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testcontainers のススメ

Sugar Sato
December 10, 2024

testcontainers のススメ

Sugar Sato

December 10, 2024
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Transcript

  1. 2 自己紹介 Sugar Sato (@satoIsSugar) • 2023年 BuySell Technologies入社 •

    基盤チーム所属(Portal/Account/Approval) PjM ◦ アソシエイトマネージャー • Go / Angular / Serverless ◦ Go歴: Go 年目くらい • 熱帯植物 ◦ ビカクシダ • 猫 ◦ Lambda (♀ 2才)
  2. 3 プロダクト群「バイセルリユースプラットフォーム Cosmos」の開発が進行中 リユースに必要なすべての機能を提供する 「リユースプラットフォーム Cosmos」の開発が進行中です。 Cosmosを活用して、バイセルグループ全体での業務効率改善やデータドリブン経営の深化を目指しています。 リユースプラットフォーム Cosmos 自社開発のリユース特化業務基幹システムでありサービス群の集合体

    買取申込 買取・査定 在庫管理 販売 多様なチャネルで収益最大化 CRM -顧客対応- 買取種別に応じた最適なシステム構築 Visit -訪問買取 - Store -店舗買取 - Promas -商材マスタ - Appraisal -専門査定 - Stock -在庫管理 - EXS -販売管理 - Core -会員管理- Portal -データ利用- Pocket -データ基盤- 買取 専門チームによる真贋・査定と連携 査定 申込 効率的な顧客対応 在庫 在庫管理の最適・効率化 販売 データ 各事業プロセスにある データを一元管理 :基幹システム
  3. 好きだ〜🙌 好きじゃないぞ〜! 正直どっちでもない ど ち らか とい え ば 好

    きか も テストこそ正 義 ! 逃げられない戦いがそこにある できることなら逃げたい カバ レ ッジ ! カバレッジ! mock!! testable!! カ バ レ ッジ ! カバレッジ! そ の 術 は オ レに 効 く テ ス タ ブ ル モック! モック! 0!! C1!!
  4. 11 なぜ必要だったか • テスト時間の短縮 • Cloud Functions のテスト ◦ 複雑な

    SQL クエリに対してテストしたい 実際のリソースでテストできて 当時に勢いがあった ory/dockertest が良さそうかも 背景
  5. 12 ory/dockertest とは “Dockertest helps you boot up ephemeral docker

    images for your Go tests with minimal work.” 特徴 • 「最小限の作業で一時的なDockerイメージを起動」 • イメージさえあれば簡単に起動できる • シンプルな書き心地 • リリース頻度が高くない... ◦ あんまりメンテされてない? ◦ 後に切り替えることへのきっかけに... • テスト終わってもコンテナが残る ◦ Purge を自分でする必要
  6. 15 テスト時間の短縮 ory/dockertest 導入前後のテスト実行時間比較 導入前 • Hasura を使っていた ◦ PostgreSQL

    コンテナ↑ ◦ remote schema コンテナ↑ ◦ Hasura コンテナ↑ ◦ Hasura CLI でマイグレーション ※ Hasura: PostgreSQL サーバーから自動的に GraphQL サーバーを建てるもの 導入後 • Hasura や Remote Schema 環境の依存 度↓ ◦ 但し Hasura のマイグレーション ファイルを使う ◦ そのため完全に依存をなくすのは厳 しい 7〜8分 程度時間がかかっていた 2〜3分 程度になった!
  7. 18 dependabot が PR 作成 ory/dockertest から乗り換える理由 PR マージ Cloud

    Functions のテストが失敗しだす 原因調査 dockertest で依存している docker パッケージ更新が原因... STEP1 STEP2 STEP3 STEP4 STEP5 時系列
  8. 19 dependabot が PR 作成 ory/dockertest から乗り換える理由 PR マージ Cloud

    Functions のテストが失敗しだす 原因調査 dockertest で依存している docker パッケージ更新が原因... STEP1 STEP2 STEP3 STEP4 STEP5 docker パッケージの更新により 使えないメソッドや型が出てきた? ※ v3.11.0 のリリースで改善済み 時系列
  9. 22 testcontainers とは “Unit tests with real dependencies” 特徴 活用事例

    • Elastic - Testing of the APM Server, and E2E testing for Beats • Telegraf - Integration testing the plugin-driven server agent for collecting & reporting metrics • Intel - Reference implementation design E2E testing for microservice-based solutions • OpenTelemetry - Integration testing of the OpenTelemetry Collector receivers • e2e や integration test に使われる • 企業スポンサー多数 • リリース頻度が高い • SDK が豊富 (Go / Java / Node / Ruby / Python / Rust) • examples が豊富 ◦ 注) ちょっと探しづらい... ◦ godoc から見るのがおすすめ • ory/dockertest に比べると書くことが多い
  10. 28 比較されることも... • 『dockertest のススメ』 ◦ “追記: 2024-07-20 Testcontainers を使いましょう”

    • 『GoにおけるDBテスト dockertest vs testcontainers 比較してみた』 ◦ “dockertest の方が実行速度がはやい?” testcontainers とは testcontainers/testcontainers-go vs ory/dockertest 書くことが少しふえるものの testcontainers-go だと事細かに設定できる
  11. 35 まとめ 課題は、まだたくさんある • 各テストケースごとに testcontainers を起動するためテスト実行時間がながい • コンテナの起動を並列化する チームへの浸透

    • モックでいいじゃんってならないために必要性をきちんと解いていく testcontainers の利便性 • リリース頻度が活発 • ドキュメントが豊富 ◦ Docker 公式からもブログが出ている • テストケースごとにコンテナを起動する ◦ flaky なテストを回避しやすい
  12. 38 引用 • https://hasura.io/ • https://testcontainers.com/ • https://golang.testcontainers.org/ • https://github.com/ory/dockertest

    • https://github.com/testcontainers/testcontainers-go • https://zenn.dev/shiguredo/articles/go-test-dockertest • https://zenn.dev/jy8752/articles/419ab77b2b6a61 • https://www.docker.com/ja-jp/blog/testcontainers-best-practices/