ROSCAFE TECH NIGHT 株式会社DELTA

Transcript

1. 株式会社DELTA CTO‧VPoEに聞く ひとつ上のキャリア を⽬指す⽅法とは？ 2024.05.23
2. • 株式会社DELTAの代表/CTO • 若⼲特殊ですがCEOも兼務しています • ERPのメガベンチャーが⼀社⽬ • 好きなOSはPop!_OS • 現在はCTOへの技術⽀援がメイン ◦ コスト削減をやるとか ◦ 基盤や技術選定の⾒直しをサポートするとか • AWSコスト削減天下⼀武道会で基調したよ • 分割キーボードD2Cもやってます ⾃⼰紹介
3. DELTAって？
4. 公式サイトはこちら ▶ hack_at_delta
5. 技術⽀援の会社です
7. 完全成果報酬型の クラウドコスト削減など
8. 完全成果報酬型 = コストを下げた分だけ 売上になる！
9. 3期めですが 150社以上の診断実績があります （⼈⼒です！）
11. お客様の声
12. 150⼈以上のCTOと お取引してきました
13. （この会場にいる⽅ だいぶ潜在顧客です‧‧‧！！）
14. 150⼈以上のCTOと お取引してきました 今⽇はそういったメタな⽴場から お話できればと思います
15. 「CTOに聞く ひとつ上のキャリ アを⽬指す⽅法とは？」
16. DELTAにいると どのような成⻑ができるのか？ とほぼイコール（本当かよ）
17. DELTAには「営業」はいない エンジニアが⾃らクロージング
18. 技術課題の解決⽅法 ⾃分たちの売上 = 相⼿の費⽤ 懸念事項 期待効果
19. ゆえに、エンジニアが ⾃分で値付けして 営業ノルマを普通に持つ
20. 実はそれが事業会社においても おそらくCTOへの最短パス (なのかも)
21. という話をします
22. CTOって何
23. 上級エンジニアとか スーパーテックリードではない
24. あくまでもチーフオフィサーで あること = 執⾏役員が本業 (※丹は代表でもあるため取締役も兼ねるが、本題ではないため割愛)
25. 「執⾏」とは？
26. 事業計画達成のために 必要なことすべて
27. で、どうなれば 達成できるの？
28. 利益 売上 コスト 客数 単価 販管 原価 獲得 人件費
29. 利益 売上 コスト 客数 単価 販管 原価 獲得 人件費 KPI KPI KPI KPI KPI KPI
30. 利益 売上 コスト 客数 単価 販管 原価 獲得 人件費 KPI KPI KPI KPI KPI KPI ・新機能 ・代理店開拓 ・エンプラ開拓 ・プレミアム機能 ・生産性向上 ・トイル削減
31. 利益 売上 コスト 客数 単価 販管 原価 獲得 人件費 KPI KPI KPI KPI KPI KPI ・新機能 ・代理店開拓 ・エンプラ開拓 ・プレミアム機能 ・生産性向上 ・トイル削減
32. 利益 売上 コスト 客数 単価 販管 原価 獲得 人件費 KPI KPI KPI KPI KPI KPI ・新機能 ・代理店開拓 ・エンプラ開拓 ・プレミアム機能 ・生産性向上 ・トイル削減 KPIに対する施策を実行計画に落として 進捗を管理しつつ、 計画の達成に責務を負うのが執行役の責務 （諸説あり）
33. ではCTOになるために 必要なこととは？
34. 提案⼒ 説明責任
35. ⾃分が取ろうとしている意思決 定や投資判断が どのKPIをどの程度改善するもの なのか？
36. CIを⼊れましょう！
37. 事業計画達成に どう影響するのか？
38. いや、それぐらいわかってよ
39. IMOですが、経営層がITやテクノロジーに関して理解がある⽅が良い というの は、 単に意思決定に関するパターンが共通⾔語化していて「コミュニケーションコス トが低くて済む」ということにおいてのみ正しく、 「背広の連中はいつも計画だの数字だの⾔って話にならん」というのはナイーヴ な感覚でしかないため、「理解のない経営層」とバトルするという感覚でいる時 点でCTOにはなれないと思っている 説明責任を果たすのはビジネスである以上ボトムライン ⽢えるな
