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[OCI Skill Mapping] AWSユーザーのためのOCI(2025年8月20日開催)

[OCI Skill Mapping] AWSユーザーのためのOCI(2025年8月20日開催)

「Skill Mapping セミナー」は、AWS経験をOCI(Oracle Cloud Infrastructure)にスムーズに転換するための学習セッションです。
本資料では、Compute、Networking、Database、Storage、Securityなど主要カテゴリごとに、AWSサービスとOCIサービスの対応関係をマッピング。
設計思想の違いや共通点を整理することで、OCIを効率的にキャッチアップできます。
さらに、OCIならではのコストパフォーマンスの優位性や、実案件に活かせる提案のヒントも紹介しています。

[こんな方におすすめ]
・AWS経験をOCIに活かしたいエンジニアの方
・他クラウドとの違いを理解して提案の幅を広げたいエンジニアの方
・OCIの学習を効率的に進めたい方

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August 21, 2025
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  1. Oracle Training for Partner Learning Path - FY26 使える! 公開ドキュメント

    600以上の 技術解説スライド 技術資料の ポータル&リンク集 OCI の事例は ここで探せます OCI を触って学べる ハンズオンチュートリアル 開発者のためのポータル 毎週更新 OCI 版の ベストプラクティス 600以上の リファレンスアーキテクチャー 営業/Mrktg 販促/主幹 プリセールス ソリューションSE アカウントSE 構築 SE OCI Expert DB Expert 資格取得者 職種/ロール Foundations Associate Professional 対象 オプション 招待制 凡例 ハンズオン テキスト 技術資料 (活⽤資料集) Speaker Deck 開発者向け セミナー& コミュニティー 事例 リンク集 Well- Architected Framework アーキテク チャーセンター Learning Subscription (無償) Live Class (有償) Self-Paced Subscription (有償) 概要 ⼊⾨解説 スタート アップ セールス トーク ⾒積り Industry Day 売り⽅ 説明の仕⽅ ⾒積り ツール使い⽅ 業種ごとの シナリオ Breakout Session Deep Dive Success Journey Skill Mapping Win Story OCS* ⽅式設計 FY26 注⼒シナリオ 注⼒製品 深堀り 顧客事例 深堀り 他社クラウド 経験者向け 招待制 ワークショップ コンサル 有償メニュー Oracle University 資格 初級 中級 上級 *OCS = Oracle Consulting Service Copyright © 2025 Oracle and/or its affiliates 3 お申し込みページ https://go.oracle.com/OPN-seminar
  2. ミッションクリティカルワークロードに耐えうる安定基盤の上に、IaaS, PaaSをご提供 Oracle Cloud Infrastructure Service Line-up Amazon Web Servicesのプロフェッショナル向けのOracle

    Cloud Infrastructure https://docs.oracle.com/ja/solutions/oci-for-aws-professionals/index.html#GUID-7AB9E71E-2FF4-4CEE-9746-301FF9406269 5 Copyright © 2025 Oracle and/or its affiliates IaaS (Compute, Storage, Network) コンピュート Bare Metal / VM コンテナ K8s, Registry ストレージ Block, File, Object, Archive ネットワーク VCN, LB, VPN FastConnect データ管理 データ管理 GoldenGate Database Migration Data Integration, Catalog データ処理 Data Flow Big Data Autonomous Database Transaction, json, Data Warehouse データベース Oracle, MySQL, PostgreSQL NoSQL, Redis アプリケーション開発 サーバーレス Functions, Events API Gateway, Streaming インテグレーション Integration, Apiary アナリティクスとAI Analytics Analytics, Cloud SQL Data Science 開発者 DevOps Low Code Visual Builder Digital Assistant APEX 開発者 Developer API/SDKs Infrastructure as Code Resource Manager Terraform セキュリティ ガバナンス ガバナンス IAM, Policy, Tagging Compartment Cost Analysis セキュリティ IAM, Encryption Vault, DDoS, WAF 監視 Monitoring, Logging Notification, Events, Alarm VMware VMware Oracle Cloud VMware Solution AIサービス 機械学習
  3. マルチクラウド展開による、新たなエコシステムの広がり 6 Copyright © 2025 Oracle and/or its affiliates エコシステムの広がり

    Oracle Cloud のデータベース・サービスを Azure、Google Cloud、AWSのデータセンター内に配置 全て同じ機能、同じ価格で利⽤可能 各社のクラウドサービスとシームレスに連携 Azure OpenAI Google Gemini AWS Bedrock
  4. OCIのDCアーキテクチャの特徴 他社に⽐べて、少数のかつ汎⽤的なリソース・プールで構成 • ⼩規模からDCを作成(12ラックでフル・サービスを実現) • リソース利⽤の効率化 OCIは最新の技術に基づいて、DCを再設計し構築し直すことで、⾼効率・⾼密度を実現 OCIの歴史 2014年に第⼀世代のクラウドを展開、しかし2016年に 第⼆世代のクラウドとしてゼロから再設計、再構築

    ⾼効率・⾼密度リソースプール Copyright © 2025 Oracle and/or its affiliates 後発だからこそ、最新の技術でDCアーキテクチャを構築 • 第⼀世代 • 第⼆世代 クラウドサービスとしてお客様に提供できるリソース(データプレーン) データセンターを維持するための事業者側のリソース(コントロールプレーン) 少ないコントロールプレーンで、より多くのデータプレーンを提供 ⇒リソース利⽤の⾼効率化される為、低価格なサービスを実現 ハイパースケーラー各社の ⽇本市場でのリージョン展開年表 Gen2 2008 2011 Tokyo Gen1 2006 2018 Osaka (Local) 2021 Osaka 2016 Tokyo 2019 Osaka 2010 2014 Tokyo/Osaka 2014 2016 2019 2020 Osaka Tokyo OCIのDC内のリソース利⽤効率化のイメージ 8 特徴その①
  5. リージョン内のHA構成要素 – 可⽤性ドメイン、フォルト・ドメイン 可⽤性ドメイン(AD) ⇒ AWSにおける「AZ (Availability Zone) 」 •

    1つ以上のデータセンターから構成されるリージョン内の独⽴したファシリティ • 各ADは建屋、電源、冷却装置、ネットワーク接続が独⽴し、⽕災や⽔害などの災害時に影響を受けるADは1つのみ フォルト・ドメイン(FD) ⇒ OCI 独⾃の構成単位 • AD内のハードウェアやインフラのセット • 1つのADに必ず3つのFDで構成 AD間は『広帯域(>=1Tb/sec)』『低レイテンシー(< 0.5ms *)』のネットワークで接続 • リージョン内の AD 間通信は無償 Oracle MAAなどの可⽤性とスケーラビリティを両⽴したアーキテクチャをクラウドでも構成可能 データセンター・ファシリティ層の構成 Copyright © 2025 Oracle and/or its affiliates 9 リージョン (東京、ロンドンなど) AD1 AD2 AD3 Rack Rack Rack FD1 FD2 FD3 AD ( 可⽤性ドメイン ) (*) One-way latency 東京、⼤阪リージョンは、現在それぞれAD×1、FD×3 の構成 特徴その②
  6. 障害対策とコスト効率の観点からFault Domainの構成を採⽤ レジリエンス︓インフラの可⽤性構成 リージョン(⼤阪) リージョン(東京) Availability Zone Availability Zone Availability

    Zone Availability Zone • 異なるデータセンター間で冗⻑化構成を組んでいるため、 ネットワークを介してのやり取りが多くなり、性能劣化につながる • AZ間のデータ連携にはアウトバウンド料⾦がかかるものも多く コストの増加につながる(しかも事前⾒積もりしにくいため 想定外のコストにつながることもある) • ストレージはAZごとに分かれるため、データのレプリケーションが 発⽣し、コストの増加や同期のための性能劣化につながる • サーバ障害やメンテナンスなどの「頻度の⾼い」障害のたびに AZを切り替えることになり、運⽤が煩雑になる(コストの増加にも つながる) リージョン(⼤阪) リージョン(東京) Availability Domain Fault Domain Fault Domain Fault Domain Fault Domain • 同じデータセンター内で冗⻑化を組んでいるため、 ネットワーク・レイテンシを抑え、⾼速な処理を実現可能 • 同じデータセンター内での処理であるため、 データ通信コストはかからず、コストを抑えることが可能 • ストレージも共有できるため、いちいちデータをレプリケーション する必要はなく、性能、コスト⾯でメリットがある • サーバ障害やメンテナンスにも同⼀のデータセンター内で対応することがで きるため、運⽤がシンプルになる(同⼀ネットワーク内で対応できる) Copyright © 2025 Oracle and/or its affiliates 10 特徴その②
  7. OCI のパフォーマンスを⽀えるアーキテクチャ 概要 Copyright © 2025 Oracle and/or its affiliates

