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1万人を変え日本を変える!!多層構造型ふりかえりの大規模組織変革 / 20260108 Kaz...

1万人を変え日本を変える!!多層構造型ふりかえりの大規模組織変革 / 20260108 Kazuki Mori

2026/1/8 Regional Scrum Gathering Tokyo 2026
https://2026.scrumgatheringtokyo.org/index.html

株式会社SHIFT
ふりかえり&アジャイルアバンジェリスト
森一樹(びば)

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SHIFT EVOLVE PRO

January 07, 2026
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Transcript

  1. Copyright SHIFT Inc, All Rights Reserved. 2 ふりかえりで日本を変える、黄色いエバンジェリスト ふりかえりは、立ち止まり、よりよいやり方を見つけるために話し合い、行動を 少しずつ変えていく活動です。ここにいるみなさんと一緒に、企業と日本を変え

    るための対話をしていけたら、とてもうれしいです。 登壇歴・書籍執筆など Regional Scrum Gathering Tokyo 2018, 2019, 2020, 2021, 2022, 2023, 2024, 2026 各地のスクラムフェス(新潟/金沢/三河/仙台/北海道/福岡/沖縄など) ふりかえりカンファレンス オーガナイザー(2020~2026) ふりかえりカタログ/チートシート/ナビ/チェックシート等の作者
  2. 3 Copyright SHIFT Inc, All Rights Reserved. 日本全体への ムーブメントを起こせ!! 本セッションは、多層構造型ふりかえりで大規模組織変革を起こす仕組みの提唱と実践例の提示です。

    そしてともに日本を変えたい、一歩踏み出したいと思う人が増えることを願って、お話をします。 「ふりかえり」が当たり前になる未来を、ともに創りましょう。
  3. 4 Copyright SHIFT Inc, All Rights Reserved. 1万人を変え、日本を変える!!多層構造型ふりかえりの大規模組織変革 セミラティス フラクタル

    4つの柱 × × 対象 期間 目的 今日のお話のポイントは「ふりかえり」の という多層構造によって、大規模企業を変えること。
  4. 6 Copyright SHIFT Inc, All Rights Reserved. 今日は「ふりかえり」の話をします 本日の講演(45分間)では、すべての内容や事例を話しきれません。 公開済資料(Speaker

    Deck)で右上にこちらのマークがあるスライドはお話ししていない部分です。 講演の動画、スライドと併せてお楽しみください。
  5. 9 Copyright SHIFT Inc, All Rights Reserved. SIer社内にふりかえりを浸透させる活動を開始 組織と日本を変えるために動きつづけた9年間 2017

    Regional Scrum Gathering Tokyo 2018 Let’s Enjoy Retrospective Facilitation!!! 2018 Regional Scrum Gathering Tokyo 2019 Effective Retrospective とにかく楽しいふりかえり 2019 3h / 6h型研修 ふりかえりワークショップ~実践&実践~ 周囲への働きかけ 変革できた範囲 自社・1チーム 多方面に無作為にふりかえり発信を年100回以上 自社・複数チーム・50名単位 数社・~100名・部門規模 各社向けにふりかえりの研修・支援を実施 主なカンファレンスでの発信 観測した日本の変化 なし。振り返りといえばKPT KPTとYWTが使われ始めた 色んな人の「ふりかえり」の発信が増えた
  6. 10 Copyright SHIFT Inc, All Rights Reserved. ふりかえり手法を集め世に広げる活動 組織と日本を変えるために動きつづけた9年間 2020

    2021 2022 周囲への働きかけ 変革できた範囲 個別相談・数十名/数社・~300名規模 手法や考え方を音声媒体・YouTubeで毎週発信 個別相談・数十名 Miroで~1,000名の企業での組織変革を支援 組織の状態別のステップを整理 主なカンファレンスでの発信 Regional Scrum Gathering Tokyo 2021 ふりかえり手法のおもちゃばこ (ふりかえりカタログのリリース) Regional Scrum Gathering Tokyo 2022 フリカエリ星人との邂逅 ~ふりかえりのお道具箱&お悩み相談~ Regional Scrum Gathering Tokyo 2023 Effective Retrospective++~楽しいだけじゃない、 次の一歩を自分で踏み出し続けられるふりかえりへ~ 観測した日本の変化 Fun/Done/Learnら始めるチームが増加 ふりかえりカタログで手法を選ぶ人が増加 「〇〇やってみた」というチャレンジ発信が増加 19万view
  7. 11 Copyright SHIFT Inc, All Rights Reserved. 万人にふりかえりが届くように 組織と日本を変えるために動きつづけた9年間 2023

