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見えない開発現場を、 見える投資に変える

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見えない開発現場を、 見える投資に変える

開発現場はよくブラックボックスと言われる
その原因を解きほぐし、経営判断が可能な状態に接続したストーリー

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Norio Oikawa

April 14, 2026

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Transcript

  1. © Findy Inc. 2000年 米国日系企業エンジニアとしてキャリアをスタート。 2005年 国内上場企業開発リーダーとしてチームを率い、大規模システムリプレイスを推進 2008年 開発会社を創業 CTOとして開発組織をゼロから構築。採用・育成・評価の仕組みを

    整備し、組織の土台をつくる 2015年 スタートアップ 執行役員として法人事業の立ち上げ、外部パートナーとのアライア ンスを担当 2019年 スタートアップ 多国籍メンバーで構成されるチームのプロダクトオーナとして、ア ジャイル開発を用いて異文化環境でのチームビルディングを推進 2023年 東証プライム上場企業エンジニアリングマネージャとして組織再編と開発生産性向 上をリード 2026年 ファインディ株式会社 社内外の開発組織の組織開発を支援 文化醸成・生産性向上・構造改革など、組織の課題に伴走 ファインディ株式会社 CTO室 開発推進担当 及川法雄 / Norio Oikawa @rojoudotcom rojoudotcom 内製開発25年、開発組織の「中の 人」として組織再編に携わる。 ゼロからの開発組織立ち上げ、数十名規模の組織の再編、多国 籍チーム構築を経験。現在はファインディCTO室にて、あらゆ る立場で培った知見を基に組織開発を支援。 強み: - 組織設計・再編: Team Topologiesによる構造設計とチーム間の依存 関係の最適化。 - 開発文化の醸成: スクラム導入・定着を通じたアジャイルな文化と心 理的安全性の構築。 - 人材開発・チームビルディング: メンバー育成、評価設計、多国籍チ ームのマネジメント。 - 生産性の可視化・改善: Team+等による開発生産性の定量化と継続的 改善。 2
  2. 会社概要 © 2024 Findy Inc. 挑戦するエンジニアの プラットフォームをつくる。 ビジョン つくる人がもっとかがやけば、 世界はきっと豊かになる。

    経営理念 会社名 ファインディ株式会社 / Findy Inc. 代表取締役 山田 裕一朗 設立 2014 年 2 月 ※ 本格的な事業開始は2016年7月 全従業員数 478 名 ※2026年1月時点 資本金 19億9,692万円 ※ 資本準備金含む 住所 東京都品川区大崎1-2-2 アートヴィレッジ大崎セントラルタワー 5階 事業許可番号 13-ユ-308478 サービス ・IT/Webエンジニアの転職サービス「Findy」 ・ハイスキルなフリーランスエンジニア紹介サービス「Findy Freelance」 ・経営と開発現場をつなぐAI戦略支援SaaS「Findy Team+」 ・開発ツールのレビューサイト「Findy Tools」 ・テックカンファレンスのプラットフォーム「Findy Conference」 ・顧客価値を追求する、AI時代の製品開発マネジメント「Findy Insights」等 投資家 グローバル・ブレイン、ユナイテッド、SMBCベンチャーキャピタル、KDDI、 JA三井リース、みずほキャピタル、博報堂DYベンチャーズ、Carbide Ventures、等 5
  3. © Findy Inc. 変革の舞台:エンタープライズ内製開発組織 プロローグ 8 01 内製開発 02 開発部門

    60名弱 03 20年の歴史 04 社内業務 システム 05 ウォーター フォール
  4. © Findy Inc. 10 現場と経営の目線の違い 開発現場の声 とにかく忙しく、目の前のことしか考えられ ない。将来のキャリアを考える暇もない 他のチームの状況がわからない 事業がどこに向かっているのかわからない

    経営層の声 開発組織の人数と費用は把握できるが、この 状態が適切かわからない。 リリース計画の報告はあるが、事業戦略との 接続や成果がわかりづらい 受け身の姿勢が強い社員が多い。自ら発言が できるよう成長して欲しい。 ここからどう整理するのか? プロローグ
  5. © Findy Inc. プロローグ 12 目にみえる出来事 パターン 構造 メンタル モデル

    問題解決のアプローチ〜氷山モデル〜 https://youtu.be/6h4YLtg_4QY?si=iTlh_MH_XoIOUKWu
  6. © Findy Inc. プロローグ 14 問題解決のアプローチ〜優先度〜 見えない現場が 見える投資になる状態 ③習慣 ①仕組み

    ②文化 目にみえる出来事 パターン 構造 メンタル モデル https://youtu.be/6h4YLtg_4QY?si=iTlh_MH_XoIOUKWu
  7. © Findy Inc. ① 仕組みを変える 「誰が何をしているか」全体像が見えない組織構造 各事業部 プロジェクトチーム 事業A 事業B

    事業C 事業D ・・・ 新機能A 新機能B 新機能C 運用保守チーム 改善・問い合わせ 18 新 機 能 要 求 改 善 要 求
  8. © Findy Inc. ① 仕組みを変える 「誰が何をしているか」全体像が見えない組織構造 各事業部 プロジェクトチーム 事業A 事業B

