本資料は、GitHub Copilot訴訟を手がかりに、AIコーディングツールの普及によって顕在化したコードと著作権の基本論点を整理するものである。プログラムが著作物として保護される範囲、AI生成コードに著作権が発生するために必要な人間の創作的寄与、日本の著作権法30条の4におけるAI学習目的の利用、OSSライセンス表示や権利管理情報の除去に関する問題を概観する。あわせて、コードを公開する側・AIでコードを書かせる側の双方が注意すべき実務上のポイントとして、ライセンス表示の明確化、AI生成コードのレビュー、ライセンスチェック、人間による実質的な加筆修正の重要性を示している。