2017年7月1日に開催されたFOSS4G北海道2017での発表資料です。
# 要旨
これまで、地理空間データ処理を行うためのプログラミング言語として、Pythonが広く利用されています。その一方で、R言語もまた、地理空間データを扱うための機能を備えている点についてはあまり知られていません。R言語は主に統計解析の用途で利用されるオープンソースのプログラミング言語ですが、パッケージと呼ばれる機能拡張を利用することで、Pythonに劣らない操作が可能になります。本公演では、R言語を利用してできる地理空間データの操作や表現方法の可能性とその利点について、オープンデータを例に紹介します。