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RECRUIT TECH CONFERENCE 2025 プレイベント【岡本】

Recruit
February 13, 2025

RECRUIT TECH CONFERENCE 2025 プレイベント【岡本】

2025/2/4に開催したRecruit Tech Conference 2025 プレイベントの岡本のLT資料です

Recruit

February 13, 2025
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Transcript

  1. RECRUIT TECH CONFERENCE 2025 プレイベント -LT Night- 岡本 滉平 音ゲー(beatmania全白)・競プロ(青色)・握力(60kg↑)

    経歴 / Career 2016〜 プログラミング未経験から金融系SIerに新卒入社  FXや仮想通貨のディーラー向けシステムを開発 2021〜 リクルートにキャリア入社  現在、Airレジオーダー モバイルオーダー店内版の開発 チームリーダー 趣味 / Hobbies プロダクトディベロップメント室 販促領域エンジ ニアリング2ユニット(飲食・ビューティー) 飲 食領域エンジニアリング部 飲食プロダクト開発4 グループ
  2. RECRUIT TECH CONFERENCE 2025 プレイベント -LT Night- もくじ 1. 競プロを本格的にはじめたきっかけ

    2. 競プロは思っているよりもハードルが低いかも 3. 競プロと業務のコードでの使い分け 4. 競プロがどう業務に活きているか
  3. RECRUIT TECH CONFERENCE 2025 プレイベント -LT Night- の前に・・・ 競技プログラミングとは、 決められた条件のもとで与えられた問題、課題を

    プログラミングを用いて解決し、 その過程や結果を競うものを 競技プログラミングといいます。 出展 :https://info.atcoder.jp/overview/about/competitive
  4. RECRUIT TECH CONFERENCE 2025 プレイベント -LT Night- もくじ 1. 競プロを本格的にはじめたきっかけ

    2. 競プロは思っているよりもハードルが低いかも 3. 競プロと業務のコードでの使い分け 4. 競プロがどう業務に活きているか
  5. RECRUIT TECH CONFERENCE 2025 プレイベント -LT Night- 多くの技術を キャッチアップしないと・・・ 金融特化で

    専門性が高い 汎用的な技術が 多い 安定的 流動的 使用技術 技術の入れ替わり速度 転職前 転職後
  6. RECRUIT TECH CONFERENCE 2025 プレイベント -LT Night- もくじ 1. 競プロを本格的にはじめたきっかけ

    2. 競プロは思っているよりもハードルが低いかも 3. 競プロと業務のコードでの使い分け 4. 競プロがどう業務に活きているか
  7. RECRUIT TECH CONFERENCE 2025 プレイベント -LT Night- 1日1問であれば毎日続けやすい なんだかんだ無理なく続いています •

    転職して2-3ヶ月ほどたってからgoではじめた ◦ goを触ってみたかった • goで2ヶ月ほどたってからRustにのりかえ ◦ 競プロやってる人の使っている言語 ▪ C++ ▪ python ▪ Java ▪ Rust ▪ C
  8. RECRUIT TECH CONFERENCE 2025 プレイベント -LT Night- もくじ 1. 競プロを本格的にはじめたきっかけ

    2. 競プロは思っているよりもハードルが低いかも 3. 競プロと業務のコードでの使い分け 4. 競プロがどう業務に活きているか
  9. RECRUIT TECH CONFERENCE 2025 プレイベント -LT Night- fn main(){ input!

    { h:usize,w:usize,s:[Chars;h] // 変数名は1文字を多用 } let mut cnt = 0; // タイピング時間省略のため変数名は省略形 for i in 0..h { for j in 0..w { if ans[i][j] == ‘#’ { cnt += 1; // ミュータブルな変数を多用 } } } println!("{}", cnt); } 競プロと業務のコードでの使い分け 競プロだとこんなコードを書く
  10. RECRUIT TECH CONFERENCE 2025 プレイベント -LT Night- 短く 分かりやすく 基本mainに集約

    細かく分割 全ケース 間に合うように ユースケースや 可読性と相談 変数名、メソッド名 メソッドの長さ 競プロ 業務 高速化
  11. RECRUIT TECH CONFERENCE 2025 プレイベント -LT Night- もくじ 1. 競プロを本格的にはじめたきっかけ

    2. 競プロは思っているよりもハードルが低いかも 3. 競プロと業務のコードでの使い分け 4. 競プロがどう業務に活きているか
  12. RECRUIT TECH CONFERENCE 2025 プレイベント -LT Night- 競プロがどう業務で活きているか 考えたコードを素早く実装に落とし込む力が身についた •

    シンプルに実装量が増えた ◦ 毎日ロジックを実装するようになった • 時間制限がある中、正確に実装する緊張感 ◦ 強制的に集中できるので、吸収効率がいい気がする
  13. RECRUIT TECH CONFERENCE 2025 プレイベント -LT Night- 競プロがどう業務で活きているか 計算量やメモリを考慮した実装ができるようになった •

    何も意識しなくても計算量がわかるようになった ◦ 結構Listに対してfindをするような処理は多い ◦ SetやMapにするというだけで可読性を損なわずに性能改善ができる
  14. RECRUIT TECH CONFERENCE 2025 プレイベント -LT Night- 競プロがどう業務で活きているか 色々な技術を学ぶ上での基礎知識が身についた •

    いろいろな技術を理解するハードルが下がった ◦ データ構造を抑えると、実は様々な基礎知識が身についている ◦ 例えばDBのインデックスの性能なども原理で理解できた ▪ 双方向連結リストとBTree ◦ ライブラリの内部実装も読みやすくなった ▪ bit演算の免疫向上 ◦ 実は結構いろいろなところで似たようなことをしている • データ構造と実装については理解できている状態になっている ◦ ライブラリを基本自前で実装している