれの配偶者も一緒にコープさっぽろへJOINしています 

  9. 若松と山﨑の移住話 
 来てみてどうだった?
 
 若松:
 • なんか気持ちに余裕ができた。
 • コロナ禍でかなり制限が厳しい東京よりも、開放的でゆったりしている。
 山﨑:


    • スノボ楽しい笑。私怪我しちゃったけどたくさんゲレンデ行ったよね笑
 • 気持ちに余裕ができるのはやっぱ北海道はでっかいどーだから?笑
 • 札幌市の移住支援金制度を受けられたのはありがたかった。
 ※移住支援金制度では世帯移住は100万円、単身移住は60万円支給され、移住要件・審査があります 

  10. みんなにアンケートとってみた 
 あなたは?
 • Iターン 6名
 • Uターン 7名
 •

    道内での転職 6名
 • 進学時に北海道へ移住 3名
 Iターン・Uターンメンバーは全員、東京・千葉・神奈川から北海道に来ました

  11. 家族で移住したひとたち 
 家族からの反対はありませんでしたか?
 寒いの嫌だと言われた。 
 北海道なりの服装をするか ら寒くないと説得した。 
 配偶者や子供からはなかったです が、すごく迷いましたし不安はありま

    した。
 当時は子供が小学校に上がるタイ ミングだった、妻子は季節の一番 良い時期に1週間くらいお試し暮ら しをさせて、北海道最高、という意 識を植え付けたw 
 家族からの反対はありませ んでした。
 むしろ、転職サイトの地域 部分をポチッとしたのが嫁 様です。
 東京で半分同棲していたところから 北海道に戻るタイミングで「結婚して 北海道で一緒に住もう」とプロポー ズし結婚しました 
 親にめっちゃ
 推奨された
 夫の方がノリノリで自 分の方が悩んだ。

  12. 移住する時の心配ごと 
 雪国に住んだことがなかった&車の 免許がなくても生きていける生活 だったので、北国でどんな生活にな るか不安だった。夫が雪国出身で 色々聞きながら心づもりをした。 
 雪国に住んだことがなかったので 寒さと雪が積もっている間の生活

    をどうしたら良いか不安だった。 
 寒さや雪はテレワークすれば家か ら出なくて良い。 
 また、北海道在住の人にいろいろ 教えてもらった。 
 札幌という環境でエンジニアとして のスキルや経験が本当に身につく のか心配していましたが、やること 沢山あることがわかったので心配 不要になりました 
 持ち家の捌き方。
 まだ解決していない。 
 ありました。
 友人と会話したり、現地を視察しました。 
 クリアしない点が多かったですが、タイミングが今 しかないと思ったので決断しました。 
 不安や心配事はあり ません。
 雪国出身なので、あ まり不安はなかった 
 家賃と光熱費

  13. 入協してみてどうだった? 
 あらゆるプロフェッショナルがまわりにいるので良い刺激 になる。自分の考え方のアップデートが出来るところ。 
 全くの異業種、かつ、エンプラなので、すべてがギャップw でも、そのギャップが楽しいwww 
 みなさんとても真面目で優しい 


    「プロジェクト」が指す規模が大きく会議が多い 
 デジタルの浸透が早い(アレルギー反応がもっと強いと 思っていた
 システムがレガシーとは聞いていたけれど、稼働中の WindowsXPやWindows 2000 Serverがあると聞いた時 はいろいろな意味で感動した笑 
 縦割りだが、みんなが応援してくれる社風(協風?)がよ い
 システムは古いが業務は効率的で洗練されている部 分が多い
 他の事業部やシステム部の方とも気軽にお話できてい る。優しい。もっと話しかけにくいような世界が待っている かなと思っていた。
 これだけ大きな組織、大きな部署なのにデジタル推進本 部はスピード感やチャレンジ精神があっていいと思った。 
 組織の規模と比較して、システム化されていない部分が 結構多いんだな、という印象を持ちました。 
 他部署の方に突然ご相談に行っても、邪魔にされること なく、快く話を聞いていただけることは、とてもありがたい と感じました。
 コープさっぽろといえば昔ながらの、、、という印象があり ましたが、思ってた以上に自由闊達な雰囲気を感じま す。
 

  14. 移住を考えてる人に向けた北海道の良いところ 
 さとらんどやモエレ沼公園等、札幌周辺でも広大な自然 に触れられるところがあります 
 ウィンタースポーツする人には最高。 
 寒いのは意外となんとかなる(服や靴が優秀なの多い)。 都会からこちらにくると山々が身近で気持ちが良いので 自然好きな方はおすすめ。

    
 程よく都会で、程よく田舎で、観光地やアクティビティも 多い。食べ物が安くて美味しい。長い冬をどう楽しむか を考えておくほうがよい 
 車は持っていた方が良い。 
 少し走るだけでいろいろなところに行ける。遊びのバリ エーションは随一。
 北海道ならではの良いところ沢山ありますが、一度ワー ケーション等で仮移住してみるとGAPが起こりにくいので はないかなと思います。
 アウトドアのアクティビティが充実しているので、コロナ禍 でも楽しい
 「雪」という最大のネックはあるけれど、その分春や夏を 思いっきり楽しめるし、とても住みやすい土地だと思いま す(特に札幌は)
 雪とお友達になれれば食べ物は美味しいし、のびのびで きて最高です。今はLCCが充実してきているので、いざと なれば安値と首都圏に行けるのでご安心を 
 ご飯がとても美味しく、北海道ならではの四季を感じるこ とができます。

  15. 移住を考えてる人に向けた北海道の注意するところ 
 路面凍結はこわい。冬場の転倒事故。 
 鹿と衝突したら物損。
 amazonが翌日に届く生活とお別れになるため家の在庫 管理大事。yodobashiが最速。 
 食べすぎて太る
 普段食べるご飯が美味しすぎるので道外への旅行は食

    べ物での楽しみが減ってしまうかもしれません。 
 公共交通機関のみで便利に暮らせるエリアは、結構限 定される
 暖房光熱費が高いので覚悟を。 
 その分夏の電気代が少ないので年間トータルは 
 ややマイナスくらいかな。 
 冬タイヤを買わないといけないのも地味に注意です(結 構高いです)
 
 冬靴(スノーブーツ)必須です。 
 11月から雪が降るからか、冬物アウターのクリーニング が10月だと激混みで2〜3週間かかったので、9月中には 出しておいた方が良いです。 
 雪国に不慣れな人は、冬の雪かきというものが嫌になっ てしまうかもしれないので、まずは雪かきが不要なマン ションや集合住宅に居をかまえて、一冬様子をみたほう がいいかもしれません。ほとんどの一軒家だと自分で雪 かきが必要です。