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ログラスのLLM・GPTへの向き合い方 / LOGLAS' approach to LLM and GPT

ログラスのLLM・GPTへの向き合い方 / LOGLAS' approach to LLM and GPT

r-kagaya

April 04, 2023
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  1. 8 ©2023 Loglass Inc. プロダクト・機能への展開 • LLMを活用した機能リリースができる体制づくり • プロダクトビジョンを実現する上でのHow(LLM・GenAI)の解像度を上げ る

    PoCや実験的なリリースを通じて目指している直近のゴール 独自データやワークフローに入り込んでいるなどのプロダクトの強さに加え て、 LLMを活用した機能リリースが出来る体制が、短期的には差別化要因、競 合優位性を生む土台になる可能性を見据えて今から試行錯誤
  2. 9 ©2023 Loglass Inc. プロダクト・機能へのPOC事例① text2report(自然言語でのレポート作成機能) • OpenAI APIを自然言語とシステムを繋ぐインターフェースに活用して、 自然言語でシステムを操作

    ◦ 要するに文章でシステムの一部操作を行える ◦ 精度上げるためにPromptの工夫や正規表現も駆使してる • チャットUXが全てのユースケースで万能だとは思わない • 新規ユーザーや利用頻度が低いユーザーがカジュアルに操作したい場 合に、自然言語を用いたチャットUXは有用では?との仮説
  3. 11 ©2023 Loglass Inc. 社内活用の話 (業務の品質と生産性向上) 雑に言うと日々の仕事でとにかく使いこなしていこうという話 -> 多くの社員の業務やオペレーションの改善のための選択肢になっている 状態

    > Gen-AIが使いこなせないと、ハイレベルなエンジニアでもローレベルなエン ジニアのパフォーマンスに落ちるかもしれない 引用: GPT-4時代のエンジニアの生存戦略 https://qiita.com/lazy-kz/items/e4932f1a90c2a7986ef5
  4. 15 ©2023 Loglass Inc. 社内活用の話 (業務の品質と生産性向上) 今のフォーカスは • 全員Capable ◦

    ex) ChatGPTは学習されるので公開情報のみ! • 身近な業務を改善して、事例を展開できるAdept(達人)を増やす • ネタ寄りの取り組みも盛り込んでワイワイすること (Adept選抜試験とかパイオニア昇格プレーオフとかネタに振り切った取 り組みをやりたい)
  5. 16 ©2023 Loglass Inc. 事例その他 • タグの自動認識・自動生成 • LangChainで独自ロジック/データ利用のサジェスト・検索機能 •

    OpenAI APIでデモデータ作りするスクリプト • 社内問い合わせBot • サポートサイトFAQの自動生成 • アイディアソン • OST • etc…
  6. 17 ©2023 Loglass Inc. まとめ • スタートアップとしてLLM・GenAIには積極的・柔軟にリソースを張ってる • 機械学習技術へのアクセスが容易になった事のインパクトや Howの増加

    ◦ 複数のPoC事例も全てWebアプリケーションエンジニアが実施 • いずれLLM・GenAIの活用範囲の広がり、プロダクション導入がさらに進んだ世界 を見越して、「LLMを活用した機能リリースが出来る体制」、 「多くの社員の業務や オペレーションの改善のための選択肢になっている」 状態の実現を意識してる • 純粋にワクワクも危機感も感じる面白い技術なのでエンジニアとしてももっと全力 投球していきたい ◦ 業務改善ハックも細かい便利ツールももっと色々やりたい
  7. 18