Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
1on1をするときに考えていること / 1on1
Search
papix
May 29, 2019
Technology
0
1.2k
1on1をするときに考えていること / 1on1
papix
May 29, 2019
Tweet
Share
More Decks by papix
See All by papix
YAPC::Kyotoの「全て」 / All of "YAPC::Kyoto"
papix
0
1.3k
イベントの中の人 / Inside the Events
papix
0
150
2022年に始めるPerlでWebサービス開発(趣味)
papix
0
420
ワーケーションに関する考察
papix
3
2k
(今更)Amplifyさっくり体験
papix
0
800
はてなにおけるGitHub Actions活用事例 / GitHub Actions in Hatena
papix
0
1.8k
ミススペルを発見するmisspellのご紹介 / Introduce misspell
papix
0
930
「知らなかった」を聞きに行く 〜海外カンファレンス参加のススメ〜 / builderscon 2019
papix
0
300
Perl in Japan
papix
0
2.4k
Other Decks in Technology
See All in Technology
Google Cloud の AI を支える裏側のインフラを垣間見る!
maroon1st
0
330
推しは推せるときに推せ! プロダクトにフィードバックしていこう
nakasho
0
260
Algyan イベント振り返り
linyixian
0
200
Reducing Cross-Zone Egress at Spotify with Custom gRPC Load Balancing Recap
koh_naga
0
190
本当のAWS基礎
toru_kubota
0
420
4年前、あるじゃん老害エンジニアLT合戦に登壇、米国西海岸コンピュータ歴史博物館体験記の続編
toshi_atsumi
0
220
プロデザ! BY リクルート vol.18_リクルートのリサーチ実践組織「リサーチブーストコミュニティ」
recruitengineers
PRO
3
270
Postman v10リリース後を振り返る / Looking back at Postman v10 after release
yokawasa
1
150
20240416_devopsdaystokyo
kzkmaeda
1
210
SIEMを用いて、セキュリティログ分析の可視化と分析を実現し、PDCAサイクルを回してみた
coconala_engineer
0
270
私が trocco を推す理由
__allllllllez__
1
200
Terraformあれやこれ/terraform-this-and-that
emiki
8
1.3k
Featured
See All Featured
Robots, Beer and Maslow
schacon
PRO
155
7.9k
Done Done
chrislema
178
15k
Practical Orchestrator
shlominoach
181
9.7k
Responsive Adventures: Dirty Tricks From The Dark Corners of Front-End
smashingmag
243
20k
Happy Clients
brianwarren
91
6.4k
In The Pink: A Labor of Love
frogandcode
138
21k
Building a Scalable Design System with Sketch
lauravandoore
455
32k
Ruby is Unlike a Banana
tanoku
96
10k
The Language of Interfaces
destraynor
151
23k
XXLCSS - How to scale CSS and keep your sanity
sugarenia
240
1.2M
Designing for Performance
lara
601
67k
Thoughts on Productivity
jonyablonski
57
3.8k
Transcript
1on1をするときに考えていること id:papix (@__papix__) 株式会社はてな
papix 株式会社はてな アプリケーションエンジニア (2017年2月~) / シニアエンジニ ア (2019年2月~) ブログMediaチーム サービスリード兼スクラムマスター
「はてなブログ」をつくっています 一般社団法人Japan Perl Association 理事 アカウント類 はてな: id:papix Twitter: @__papix__ GitHub: papix / CPAN: PAPIX ブログ: https://papix.hatena(blog.(com|jp)|diary.jp)/ 趣味はPerlと, (交通機関を利用した)旅行 JGC修行は完遂済み, 今年はSFC修行をしています
はじめに: はてなにおける1on1 はてなには, 事業を横断したエンジニアの横軸組織(技術グループ)が ある 技術グループのロール: チーフエンジニア / シニアエンジニア エンジニアには,
必ずメンターが付く 基本的にはシニアエンジニアがメンターになる シニアエンジニアのメンターはチーフエンジニアが担う事が多 い メンターとメンティーは, 可能な限り違うチームになるよう調整し ている 詳しくは: https://developer.hatenastaff.com/entry/2018/05/30/173000
私と1on1 はてなに入社してメンターと1on1するようになった これまで3人のメンターを体験した それぞれ異なる体験で面白かった 今期からシニアエンジニアになり, メンティーを持つことになった ひとまず, 毎月1回/30分のペースで1on1をしている
1on1テンプレート 安心と信頼の id:shiba_yu36 さんのテンプレートを採用 https://blog.shibayu36.org/entry/2018/12/17/193000 Googleドキュメントにして, メンター/メンティーで共有 可能であれば, 1on1の前にメンティーに予め埋めてきてもらう 事前に埋めてもらえればそれを見ながら
/ 埋める余裕がなかっ たら埋めつつ, 1on1を進める
気をつけていること
言葉を絶やさない せっかくお互い1on1に時間を割くのだから, できればお互い多くの ものを得て帰りたい そもそも無言だと気まずいので, いろいろ会話の種を見つけて話し ていく
とにかく話してもらう まずはメンティーの話をしっかり聞く 話している途中に遮ってメンターが話し出す, ということは絶 対にしない メンティーが話しやすくなるように, 適宜相槌を打ったり, ちょっと 意識してオーバーにリアクションするようにしている
自分の感想やアイデアを伝える メンター/メンティーでチームが違う事が多いので, 1on1はチームの 良い文化, ルール, 考え方を交換するチャンス メンティーの選択肢が増えるように, メンターとしての考えやアイ デアを伝えていく 言うまでもなく,
それを強いることはしない!
約束は守る 1on1で, メンティーから依頼されたことはきちんとやる 先日は「ところでタイピング早いですよね, どれくらい早いんです か?」とメンティーに聞かれたのでタイプ速度測って1on1に持ってい ったりしました(?)
うまく言葉を引き出す 課題や次のアクションなど, 自分で「気づく」ことが出来ると, よりポ ジティブに取り組めて次に繋がりやすいと思う だからこそ, メンティーが1on1で話しながら考えを整理し, 「気 づく」事が出来るよう, うまく言葉を引き出していきたい
これがめちゃくちゃ難しい... せっかちなのでつい答え(とメンターとして思っているもの)に 誘導したくなる!!! 時と場合によっては「これ, より良い答えは何だろう...?」という 難しい問いもあったりする それはそれでメンターとして考えるチャンスになって学び が多い!
感想: 1on1, 意外と(普通に)面白い とにかくメンターをしていて得るものがとても多い 他チームのやっていること, 良いアイデアを1on1を通して知る ことができる それをきっかけに自分のチームの改善にもつながる 自分の経験や考えを整理する良いきっかけになる
まとめ 1on1, 難しいですが, 得るものは多いと感じています 皆さん, 1on1をするときに考えていること, 気にしていることはあり ますか? あれば是非教えてください!!!! 参考にしたいです!!!!
ご清聴ありがとうございました!