    2024 2025 周囲への働きかけ 変革できた範囲 Miroで数万名規模の大企業へ支援 組織全体へのアプローチを模索 自社内で2,000名をふりかえりネイティブに 全国7か所(約300名) 「やってみる」ハードルを極限まで下げる 主なカンファレンスでの発信 Regional Scrum Gathering Tokyo 2024 みんなでギャザってふりかえりカタログを作ろう! ~おすすめ手法、体験談、みんなで集めよう!~ Scrum Fest Fukuoka 2025 迎え入れる準備できてますか?新卒研修・ オンボーディングを集合知に!ハンドブック全公開! Regional Scrum Gathering Tokyo 2026 「ふりかえり手法を試そう!」で始める3桁人の ギャザリング体験~初めましての人あつまれ!~ 観測した日本の変化 Miroが爆発的に広がりカタログが日常使いされる 多くの企業でガイドブック・カタログが利用 ふりかえりのプロポーザルが国内に増加 年間4万view
  8. 12 Copyright SHIFT Inc, All Rights Reserved. 組織と日本を変えるために動きつづけた9年間 私の関心ごと チーム(~10名)

    部署・部門(~100名) 大企業全社(10000名)・人ひとりひとり IT業界全体 非ITを含む国内企業全般 複数チーム(~50名) 部門全体・会社(~1000名) アジャイル界隈 2017 2018 2019 2020 2021 2022 2023 2024 2025 影響範囲とともに興味は 「より多くの人へ」自然と向いていった 1億人
  9. 13 Copyright SHIFT Inc, All Rights Reserved. 私がいま、動いている理由 エンジニアリングで世の中を変えようと いう人たちはたくさんいる

    じゃあ、私のできることは何か? ※生成AIに関する実態調査 2025春 5カ国比較 https://www.pwc.com/jp/ja/knowledge/thoughtleadership/generative-ai-survey2025.html 歯止めの聞かない少子高齢化、先細る市場 AI分野も他国に比べて効果創出の水準が低く 留まっている 2025年問題の表層化、海外資本への事業売却 ※ 自分の子供・孫に対して大好きな日本を よい国として残すためには?
  10. 14 Copyright SHIFT Inc, All Rights Reserved. 私がいま、動いている理由 日本の未来を支える 日本の構造は「大企業が牽引し、中小がつづく」

    土台 をつくる 大企業の文化を変えなければ、日本全体には波及しない 私がしたいことは大企業で文化変革を起こし、世の中に実績を示すこと 1万人規模のムーブメントをつくり、実績を残し、日本へスケールすること。
  11. 15 Copyright SHIFT Inc, All Rights Reserved. 1万人を超える大企業だからこそ、できることがある SHIFTグループは、ソフトウェアの「品質保証」を起点に サービス作り全体のお手伝いを手がけている会社です

    5.5兆円のブルーオーシャン市場で圧勝 ◼ 売上高1兆円を狙えるポテンシャル ◼ サービス開始以来、高い売上高を維持している ◼ ITはますます人材不足→2030年には、79万人の不足が予想される (経済産業省平成28年度調べ) ◼ エンジニアがやりたがらない仕事を圧倒的に優秀な人材が実施 非エンジニアが活躍できる市場をつくった ◼200万件に及ぶ膨大な不具合DBを活用した品質保証 ◼人材を選定するCAT検定、人材を育てるヒン大、管理をするCATを開発 ◼上流支援、開発、インフラ、セキュリティ、デザイン、CSなど総合的に展開 「品質保証」の強みを軸に、IT総合サービスを展開 2005年9月7日 設立日 連結:14,726人 単体:7,815人 メンバー数 ※ パートナー、派遣含む 2025年5月末時点 約40社 グループ会社数 2025年12月時点 ※ 参照:2025年8月期 第3四半期決算説明会資料
  12. 16 Copyright SHIFT Inc, All Rights Reserved. DXの総合サービスを提供し、累計顧客数は約3,200社へ(2024年5月末時点) はじまりは「ソフトウェアテスト」 2009年

