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環境変数ライブラリ選手権

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 環境変数ライブラリ選手権

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Sugar Sato

May 21, 2025
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Transcript

  1. 2 自己紹介 Sugar Sato (@satoIsSugar) • 2023年 BuySell Technologies入社 •

    出張訪問チーム (Account/Approval/Visit) ◦ アソシエイトマネージャー ◦ PjM ◦ プレイングマネージャー • Go / Angular / Serverless • 熱帯植物 ◦ ビカクシダ • 猫 ◦ Lambda (♀ 3才)
  2. 3 プロダクト群「バイセルリユースプラットフォーム Cosmos」の開発が進行中 リユースに必要なすべての機能を提供する 「リユースプラットフォーム Cosmos」の開発が進行中です。 Cosmosを活用して、バイセルグループ全体での業務効率改善やデータドリブン経営の深化を目指しています。 リユースプラットフォーム Cosmos 自社開発のリユース特化業務基幹システムでありサービス群の集合体

    買取申込 買取・査定 在庫管理 販売 多様なチャネルで収益最大化 CRM -顧客対応- 買取種別に応じた最適なシステム構築 Visit -訪問買取 - Store -店舗買取 - Promas -商材マスタ - Appraisal -専門査定 - Stock -在庫管理 - EXS -販売管理 - Core -会員管理- Portal -データ利用- Pocket -データ基盤- 買取 専門チームによる真贋・査定と連携 査定 申込 効率的な顧客対応 在庫 在庫管理の最適・効率化 販売 データ 各事業プロセスにある データを一元管理 :基幹システム
  3. 15 ライブラリの紹介 • caarlos0/env: 構造体へタグベースでマッピング • kelseyhightower/envconfig: 構造体へマッピング • sethvargo/go-envconfig:

    リフレクションを使って構造体へマッピング • Netflix/go-env: 構造体へマッピング • go-ini/ini: INI ファイルを読み込む • joho/godotenv: .env ファイルを読み込む • a8m/envsubst: 環境変数の置換処理をおこない読み込む 7つのライブラリを比較する
  4. 17 メンテナンス状況 バージョン 最終更新日 go-ini/ini v1.67.0 2022/8/8 joho/godotenv v1.6.0 (pre-release)

    2024/12/16 caarlos0/env v11.3.1 2024/12/20 kelseyhightower/envconfig v1.4.0 2019/5/25 sethvargo/go-envconfig v1.2.0 2025/04/12 a8m/envsubst v1.4.3 2025/02/27 Netflix/go-env v0.1.2 2024/10/29
  5. 20 go-ini/ini • シンプルな API 設計 • マッピング機能により構造体との変換が容易 • セクション管理でグループ化された設定が扱える

    • UTF-8 だけでなく様々なエンコーディングをサポート • 継承機能によるセクション間の設定の共有 INI ファイル形式の設定ファイルを読み書きするためのライブラリ
  6. 23 joho/godotenv • Ruby gem の dotenv にインスパイアされた使いやすいAPI • 環境変数の上書きオプション

    • プロジェクトルートに .env ファイルを置くだけという簡単な導入 • 特定の環境向けの .env.development などの条件付きファイルロード .env ファイルから環境変数を読み込むシンプルなライブラリ
  7. 29 sethvargo/go-envconfig • ゼロ依存関係 • Context によるキャンセレーション対応 • カスタムデコーダーインターフェース •

    複雑なデータ構造(ネストした構造体やスライス)のサポート • エラー報告が詳細 リフレクションを使った環境変数の構造体へのマッピングライブラリ
  8. 31 a8m/envsubst • bash の ${VAR} 構文をサポート • デフォルト値や条件付き代入の複雑な構文もサポート •

    テンプレートファイルでの環境変数展開に最適 • カスタム関数のサポート • パイプラインでの利用に適した設計 環境変数の置換処理を行うユーティリティライブラリ
  9. 37 ライブラリの選定基準 • 単純に値を取得する ◦ 標準の os.Getenv • .env ファイルから読み込む

    ◦ joho/godotenv • 型安全な構造体マッピング ◦ caarlos0/env ◦ sethvargo/ go-envconfig • 複雑な環境変数置換 ◦ a8m/envsubst • INI ファイル形式 ◦ go-ini/ini
  10. 39 まとめ プロジェクトの要件に合わせた適切な選択を • 当たり前の話だけど、チームで相談してください ◦ ファイルの形式が望ましいのか ◦ 単純な値取得でいいのか •

    環境変数のライブラリメンテされなくなりがち... ◦ “息が長そう”な技術選定を心がける 構造体マッピングによる型安全な実装がお勧め • やっぱり caarlos0/env が個人的に好き • 次点で sethvargo/go-envconfig や Nexflix/go-env がよさそう ◦ 複雑な設定ができる ◦ kelseyhightower/envconfig よりもメンテされている
  11. 42 引用 • https://github.com/search?q=env+language%3AGo+&type=repositories&s=stars&o=desc • https://github.com/go-ini/ini • https://github.com/joho/godotenv • https://github.com/caarlos0/env

    • https://github.com/kelseyhightower/envconfig • https://github.com/sethvargo/go-envconfig • https://github.com/a8m/envsubst • https://github.com/Netflix/go-env