    2つのスレッドを備えた 専⽤物理コアの基盤提供 分離化された ネットワーク仮想化 フラットネットワーク構造 Leaf & Spine 型ネットワーク Database System Bare Metal Compute Virtual Machine Containers Object Storage Isolated Network Virtualization ネットワーク仮想化をサーバーから取り除いて配置 処理能⼒が落ちる原因となるIPパケット処理など、 負荷のかかる処理をSmart NICにオフロード ⽔平⽅向にNWをスケールさせる構造 コア層がボトルネックになることを回避 1CPU 1core 2thread core OCPU core vCPU OCPU ノイジーネイバーを回避し、本来のCPU性能で ワークロードを実⾏可能 ポイント③ ポイント② ポイント① 11 OCIスタートアップセミナーで詳しく解説しています︕ 特徴その③
  8. アカウント内セキュリティ分離をネイティブに実装 コンパートメント・モデルによる階層型アカウント管理 課題 部署をまたいで 使⽤するシステムの 構築が困難 部署ごとのアクセス 権限設定が複雑 部署ごとのコスト 制御が困難

    • Compartmentを部署ごとに分けることで、 部署ごとの権限設定を実現 • Compartment間のリソースアクセスが可能なため部署を またいだシステム構築も容易 • Compartmentごとの課⾦表⽰やクオータ設定によるコスト管理 アカウント空間 アカウント空間 アカウント空間 部署-A 部署-B 部署-A 部署-B 全部署で共通の アカウントを作成 部署ごとに アカウントを作成 or 従来型のアカウントの作成⽅法 テナンシ コンパートメント A コンパートメント B Users Groups 部署ごとにCompartment(サブアカウント)を作成 部署-A 部署-B 「コンパートメント」モデル Policy Policy Policy Copyright © 2025 Oracle and/or its affiliates 12 特徴その④
  9. ⼀般的なアーキテクチャ Copyright © 2025 Oracle and/or its affiliates 14 本番環境

    ファイヤーウォール ロードバランサ サーバ AP層 開発環境 ストレージ 利⽤者 AP層 DB層 DB層 Database 利⽤者 ロードバランサ インターネット Database Database バックアップサーバ 運⽤管理・セキュリティ モニタリングツール ログ分析 セキュリティ サーバ ストレージ サーバ ストレージ
  10. カテゴリ OCIサービス名 AWSサービス名 ⽤途 コンピューティング Compute EC2 仮想マシン ストレージ Block

    Volume EBS ディスク Object Storage S3 バックアップ等 File Storage EFS 共有ストレージ等 データベース Base Database, Autonomous Transaction Processing RDS, Aurora OLTP向き Autonomous Data Warehouse Redshift OLAP(DWH)向き ネットワーク VCN VPC 仮想ネットワーク FastConnect Direct Connect 専⽤線接続 Flexible Load Balancer ELB ロードバランサ(負荷分散) DNS Route 53 DNS (IPとドメインを紐づける) アイデンティティ OCI IAM Identity Domains IAM ユーザ管理、権限管理 等 運⽤管理 O&M(サービス群) Cloud Watch サービスの管理・監視 OCI・AWSの主要サービス⼀覧 Amazon Web Servicesのプロフェッショナル向けのOracle Cloud Infrastructure Copyright © 2025 Oracle and/or its affiliates 16
  11. カテゴリ OCIサービス名 AWSサービス名 ⽤途 コンピューティング Compute EC2 仮想マシン ストレージ Block

    Volume EBS ディスク Object Storage S3 バックアップ等 File Storage EFS 共有ストレージ等 データベース Base Database, Autonomous Transaction Processing RDS, Aurora OLTP向き Autonomous Data Warehouse Redshift OLAP(DWH)向き ネットワーク VCN VPC 仮想ネットワーク FastConnect Direct Connect 専⽤線接続 Flexible Load Balancer ELB ロードバランサ(負荷分散) DNS Route 53 DNS (IPとドメインを紐づける) アイデンティティ OCI IAM Identity Domains IAM ユーザ管理、権限管理 等 運⽤管理 O&M(サービス群) Cloud Watch サービスの管理・監視 OCI・AWSの主要サービス⼀覧 Copyright © 2025 Oracle and/or its affiliates 18 Amazon Web Servicesのプロフェッショナル向けのOracle Cloud Infrastructure
  12. OCI Computeの命名規則(AWS対⽐) OCI AWS VM.Standard2.1 m7.xlarge インスタンスの種類 (インスタンスファミリー) インスタンスサイズ インスタンスの種類

    世代 世代 インスタンスサイズ || プロセッサの種類や ワークロードのタイプ || プロセッサの種類や ワークロードのタイプ Standard : 汎⽤インスタンス DenseIO : 内蔵SSD付き GPU : GPUカード搭載 || CPU数/メモリサイズ || CPU数/メモリサイズ インスタンスタイプ コンピュートシェイプ サーバ種別 BM : ベアメタル VM : 仮想マシン Copyright © 2025 Oracle and/or its affiliates 20
  13. 1コアからスタート、ベアメタル、GPUなど、⾼いコストパフォーマンスで幅広く提供 OCI コンピュート・インスタンスの種類 Copyright © 2025 Oracle and/or its affiliates

    21 インスタンス の種類 シェイプ タイプ VMインスタンス ベアメタルインスタンス • 仮想マシン環境 - 1コアから80コアまでサイズ選択可能 な仮想マシン - 開発環境から本番環境まで利⽤可 能な汎⽤的なインスタンス • 専有サーバー環境 - コンピュートリソース(CPU、メモリー)を必 要とするワークロード⽤の物理サーバー 環境 - 性能重視アプリケーション向け Standard 汎⽤タイプ ⼀般的なワーク ロード向け Dense I/O NVMe SSD内 蔵タイプ I/O性能重視ワーク ロード向け GPU GPU搭載タイプ AI、機械学習、 HPC向け HPC HPC⽤ ⾼速プロセッサー搭 載、クラスタリング⽤ ネットワーク Optimized HPC⾼周波数 ⾼クロック数のコアと クラスタリング⽤ネッ トワーク Bare Metal Compute Virtual Machine ⽤途に応じてインスタンスのシェイプを選択可能 • VMもベアメタルも、同じインフラ(ネットワーク、ハードウェア、ファームウェア、API)上で提供 https://aws.amazon.com/jp/ec2/instance-types/ https://docs.oracle.com/ja-jp/iaas/Content/Compute/References/computeshapes.htm
  14. カテゴリ OCIサービス名 AWSサービス名 ⽤途 汎⽤ VM.Standard.E5.Flex VM.Standard3.Flex BM.Standard.E5 t 系(t3,

    t4g) m 系(m6i, m7g) CPU・メモリのバランスが良い。Web サーバーや開発環境に適する コンピューティング最 適化 c 系(c6i, c7g) ⾼クロックCPU、低メモリ⽐率。計算 処理に最適 メモリ最適化 r 系(r6i, r7g) x 系 ⼤容量メモリ搭載。インメモリDB向け ストレージ最適化 VM.DenseIO.E5.Flex BM.DenseIO.E5 i 系(i4i) d 系 NVMeローカルストレージ、⼤容量・ ⾼IOPS GPU/アクセラレー ション BM.GPU.A10.4 BM.GPU4.8 p 系(ML向けGPU) g 系(グラフィックス) f 系(FPGA) GPU/FPGA搭載でAI学習・レンダリ ング対応 HPC(⾼性能計 算) BM.HPC2.36 hpc 系 ⾼速ネットワーク(EFA)、⼤規模 並列計算 OCI コンピュート・インスタンスとAWSインタンスファミリーのマッピング表 Copyright © 2025 Oracle and/or its affiliates 22
  15. 1コアからスタート、ベアメタル、GPUなど、⾼いコストパフォーマンスで幅広く提供 ⽤途に応じてインスタンスのシェイプを選択可能 • VMもベアメタルも、同じインフラ(ネットワーク、ハードウェア、ファームウェア、API)上で提供 OCI コンピュート・インスタンスの種類 Copyright © 2025 Oracle

