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インフラ業務のモデリングについて考えてみた / rakus-meetup-20210217

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February 25, 2021
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インフラ業務のモデリングについて考えてみた / rakus-meetup-20210217

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Rakus_Dev

February 25, 2021
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  1. #RAKUSMeetup ©2020 RAKUS Co., Ltd. ©2020 RAKUS Co., Ltd. インフラ業務のモデリングについ

    て考えてみた 開発本部 インフラ開発部 竹田昌男
  2. #RAKUSMeetup ©2020 RAKUS Co., Ltd. 自己紹介 氏名: 竹田昌男(たけだまさお) 仕事: ラクス インフラ開発部 部長 ラクス歴10年 経歴: 元SE・PG職 エンジニア歴 24年     京都でIT会社を起業した際にインフラにジョブチェンジ

        以降インフラ業務を独学でやりきってきた 趣味: ライブ行く、アニメ見る、波に乗りに行く など 最近の出来事: コロナ自粛してTV画面に向かってばかり. . . .         少し贅沢しようと思って65インチTV導入         あと、タバコやめました
  3. #RAKUSMeetup ©2020 RAKUS Co., Ltd. 本日の話 1. ラクスのインフラ基盤と業務 2. 今後求められるインフラ基盤

    3. 今考えられる理想的なインフラのモデル
  4. #RAKUSMeetup ©2020 RAKUS Co., Ltd. ラクスのインフラ基盤と業務 • ラクスのSaasサービスの数とそのライフサイクル • Saasアーキテクト(基盤)の現状

    • 増え続ける専用技術機器、ツール、技術要素 • インフラ基盤と業務の課題
  5. #RAKUSMeetup ©2020 RAKUS Co., Ltd. ラクスのSaasサービスの数とそのライフサイクル 2000年 2020年 2010年 第一世代

    第二世代 第三世代 レガシー技術割合高 レガシー技術割合低
  6. #RAKUSMeetup ©2020 RAKUS Co., Ltd. • Saasアーキテクト(基盤)の現状 2000年 2020年 2010年

    第一世代 第二世代 第三世代 仮想VM・コンテナ、パブリッククラウド(AWS)、ハイブ リッドクラウド 仮想VM ベアメタル アーキテクト変更対応済みSaas 今後変更予定 基盤アーキテクトが混在 仮想化
  7. #RAKUSMeetup ©2020 RAKUS Co., Ltd. 増え続ける専用技術機器、ツール、技術要素 2000年 2020年 2010年 第一世代

    第二世代 第三世代 システム要素数少 外部システムAPI オブジェクトストレージ 10Gスイッチ ロードバランサー ファイアウォール DDos対策機器 キャッシュサーバ インフラ管理ツール ウィルス対策ソフト ディザスタリカバリ クレジットカード連携 高度セキュリティ対策 システム要素数多
  8. #RAKUSMeetup ©2020 RAKUS Co., Ltd. 事業運営体制 部隊としては1組織で統合しているが、事業ごとに個別チームで個別最適 化されている ラクス インフラ開発部 チーム1

    チーム2 チーム 3 チーム4 チーム5 チーム6 東京 大阪 事業1 事業2 事業3 事業4 事業5 事業6
  9. #RAKUSMeetup ©2020 RAKUS Co., Ltd. まとめ 競合他社と比較して も、比類ない多数の Saasサービス サービスごとに

    異なる アーキテクト環境 増え続けるシステ ム技術要素 各サービスに特化し た設備管理・運用、 その体制 × ( + = 業務量の過多、業務の高レベル化 + ) + 複数拠点
  10. #RAKUSMeetup ©2020 RAKUS Co., Ltd. 今後求められる インフラ基盤 • 技術要件 •

    ビジネスサイド要件 • 顧客要件
  11. #RAKUSMeetup ©2020 RAKUS Co., Ltd. 技術要件 第一世代 第二世代 第三世代 2000年

    2010年 2020年 2025年 第四世代 • 技術革新の急速化 • エンジニアからも 「新技術が使いたい!!」意見が強く出る 新世代のインフラ
  12. #RAKUSMeetup ©2020 RAKUS Co., Ltd. ビジネスサイド要件 • 費用対効果(事業利益率アップ) • サービスごとの事業推進速度維持=個別最適化

    • 10年後は今のサービス数より2倍に(10→20)
  13. #RAKUSMeetup ©2020 RAKUS Co., Ltd. 顧客要件 • サイバーセキュリティ対策 • ディザスタリカバリー