    市場をブルーオーシャンとして捉え成長 出所:SHIFT. 統合報告書 2022. 2023年4月20日, 20p. コンサルティング 開発 セキュリティ 性能 デジマ ERP Agile AI 人事コンサル PMO ソフトウェア開発産業の市場規模は 約16.5兆円 ※ソフトウェアテスト業務は全開発工程の33.8%と想定 (ソフトウェア開発データ白書2018‒2019) ※経済産業省 2021年情報通信業基本調査(2020年度実績) (ソフトウェア開発に関連する業界の売上高合計より算定) ※検証工程を専業とする国内企業の売上高規模による推定 1万人を超える大企業だからこそ、できることがある
  13. 17 Copyright SHIFT Inc, All Rights Reserved. 1万人を超える大企業だからこそ、できることがある 出典:SHIFTの人的資本経営 |

    株式会社SHIFT キャリア採用サイト https://recruit.shiftinc.jp/lp/jinteki_shihon_keiei/ 全員を輝かせるというビジョンに共感し、 私もその実現・体現をしたいと考えています
  14. 18 Copyright SHIFT Inc, All Rights Reserved. 1万人を超える大企業だからこそ、できることがある 出典:株式会社SHIFT 2025年8月期

    第四半期 決算説明資料 https://contents.xj-storage.jp/xcontents/AS95685/c08bfcad/a8d6/4b6a/bd1a/ca6cac5576c8/140120251014573005.pdf SHIFTの 圧倒的なスピードと 目指す未来が、 私にとっても、ともに社会を変革するための力になってくれると信じています
  15. 19 Copyright SHIFT Inc, All Rights Reserved. 私がいま、動いている理由 日本の未来を支える 土台

    をつくる 1万人規模のムーブメントは企業が無視できない競争圧力になる SHIFTの「激流のような変化のスピード」を活かし、 日本に新しい文化をインストールする 私のイマの夢はふりかえりによって、20年後・50年後の未来を支えること
  16. 22 Copyright SHIFT Inc, All Rights Reserved. 組織を変えるための「多層構造型ふりかえり」の提案 セミラティス フラクタル

    4つの柱 × × 対象 期間 目的 目的・対象・期間の組み合わせにより複合的・多面的なふりかえりを仕組み化するモデルです
  17. 23 Copyright SHIFT Inc, All Rights Reserved. ふりかえりの目的:4つの柱 セミラティス フラクタル

    4つの柱 × × 対象 期間 目的 目的・対象・期間の組み合わせにより複合的・多面的なふりかえりを仕組み化するモデルです
  18. 24 Copyright SHIFT Inc, All Rights Reserved. ふりかえりの目的:4つの柱 問題・原因・影響にフォーカスする 未然防止・原因分析の観点で行動変容を促す

    出来事・プロセスにフォーカスする。 継続的改善の観点で行動変容を促す 出来事・感情にフォーカスする 継続的学習の観点で行動変容を促す 未来にフォーカスする 未来を描き・目標を(再)設定し行動変容を促す リフレクション 内省 レトロスペクティブ 回顧 ポストモーテム 事後検証 フューチャースペクティブ むきなおり 4つの柱 主な対象 1人・複数 組織・事業 複数 問題・プロジェクト 複数 チーム~組織 1人 個人 活動の概要 目的によって対象・観点を変えた「ふりかえり」による行動変容を続けていく
  19. 25 Copyright SHIFT Inc, All Rights Reserved. ふりかえりの対象:セミラティス構造 セミラティス フラクタル

    4つの柱 × × 対象 期間 目的 目的・対象・期間の組み合わせにより複合的・多面的なふりかえりを仕組み化するモデルです
  20. 26 Copyright SHIFT Inc, All Rights Reserved. ふりかえりの対象:セミラティス構造 組織はツリー構造だけでは表せない 社長

