AI がコードを書く速さに、人間の判断が追いつかない。レビューと承認がボトルネックになる。ファクトリーエンジニアリングは、判断の基準を定義してゲートに委譲し、人が判断する回数を減らす試みです。
本資料におけるソフトウェアファクトリーとは、仕様と基準を人間から受け取り、実装と判定を行うパイプラインとアセットの組です。ループエンジニアリングとの違いは、基準の委譲を前提としているかどうかです。本資料では、基準を価値基準、判断基準、品質基準に分割して捉えています。それらの基準によって、決まらないものだけが人に問われるようにしました。
0. AI エンジニアリングのこれまでとこれから。プロンプト、コンテキスト、ハーネス、ループ、ファクトリー
1. ソフトウェアファクトリーとは。Stripe、OpenAI、AI Engineer World's Fair 2026 の現物と定義
2. パイプラインとアセット。パイプライン 8 要素とアセット 7 つ
3. 基準を委譲する。3 つの基準、基準のフォーマット、基準がアップデートされていくサイクル
4. 仕様駆動開発との違い。Spec Kit、OpenSpec、Kiro、BMAD にあるものと無いもの
5. 「ソフトウェアファクトリー」を作ろう。OpenFactory の skill、todo アプリの実例、Issue から PR、人間の判断、マージまでのタイムライン
6. エンジニアは「理解」を手放していいのか
実装は OpenFactory でしてみました。Claude Code の plugin として公開されています。
https://github.com/ito-p/open-factory
OpenFactoryで試しに作った todo アプリの Issue と PR と trace は下記で公開されています。
https://github.com/ito-p/opfx-todo-fullstack-v2