    and/or its affiliates 23 インスタンス の種類 シェイプ タイプ VMインスタンス ベアメタルインスタンス • 仮想マシン環境 - 1コアから80コアまでサイズ選択可能 な仮想マシン - 開発環境から本番環境まで利⽤可 能な汎⽤的なインスタンス • 専有サーバー環境 - コンピュートリソース(CPU、メモリー)を必 要とするワークロード⽤の物理サーバー 環境 - 性能重視アプリケーション向け Standard 汎⽤タイプ ⼀般的なワーク ロード向け Dense I/O NVMe SSD内 蔵タイプ I/O性能重視ワーク ロード向け GPU GPU搭載タイプ AI、機械学習、 HPC向け HPC HPC⽤ ⾼速プロセッサー搭 載、クラスタリング⽤ ネットワーク Optimized HPC⾼周波数 ⾼クロック数のコアと クラスタリング⽤ネッ トワーク Bare Metal Compute Virtual Machine Standard HPC Optimized 汎⽤ A1/T3/T2/M5/ M5a/M4/T3a メモリ最適化 R6g/R6i/R5/ R5a/R5b/X2gd コンピューティング最適化 C7/C6g / C6gn/C6i /C6a/ Hpc6a/C5/C5a/C5an ストレージ最適化 Im4gn/Is4gen/I4i /I3/D2/D3/H1 メモリ最適化 R6g/R6i/R5/ R5a/R5b/X2gd ⾼速コンピューティング C7/C6g / C6gn/C6i /C6a/ Hpc6a/C5/C5a/C5an インスタンスファミリーと マッピングした場合 https://aws.amazon.com/jp/ec2/instance-types/ https://docs.oracle.com/ja-jp/iaas/Content/Compute/References/computeshapes.htm
  16. コンピュートのサイジング 真のクラウドの柔軟性を実現 Oracle Cloud Infrastructure CPU数とメモリ量を柔軟にカスタマイズ可能な フレキシブル・シェイプをご提供 • CPUとメモリのどちらかに縛られない無駄のないインスタンス •

    コア、メモリ を⾃由に組合せ • 利⽤するCPUライセンスのソフトウェアのコストも最適化 Compute Copyright © 2025 Oracle and/or its affiliates 24 Flexible Shape • 任意のOCPU数、メモリサイズを選択可能(インスタンス起動後にシェイプのリ サイズも可能) • 最⼩メモリ︓1×OCPU数(GB) • 最⼤メモリ︓64×OCPU数(GB)(途中でシェイプごとに上限あり) • ネットワーク帯域、VNIC数はOCPU数に応じて決まる(途中でシェイプごとの 上限値あり) • 最⼤ネットワーク帯域︓1×OCPU数(Gbps) • Optimized3シェイプでは4×OCPU数(Gbps) • 最⼤VNIC数︓2OCPUまで2個、それ以降は+1OCPUごとに+1個 • Optimized3シェイプでは2×OCPU数(個) • サポートされるシェイプ • VM.Standard.E5.Flex (AMD) • VM.Standard.E4.Flex (AMD) • VM.DenseIO.E4.Flex (AMD) * • VM.Standard3.Flex (Intel) • VM.Optimized3.Flex (Intel) • VM.Standard.A1.Flex (Ampere Arm)
  17. Copyright © 2025 Oracle and/or its affiliates 25 ComputeでOCIを選択するとおのずと単価が下がりコスト削減(従量/リザーブとも) インスタンス単価⽐較

    – (AMD)サーバインスタンス(E5)の費⽤ AMD第四世代コア搭載のComputeを⽐較 Shape CPU Mem 従量 1年リザーブ 全額前払 3年リザーブ 全額前払 Shape CPU Mem 従量 m7a.large 2 vCPU 8GB ¥15,805 ¥9,800 ¥6,462 E5 1 OCPU 8GB ¥5,204 m7a.xlarge 4 vCPU 16GB ¥31,610 ¥19,599 ¥12,925 2 OCPU 16GB ¥10,409 m7a.2xlarge 8 vCPU 32GB ¥63,365 ¥39,210 ¥25,850 4 OCPU 32GB ¥21,218 m7a.4xlarge 16 vCPU 64GB ¥131,100 ¥81,112 ¥51,704 8 OCPU 64GB ¥42,437 AWS EC2 シリーズ OCI Compute VM標準 Flexible E5 シェイプ AWS 費⽤は、1 USD= 150 JPYで換算 https://www.oracle.com/jp/cloud/costestimator.html https://calculator.aws/#/
  18. Copyright © 2025 Oracle and/or its affiliates 26 ⽼舗のブログサービス「Seesaaブログ」をAWSからOCIに移⾏し、約50%の劇的なコスト削減を実現 Seesaaブログ

    • 2003年にサービス開始。⽇記やアフィリエイト、まとめブログなど様々 なブログライフをサポート。200万⼈以上のユーザーが利⽤ 従来の課題 • 既存のAWS環境のコスト削減の必要性があった • VMのサイズが柔軟に選択できず、CPUコア数とメモリサイズがアンバ ランスで過剰なリソースコストを⽀払っていた 採⽤ポイントと導⼊効果 • 既存AWS環境と⽐較して、約50%のコスト削減ができた • OCIのフレキシブル・シェイプのVMはCPUコア数とメモリサイズに対し てシンデレラフィットの設定が可能で、サーバ利⽤全体にて、必要な 性能に関して適切なコストで利⽤できるようになった • コスト削減フレームワークの利⽤により、AWSユーザー観点での移 ⾏アセスメントなど、Oracleメンバーの適切な⽀援を気軽に得られた。 また、Oracleから提供されるMySQLのQ&Aサポートは安⼼感があ り有益だった • OCI Cache with Redisでは、既存利⽤のAmazon ElastiCache for Redisから約25%のコスト削減効果があった システム構成イメージ 利⽤サービス(クラウドサービス/その他) • Compute VM, Block Volume, MySQL Database Service, OCI Cache with Redis, OCI Registry (Container Registry), etc. • コスト削減フレームワーク 顧客事例︓ファンコミュニケーションズ様
  19. カテゴリ OCIサービス名 AWSサービス名 ⽤途 コンピューティング Compute EC2 仮想マシン ストレージ Block

    Volume EBS ディスク Object Storage S3 バックアップ等 File Storage EFS 共有ストレージ等 データベース Base Database, Autonomous Transaction Processing RDS, Aurora OLTP向き Autonomous Data Warehouse Redshift OLAP(DWH)向き ネットワーク VCN VPC 仮想ネットワーク FastConnect Direct Connect 専⽤線接続 Flexible Load Balancer ELB ロードバランサ(負荷分散) DNS Route 53 DNS (IPとドメインを紐づける) アイデンティティ OCI IAM Identity Domains IAM ユーザ管理、権限管理 等 運⽤管理 O&M(サービス群) Cloud Watch サービスの管理・監視 OCI・AWSの主要サービス⼀覧 Copyright © 2025 Oracle and/or its affiliates 29 Amazon Web Servicesのプロフェッショナル向けのOracle Cloud Infrastructure
  20. カテゴリ OCIサービス名 AWSサービス名 ⽤途 オブジェクトストレージ OCI Object Storage Amazon S3

    ⾮構造化データ格納⽤。⾼耐久 (AWS: 11ナイン、OCI: 99.99999999%耐久性)、バケッ ト単位管理、REST API対応。アー カイブ階層も提供(S3 Glacier ⇔ OCI Archive Storage)。 ブロックストレージ OCI Block Volume Amazon EBS VMやベアメタルの永続ブロックデバイ ス。パフォーマンスをIOPS/スループッ ト単位で設定可能。スナップショットに よるバックアップ対応。 アーカイブストレージ OCI Archive Storage S3 Glacier S3 Glacier Deep Archive ⻑期保存⽤の低コストストレージ。 AWSは復元時間の階層が複数、 OCIはシンプルに低価格+即時アク セス可(2023年以降の仕様)。 ファイルストレージ (NFS) OCI File Storage Amazon EFS NFSベースの共有ファイルシステム。ス ケールアウト可能で複数VMから同時 アクセス可能。 OCI ストレージサービスととAWSストレージサービスのマッピング表 Copyright © 2025 Oracle and/or its affiliates 30
  21. Copyright © 2025 Oracle and/or its affiliates 31 AWSの標準ストレージよりも安価な料⾦で⾼性能ストレージが利⽤できる ストレージ⽐較