    • BCP対策 日本におけるSaas市場の拡大 に今後強く求めら れていくもの  ※日本政府も積極利用
  14. #RAKUSMeetup ©2020 RAKUS Co., Ltd. まとめ 現状の業務への向き合い方、考え方・方針のまま対応を 将来にわたり続けていくと・・・  業務量の過多、業務の高レベル化 未来に向けた活動はできなく、

    今を何とかするという業務活動をしている未 来になる
  15. #RAKUSMeetup ©2020 RAKUS Co., Ltd. 今考えられる 理想的なインフラのモデル • 現状の姿 •

    なりたい姿 • アーキテクトを準備し、スタックしておくことの意味
  16. #RAKUSMeetup ©2020 RAKUS Co., Ltd. 現状の姿① インフラ 各サービスにより • 目指したいゴール、戦略

    • 現在のサービスライフサイクルフェーズ • 投資できるコスト がバラバラな方向に向かっている 1つ1つの事情を考慮した インフラ設備、業務環境、体制 に合わせている
  17. #RAKUSMeetup ©2020 RAKUS Co., Ltd. 現状の姿② 1つ1つの事情を考慮した インフラ設備、業務環境、体制に合わせていることを続けてきた結果 標準化できて いる範囲

    本来標準化できる範囲 部門内の業務が多種多様化、複雑化しており部 門全体としての業務統一性が欠けている これにより出てきている事象 ・人員の想定以上の増加(人件費増) ・仕様変更時の考慮不足問題 ・運用作業時のミス ミスの増加により業務量も増加 (負の連鎖)
  18. #RAKUSMeetup ©2020 RAKUS Co., Ltd. なりたい姿 インフラ 設備・業務の統一 標準化 標準化の階層

    1.組織体制の標準化(組織編制変更) 2.業務の標準化 3.設備・技術の標準化 • バラバラの考え方から共通の方針をとり まとめ、同じ方向性と考え方をもっている • 共通化できる部分を標準化
  19. #RAKUSMeetup ©2020 RAKUS Co., Ltd. どうしたら大きな方向性を持て、維持できるか 大は小を兼ねる バラバラの要件、技術要素を満たせる インフラ基盤、業務環境

  20. #RAKUSMeetup ©2020 RAKUS Co., Ltd. どうしたら大きな方向性を持て、維持できるか ビジネスサイド 開発サイド インフラサイド 標準化業務スタッキング 設備・

    アーキテクト 技術 ツール 技術スタック 方針・ルールスタック 業務方針 業務ルール 業務標準化スタック 業務資料 業務手順 業務フロー (システム化) 要件 3つのスタックへのスタッキング インフラにおける新しい業務 スタックか らChoice ないものは スタッキング検討 重要
  21. #RAKUSMeetup ©2020 RAKUS Co., Ltd. 技術スタックのあるべき姿 設備・ アーキテクト 利用技術 利用ツール

    技術スタック 3つのスタックへのスタッキング インフラにおける新しい業務 セキュリティ設計 バックアップ設計 モニタリング 監視設計 設 計 要 素 実装機能設計 運用設計 メンテナンス設計 トラブル シューティング設計 重要
  22. #RAKUSMeetup ©2020 RAKUS Co., Ltd.   標準化業務スタッキング より大きな枠組みを作り事業を支える インフラ 設備・業務の統一

    標準化 まるっと各事業をス タックに当てはめて しまう
  23. #RAKUSMeetup ©2020 RAKUS Co., Ltd. スタックし、明確化ていくことの意味 •利用する技術、エンジニアが習得すべき技術範囲 が明確になる •システム開発において技術選択・利用が即時に行 える

    •アプリエンジニアにインフラ側の利用技術の共有・ 促進が可能
  24. #RAKUSMeetup ©2020 RAKUS Co., Ltd. まとめ • 標準化をどのレベルで考え実現すべきかの答えを探している • 既存の枠にとらわれない、ゼロベースで考えてみた

    • 今回考えたモデルは恐らく短期的にはコストがアップする • 個別最適を続けることでのコスト増より全体最適化によりコストダ ウンが実現できる(と考えられる:人件費減少)
  25. #RAKUSMeetup ©2020 RAKUS Co., Ltd. 自分を取り巻く環境の変化に目を背けず、 しっかり向き合う機会を作ってください これまで続けてきたことは、 正しかったが、 近い将来に「そのまま」が正しいかは、

    取り巻く環境、向かうべきゴールにより 変わってきます