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【CEDEC2025】現場を理解して実現!ゲーム開発を効率化するWebサービスの開発と、利用促...

 【CEDEC2025】現場を理解して実現!ゲーム開発を効率化するWebサービスの開発と、利用促進のための継続的な改善

2025/07/24 CEDEC2025

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July 29, 2025
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  1. 16/84 課題解決の全プロセス 課題表出 1 開発 4 要件定義 3 ヒアリング 2

    改善 8 テスト 5 リリース 6 フィード バック回収 7 開発チーム 全プロセスを1チームが担当
  2. 41/84 スプリント計画 • 計画ミーティングの開催 • 優先度順にタスクの割り振り • コードレビューの工数見積もりとレビュアーの選定 • 原則、スコープ変更は避ける方針

    • リリース対象サービスを選定 • リリース日を調整 • タスクの納期設定 リリースの計画 スプリントのタスク計画
  3. 42/84 スプリントレビューと振り返り • スプリント内の完了ストーリーを確認 • 提供した機能の共有、ゴールとずれを確認 • KPT法(Keep, Problem, Try)

    • チームの良さをアピール、課題を共有 • 次の改善策をメンバーが選定 振り返り 完了確認(スプリントレビュー)
  4. 43/84 継続的なバックログ更新 • リリース物の共有とフィードバック • 新しい要望の確認 • タスクの優先度決定 • サービス外の困りごとも確認

    サービスオーナーとバックログの最新化 • 開発フレームワークバージョンアップ • リファクタリング計画 サービスに必要な対応の計画
  5. 44/84 機動力を活かすチーム編成 こえぼんなどを開発 メンバー:5名 CyLocなどを開発 メンバー:5名 チーム1 チーム2 • メンバー数を最小限に抑える

    コミュニケーションコストを削減し、意思決定を迅速化 • スキルバランスを考慮 チーム内で自己完結できる範囲を広げ、外部への依存を低減 • 開発メンバー数は均等に配置
  6. 55/84 普及戦略の例 テキスト管理 権限管理 役割設定 対応言語設定 進捗と履歴確認 翻訳ステータス 可視化 変更履歴

    進捗率レポート 外部連携 こえぼん OneDrive Json出力 CyLoc(ローカライズ支援サービス) テキスト、進捗、翻訳コメントなどを一元管理 主な機能 マスターデータ
  7. 61/84 ⑤普及活動 • 新規プロジェクトへ利用アプローチ • 導入ハードルを下げる • 利用方法のレクチャー • データ移行などの導入サポート

    サービスオーナーと普及活動 • サービスオーナー主導で推進 開発優先度は 利用者の声を反映して決定
  8. 68/84 ユーザーヒアリング • カメラ指定、衣装指定の自動指定 • 同じようなミスの指摘など • 重要度も確認 • 新規Webサービスの開発が必要

    • ルールベースで解決できる • LLMで解決の可能性 困っているのは分かったがある問題に気づく 課題を分類 詳細ヒアリング
  9. 71/84 ワークフローの可視化作業 • 関係者の作業内容 • 全体の作業フロー • 各作業の工数 1.全ての登場人物を定義 2.上から下へ時系列になるよう作業を配置

    3.利害関係がわかるように依頼元、依頼先を記載 4.各フローの工数を記入 手順に沿って作成 作業全般をプロジェクトへ確認
  10. 75/84 AIによるシナリオ監修補助機能の開発 1. 具体的機能 – AIによるシナリオ表現の監修と 改善提案の実装 2. 開発の工夫 –

    誰でも使いやすい – 正解を求めないところに活用 – アイディア出し、シナリオの分析など