    –IOPS保証とスループット AWS OCI 標準 ストレージ 14.5円/GB GP3のGB単価 5.95円/GB Lowの場合 3.57円/GB DB等の⾼性能なストレージが必要な場合 例えば1Tで、16,000IOPSの場合 性能保証 25,563円/TB (最⼤16,000IOPS) 別ストレージの場合は、更に単価が違う⾼額費⽤ 5,950円/TB (最⼤25,000 IOPS) 別ストレージの場合は35,000IOPSも可
  22. 低価格で信頼性の⾼いクラウド・ストレージ APIベースで利⽤する⾮階層構造のストレージ • コンソール、REST API、Amazon S3 互換 API、SDK、CLI、 GUI、HDFS Connector

    • ⼤容量/更新頻度の多くない⾮構造化データの保持に向いている ストレージ層は3種類 • 標準(Standard) • Hotデータ⽤の標準的なストレージ層 • ¥3.06/GB/month (1TB 約¥3,060/⽉) • 頻度の低いアクセス(Infrequent Access) • Coolデータ⽤。アクセス頻度の低いデータ向き。アクセスする際に Data Retrieval費⽤がかかる。 • ¥1.2/GB/month (1TB 約¥1,200/⽉) + Data Retrieval費 • アーカイブ(Archive) • Coldデータ⽤。取り出し時に時間がかかる。 • ¥0.312/GB/month (1TB 約¥312/⽉) ストレージ: オブジェクト・ストレージ Copyright © 2025 Oracle and/or its affiliates 32 Tier メトリック ¥ Request 10,000 Requests/month 0.408 Standard Storage GB/month 3.06 Infrequent Access Storage GB/month 1.2 Data Retrieval GB Storage Retrieved/month 1.2 Archive Storage GB/month 0.312 https://docs.cloud.oracle.com/ja-jp/iaas/Content/Object/Tasks/s3compatibleapi.htm#Viewing Webアプリケーション 静的コンテンツ リポジトリ 分析 ステージング データベース バックアップ オブジェクト ストレージ ビッグデータ 画像、動画、ログ etc.. ⾮構造化データ の保持に最適 CloudBerry等 GUIツール
  23. オブジェクト・ストレージ/S3 (Amazon Simple Storage Service)概要 Copyright © 2025 Oracle and/or

    its affiliates 33 https://d1.awsstatic.com/webinars/jp/pdf/services/20190220_AWS-BlackBelt_S3_Glacier.pdf https://docs.oracle.com/cd/E97706_01/Content/Object/Concepts/objectstorageoverview.htm#limits https://www.oracle.com/cloud/storage/object-storage-faq.html https://docs.oracle.com/cd/E97706_01/Content/Object/Concepts/objectstorageoverview.htm#resources 1 ファイルのサイズ制限 冗⻑化 耐久性 データ読取り 構成要素 Object Storage 10TB データを3つのADに格納 ※ADが1つのリージョンはFDで冗⻑化 99.999999999% (イレブンナイン) 強い⼀貫性 バケット ・データ格納先のこと ・初期設定では最⼤10,000個まで作成可能 ・⾃テナントのリージョン毎に⼀意な名前である必要あり オブジェクト ・データ⾃体のこと ・コンソール/CLI/SDKからカスタムメタデータを指定可能 ・名称は⼀意である必要があるが、プレフィックスを使って ディレクトリのような概念を再現できる 名前空間 ・アカウント作成時に割り当てられた⼀意で編集不可な システム⽣成⽂字列 (Amazon S3にない要素) Amazon S3 5TB データを3つのAZに格納 ※S3標準の場合 99.999999999% (イレブンナイン) 強い⼀貫性 バケット ・データ格納先のこと ・初期設定では最⼤100個まで作成可能 ・グローバルで⼀意な名前である必要あり オブジェクト ・データ⾃体のこと ・コンソール等 からメタデータ(Content-Type等)を指定可能 ・名称は⼀意である必要があるが、プレフィックスを使って ディレクトリのような概念を再現できる キー ・⼀意にオブジェクトを特定できる⽂字列 ・プレフィックス + オブジェクト名 = キー
  24. オブジェクト・ストレージ/S3 (Amazon Simple Storage Service)概要 Copyright © 2025 Oracle and/or

    its affiliates 34 https://d1.awsstatic.com/webinars/jp/pdf/services/20190220_AWS-BlackBelt_S3_Glacier.pdf Amazon Simple Storage Service オブジェクト 1 ファイル 5TBまで HTTP/HTTPS https://mybucket.s3-ap-northeast-1.amazonaws.com /prefix/memo.txt OCI AWS オブジェクト 1 ファイル 10TBまで HTTP/HTTPS https://objectstorage.eu-frankfurt-1.oraclecloud.com /n/orasejapn/b/mybucket/o/prefix%2Fmemo.txt バケット名 プレフィックス名 オブジェクト名 名前空間 バケット名 プレフィックス名 オブジェクト名 ¥122 / 50 GB /⽉ ¥3,029 / 1 TB /⽉ ※リクエスト数は 1万で算出 ※アウトバウンドNW転送量は未考慮 (とはいえ 10TBまで無料) ¥143 ($1.25 + $0.05) / 50GiB /⽉ ¥2,821.5 ($25.60 + $0.05) / 1TiB /⽉ ※リクエスト(PUT)数は 1万で算出 ※アウトバウンドNW転送量は未考慮 ※価格は東京リージョン、$1 = ¥110 で計算しています(2020年3⽉時点) Object Storage
  25. オブジェクト・ストレージの種類 Copyright © 2025 Oracle and/or its affiliates 35 ストレージ階層

    特徴 耐久性 可⽤性(SLA) 標準ストレージ階層 (ホット) ⾼速、即時、頻繁なアクセスが必要なデータ向けストレージ。 データの取り出しは即時に実⾏可能。 標準バケットからアーカイブ・ストレージへのダウングレードは不可。 99.999999999% (イレブンナイン) 99.9% 頻度の低いアクセス (クール) アクセス頻度の低いデータ向き。標準ストレージ階層と⽐較して安価に 利⽤可能だが、アクセスする際にData Retrieval費⽤がかかる。 同上 同上 アーカイブストレージ 階層 (コールド) ほとんどアクセスされず、⻑期間保持、保存する必要があるデータ向きのス トレージ。 最⼩保存要件は90⽇ (90⽇以内に 削除、上書き、名前変更すると、 90⽇分の料⾦がかかる) ダウンロード前にオブジェクトを リストア する必要がある。 アーカイブ・バケットから標準ストレージへのアップグレードは不可。 同上 同上 《ステータス変化について》 ü 普段は「Archived」ステータス になっている。 ü リストアを実⾏後、データのダウンロードができるようになると、 「Restored」ステータス になる。 ü そこから ⼀定時間(デフォルトでは24時間)が過ぎると、 「Archived」ステータス に戻る。 クライアント アーカイブ・バケット アップロード ダウンロード不可 ダウンロード可 再アーカイブ リストア (最⼤ 1 時間) Archived Restored
  26. オブジェクト・ストレージの種類 Copyright © 2025 Oracle and/or its affiliates 36 ストレージ階層

