Lock in $30 Savings on PRO—Offer Ends Soon! ⏳
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
【懺悔】1年目 EM の失敗から学ぼう
Search
Sugar Sato
December 19, 2024
Business
0
200
【懺悔】1年目 EM の失敗から学ぼう
Sugar Sato
December 19, 2024
Tweet
Share
More Decks by Sugar Sato
See All by Sugar Sato
tool ディレクティブを導入してみた感想
sgash708
1
200
DeepWiki で Go をもっと好きになろう
sgash708
0
730
環境変数ライブラリ選手権
sgash708
0
200
はじめての Go * WASM * OCR
sgash708
1
340
もう僕は OpenAPI を書きたくない
sgash708
6
2.4k
testcontainers のススメ
sgash708
1
440
「僕ら」のテストに対する向き合い方
sgash708
5
480
spansql で ENUM を使いたかった話
sgash708
2
260
外部登壇のススメ
sgash708
1
31
Other Decks in Business
See All in Business
強みのデザイン入門 / Introduction to Strengths Design
tbpgr
0
400
やらないことを決めると未来が見える!「迷わない」組織になるための マルチプロダクト戦略
onyoda
0
1.8k
[NGA] カンパニーデック202511Ver.
ngaltd
PRO
1
690
株式会社エンミッシュ 採用資料
enmish
1
460
CREALで働く
creal
PRO
0
1.5k
キャンバスエッジ株式会社 会社説明資料
canvasedge
0
3.1k
株式会社ヤプリ AI研修
tsujimura14
1
230
PdMによるLiveバイブコーディング〜プロトタイプ開発実践〜
kakumaeda
2
570
曖昧なLLMの出力をプロダクト価値へつなげる、要求の具体化と評価
zerebom
3
400
誰も置いて行かない、freee QAのAI活用戦略 / Inclusive freee QA's AI Strategy
ropqa
0
390
malna-recruiting-pitch
malna
0
12k
元経営企画CSOのPMが語る 「プロダクトが創る事業戦略」のリアル
yjksmt
0
880
Featured
See All Featured
StorybookのUI Testing Handbookを読んだ
zakiyama
31
6.5k
実際に使うSQLの書き方 徹底解説 / pgcon21j-tutorial
soudai
PRO
196
70k
Designing Dashboards & Data Visualisations in Web Apps
destraynor
231
54k
CSS Pre-Processors: Stylus, Less & Sass
bermonpainter
359
30k
Connecting the Dots Between Site Speed, User Experience & Your Business [WebExpo 2025]
tammyeverts
10
730
Testing 201, or: Great Expectations
jmmastey
46
7.8k
[SF Ruby Conf 2025] Rails X
palkan
0
530
10 Git Anti Patterns You Should be Aware of
lemiorhan
PRO
659
61k
Intergalactic Javascript Robots from Outer Space
tanoku
273
27k
The Success of Rails: Ensuring Growth for the Next 100 Years
eileencodes
47
7.9k
Save Time (by Creating Custom Rails Generators)
garrettdimon
PRO
32
1.8k
Speed Design
sergeychernyshev
33
1.4k
Transcript
【懺悔】1年目 EM の失敗から学ぼう エンジニアリングマネージャーの学び発表会 & 忘年会 2024 2024. 12. 19
2 自己紹介 Sugar Sato (@satoIsSugar) • 2023年 BuySell Technologies入社 •
基盤チーム (Portal/Account/Approval) ◦ アソシエイトマネージャー ◦ PjM ◦ プレイングマネージャー • Go / Angular / Serverless • 熱帯植物 ◦ ビカクシダ • 猫 ◦ Lambda (♀ 2才)
3 プロダクト群「バイセルリユースプラットフォーム Cosmos」の開発が進行中 リユースに必要なすべての機能を提供する 「リユースプラットフォーム Cosmos」の開発が進行中です。 Cosmosを活用して、バイセルグループ全体での業務効率改善やデータドリブン経営の深化を目指しています。 リユースプラットフォーム Cosmos 自社開発のリユース特化業務基幹システムでありサービス群の集合体
買取申込 買取・査定 在庫管理 販売 多様なチャネルで収益最大化 CRM -顧客対応- 買取種別に応じた最適なシステム構築 Visit -訪問買取 - Store -店舗買取 - Promas -商材マスタ - Appraisal -専門査定 - Stock -在庫管理 - EXS -販売管理 - Core -会員管理- Portal -データ利用- Pocket -データ基盤- 買取 専門チームによる真贋・査定と連携 査定 申込 効率的な顧客対応 在庫 在庫管理の最適・効率化 販売 データ 各事業プロセスにある データを一元管理 :基幹システム
4 注意喚起 • ピヨピヨ EM 🐣 ◦ 「1年目」≠ 1年経過 ▪
6ヶ月くらい ◦ あたたかく見守ってください • 対象者 ◦ 新米 EM 懺悔にあたって
