Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
FastMCPでSQLをチェックしてくれるMCPサーバーを自作してCursorから動かしてみた
Search
Nayuta S.
June 01, 2025
Technology
1
390
FastMCPでSQLをチェックしてくれるMCPサーバーを自作してCursorから動かしてみた
2025/5/23にクラスメソッド社内メンバー向けに発表した資料になります。
Developers IOでのブログ公開用途も含めて作成しているので、Speaker Deckでも公開します。
Nayuta S.
June 01, 2025
Tweet
Share
More Decks by Nayuta S.
See All by Nayuta S.
Amazon Athenaから利用時のGlueのIcebergテーブルのメンテナンスについて
nayuts
0
390
目玉アップデート!のSageMaker LakehouseとUnified Studioは何たるかを見てみよう!
nayuts
0
1k
Amazon Rekognitionのカスタムモデルで独自のモデレーションモデルをトレーニングする
nayuts
0
260
Google CloudのLLM活用の選択肢を広げるVertex AIのパートナーモデル
nayuts
0
480
データ品質管理の第一歩
nayuts
1
1k
簡単に始めるSnowflakeの機械学習
nayuts
1
1.5k
AthenaとStep Functionsで簡単ETLオーケストレーション #midosuji_tech
nayuts
1
1.2k
Vertex AIとBigQueryでつくる簡単ベクトル検索&テキスト分析システム
nayuts
0
1.2k
AIが強力にサポート!データ分析・ML系サービスアップデート
nayuts
0
770
Other Decks in Technology
See All in Technology
alecthomas/kong はいいぞ
fujiwara3
6
1.4k
Claude Codeは仕様駆動の夢を見ない
gotalab555
14
3.1k
リリース2ヶ月で収益化した話
kent_code3
1
190
LLM 機能を支える Langfuse / ClickHouse のサーバレス化
yuu26
4
290
Vision Language Modelと自動運転AIの最前線_20250730
yuyamaguchi
3
1.1k
金融サービスにおける高速な価値提供とAIの役割 #BetAIDay
layerx
PRO
1
730
AI関数が早くなったので試してみよう
kumakura
0
120
生成AI時代におけるAI・機械学習技術を用いたプロダクト開発の深化と進化 #BetAIDay
layerx
PRO
1
1k
o11yツールを乗り換えた話
tak0x00
1
240
S3 Glacier のデータを Athena からクエリしようとしたらどうなるのか/try-to-query-s3-glacier-from-athena
emiki
0
180
SRE新規立ち上げ! Hubbleインフラのこれまでと展望
katsuya0515
0
160
AWS DDoS攻撃防御の最前線
ryutakondo
0
120
Featured
See All Featured
Music & Morning Musume
bryan
46
6.7k
What's in a price? How to price your products and services
michaelherold
246
12k
A designer walks into a library…
pauljervisheath
207
24k
Intergalactic Javascript Robots from Outer Space
tanoku
272
27k
Writing Fast Ruby
sferik
628
62k
Connecting the Dots Between Site Speed, User Experience & Your Business [WebExpo 2025]
tammyeverts
8
420
Easily Structure & Communicate Ideas using Wireframe
afnizarnur
194
16k
ピンチをチャンスに:未来をつくるプロダクトロードマップ #pmconf2020
aki_iinuma
126
53k
Build your cross-platform service in a week with App Engine
jlugia
231
18k
個人開発の失敗を避けるイケてる考え方 / tips for indie hackers
panda_program
110
19k
GraphQLとの向き合い方2022年版
quramy
49
14k
Making the Leap to Tech Lead
cromwellryan
134
9.5k
Transcript
2025/5/23 鈴木那由太 MCP Python SDK(FastMCP)で SQLをチェックしてくれるMCPサーバーを自作して Cursorから動かしてみた
話したいこと 2 • SQLも規約に沿ってフォーマットしたいことがある。(特に分析系クエリ) 特にASによるエイリアス作成などはコード生成なため、Cursorで自動でできると助かる。 • 自然言語からのSQL生成は別の仕組みが必要となる。
MCPサーバーを使ったSQLの自動修正 3 ①計算したカラムにASなし ②BigQuery構文のちょっと長めのSQL ②Snowflake構文のちょっと長めのSQL
MCPサーバーを使ったSQLの自動修正① 4 Agentモードで実行して、エイリアス名も含めチェック結果を元に修正提案してくれた。 チャットを続けてファイルに反映させることも可能。
MCPサーバーを使ったSQLの自動修正② 5
MCPサーバーを使ったSQLの自動修正③ 6
SQLFluff 7 • コードスタイルのリント機能(sqlfluff lintコマンド) • 解析結果の異常修正機能(sqlfluff fixコマンド) ◦ fixは必ずしも修正できるわけではない。SELECT文でエイリアスがついていないエラーがあった際に、
カラムのエイリアスを勝手に考えてくれたりはしない。 エイリアスに関するエラーなど Fixで直せないものもある。
SQL周りのLLM活用 8 • SQLの生成(特に自然言語からSQLを作成する) • SQLの修正(右、エラーを元にコード自体を改善するなど) https://arxiv.org/pdf/2307.07306 https://docs.sqlfluff.com/en/stable/gettingstarted.html
Fast MCP 9 • MCP Python SDK (FastMCP v1) •
Fast MCP v2 ◦ Fast MCP(MCP Python SDK )の拡張 https://gofastmcp.com/getting-started/quickstart https://gofastmcp.com/getting-started/welcome
LLMによるMCP開発 10 Claudeを使ったMCP開発方法も紹介されている。(今回は手動でもできるが)
実際に作ってみた 11 以下をファイル保存してコンテキストにして、CursorからMCPサーバーの実装を生成させた。 • MCPのドキュメント全体の内容(@Files) • Python-sdkのGitレポジトリのREADME(@Files) • SQLFluffのPython APIのドキュメント(@Docs)
MCPサーバーの環境作成 12 1. uvコマンドのインストール 2. プロジェクトを作成したい場所でuv initコマンドの実行 3. プロジェクトに移動して必要なライブラリをuv addコマンドで追加
◦ mcp[cli] ◦ sqlfluff
MCPサーバーのCursorへの設定 13 uvで作成した仮想環境のmcpコマンドを指定して、実装したツールを実行するための mcp.jsonの設定した。 ほかに良い方法があれば 教えてください!mm
MCPサーバーを使ったSQLの自動修正 14 Agentモードで実行して、エイリアス名も含めチェック結果を元に修正提案してくれた。 チャットを続けてファイルに反映させることも可能。 再掲
参照実装 15 AWS MCP Serversなど信頼できるMCPサーバーについて、挙動の勉強や実装を参考にすると 良さそう。 https://github.com/awslabs/mcp/blob/main/src/terraform-mcp- server/awslabs/terraform_mcp_server/impl/tools/run_checkov_scan.py#L340 https://awslabs.github.io/mcp/
None