    本部 部 プロジェクト チーム 個人 部を横断した事業は?チームを飛び越えた活動は? セミラティス活動で組織活動を表せる 線と三角形で重なる部分がすべて集合になる 社長 本部 部 課・グループ プロジェクト チーム 個人 階層 案件リーダー 定例 本部間 情報連携 案件間 情報連携 さまざまな集合に対して「ふりかえり」を仕組み化し、Top-Middle-Bottom×Up-Down で変化を起こす
  21. 27 Copyright SHIFT Inc, All Rights Reserved. ふりかえりの期間:フラクタル構造 セミラティス フラクタル

    4つの柱 × × 対象 期間 目的 目的・対象・期間の組み合わせにより複合的・多面的なふりかえりを仕組み化するモデルです
  22. 29 Copyright SHIFT Inc, All Rights Reserved. ふりかえりの期間:フラクタル構造 レトロスペクティブはスプリント(1週間や2週間)に一度行うが、「ふりかえり」は「フラクタル」 1週目

    2週目 3週目 4週目 月 火 水 木 金 月 火 水 木 金 月 火 水 木 金 月 火 水 木 金 1か月 異なる期間ごとに「ふりかえり」を行い、さまざまな人と多様な視点でアイデアを検討する
  23. 30 Copyright SHIFT Inc, All Rights Reserved. ふりかえりの期間:フラクタル構造 レトロスペクティブはスプリント(1週間や2週間)に一度行うが、「ふりかえり」は「フラクタル」 1Q

    4月 5月 6月 1か月 1週目 2週目 3週目 4週目 月 火 水 木 金 月 火 水 木 金 月 火 水 木 金 月 火 水 木 金 異なる期間ごとに「ふりかえり」を行い、さまざまな人と多様な視点でアイデアを検討する
  24. 31 Copyright SHIFT Inc, All Rights Reserved. ふりかえりの期間:フラクタル構造 レトロスペクティブはスプリント(1週間や2週間)に一度行うが、「ふりかえり」は「フラクタル」 上期

    1Q 2Q 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 1か月 1週目 2週目 3週目 4週目 月 火 水 木 金 月 火 水 木 金 月 火 水 木 金 月 火 水 木 金 異なる期間ごとに「ふりかえり」を行い、さまざまな人と多様な視点でアイデアを検討する
  25. 32 Copyright SHIFT Inc, All Rights Reserved. ふりかえりの期間:フラクタル構造 レトロスペクティブはスプリント(1週間や2週間)に一度行うが、「ふりかえり」は「フラクタル」 1年

    上期 下期 1Q 2Q 3Q 4Q 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 1か月 1週目 2週目 3週目 4週目 月 火 水 木 金 月 火 水 木 金 月 火 水 木 金 月 火 水 木 金 異なる期間ごとに「ふりかえり」を行い、さまざまな人と多様な視点でアイデアを検討する
  26. 33 Copyright SHIFT Inc, All Rights Reserved. 多層構造型ふりかえりとは フラクタル 4つの柱

    × × セミラティス 対象 期間 目的 目的・対象・期間の組み合わせにより複合的・多面的なふりかえりを仕組み化するモデルです
  27. 36 Copyright SHIFT Inc, All Rights Reserved. 私の9年間で「できたこと」と「挫折」 1~300名:成功の「型」があり 事例も語られている

    1~30名:アジャイル文脈で定着は容易 成功体験の横展開も容易 31~100名:ボトムアップでも可能 定着に半年~1年を要する 101~300名:OKR/MVVなど目標設定と連動 バックオフィス部門の協力で加速 大規模組織の「壁」 301~10,000名以上:トップ・ミドル層の支援が必須。 組織再編で潮流が変わりやすく、キャズムを超える前に 担当者の心が摩耗する
  28. 37 Copyright SHIFT Inc, All Rights Reserved. できたこと:1-30名(1チーム~複数チーム)を変える 1~300名:成功の「型」があり 事例も語られている

    1~30名:アジャイル文脈で定着は容易 成功体験の横展開も容易 31~100名:ボトムアップでも可能 定着に半年~1年を要する 101~300名:OKR/MVVなど目標設定と連動 バックオフィス部門の協力で加速 大規模組織の「壁」 301~10,000名以上:トップ・ミドル層の支援が必須。 組織再編で潮流が変わりやすく、キャズムを超える前に 担当者の心が摩耗する
  29. 38 Copyright SHIFT Inc, All Rights Reserved. できたこと:1-30名(1チーム~複数チーム)を変える アジャイル型・もしくはスクラムであればSprint Retrospectiveを定着させるのは容易

