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Amazon Rekognitonの導入について

Amazon Rekognitonの導入について

Ryosuke Sugihara

May 30, 2019
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  8. 12 目次 • 導入の背景 • 導入の検討事項 • システムアーキテクチャ • Rekognitionを使用した機能の例

    • 導入してよかったこと • 導入過程でのつらみ • 改善要望 • 今後の展望
  9. 16 導入の検討事項 • OpenCVを用いて社内で実装 ◦ 顔の一部しか写っていない画像だと認識しにくい精度 ◦ 1000枚程度ランダム選出して顔認識精度を比較 ▪ OpenCV

    : 約8割程度 ◦ 自社でシステムを持つことになるため、自由な反面、専門エンジニアの運用工 数が必要になる
  10. 17 導入の検討事項 • RekognitionとSaaS AとBのサービス ◦ 1000枚程度ランダム選出して顔認識精度を比較 ▪ Rekognitionと他のSaaS :

    約9割程度 ◦ 調整せずとも精度が高く継続して調整する必要がない ◦ 導入時点でRekognitionとSaas Aに顔画像類似度検索があった
  11. 18 導入の検討事項 OpenCV Rekognition 他社画像認識系 SaaS A 他社画像認識系 SaaS B

    顔認識精度 約8割程度 約9割程度 約9割程度 約9割程度 運用コスト X ◎ ◎ ◎ 顔類似度検索 なし あり あり なし 導入工数 ◎ ◎ △ △
  12. 21

  13. 28 導入してよかったこと • API自体が安定している • 機械学習やデータサイエンスの専門家の依存がほとんどなくアプリケーションエンジ ニアだけでプロジェクト完遂できた ◦ 自前で実装していたら正面や横から見た顔の誤検出防止のチューニングをす る必要があった

    ◦ チューニングの工数が必要になり専門のエンジニアが必要になる ◦ 顔の特徴量を持ったデータベースを自前でメンテナンスする必要がある ◦ 安定性や自前でのメンテナンスが必要でインフラエンジニアの助けが必要とな り運用コストも増加する