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preactの仕組みを理解する軽量版教育用preactを作ってる話

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November 05, 2020

 preactの仕組みを理解する軽量版教育用preactを作ってる話

preact を読みやすいように色々削りました

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sadnessOjisan

November 05, 2020
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Transcript

  1. 仮想DOMの仕組みを理解する 軽量版教育用 preact 〜俺の React、oreactを作った話〜 Yuta Ide (@sadnessOjisan) #new_style_study

  2. 自粛期間にしていたこと ❑ preact 読んでた https://blog.ojisan.io/preact-reading

  3. preact とは ❑ 軽量版React, Reactのサブセット ❑ React と異なる実装だが、同一の機能・同一のインターフェースを 持つ ❑

    後発のライブラリであり、比較的読みやすい
  4. 2分でわかる preact

  5. 用語の整理 ❑ Element <div>hey</div> みたいなの ❑ Component ClasComponent, Functional Component.

    Element と区別しよう ❑ 仮想DOM DOMをJSのオブジェクトで表現したもの ❑ VNode preact における仮想DOMの表現 https://blog.ojisan.io/react-component-words
  6. preact の責務 ❑ 仮想DOMからDOMツリーを構築 ❑ 新旧の仮想DOMを比較して差分をDOMに反映

  7. Node Node Node Node Node Node diff(dom, newVNode, oldVNode)

  8. 主要な関数 diff 差分比較の起点。下記2つの関数を呼ぶ diffChildren Element + Component の VNode の

    新旧children を比較して、DOM ツリーの追加・削除を行う。diff を再帰的に呼ぶ diffElementNodes Element の VNode の 新旧 props を比較して、DOM Node のプロパ ティを更新する。diffChildren を再帰的に呼ぶ
  9. どのように diff が取られるか

  10. Component Component Component Element Element Element Element Element props 更新

  11. Component Component Component Element Element Element Element Element props 更新

    diff 更新内容の newVNode が diff に渡されて呼ばれる
  12. Component Component Component Element Element Element Element Element props 更新

    diffChildren diff 子要素を持つコンポーネ ントなので、ツリー自体 に増減があるか確かめる
  13. Component Component Component Element Element Element Element Element props 更新

    diffChildren diff Element 子要素に対して diff を取る
  14. Component Component Component Element Element Element Element Element props 更新

    diffChildren diff Element diffElementNodes 子を持たないNodeに対して 、そのNode自体の値を更新 する
  15. Component Component VNode Component Element Element Element Element Element props

    更新 function diffChildren diff Element diffElementNodes diff を再帰的に呼ぶことで、 ツリーを深く辿ることができる
  16. Props の更新で diff が発火する仕組み setState

  17. setState renderComponent diff setState が呼ばれるとdiff が呼ばれるため 再レンダリングが起きる 次の状態をComponentの _nextStateに保存 diff

    を呼び出す _nextState を取り出す
  18. setState renderComponent diff setState が呼ばれるとdiff が呼ばれるため 再レンダリングが起きる props が変わったら再レンダリング ↓

    propsを監視しているわけではない!
  19. setState が呼ぶ方法 lifecycle Eventハンドラからも呼び出せますが、preact成分は薄いので省きます

  20. diff diffChildren diffElementNodes preact が diff中、diff後に実行してくれる commitRoot ライフサイクルの実行 renderQueueにライフサイ クルイベントの追加

    renderQueueのイベントを 実行
  21. preact とは ❑ 軽量版React, Reactのサブセット ❑ React と異なる実装だが、同一の機能・同一のインターフェースを 持つ ❑

    後発のライブラリであり、読みやすい
  22. 本当に読みやすい? ❑(比較的)読みやすい ❑ランタイムにおける最適化や行数の節約が意識されていたり、多少の 可読性は失われている ❑変数の再代入 ❑オブジェクトの破壊 ❑型が合わない ❑クラスを使わない ❑適当すぎる変数名 (i,

    j に Vnode を代入) ❑tmp にいろいろなもの渡して使いまわしてる ❑相互再帰 ❑条件節での代入 ❑条件節での副作用 ❑ For me 読みにくい!
  23. というわけで、 読みやすい教育用 preact を作る

  24. 俺でも読める preact oreact https://github.com/sadnessOjisan/oreact

  25. 必要最低限の機能だけをサポート ❑ State ❑ Props ❑ ライフサイクル ❑ componentDidMount ❑

    componentWillReceive ❑ componentWillUnMount ❑ スタイリング ❑ イベントハンドリング これだけあればなんでも(泥臭く) 作れる!! Let’s drilling props!
  26. 消した機能 ❑ Context ❑ Hooks ❑ Ref ❑ svg ❑

    dangerouslySetInnerHTML ❑ setState への関数渡し ❑ 一部ライフサイクル ❑ SSRサポート
  27. 引数をオブジェクトで渡す ❑ 引数の数が多い ❑ 再帰的に呼ぶ関数がいくつかあり、どの状態になった引数が渡され るかを知りたい

  28. 型をつける ❑ 本家は JSDoc に型を書いている ❑ それをもとにTSで書き直す ❑ 型が合わない・・・ ❑

    一旦は後回しにしてドキュメントだけ充実させる
  29. サンドボックスの作成 ❑ モノレポにした ❑ oreact を使ってアプリを作れるか確かめれる環境を作成 ❑ oreact 自体に console.log

    をしかけると、再帰的に呼ばれる diff の引数 を除き見れたりして挙動の理解がしやすい ❑ ライブラリ部分だけを publish もできる
  30. https://sadnessojisan.github.io/oreact/

  31. 今後の目標 ❑ 変数の再代入を直したい ❑ 意味を持たない変数名に名前を適切な名前を与えたい ❑ 型を合わせたい これに対応しようとすると、結局は書き直しに なりそう。書き直したものは preact

    と呼べる のか? 本当の意味で 俺の react になりそう