Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Sign up for free
Menu
Search
Features
All features
Private URLs
Password Protection
Custom URLS
Scheduled publishing
Remove Branding
Restrict embedding
Deck Collections
Notes
Features
All features
Private URLs
Password Protection
Custom URLS
Scheduled publishing
Remove Branding
Restrict embedding
Deck Collections
Notes
Explore
Featured decks
Featured speakers
Programming
Technology
Storyboards
Explore
Featured decks
Featured speakers
Programming
Technology
Storyboards
Pricing
Search
Sign in
Sign up for free
RailsからReactを剥がした話
Search
Sponsored
·
SiteGround - Reliable hosting with speed, security, and support you can count on.
→
Riya Amemiya
December 03, 2023
Technology
850
0
Share
Embed
Copy iframe code
Copy JS code
Copy link
Start on current slide
RailsからReactを剥がした話
Riya Amemiya
December 03, 2023
More Decks by Riya Amemiya
See All by Riya Amemiya
V8コントリビュート超入門
riyaamemiya
0
200
IsAny はなぜ any だけを見抜けるのか
riyaamemiya
0
78
V8のTorqueを語りたい
riyaamemiya
0
120
知ってた?JavaScriptの"正しさ"を検証するテストが5万以上もあること(Test262)
riyaamemiya
1
370
「え?!それ今ではHTMLだけでできるの!?」驚きの進化を遂げたモダンHTML
riyaamemiya
12
6.1k
そのJavaScript、V8が泣いてます。V8の気持ちを理解して書くパフォーマンス最適化
riyaamemiya
22
8.9k
「え?!それ今ではCSSだけでできるの!?」驚きの進化を遂げたモダンCSS
riyaamemiya
1
220
不健康エンジニア「健康」を知る
riyaamemiya
1
1.4k
AIと共同執筆してより質の高い記事を書こう
riyaamemiya
1
860
Other Decks in Technology
See All in Technology
企業の現実世界をグラフで写し取る
sansantech
PRO
0
210
Oracle Base Database Service 技術詳細
oracle4engineer
PRO
16
120k
Incremental HTTP
kazuho
4
1.5k
AIエージェントを安全で速い現場監督にする:Jev・Obsidian・メタハーネス
x5gtrn
PRO
0
140
The seven pitfalls of AI (revised version)
ufried
0
130
CI/CDではもう遅い - 人とAIが迂回しないDevSecOps Verify基盤の再設計 -
kintotechdev
1
460
AI感のないAWS構成図をAIエージェントに描かせたい!
sagochiko
2
480
10年欲しかった音楽管理アプリを、AIと一緒に作りはじめた
judau
1
190
DORA_Metrics.pdf
wagnerfusca
1
140
1人アドミンな私はAWSアカウント申請をSlackで完結したい!
ysuzuki
0
100
AI Native Platform Engineering 〜PlatformとAgileで“作る速さ”を“価値”へ〜
uya116
0
510
覗いてみよう 関数型ビジュアル言語×2Dグラフィックスの世界
yohyamasaki
0
150
Featured
See All Featured
Skip the Path - Find Your Career Trail
mkilby
1
240
Optimizing for Happiness
mojombo
378
71k
Digital Projects Gone Horribly Wrong (And the UX Pros Who Still Save the Day) - Dean Schuster
uxyall
1
3.2k
JAMstack: Web Apps at Ludicrous Speed - All Things Open 2022
reverentgeek
1
620
Utilizing Notion as your number one productivity tool
mfonobong
4
600
The browser strikes back
jonoalderson
0
1.7k
Marketing Yourself as an Engineer | Alaka | Gurzu
gurzu
0
320
The Illustrated Children's Guide to Kubernetes
chrisshort
51
53k
Writing Fast Ruby
sferik
630
63k
Building an army of robots
kneath
307
47k
Distributed Sagas: A Protocol for Coordinating Microservices
caitiem20
333
23k
Accessibility Awareness
sabderemane
1
220
Transcript
RailsからReactを剥がした話 1
2
自己紹介 GMOメディア所属 西悠太 フロントエンドエンジニア X: Riya31377928 3
なぜ移行したのか ReactからRailsのERBに移行しました。 多くの方が「なぜ?」と思うかもしれません。 RailsからReactに移行するのはよくある話ですが、逆はあまり聞きません。 4
移行した理由は以下の通りです 移行したページはlpなのでReactのメリットがあまりない Reactのコードが負債になっている 自分以外にReactを書ける人がいない 5
移行したページはlpなのでReactのメリットがあまりない 移行したページはlpで、インタラクティブな要素はほとんどありません。 また、CSRを利用しているのでSEOにもあまりメリットがありません。 そのため、Reactを使うメリットがあまりないと考えました。 6
Reactのコードが負債になっている 外部の会社に委託して作成したため、Reactのコードが負債になっていました。 TypeScriptだけど型がない、コンポーネントが分割されていない、コードが複雑、などな ど。 7
自分以外にReactを書ける人がいない 私以外のチームメンバーはRailsをメインで書いているため、Reactを書ける人がいません。 たった数ページのためにReactを書ける人を育成するのは難しいと考えました。 以上の理由から、ReactからRailsのERB移行を決めました。 8
移行した手順 9
1. ロジックを整理する まず始めに、どんな工程を踏んで画面が表示されているのかを整理しました。 10
画面が表示されるまでの工程は以下の通りです 1. Railsのコントローラーでデータを取得する 2. RailsのコントローラーでReactのコンポーネントにデータを渡す 3. Reactのコンポーネントでデータを加工する 4. 必要に応じてReactからAPIを叩く 5.
