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R&Dのアプリケーション基盤 “Circuit”について / About "Circuit", R&D's application platform

R&Dのアプリケーション基盤 “Circuit”について / About "Circuit", R&D's application platform

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Sansan R&D

May 18, 2023
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Transcript

  1. A. R&Dのアプリケーション基盤の名前です 技術: - Kubernetes(k8s) - コンテナオーケストレーション 場所: - AWS

    EKS - k8sをいい感じにAWS上で使えるようにするサービス Q1. Circuitってなに 3
  2. 機械学習が組み込まれたサービスを利⽤する⼈の視点 - お金を払って利用する顧客,フリーでアプリを利用するユーザ 重要視すること - 自分の環境における精度(全体ではない).体験が全て - 使い心地 > 予測結果が使いやすいものか?直感に沿うか?

    > レイテンシなどの UI/UX に関連する部分 - 自分のデータが勝手に使われていないか? 感覚的に気持ち悪くないか? 重要視しないこと - どのようなアルゴリズムが使われているか - 機械学習が使われているかどうか ユーザの視点 R&D研修より抜粋
  3. できる - 単発のバッチ - 定期実行バッチ - データの集計とか学習とか - 変則的な手動実行もできる -

    API、Webアプリケーション - オートスケール - 使用量が増えたらPodを増やす - 負荷分散 - まんべんなくリクエストをPodに割り振る Q5. 何ができる? 56
  4. できない、まだイマイチ - GPUインスタンスの利用 - できなくはないが不整備 - サーバーレス化 - 利用がないシステムはPodを0個までスケールイン -

    主にコスト削減 - Comming Soon! Q5. 何ができる? 57 ※我々ML PlatformチームなのでGPU対応は今後必ずやります
  5. ブルーグリーンデプロイ 古いバージョンはデプロイ後もしばらく待機 待ってる間は古いバージョンにすぐ戻せる(要人間) Q5. 何ができる? 61 new versions old versions

    仕事は交代するけど 店長のNGでたらすぐ 戻ってきて ええよ Argo Rolloutsを利用 ※ここでの店長とは運用者を指す
  6. カナリアリリース 任意の割合で部分的にリリース 確認しながら少しずつリリースが進められる(要人間) Q5. 何ができる? 62 new version old versions

    とりあえず1人だけ交 代するわ 店長のOKでたら次の Pod呼ぶわ Argo Rolloutsを利用 ※ここでの店長とは運用者を指す
  7. プログレッシブデリバリー 任意の割合で部分的にリリース 何らかの指標を確認して少しずつリリースが進む (人要らず) Q5. 何ができる? 63 new version old

    versions とりあえず1人だけ交 代するわ 精度のメトリクス見て、 良さそうだったら次 Pod呼ぶわ Argo Rolloutsを利用
  8. ArgoCD Image Updater追加 Appendix: Circuitの歴史 66 2021/10 2022/05 2022/07 2022/12

    2023/02 アプリ初リリース STG環境のCircuit誕生 MLPチーム誕生 Argo Rollouts追加 初のクラスタ更新開始 EKS作成を決意 本番環境のCircuit誕生