    特徴 耐久性 可⽤性(SLA) 標準ストレージ階層 (ホット) ⾼速、即時、頻繁なアクセスが必要なデータ向けストレージ。 データの取り出しは即時に実⾏可能。 標準バケットからアーカイブ・ストレージへのダウングレードは不可。 99.999999999% (イレブンナイン) 99.9% 頻度の低いアクセス (クール) アクセス頻度の低いデータ向き。標準ストレージ階層と⽐較して安価に 利⽤可能だが、アクセスする際にData Retrieval費⽤がかかる。 同上 同上 アーカイブストレージ 階層 (コールド) ほとんどアクセスされず、⻑期間保持、保存する必要があるデータ向きのス トレージ。 最⼩保存要件は90⽇ (90⽇以内に 削除、上書き、名前変更すると、 90⽇分の料⾦がかかる) ダウンロード前にオブジェクトを リストア する必要がある。 アーカイブ・バケットから標準ストレージへのアップグレードは不可。 同上 同上 《ステータス変化について》 ü 普段は「Archived」ステータス になっている。 ü リストアを実⾏後、データのダウンロードができるようになると、 「Restored」ステータス になる。 ü そこから ⼀定時間(デフォルトでは24時間)が過ぎると、 「Archived」ステータス に戻る。 クライアント アーカイブ・バケット アップロード ダウンロード不可 ダウンロード可 再アーカイブ リストア (最⼤ 1 時間) Archived Restored S3 Standard (標準) のストレージクラス に相当 S3 Standard-IA (標準低頻度アクセス) のストレージクラス に相当 S3 Glacier のストレージクラス に相当
  27. カテゴリ OCIサービス名 AWSサービス名 ⽤途 コンピューティング Compute EC2 仮想マシン ストレージ Block

    Volume EBS ディスク Object Storage S3 バックアップ等 File Storage EFS 共有ストレージ等 データベース Base Database, Autonomous Transaction Processing RDS, Aurora OLTP向き Autonomous Data Warehouse Redshift OLAP(DWH)向き ネットワーク VCN VPC 仮想ネットワーク FastConnect Direct Connect 専⽤線接続 Flexible Load Balancer ELB ロードバランサ(負荷分散) DNS Route 53 DNS (IPとドメインを紐づける) アイデンティティ OCI IAM dentity Domains IAM ユーザ管理、権限管理 等 運⽤管理 O&M(サービス群) Cloud Watch サービスの管理・監視 OCI・AWSの主要サービス⼀覧 Copyright © 2025 Oracle and/or its affiliates 39 Amazon Web Servicesのプロフェッショナル向けのOracle Cloud Infrastructure
  28. 仮想ネットワーク概要︓OCI VCN / AWS VPC AWS Cloud Region AZ1 AZ3

    AZ2 VCN(Virtual Cloud Network) • OCI 上に作成するプライベートネットワーク空間のこと • リージョン内に構築する • CIDRブロックは IPv4 、IPv6が使⽤可能で、⼀度定義した CIDR範囲の変更が可能 VPC VPC(Virtual Private Cloud) • AWS 上に構築したプライベートネットワーク空間のこと • リージョン内に構築する • CIDRブロックは IPv4 または IPv6 が使⽤可能で、⼀度定 義したCIDR範囲は変更不可(※ただしセカンダリ CIDR の追加 が可能) Tenancy Region AD1 AD3 AD2 VCN Region OCI AWS https://d1.awsstatic.com/webinars/jp/pdf/services/20190313_AWS-BlackBelt-VPC.pdf https://speakerdeck.com/ocise/ociji-shu-zi-liao-jia-xiang-kuraudonetutowaku-vcn-gai-yao?slide=5 Copyright © 2025 Oracle and/or its affiliates 40
  29. Availability Domain Availability Domain Availability Domain 構成要素2.ルートテーブル・サブネット OCI VCN(Virtual Cloud

    Network)/ AWS VPC(Virtual Private Cloud) 概要 Copyright © 2025 Oracle and/or its affiliates 41 https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/vpc/latest/userguide/VPC_Route_Tables.html#main-route-table https://docs.oracle.com/ja-jp/iaas/Content/Network/Tasks/managingroutetables.htm Ø VPC の作成と共にメインルートテーブルが作成される (他のルートテーブルに明⽰的に関連づけられていない全ての サブネットのルーティングはこれによって制御される) Ø ルートテーブルを作成し、サブネットに関連付けることで サブネットごとのルーティングが可能 Ø サブネットは、AZ 毎に配置する (※AZ を跨いだサブネットは作成不可) Ø VCN の作成と共にデフォルトルート表が作成される (OCIの場合はサブネット作成時にルート表の選択が必須) Ø 別途ルート表を作成し、サブネットごとのルーティングが可能 Ø サブネットは、特定の AD 固有に所属するサブネット (可⽤ 性ドメイン固有サブネット) または 全てのAD を跨るサブネット (リージョナル・サブネット) が作成可能 VPC Availability Zone AZ AZ Private subnet Public subnet VCN Subnet (Regional Subnet) 00.0.00.0/00 Private Subnet 00.0.00.0/00 Public Subnet 00.0.00.0/00
  30. プライベートな仮想クラウドネットワーク OCI VCN︓概要 REGION : Tokyo ユーザーが⾃由に定義しカスタマイズ可能なプライベート・ネットワーク (SDN) オンプレミスのネットワークで実装していた構成をSDN(ソフトウェア定 義ネットワーク)として実現

    • サブネット、IPアドレス、ルーティングテーブル、ゲートウェイ、セキュリティ リスト(ACL)などを定義 • コンソールやコマンドベースで簡単に実装可能 セキュリティの確保 • 物理ネットワーク空間から分離された、顧客専⽤のワークスペース • 各顧客のトラフィックは Layer 3 Overlay Networkで完全に分離 VCN Security Lists Route Table Fault Domain 1 Fault Domain 3 Fault Domain 2 Public Subnet サブネットA 10.0.1.0/24 Private Subnet サブネットB 10.0.0.0/24 Virtual Cloud Network : 10.0.0.0/16 Copyright © 2025 Oracle and/or its affiliates 42 VCN
  31. カテゴリ OCIサービス名 AWSサービス名 ⽤途 仮想ネットワーク OCI VCN(Virtual Cloud Network) Amazon

    VPC(Virtual Private Cloud) 仮想ネットワークの基本単位。サブネット、 ルートテーブル、ゲートウェイ設定などを構成。 AWSはリージョン単位で複数VPC作成、 OCIはリージョンごとに複数VCN作成可。 サブネット Subnet(Public / Private) Subnet(Public / Private) L3ネットワーク分割単位。AWSはAZ単位 で作成、OCIはVCN内でリージョン単位ま たはAD単位を選択可能。 ルーティング Route Table Route Table 宛先プレフィックスごとにターゲットを指定。 基本概念は同じ。 インターネット接続 Internet Gateway(IGW) Internet Gateway(IGW) VPC/VCNからインターネットへの出⼊⼝。 NAT通信 NAT Gateway NAT Gateway プライベートサブネットからのアウトバウンド通 信。AWSはAZごとにNAT GW作成、OCI はリージョン単位でNAT GW作成可。 仮想ルータ Dynamic Routing Gateway(DRG) Transit Gateway 異なるネットワーク間の通信を中継・制御し、 オンプレミス・クラウド間や複数ネットワーク間 の接続を実現する。 仮想ネットワーク︓OCIとAWS 主要サービスマッピング ① Copyright © 2025 Oracle and/or its affiliates 43
  32. 忘れがちな部分で実はかかるコスト ネットワークに関連するコスト Copyright © 2025 Oracle and/or its affiliates 44

    OCI AWS インターネット接続 10TB/⽉まで無料 ※FastConnect利⽤時無料 100GB/⽉まで無料 アウトバウンド転送 └ リージョン間 転送料 有料 ※FastConnect利⽤時無料 ※Backbone経由時10TB/⽉まで無料 有料 └ リージョン内 転送料 無料 ※AD内、AD間、別VCN間すべて無料 ⼀部有料 ※AZ内転送料は無料、AZ間*、別VPC間は有料 NAT Gateway 無料 有料 パブリックIPアドレス 無料 有料 Private Subnet ⇔ 仮想ネット ワークに属さないサービスとの接続 無料(Service Gateway) ⼀部無料 ※Gateway型のVPCエンドポイントは無料 (S3、DynamoDB) /Private Linkは有料 仮想ルータ 無料(DRG) 有料(Transit Gateway) 1つの仮想NICあたり31個のセカンダリIPアドレスを 無償で 利⽤可能(プライマリと併せて仮想NICあたり32IP) * AWS PrivateLink、AWS Transit Gateway、AWS Client VPN経由の場合は無料 ※2022年4⽉調査時点
  33. OCI 外部データ転送 (Outbound Data Transfer) 課⾦のポイント Copyright © 2025 Oracle

    and/or its affiliates 45 リージョンA リージョンB 可用性ドメイン 可用性ドメイン 可用性ドメイン Oracle バックボーン回線 インターネット 顧客データセンター Outbound Data Transfer 課金対象 (月10TiBまでは無料) 無料 FastConnect プライベート・ピアリング FastConnect パブリック・ピアリング リージョン内は 無料 VPN接続
  34. Copyright © 2025 Oracle and/or its affiliates 46 アウトバウンド転送量が多い場合は OCIでコスト削減が可能。OCIはハイブリッド/マルチクラウドに最適。

