ウェビナー開催日:2024年3月28日
本スライドでは、TiProxyについて紹介します。
TiProxyとはデータベースクライアントとTiDB Serverの間で動作するプロキシーです。
データベースサーバーとアプリケーションの間に入るプロキシーは従来からも存在しておりましたが、TiProxyはTiDBに特化したコネクションマイグレーションとサービスディスカバリーの機能を有しており、アプリケーションからは接続を保持したまま、接続先のTiDBサーバーを切り替えることができ、TiDBのローリングアップグレードなどの時にアプリケーションが再接続を行う必要がありません。また、TiDBサーバーの一覧を動的に更新するため、スケールアウトやスケールインの度にTiDBサーバーリストを手動で更新する必要がありません。
従来、TiProxyは独立したコンポーネントとして提供されておりましたが、TiDB 7.6.0 DMRからはTiDB本体のデプロイと統合されましたので、TiDB、またTiDB CloudでのTiProxyの利用方法も紹介いたします。
トピック:
・TiProxyとは
・TiProxyのコネクションマイグレーションとは
・TiProxyのサービスディスカバリーとは
・TiProxyの設定方法
アーカイブ動画:
https://youtu.be/Un3n-v5CveQ