ということで 本日は1年目 EM として懺悔します
01 EM になった経緯 02 EM になるにあたって 03 懺悔タイム 04 まとめ 目次 Index
EM になった経緯 01
8 EM になった経緯 • 元々やってみたかった ◦ 自分のチームを持ってプレイングマネージャーに ◦ 過去 ▪
ベンチャーで少人数 よし!転職しよう! 開発者やチームが多くて成長できるところに! 背景
2023年10月 バイセルに爆誕
10 2023年10月 12月 2024年4月 7月 12月 未来 EM になった経緯 ロール
IC PjM AsMgr (EM) EM 役割
11 2023年10月 12月 2024年4月 7月 12月 未来 EM になった経緯 ロール
IC PjM AsMgr (EM) EM Portal(CMS) Account(管理サービス) Portal(CMS)の 新機能3つの開発をマネジメント 正式に アソシエイトマネージャー 就任! Approval(決裁)の 立ち上げ 役割
12 アソシエイトマネージャーとは 特徴 • 「課長代理」 くらいのイメージ ◦ メンバー → リーダー
→ アソシエイトマネージャー → エンジニアリングマネージャー • なので正確には正式な EM ではない ◦ やっていることに大きな差異はない • マネジメント単体の人もいる ◦ 私はプレイングマネージャーを選択 • コンサルの人は聞き馴染みがあるかも
EM になるにあたって 02
14 上長 EM に同行して学ぶ EM になるにあたって PjM を兼務して EM のタスクを少し委譲してもらう
都度どうするべきなのか方針に悩む 輪読会の発足 STEP1 STEP2 STEP3 STEP4 時系列 AsMgr 正式任命 STEP5
15 上長 EM に同行して学ぶ EM になるにあたって PjM を兼務して EM のタスクを少し委譲してもらう
都度どうするべきなのか方針に悩む 輪読会の発足 STEP1 STEP2 STEP3 STEP4 時系列 上長の提案で 『エンジニアリングマネージャーのしごと』 を読んで実践していくことに! AsMgr 正式任命 STEP5
16 • 現場での例を章立てした本 ◦ どのように振る舞うか ◦ どんな知識が必要か ◦ どんな事態が発生するか •
ディスカッション形式 ◦ 期待する状態 (Desired State) ◦ 現在の状態 (Current State) ◦ 期待と現在の差分 (Gap) 輪読会 『エンジニアリングマネージャーのしごと』
17 輪読会 『エンジニアリングマネージャーのしごと』
18 • 「チームのパフォーマンスを最大化すること」 • EM 個人との課題感 ◦ 「作業・成果の不透明性」 ▪ IC
エンジニアとして働くと PR が上がる ▪ チケットの消費速度がベロシティでわかる ▪ EM の成果は、まとまって後から出てくる • e.g. プロダクトリリース完遂 • 数値化した作業量が見えづらい ▪ メンバーが業務を認知しづらい 輪読会 『エンジニアリングマネージャーのしごと』
ほう、なるほど! 学んだことを活かして所信表明として盛り込むぞ!
20 任命されるにあたって 社内で所信表明として共有したこと • 丁寧に仕事をする ◦ ミスはリカバリー ◦ チームの成果を出す仕組みを考え続ける •
業務割合が変える ◦ タスク委譲をおこなう ▪ メンバーを頼る • 常に技術に関心を持つ • 作業に透明性をもつ
所信表明したものの結構難しい😭 後の懺悔に...
懺悔タイム 03
23 懺悔タイム 懺悔一覧 • ピープル ◦ 1on1 で短期的なことばかりかんがえちゃダメ • マインド
◦ 自分の意見を持って対話しよう ◦ 開発に逃げちゃダメ • 学習 ◦ 本を読もう あげるとキリがない...
24 • 「今」にフォーカスしすぎた ◦ 「今のチームの課題感は〜?」 ◦ 「今困っていることは?」 ◦ 「(今)やりたいことやれている?」 •
フィードバック ◦ 遠い未来について一緒に考える機会がない ◦ エンジニアキャリアをサポートされている感がない ◦ 組織として求められていることのすり合わせをしたい 懺悔タイム ピープル 1on1 で 短期的なことばかり 考えない
25 • 「現状はわかった。自分はどうしたいの?」 ◦ エンジニアとして事実ベースでことを進めてきた ◦ チームとしてどうあるべきか・どういうプロダクトにしたいか 考える機会が増えた • アンコントローラブルな内容でも咀嚼する
◦ チームに情報を流す際に自分はこうありたいと説明できる ◦ 意見のないリーダーに人はついてこない • 対話しないと始まらない ◦ 予定調和が崩れることを嫌い意見を言わない ◦ 溜め込むだけで健全な組織づくりにならない ◦ 話してみてわかることが意外とあった ▪ スタンス・観点の違い 懺悔タイム マインド 自分の意見を持って 対話しよう
26 • 「チームのパフォーマンスを最大化する」アプローチを間違えた ◦ 背中を見せよう! ▪ チームのベロシティを自分があげるように貢献するぞ ▪ メンバー 「開発じゃなくて事業部やマネジメントラインと
の諸々を頑張ってください...」 ◦ 自分がいなくても機能するチームを作ることを大事にする • やっぱり開発は楽しい ◦ 実現したいことが明確に決まっている ◦ 試行錯誤がしやすい 懺悔タイム マインド 開発に逃げちゃダメ
27 • 圧倒的インプット不足 ◦ 手持ちのカードがなくなるのが早い ◦ チームの状況を打開する方法が思いつかなくなる • IC エンジニアとの違い
◦ ドキュメントを漁って事象を解決にならない ◦ 現実の事象をまとまめているのが本だと思っている ◦ EM としてのトレーニングが難しい ▪ 同じ事象に合わない • EM 版の GitHub みたいなものがあればなぁ... 懺悔タイム 学習 本を読もう
おお、懺悔懺悔
まとめ 04
30 まとめ 失敗は成功のもと • まず何事もTry • 懺悔・後悔はするけど日々学びがある 心は熱く頭はクールに • 人やプロダクトにリスペクトを
• 謙虚さをもって自分の意見をぶつける • 軌道修正は早めに • インプットを欠かさずする • チームのことだけじゃなくて個人もフォーカスする
今年もたくさん失敗しました
「来年はも〜っと楽しくなるよね。ねっハム太郎♪」
「ヘケッ!!」
Thank You