    データ転送 (課⾦体系) – 使うほど費⽤負担が増す他社クラウド Oracle Cloud ポイント1︓ 最初の10TBまで無償 (他社では1GBまで) Oracle Cloud ポイント2︓ 単価が安価 (3.5円/GB) (他社の1/3-1/5) Oracle Cloud ポイント3︓ FastConnect接続利⽤では課⾦なし (閉域網サービス料⾦のみ) ¥3.5/GB 価格は⾒直し
  35. カテゴリ OCIサービス名 AWSサービス名 ⽤途 DNS OCI DNS Amazon Route 53

    ドメイン登録・DNSホスティング・トラフィッ クルーティング。 ロードバランサー (L4/L7) OCI Load Balancer(FLB / NLB) AWS ELB(ALB/NLB/CLB) L4/L7ロードバランシング、ヘルスチェック、 SSL終端対応。 ファイアウォール Security List、NSG(Network Security Group) Security Group(SG)、Network ACL(NACL) インスタンスやサブネット単位の通信許可 ルール。OCIはNSGでリソース単位のセ キュリティ制御が可能。 VPN接続 IPSecVPN AWS Site-to-Site VPN オンプレとクラウドをIPsec VPNで接続。 専⽤線接続 OCI FastConnect AWS Direct Connect オンプレとクラウドを専⽤線で接続。帯域・ 接続ポイント選択可。 ピアリング(VPC間接 続) IPSecVPN VPC Peering(同リージョン / リージョン 間) 別VPC/VCN間のプライベート通信。リー ジョン間接続も可。 仮想ネットワーク︓OCIとAWS 主要サービスマッピング ② Copyright © 2025 Oracle and/or its affiliates 47
  36. カテゴリ OCIサービス名 AWSサービス名 ⽤途 コンピューティング Compute EC2 仮想マシン ストレージ Block

    Volume EBS ディスク Object Storage S3 バックアップ等 File Storage EFS 共有ストレージ等 データベース Base Database, Autonomous Transaction Processing RDS, Aurora OLTP向き Autonomous Data Warehouse Redshift OLAP(DWH)向き ネットワーク VCN VPC 仮想ネットワーク FastConnect Direct Connect 専⽤線接続 Flexible Load Balancer ELB ロードバランサ(負荷分散) DNS Route 53 DNS (IPとドメインを紐づける) アイデンティティ OCI IAM Identity Domains IAM ユーザ管理、権限管理 等 運⽤管理 O&M(サービス群) Cloud Watch サービスの管理・監視 OCI・AWSの主要サービス⼀覧 Copyright © 2025 Oracle and/or its affiliates 49 Amazon Web Servicesのプロフェッショナル向けのOracle Cloud Infrastructure
  37. カテゴリ OCIサービス名 AWSサービス名 ⽤途 マネージドRDBMS( Oracle) Oracle Database Base Service(BaseDB)

    Exadata Database Service Autonomous Database(ADB) Amazon RDS for Oracle 完全マネージド型のOracle Database。 AWSではRDS経由で提供、OCIでは BaseDBとして提供し、OCI専⽤機能 (Data Guard、Autonomous移⾏な ど)も利⽤可能。 マネージドRDBMS( MySQL) MySQL Database Service(MDS) Amazon RDS for MySQL / Amazon Aurora MySQL マネージドMySQL環境。OCIのMDSは MySQL HeatWaveを追加することで分 析処理やOLAPも同⼀環境で実⾏可能。 マネージドRDBMS( PostgreSQL) Database With PostgresSQL Amazon RDS for PostgreSQL / Amazon Aurora PostgreSQL AWSではAuroraで拡張、OCIではVMや Kubernetes上にPostgreSQLを構築す る形で提供。 マネージドRDBMS( SQL Server) OCIではネイティブ提供なし(Compute上に構築) Amazon RDS for SQL Server Windows系ワークロード向け。OCIでは Windows Server+SQL Serverを Compute上で提供。 分析特化RDBMS Autonomous Data Warehouse(ADW) Redshift(PostgreSQLベース) データウェアハウス⽤途。AWSはMPP構造、 OCIはADBのワークロードタイプとして提供。 NoSQL NoSQL DyNamoDB ⼤量で多様なデータを、柔軟かつ⾼速に扱 うためのデータベース OCI・AWSの主要サービス⼀覧 Copyright © 2025 Oracle and/or its affiliates 51
  38. AWS Cloud 同インスタンススペックで、コスト削減、性能向上、復旧性向上が⾒込めます。 Oracle Database: RDS for Oracle / Oracle

    Base Database Copyright © 2025 Oracle and/or its affiliates 53 VPC Public subnet Private subnet Private subnet VCN Public Subnet Private Subnet Private Subnet ・1台 ・1.08LCU ・Amazon Linux 2023 ・m6a.2xlarge(8vCPU,32GB) ・300GB/gp3 ・db.r6i.xlarge(4vCPU,32GiB) ・500GB/gp3 ・License Include ・Standard Edition Application Load Balancer EC2 RDS for Oracle 3,676円 53,201円 121,764円 178,641円 Compute VM ・Oracle Linux8 ・VM.Standard.E5.Flex (4OCPU,32GB) ・300GB/10vpu 1,303円 23,195円 58,515円 83,013円 ・1台 ・10Mbps/時間 Flexible Load Balancer 65%減 56%減 52%減 53%減 ※AWSは$1=150円換算 ・VM.Standard.E5.Flex (4vCPU,32GiB) ・968GB,20VPU (使⽤可能容量 512GB) ・License Include ・Standard Edition Oracle Base Database
  39. AWS Cloud 同インスタンススペックで、コスト削減、性能向上、復旧性向上が⾒込めます。 Oracle Database: RDS for Oracle / Oracle

    Autonomous Database Copyright © 2025 Oracle and/or its affiliates 54 VPC Public subnet Private subnet Private subnet VCN Public Subnet Private Subnet Private Subnet ・1台 ・1.08LCU ・Amazon Linux 2023 ・m6a.2xlarge(8vCPU,32GB) ・300GB/gp3 ・db.r6i.xlarge(4vCPU,32GiB) ・500GB/gp3 ・License Include ・Standard Edition ・Multi-AZ Application Load Balancer EC2 RDS for Oracle 3,676円 53,201円 243,528円 Compute VM ・Oracle Linux8 ・VM.Standard.E5.Flex (4OCPU,32GB) ・300GB/10vpu 1,303円 23,195円 86,454円 110,952円 ・1台 ・10Mbps/時間 Flexible Load Balancer 65%減 56%減 52%減 63%減 ※AWSは$1=150円換算 ・4ECPU(=2vCPU) ・500GB Exadata Storage ・License Include ・Enterprise Edition ・デフォルトで⾼可⽤性構成 Oracle Autonomous Database 300,405円
  40. AWS Cloud Three-Tier Architecture でコスト削減が⾒込めます。 PostgreSQL : Aurora / OCI

    Database with PostgreSQL Copyright © 2025 Oracle and/or its affiliates 56 VPC Public subnet Private subnet Private subnet VCN Public Subnet Private Subnet Private Subnet ・1台 ・1.08LCU ・Amazon Linux 2023 ・m6a.2xlarge(8vCPU,32GB) ・300GB/gp3 ・db.r6g.xlarge(4vcpu,32GB) ・500GB (I/O Optimized) Application Load Balancer EC2 RDS for PostgreSQL 3,676円 53,201円 101,393円 158,270円 Compute VM ・Oracle Linux8 ・VM.Standard.E5.Flex (4OCPU,32GB) ・300GB/10vpu OCI Database with PostgreSQL ・PostgreSQL.VM.Standard.E4.Flex (2OCPU,32GB) ・300GB/30vpu 1,303円 23,195円 39,624円 64,122円 ・1台 ・10Mbps/時間 Flexible Load Balancer 65%減 56%減 40%減 59%減 ※AWSは$1=150円換算
  41. AWS Cloud Three-Tier Architecture でコスト削減が⾒込めます。 MySQL : Aurora / MySQL