    WF型でも、数名を中心としてふりかえりによる工程内の情報共有や改善経験を経て、 成功体験をつくり、横展開していくのは難しくない しんどいって人はふりかえりガイドブックを読んでください
  30. 39 Copyright SHIFT Inc, All Rights Reserved. できたこと: 31-100名(1部署もしくは小規模企業)を変える 1~300名:成功の「型」があり

    事例も語られている 1~30名:アジャイル文脈で定着は容易 成功体験の横展開も容易 31~100名:ボトムアップでも可能 定着に半年~1年を要する 101~300名:OKR/MVVなど目標設定と連動 バックオフィス部門の協力で加速 大規模組織の「壁」 301~10,000名以上:トップ・ミドル層の支援が必須。 組織再編で潮流が変わりやすく、キャズムを超える前に 担当者の心が摩耗する
  31. 40 Copyright SHIFT Inc, All Rights Reserved. できたこと: 31-100名(1部署もしくは小規模企業)を変える 「複数チームを変える」の延長線上だが工夫は必要

    各チームに変革の中核となるメンバーを作って、徐々に浸透させる ボトムアップアプローチでも定着までに半年~1年は必要 中核メンバーを中心に、成功体験を別チームへと少しずつ横展開させていく 成功事例が出てきたタイミングでトップを早めに味方にするとトップダウンも使える
  32. 41 Copyright SHIFT Inc, All Rights Reserved. できたこと: 101-300名(複数部署もしくは中規模企業)を変える 1~300名:成功の「型」があり

    事例も語られている 1~30名:アジャイル文脈で定着は容易 成功体験の横展開も容易 31~100名:ボトムアップでも可能 定着に半年~1年を要する 101~300名:OKR/MVVなど目標設定と連動 バックオフィス部門の協力で加速 大規模組織の「壁」 301~10,000名以上:トップ・ミドル層の支援が必須。 組織再編で潮流が変わりやすく、キャズムを超える前に 担当者の心が摩耗する
  33. 42 Copyright SHIFT Inc, All Rights Reserved. できたこと: 101-300名(複数部署もしくは中規模企業)を変える 開発チームだけでなく、マネジメント層でもレトロスペクティブも行う

    OKRやMVVなどの組織における目標設定と連動すると加速しやすい バックオフィス部門(人事・教育部門)等の協力があると加速しやすい ボトムアップアプローチでも不可能ではないが、トップ層の支援が重要 内部に強力なエバンジェリスト・チャンピオンがいると加速しやすい 定着化・仕組み化までに~2年は必要
  34. 43 Copyright SHIFT Inc, All Rights Reserved. 挫折:301-10,000名以上(大規模組織)を変えるときの壁 1~300名:成功の「型」があり 事例も語られている

    1~30名:アジャイル文脈で定着は容易 成功体験の横展開も容易 31~100名:ボトムアップでも可能 定着に半年~1年を要する 101~300名:OKR/MVVなど目標設定と連動 バックオフィス部門の協力で加速 大規模組織の「壁」 301~10,000名以上:トップ・ミドル層の支援が必須。 組織再編で潮流が変わりやすく、キャズムを超える前に 担当者の心が摩耗する
  35. 44 Copyright SHIFT Inc, All Rights Reserved. 影響範囲の限界点:ダンバー数の壁 500 人の壁

    超えられない天井 も経験しました。 DX・イノベーション推進部門などを中心にアプローチを 開始しても、影響範囲は「500人」という壁に阻まれます。 先進的な部署を超えて、組織全体へ波及させる段階で ブレーキをかける出来事が散発し、活動が停滞するのを何度 アジャイル、ふりかえり、SaaS。全体を変える取り組み。
  36. 45 Copyright SHIFT Inc, All Rights Reserved. 組織に起こる、心をすり減らす問題たち 組織編制によるやりなおし 部長・部門長レベルをようやく納得させたと