Reactのコンポーネントでデータを表示する 11
特にネックになっていたのが、4の「必要に応じてReactからAPIを叩く」でした。 Railsのコントローラーでデータを取得しているのに、Reactから不足分のデータを取得してい ました。 そのため、何度も再レンダリングが発生していました。 12
2. コンポーネントを整理する 次に、移行対象のコンポーネントを整理しました。 コンポーネントAはBに依存していて、BはCに依存しているというような複雑な依存関係があ りました。 それらを整理し、移行対象のコンポーネントを特定しました。 13
3. コンポーネントを一個ずつ移行する コンポーネントを一個ずつ移行していきました 1. if文をRubyのコードに変換 2. 共通関数をヘルパーに移植 3. propsをlocal_assignsに変換 4.
コードを整理して可読性を上げる 5. JSを可能な限り削除する 14
苦労した点 15
見た目の互換性を完璧にReactと合わせないといけない lp作成部分がReactで作成されていたため、見た目の互換性を完璧に合わせるのは大変でし た。 React独自の機能をバニラJSで実装し直したり、CSSを修正したりしました。 ピクセル単位で見ると誤差はありますが、人間の目では全く分からないレベルになりまし た。 16
流れてくるデータが多次元配列 DBから取得したデータが多次元配列で流れていました。 [ ["id", 1], ["title", "Title"], ["description", "Description"], ["is_public",
true], ["page_url", "hoge"], ["name_param", "hoge"], ["school_id", 1], ["tpl_image", {"id"=>1, "image_url"=>"http://res.cloudinary.com/hoge, "image_smart_url"=>nil}], ... ] 17
本当はちゃんとしたデータ構造に直したかったのですが、他のページでも参照しているた め、今回は直さずに移行しました。 必要なデータには position というキーがあるので、それを使ってソートしました。 items.map { |item| item.deep_transform_keys(&:to_sym) }.each_with_index.sort_by
{ |item, index| [item[:position], index] }.map(&:first) # map で配列の中身をシンボルに変換 # each_with_index で配列の中身とインデックスを取得 # sort_by でposition でソートし、position が同じ場合はインデックスでソート # map でインデックスを削除 18
if文をRubyのコードに変換 私は普段からReactを書いているので、Rubyの真偽値の扱いに手間取りました。 JSでは、 '' や 0 などの値が false として扱われますが、Rubyでは ''
や 0 は true として扱われます。 19
ERBとReactの改行、空白の違い ERBでは改行や空白がそのまま出力されますが、Reactでは改行や空白が無視されます。 これになかなか気づけず、苦労しました。 20
ERB <p> <%= text %> </p> <p> こんにちは </p> 21
React const Hoge = () => { const text =
" こんにちは" return ( <p> {text} </p> ) } <p> こんにちは</p> 22
コードを整理して可読性を上げる React側でデータを加工していたため、コードが複雑になっていました。 そのため、コードを整理して可読性を上げるのに苦労しました。 Railsのコントローラーで整形してからデータを渡すように変更したり、必要なデータを一括 で取得するように変更したりしました。 バグ検証に時間がかかりましたが、コードが整理されていくのは楽しかったです。 23
JSを可能な限り削除する Reactで無駄にJSを書いていた部分があったので、可能な限り削除しました。 例えば、ホバー時にスタイルを変更するという処理は、 onmouseover と onmouseout を使 って実装しました。 24
まとめ そんなこんなで、ReactからRailsのERBに移行しました。 移行には苦労しましたが、コードが整理されていくのは楽しかったです。 React好きとしては、少し寂しい気持ちもありますが、移行してよかったと思っています。 適材適所で使うことが大切だと思います。 25
おまけ https://zenn.dev/gmomedia/articles/5a6819c5a9e9ad 26