40. いや、それぐらいわかってよ => ビジネスモデルや ⾃分たちが今おかれた状態 計測された事実から 客観的に「提案」してみる
41. なぜなら、 CTOはチーフオフィサーだから
42. ⼈件費 < リターンなら 「安い買い物だね」と⾔える
43. そのために必要なツール群
44. まずはビジネスモデルの理解
45. どうなれば「勝てる」ゲーム なのか
46. DELTAの事業を例に話します
47. 例えばこう 人件費（原価） 40万月x努力次第 利益 売上 35万成果x12カ月分 販管費等
48. 事業のドライバー 人件費（原価） 40万月x努力次第 利益 売上 35万成果x12カ月分 販管費等 エンジニアが魅力的な提案を作ったり 高い成果を上げることで、売上を最大化できると トップラインが上がる
49. 事業のドライバー 人件費（原価） 40万月x努力次第 利益 売上 35万成果x12カ月分 販管費等 エンジニアが技術力を磨き、 高い成果を少ない工数で実現すると コストが下がる = 利益が上がる
50. 要はこれを⾃社に対して描いてみる 利益 売上 コスト 客数 単価 販管 原価 獲得 人件費 KPI KPI KPI KPI KPI KPI ・新機能 ・代理店開拓 ・エンプラ開拓 ・プレミアム機能 ・生産性向上 ・トイル削減
51. 次に必要なKPIの測定
52. Four Keysなのか？ 意外とCPAかも？ Churn Rateをもっと分析すべ き？
53. あとはプライシング それがいくらの価値になりそう か
54. ⽬標利益率も意識 30%？40%？
55. ⾃分の給与が適正なのか 説明できますか？
56. 〜〜万ぐらいはもらうべき ではなく 〜〜という経済効果があるので ⼗分利益率が担保できる という視座で語れますか？
57. 「市場価格」についても なぜその価格が妥当なのか？ それを下⽀えする構造とは何か 説明できますか？
58. 例えばPLGならCPAが安いので エンジニア⼈件費にしやすい 逆に完成されてセールスゲーに なってるならビズサイドに投下 したくなる
59. 結局はこれ 利益 売上 コスト 客数 単価 販管 原価 獲得 人件費 KPI KPI KPI KPI KPI KPI ・新機能 ・代理店開拓 ・エンプラ開拓 ・プレミアム機能 ・生産性向上 ・トイル削減
60. DELTAの仕事
62. DELTAには「営業」はいない エンジニアが⾃らクロージング
63. 技術課題の解決⽅法 ⾃分たちの売上 = 相⼿の費⽤ 懸念事項 期待効果
64. 全てをエンジニアが提案し 説明し、説得する
65. ゆえに、エンジニアが ⾃分で値付けして 営業ノルマを普通に持つ
66. 実はそれが事業会社においても おそらくCTOへの最短パス
67. 「CTOに聞く ひとつ上のキャリ アを⽬指す⽅法とは？」
68. ビジネス構造の理解 利益 売上 コスト 客数 単価 販管 原価 獲得 人件費 KPI KPI KPI KPI KPI KPI ・新機能 ・代理店開拓 ・エンプラ開拓 ・プレミアム機能 ・生産性向上 ・トイル削減
69. どうすれば勝てるゲームなのかを理解 人件費（原価） 40万月x努力次第 利益 売上 35万成果x12カ月分 販管費等
70. 提案をやりましょう 説明責任を果たしましょう
71. #hack_at_delta 公式サイトはこちら ▶
72. #hack_at_delta Hack@DELTA v24.06開催！カミナシ＆ヘンリーの講演が決定！ LT枠も募集開始！お申込みはこちら！▶ 近年、ソフトウェア開発の現場ではその利便性や開発⽣産性など多くの利点からモノレポ（monorepo）が注⽬を集めており実際に採⽤して いる企業も増えています。しかし、モノレポはすべてのチームに最適といえるのでしょうか？ というわけで今回はMonorepoを採⽤したケー ス、やめた/採⽤しなかったケース、それぞれの背景や経緯、実態や課題感について聞いていきます！ 差替