Jamf Pro導入につなげられる Macキッティングの省力化/Start macOS setup with Jamf Pro

Jamf Pro導入につなげられる Macキッティングの省力化
2020年11月25日 コーポレートエンジニア x 情報システム　LT初心者会
と
2020年12月08日 JMUG Meetup #8で発表を行った際の資料です

Transcript

1. Jamf Pro導入につなげられる Macキッティングの省力化 2020/12/08 JMUG Meetup #8 にょもこ
2. このLTは 2020/11/25 に行われた コーポレートエンジニア x 情報システム　LT初心者会 の再演です
3. にょもこ( Twitter@tmkymd_ )です • 趣味 手芸 電子工作 パソコン • 秋葉原のPCショップ ツクモ電機12号店とかeX.のネットワークコーナーとか • 2016年まで専業主婦という名の無職 • 現在二児の母をソロプレイ中 • 元夫は本当の愛を見つけたらしく無職の妻子を捨てて居なくなりました… • 渋谷のIT系の会社で情シスのお仕事 • 11/30で最終出社でしたが次のお仕事も渋谷のIT系の会社で情シス… • Mac無いらしい
4. Macに行っている設定 • ユーザの作成 • サーチドメインの設定 • hostsファイルの編集(ローカルサーバへのアクセスの為) • プリンタを使える様にする • セキュリティソフトのインストール • ファイアウォールの有効化 • ディスクの暗号化(FileVault2有効化) • OSアップデートをしておく • スクリーンセーバ起動後すぐにパスワードを求められるようにする などなど
5. オフィスにある3台のプリンタを設定 したい場合
6. プリンタのセットアップ 用意しておいたドライバファイルをコピーしてダブルクリックして開始
7. プリンタを登録する 以下の内容を手入力する • プリンタのIPアドレス • プリンタの名前 ◦ 東京オフィス北 (DocucentreVI-C3371) できあがり！ これをあと2台分繰り返す 先ほどインストールしたドライバを選択する
8. このような作業の積み重ねで 1台あたり 1.5時間の作業時間
9. terminalからコマンドで設定すれば
 良いのでは

10. 先ほどの手順をterminalで実行するとこうなる sudo lpadmin -p C3371_kita -E -v lpd://192.168.25.26 -P /Library/Printers/PPDs/Contents/Resources/FX\ Print\ Driver\ for\ Mac\ OS\ X.gz -D "東京オフィス北(DocuCentre-VI C3371)" -o printer-is-shared=false sudo installer -pkg driver.pkg -target LocalSystem プリンタドライバをインストールする プリンタを設定する
11. #!/bin/bash PRINTER_IPs=("192.0.2.5" "192.0.2.6" "192.0.2.7") PRINTER_NAMEs=("minami" "kita" "yoko") PRINTER_DESCs=("東京オフィス南" "東京オフィス北" "社長室横") PRINTER_MODELs=("C3371" "C3371" "C4471") curl -\# http://192.0.2.100/PrinterDriver.pkg -o driver.pkg sudo installer -pkg driver.pkg -target LocalSystem PRINTER_NUM=${#PRINTER_IPs[*]};NUM=0 while [ $NUM -lt $PRINTER_NUM ] ; do PRINTER_IP=${PRINTER_IPs[${NUM}]} PRINTER_DESC=${PRINTER_DESCs[${NUM}]} PRINTER_MODEL=${PRINTER_MODELs[${NUM}]} PRINTER_NAME="${PRINTER_MODEL}_${PRINTER_NAMEs[${NUM}]}" PRINTER_DESC="${PRINTER_DESC} [DocuCentre-VI ${PRINTER_MODEL}]" sudo lpadmin -p ${PRINTER_NAME} -E -v lpd://$PRINTER_IP -P /Library/Printers/PPDs/Contents/Resources/FX\ Print\ Driver\ for\ Mac\ OS\ X.gz -D "${PRINTER_DESC}" -o printer-is-shared=false sudo cupsenable $PRINTER_NAME NUM=$((NUM + 1)) done setup_printer.sh
12. ここまで前提 • 1台あたり1.5時間 • →スクリプト化により25分 • 1ヶ月あたり20台 • →／(^o^)＼無理 • Jamf Pro 導入！ • 活用まで長い道のり…
13. Jamf Proを活用しやすい構成 • メインのスクリプト • 一つの作業を終わらせるスクリプト • アプリをインストールする、プリンタをセットアップする、 FileVault2の設定をする、ActiveDirectoryに登録する • パッケージのインストールはスクリプトから分離出来る様に書いておいた 方が良い • (JamfProではパッケージのインストールは別項目で設定する)
14. メインのスクリプト #!/bin/bash SCRIPTDIR='./setup' #USBメモリなどのsetupディレクトリにサブのスクリプトを保存する SUBCMD='. ' cd `dirname $0` # バージョンによってインストールしたりしなかったりするソフトの分岐に使う OS_MAJOR=$(/usr/bin/sw_vers -productVersion | awk -F . '{print $1}') OS_MINOR=$(/usr/bin/sw_vers -productVersion | awk -F . '{print $2}') # PC名を設定する ${SUBCMD}$SCRIPTDIR/set_pc_name.sh # プリンターの設定 ${SUBCMD}$SCRIPTDIR/setup_printer.sh # Google Chromeをインストールする ${SUBCMD}$SCRIPTDIR/install_chrome.sh # OSバージョンによって呼び出すスクリプトを変える if [ $OS_MINOR -lt 14 ]; then ${SUBCMD}$SCRIPTDIR/ano_setting.sh fi
15. Jamf Pro導入後 • スクリプト→Jamf Proのポリシーに登録 custom triggerにして名前をつけておく • キッティング開始→メインのスクリプトを呼び出すポリシーの実行 導入当初SelfService→Enrollment Complete
16. Jamf ProでのMacキッティング開始時に実行するポリシーのスクリプト #!/bin/bash SYSSET="/usr/sbin/systemsetup" JAMF="/usr/local/bin/jamf" OS_MAJOR=$(/usr/bin/sw_vers -productVersion | awk -F . '{print $1}') OS_MINOR=$(/usr/bin/sw_vers -productVersion | awk -F . '{print $2}') # PC名を設定する "$JAMF" policy -event SET_PCNAME # プリンターの設定 "$JAMF" policy -event INSTALL_PRINTER # Google Chromeをインストールする "$JAMF" policy -event INSTALL_CHROME # OSバージョンによって呼び出すポリシーを変える if [ $OS_MINOR -lt 14 ]; then "$JAMF" policy -event ANO_SETTING fi
17. DEPNotifyを導入できます！ • DEPNotify(アプリケーション本体) → https://gitlab.com/Mactroll/DEPNotify • DEPNotify-Starter (DEPNotiryを実行するスクリプト) → https://github.com/jamf/DEPNotify-Starter
18. DEPNotifyが動いて居る様子の動画
19. DEPNotifyでキッティングを行って居る様子
20. 今回のデモで使った DEPNotify-Starterの差分 https://github.com/nyomo/macadmin/pull/2/files にょもこ twitter@tmkymd_ フォローしてね ホームページ　 https://tmkymd.go5.jp/