    Database System Copyright © 2025 Oracle and/or its affiliates 58 VPC Public subnet Private subnet Private subnet VCN Public Subnet Private Subnet Private Subnet ・1台 ・1.08LCU ・Amazon Linux 2023 ・m6a.2xlarge(8vCPU,32GB) ・300GB/gp3 ・db.r6g.xlarge(4vcpu,32GB) ・500GB (I/O Optimized) Application Load Balancer EC2 Aurora (MySQL Compatible) 3,676円 53,201円 109,942円 134,628円 Compute VM ・Oracle Linux8 ・VM.Standard.E5.Flex (4OCPU,32GB) ・300GB/10vpu ・MySQL.VM.Standard.E4.Flex (4ECPU,32GB) ・500GB/20vpu 1,303円 23,195円 19,982円 44,480円 ・1台 ・10Mbps/時間 Flexible Load Balancer 65%減 56%減 81%減 73%減 MySQL Database System ※AWSは$1=150円換算
  42. AWS Cloud 同インスタンススペックで、コスト削減、性能向上、復旧性向上が⾒込めます。 SQL Server : RDS for SQL Server

    / DB on IaaS(BYOL) Copyright © 2025 Oracle and/or its affiliates 60 VPC Public subnet Private subnet Private subnet VCN Public Subnet Private Subnet Private Subnet ・1台 ・1.08LCU ・Amazon Linux 2023 ・m6a.2xlarge(8vCPU,32GB) ・300GB/gp3 ・Db.m4.2xlarge(8vCPU,32GB) ・Single-AZ ・License Include ・Standard Edition ・500GB,gp3 Application Load Balancer EC2 RDS for SQL Server 3,676円 53,201円 324,287円 381,164円 Compute VM ・Oracle Linux8 ・VM.Standard.E5.Flex (4OCPU,32GB) ・300GB/10vpu ・VM.Standard.E5.Flex (8vCPU,32GB) ・500GB/20vpu ・BYOL ・Windows Server 1,303円 23,195円 64,116円+ライセンス※ 88,614円+ライセンス ・1台 ・10Mbps/時間 Flexible Load Balancer Compute VM + SQL Server (BYOL) ※ SQL Serverのライセンスはお客様で調達する必要がございます。 • BYOLするためには、アクティブなソフトウェア・アシュアランスによる ライセンス・モビリティが必要 • 詳細は、ライセンス販売代理店に確認 ※AWSは$1=150円換算 BYOLの場合
  43. AWS Cloud Three-Tier Architecture でコスト削減が⾒込めます。 NoSQL : DynamoDB / NoSQL

    Database Copyright © 2025 Oracle and/or its affiliates 62 VPC Public subnet Private subnet Private subnet VCN Public Subnet Private Subnet Private Subnet ・1台 ・1.08LCU ・Amazon Linux 2023 ・m6a.2xlarge(8vCPU,32GB) ・300GB/gp3 ・100 provisioned WCU ・ 50 provisioned RCU ・ data storage 100GB Application Load Balancer EC2 DynamoDB 3,676円 53,201円 13,214円 70,091円 Compute VM ・Oracle Linux8 ・VM.Standard.E5.Flex (4OCPU,32GB) ・300GB/10vpu 1,303円 23,195円 3,364円 27,564円 ・1台 ・10Mbps/時間 Flexible Load Balancer 65%減 56%減 74%減 60%減 ※AWSは$1=150円換算 ・100 provisioned WU ・400 provisioned RU ・ data storage 100GB NoSQL Database
  44. カテゴリ OCIサービス名 AWSサービス名 ⽤途 コンピューティング Compute EC2 仮想マシン ストレージ Block

    Volume EBS ディスク Object Storage S3 バックアップ等 File Storage EFS 共有ストレージ等 データベース Base Database, Autonomous Transaction Processing RDS, Aurora OLTP向き Autonomous Data Warehouse Redshift OLAP(DWH)向き ネットワーク VCN VPC 仮想ネットワーク FastConnect Direct Connect 専⽤線接続 Flexible Load Balancer ELB ロードバランサ(負荷分散) DNS Route 53 DNS (IPとドメインを紐づける) アイデンティティ OCI IAM Identity Domains IAM ユーザ管理、権限管理 等 運⽤管理 O&M(サービス群) Cloud Watch サービスの管理・監視 OCI・AWSの主要サービス⼀覧 Copyright © 2025 Oracle and/or its affiliates 64 Amazon Web Servicesのプロフェッショナル向けのOracle Cloud Infrastructure
  45. Logging Logging Analytics Application Performance Monitoring Database Management Ops Insights

    Connector Hub 監査ログやネットワーク、ストレージ・ログ などのOCIサービス利⽤時に発⽣する ログの出⼒管理 LoggingのログやOS上で発⽣する様々 な種類のログに集約し、機械学習を⽤ いた⾼度な分析とビジュアライズ Loggingのログやmonitoringのメトリッ ク値を異なるサービスに転送するサービス 連携基盤 WEBアプリケーションやマイクロサービスの パフォーマンスを監視し、問題の根本原 因を分析・迅速に診断 オンプレミス・クラウド上にて稼働する Oracle Databaseのリソース使⽤率や パフォーマンスの可視化・チューニング ホスト及びデータベースのリソース使⽤率 を最⼤25か⽉分の過去データから分析 した需要予測やSQLトレンドを提供 Monitoring Notifications OS Management Hub コンピュート、ネットワーク、ストレージ等の OCIの各サービスの状態や性能を表す メトリックを収集・監視 メール、SMS、Slack等のアラート メッセージを発信 OCIインスタンスのパッチ適⽤の管理と 監視を⼀元的に可視化するハブ O&Mを構成するサービス群 Oracle Cloud Observability and Management Stack Monitoring アプリケーションを構成する各スタックの リソースを横断的に監視 (※APMの⼀機能として提供) Copyright © 2025 Oracle and/or its affiliates 66
  46. カテゴリ OCIサービス名 AWSサービス名 ⽤途 監視(メトリクス収集・ 可視化) OCI Monitoring Amazon CloudWatch

    リソースのメトリクス監視と可視化。OCIは Alarmと組み合わせて通知可能。 CloudWatchはLogs統合やカスタムメトリ クスも強⼒。 ログ収集・分析 OCI Logging / OCI Logging Analytics CloudWatch Logs / AWS Logs Insights ログ収集・保存・検索。Logging Analyticsは機械学習を使ったパターン分 析も可能。 通知 OCI Notifications Amazon SNS 監視アラームやイベントの通知先を管理。 両者ともEmail、SMS、Webhookなどに 対応。 セキュリティイベント監視 OCI Cloud Guard AWS Security Hub / GuardDuty セキュリティリスク検出・ポリシー遵守状況の 可視化。Cloud Guardは⾃動修復アク ションも設定可能。 構成管理 / 構成変更監 査 OCI Configuration & Compliance AWS Config リソース設定変更履歴の監査・評価。OCI はIAMやVCN構成も追跡。 ⾃動化 OCI Resource Manager / OCI CLI AWS Systems Manager / Lambda による運⽤⾃動化 IaC(Terraform)やスクリプト実⾏によ る運⽤⾃動化。OCI Resource ManagerはTerraformネイティブ。 パッチ管理 OCI OS Management AWS Systems Manager Patch Manager OSパッチ適⽤やパッケージ更新の⾃動化。 Linux/Windows両対応。 運⽤分析 OCI Operations Insights / APM AWS X-Ray(分散トレーシング) / AWS DevOps Guru アプリ性能・リソース使⽤傾向分析。OCI Ops InsightsはDB性能や容量トレンド 分析に強み。 OCI・AWSの主要サービス⼀覧 Copyright © 2025 Oracle and/or its affiliates 67
  47. カテゴリ OCIサービス名 AWSサービス名 ⽤途 コンピューティング Compute EC2 仮想マシン ストレージ Block