    事業C 事業D ・・・ 新機能A 新機能B 新機能C 運用保守チーム 改善・問い合わせ リファクタリングチーム 技術負債返却 19 新 機 能 要 求 改 善 要 求
  9. ① 仕組みを変える 組織の機能不全を強化する「負のループ」の構造 © Findy Inc. 開発速度が遅い 機能増 案件増 追加要望増

    技術負債増 人員増 リファクタ 工期増 応急処置 ループ 悪循環 ループ 根本解決 ループ 22
  10. © Findy Inc. 1. 2つのキーコンセプト ① 仕組みを変える 25 1:認知負荷を守る 課題

    脳が処理できる情報量には限界がある。責任 を押し付けすぎるとパンクし、本来の力を発 揮できない 解決策 業務を「ちょうどいいサイズ」に分割 裏方は支援チームに頼る → 顧客価値に100%集中できる 課題 「企画→開発→運用」の分業バケツリレーで は引き継ぎの待ち時間が発生し、価値提供が 遅延する 解決策 企画→開発→運用を一気通貫で完結するスト リームアラインド・チームを中心に据える → 最速の価値提供(Fast Flow) 2:フロー効率を上げる
  11. © Findy Inc. 2. 4つの基本チームタイプ ① 仕組みを変える 26 Stream-aligned team

    ストリームアラインド・チーム 主活動のチーム 企画から運用まで、他チームに依存せず自分たちだけで実行す るクロスファンクショナルのチーム Enabling team イネーブリング・チーム コーチ・支援チーム 新しい技術やツールの習得をサポートし、主役チームの「でき ること」を増やす専門家チーム Complicated Subsystem team コンプリケイテッド・サブシステムチーム 専門部品チーム 高度な専門知識が必要な「難しい部品」を専属で担当 Platform grouping プラットフォーム・チーム 土台を支えるチーム 社内サービスやインフラなどの「土台」をセルフサービスで提 供し、主活動チームの集中を支える ※第1版ではPlatform Team
  12. © Findy Inc. 3. 3つのインタラクションモード(コミュニケーション方法) ① 仕組みを変える 27 Collaboration XaaS

    Facilitating コラボレーション 密な協働 2つのチームが一定期間「一緒に働く」モード 発見は多いが、コミュニケーション負担は高い。 X-as-a-Service サービスとしての利用 別チームの担当領域に関係する機能やデータをAPIとして提供 コミュニケーション不要でスピードが上がる。 ファシリテーティング 支援・促進 ブロッカーを取り除き、新しいやり方を教えて自立を助けるコーチ役
  13. © Findy Inc. バリューストリームに沿ってチームを組成する ① 仕組みを変える 28 求職 者 toC

    集め る 結ぶ toInternal 事業 者 toB 動か す 動か す 集め る チーム チーム チーム チーム チーム チーム
  14. © Findy Inc. 「チームトポロジー」で認知負荷を下げてフローを流す ① 仕組みを変える 29 Stream-aligned team Stream-aligned

    team Complicated Subsystem team Platform Grouping Stream-aligned team Stream-aligned team Stream-aligned team Stream-aligned team Xaa S Xa aS Enabling team totoBB totoCB to Internal Facilitating Facilitating Facilitating 新機能開発・運用保守・リファクタ
  15. © Findy Inc. ③習慣を変える 「経営の言葉」への翻訳で、組織の未来を議論する PLやBSの考え方を軸とすることで、エンジニアリングの成果が財務的な価値として可視化されます。 言葉の壁がなくなることで、開発組織の現状把握から「組織の未来」を語る建設的な議論が可能になります。 PR数 33%増 人件費

    年間約19,000万円の 削減効果 60名x33%増x80万円/月x12ヶ月 リードタイム 81%減 デプロイ頻度 4倍 年間解約率 3.2ポイント改善効果 年間チャーン率10%のうち、要望未対応起因が40% として、10% × 40% × 81% ≒ 3.2ポイント改善(10%→6.8%) 中計ロードマップが 約2年前倒し 3年中計で12機能リリース予定(四半期に1回) →同じ12機能を約9ヶ月で完了(月1回ペース) 38
  16. ③習慣を変える 開発案件の分類と可視化により、 「攻めの投資」を倍増させる意思決定を実現 © Findy Inc. 20% 50% 20% 20%

    50% 20% 10% 10% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 上半期 下半期 大型案件 小型案件 システム内部改善 問い合わせ対応 投資配分を考慮した、 攻めの意思決定が可能に 39
  17. まとめ 見えない開発現場を、見える投資に変えるために実行したこと © Findy Inc. ②文化 指示待ち / 受発注 自己管理型組織

    開発案件の 期待売上やコスト削減効果 を可視化し優先度を調整して リソースを集中できるように ③習慣 現場と経営の 共通言語がなく空中戦 計測と共通言語 成果を事業や経営の言葉に 翻訳。 投資配分を可視化し 攻めの投資を可能に 工程別サイロ化 Team Topologies 開発生産性の効果を DORA 4 Keysで定量化し 成果を伝えることが可能に ①仕組み テーマ 出来事 変革手法 生まれた価値 42