    Volume EBS ディスク Object Storage S3 バックアップ等 File Storage EFS 共有ストレージ等 データベース Base Database, Autonomous Transaction Processing RDS, Aurora OLTP向き Autonomous Data Warehouse Redshift OLAP(DWH)向き ネットワーク VCN VPC 仮想ネットワーク FastConnect Direct Connect 専⽤線接続 Flexible Load Balancer ELB ロードバランサ(負荷分散) DNS Route 53 DNS (IPとドメインを紐づける) アイデンティティ OCI IAM dentity Domains IAM ユーザ管理、権限管理 等 運⽤管理 O&M(サービス群) Cloud Watch サービスの管理・監視 OCI・AWSの主要サービス⼀覧 Copyright © 2025 Oracle and/or its affiliates 69 Amazon Web Servicesのプロフェッショナル向けのOracle Cloud Infrastructure
  48. 業務Webアプリやコンシューマ向けサイトの認証管理・認証強化を実現するクラウド型認証基盤(IDaaS) OCI IAM Identity Domains Copyright © 2025 Oracle and/or

    its affiliates 71 •認証連携 •認可制御 •多要素認証 •ユーザー管理 等 オンプレミス OCI IAM Identity Domains 認証連携(シングルサインオン) 認証強化 管理 • モバイルやEmail、SMSを利⽤したワンタイムパスコード • 利⽤者情報(IPアドレス,所属グループ)に応じた認証制御 • ユーザー⾏動分析によるリスク評価 • 標準技術/標準規格による認証連携 (SAML, OAuth2.0, OpenID Connect, SCIM) • Gatewayモジュールによるオンプレミスアプリとの認証連携 • Entra IDなどの外部IdPとの認証連携 • 様々な⽅式によるユーザーやグループの管理 • Active Directoryを利⽤したユーザー管理 • アクセス証跡の管理と確認 他社クラウド Webシステム/ECサイト クラウド イントラ インターネット 認 証 連 携 /SSO 認 証 連 携 /SSO 利⽤者 2要素認証 リスクベース認証 認 証 連 携 /SSO Oracle SaaS/PaaS 開発 • REST APIによる操作 • ログイン画⾯等の開発 IAM
  49. カテゴリ OCIサービス名 AWSサービス名 ⽤途 アイデンティティ管理 OCI IAM AWS IAM /

    IAM Identity Center (SSO) ユーザー・グループ・ポリシー管理。OCIは全 リージョンで統⼀ID。AWSはIAM Identity CenterでSSO・フェデレーション 対応。 アクセス制御 OCI IAMポリシー / Compartment階層管理 AWS IAMポリシー / SCP(Service Control Policies) リソースアクセスをポリシーで制御。OCIは Compartment階層+ポリシーで構造的 に管理。 キー管理 / 暗号化 OCI Vault AWS KMS / Secrets Manager 鍵管理サービス。OCI VaultはHSMベース。 両者とも透過的暗号化やカスタマー管理 キーに対応。 証明書管理 OCI Certificates AWS Certificate Manager SSL/TLS証明書の発⾏・管理。⾃動更 新対応。 脅威検出 / セキュリティ 監視 OCI Cloud Guard AWS GuardDuty セキュリティ脅威の検出・分析。OCIはセ キュリティルール違反の⾃動修復も可能。 セキュリティコンプライアン ス可視化 OCI Cloud Guard(評価モード) AWS Security Hub 複数セキュリティサービスの結果を統合表⽰。 構成監査 OCI Configuration & Compliance AWS Config リソース構成変更の記録・コンプライアンス 評価。 Webアプリケーション保 護 OCI WAF AWS WAF Webアプリ保護。SQLインジェクションや XSSなどの防御。 DDoS対策 OCI WAF + Edge Network Protection AWS Shield(Standard/Advanced ) DDoS軽減機能。AWSは専⽤サービス、 OCIはWAF・CDN連携で対応。 シークレット管理 OCI Vault(Secrets機能) AWS Secrets Manager / SSM Parameter Store APIキーやパスワードの安全保管。 OCI・AWSの主要サービス⼀覧 Copyright © 2025 Oracle and/or its affiliates 72
  50. Copyright © 2025 Oracle and/or its affiliates 73 学校向け事業を⽀援する システム群のクラウド移⾏

    においてOCIを採⽤ ベネッセ 様 PAYCIERGEのプリペイド・ カード、デビッド・カードの 決済ソリューション基盤とし てOracle Exadata Cloud@Customerを導⼊ TIS 様 全社員約10,000⼈が利⽤ する営業情報システムに Oracle Exadata Database Serviceを採⽤ SMBC⽇興証券 様 OCIで基幹システムの ⼤規模モダナイゼーション を推進 KDDI 様 Oracle Alloyが 野村総合研究所の データセンターで稼働開始 野村総合研究所 様 パナソニックグループ全社 向け社内システムのクラウ ドデータベース基盤として OCIを採⽤ パナソニックインフォ メーションシステムズ 様 社内6,000名が活⽤する 営業⽀援システム基盤を OCIで刷新 第⼀三共 様 全国1,400店舗の運営業 務を担うストア・コンピュー ター基盤にOCIを採⽤ サンドラッグ 様 全社的なデータ利活⽤基盤 をOracle Autonomous Databaseで刷新 ⼤阪ガス 様 プリントシール機画像取 得・閲覧サービス⽤⼤規模 基幹データベース基盤を Oracle Autonomous Databaseで刷新 フリュー 様 グローバルマーケット部⾨向 け受発注分析基盤を Oracle Autonomous Data Warehouseで刷新 ⼤和証券 様 スマートフォン⽤「JRAアプリ」 の認証管理をOCIで構築 JRA 様 クラウド化とOCI採⽤事例 システムのモダナイゼーションに貢献するOCI
  51. Copyright © 2025 Oracle and/or its affiliates 75 「Skill Mapping」シリーズとは︖

    本シリーズは、オンプレミスや他クラウド(AWS/Azure/GCP)に精通した技術者が、既存の知識をベースにOCI(Oracle Cloud Infrastructure)を効率よく習得できるよう、サービスや設計思想の対応関係を整理・⽐較する学習セッションです。 「知っているもの」とのマッピングを通じて、OCIの理解と実践を加速させることを⽬的としています。 Ø 次回10⽉中旬予定 Ø 開催時間 13:30-14:30(13:15 接続開始) Webinar : OCI Skill Mapping Ø 問合せ ⽇本オラクル株式会社 アライアンス統括 セミナー事務局 [email protected] 実施⽉ セッション内容(予定) 内容 8⽉ AWSユーザーのためのOCI OCIとAWSのソリューションマッピング 基礎 10⽉ AWSユーザーのためのOCI NW編 外部接続・内部NW編 12⽉ AWSユーザーのためのOCI セキュリティ編 セキュリティ編 2⽉ AWSユーザーのためのOCI 移⾏編 システムクラウド移⾏編 4⽉ 未定 GCP、Azure AWS以外のクラウド向け
  52. Oracle Training for Partner Learning Path - FY26 使える! 公開ドキュメント

    600以上の 技術解説スライド 技術資料の ポータル&リンク集 OCI の事例は ここで探せます OCI を触って学べる ハンズオンチュートリアル 開発者のためのポータル 毎週更新 OCI 版の ベストプラクティス 600以上の リファレンスアーキテクチャー 営業/Mrktg 販促/主幹 プリセールス ソリューションSE アカウントSE 構築 SE OCI Expert DB Expert 資格取得者 職種/ロール Foundations Associate Professional 対象 オプション 招待制 凡例 ハンズオン テキスト 技術資料 (活⽤資料集) Speaker Deck 開発者向け セミナー& コミュニティー 事例 リンク集 Well- Architected Framework アーキテク チャーセンター Learning Subscription (無償) Live Class (有償) Self-Paced Subscription (有償) 概要 ⼊⾨解説 スタート アップ セールス トーク ⾒積り Industry Day 売り⽅ 説明の仕⽅ ⾒積り ツール使い⽅ 業種ごとの シナリオ Breakout Session Deep Dive Success Journey Skill Mapping Win Story OCS* ⽅式設計 FY26 注⼒シナリオ 注⼒製品 深堀り 顧客事例 深堀り 他社クラウド 経験者向け 招待制 ワークショップ コンサル 有償メニュー Oracle University 資格 初級 中級 上級 *OCS = Oracle Consulting Service Copyright © 2025 Oracle and/or its affiliates 76 お申し込みページ https://go.oracle.com/OPN-seminar