    思ったら、大きな組織再編で決裁者が変わり、 再度イチからの説明のしなおしになる。また、 自身が組織編制に巻き込まれることも。 営業部門の巻き込みの難しさ 「個」で動く文化が強い営業部門などに浸透さ せていくには、チームとしてのRetrospectiveの 必要性を感じにくく、体制や評価制度そのもの を変えるようなインパクトが必要。 根回し・社内政治による疲弊 組織が縦割り・サイロ化されていると、ステー クホルダーをドミノ倒しのように落としていく 必要がある。組織に影響力が少ない若手では、 ルートを形成することすら困難。 キャズムを超える前に摩耗 新入社員研修、社員向け研修などで地道な活動 により大多数を超えようとするには、5年以上の 長い年月が必要となる。日の目を見る前にさま ざまな外圧により徐々に心が疲弊していく。
  37. 46 Copyright SHIFT Inc, All Rights Reserved. レトロスペクティブには限界がある。私の罪の吐露 視野の狭窄 レトロスペクティブの活動自体が、少人数チー

    ムに目を向けがちになる。外部との分断を助長 してしまっているケースもみられる。組織全体 を変える「本流」とはみなされにくい。1,000名 以上の企業で全員が「レトロスペクティブが文 化だ」という大規模な組織は、私が知る限り 国内にはない。 経営指標との非連続性 定性的な効果に目が向き、売上・利益・生産性 もちろん「本来はそうではない」ということを理解している人たちはいる。 でも、全員がそうではない。誤ったやり方だろうが結果が出る仕組み化が不足していた。 これらの問題から目を背け、「楽しそうに働いているけどビジネス成果はでていない」 という状態を過去の私や書籍が助長してしまったかもしれない。 といったROIを正確に説明できる「武器」が 不足している。 レトロスペクティブは改善の要だと理解はしつ つも、「見ればわかる」「連れてくればいい」 と説明から逃げてしまっている。
  38. 47 Copyright SHIFT Inc, All Rights Reserved. レトロスペクティブ単体では業界の壁を超えるのに苦労する 問題・原因・影響にフォーカスする 未然防止・原因分析の観点で行動変容を促す

    出来事・プロセスにフォーカスする。 継続的改善の観点で行動変容を促す 出来事・感情にフォーカスする 継続的学習の観点で行動変容を促す 未来にフォーカスする 未来を描き・目標を(再)設定し行動変容を促す リフレクション 内省 レトロスペクティブ 回顧 ポストモーテム 事後検証 フューチャースペクティブ むきなおり 4つの柱 主な対象 1人・複数 組織・事業 複数 問題・プロジェクト 複数 チーム~組織 1人 個人 活動の概要 目的によって対象・観点を変えた「ふりかえり」による行動変容を続けていく 本来は業界問わず使えるものではあるが、(国内では)アジャイル業界以外に はほぼ進出できていない。アジャイル「開発」のイメージが強すぎるか?
  39. 48 Copyright SHIFT Inc, All Rights Reserved. レトロスペクティブ単体では業界の壁を超えるのに苦労する 問題・原因・影響にフォーカスする 未然防止・原因分析の観点で行動変容を促す

    出来事・プロセスにフォーカスする。 継続的改善の観点で行動変容を促す 出来事・感情にフォーカスする 継続的学習の観点で行動変容を促す 未来にフォーカスする 未来を描き・目標を(再)設定し行動変容を促す リフレクション 内省 レトロスペクティブ 回顧 ポストモーテム 事後検証 フューチャースペクティブ むきなおり 4つの柱 主な対象 1人・複数 組織・事業 複数 問題・プロジェクト 複数 チーム~組織 1人 個人 活動の概要 目的によって対象・観点を変えた「ふりかえり」による行動変容を続けていく 教育分野(小学校~大学)や人事業界で広く重宝されている 本来は業界問わず使えるものではあるが、(国内では)アジャイル業界以外に はほぼ進出できていない。アジャイル「開発」のイメージが強すぎるか?
  40. 49 Copyright SHIFT Inc, All Rights Reserved. レトロスペクティブ単体では業界の壁を超えるのに苦労する 問題・原因・影響にフォーカスする 未然防止・原因分析の観点で行動変容を促す

    出来事・プロセスにフォーカスする。 継続的改善の観点で行動変容を促す 出来事・感情にフォーカスする 継続的学習の観点で行動変容を促す 未来にフォーカスする 未来を描き・目標を(再)設定し行動変容を促す リフレクション 内省 レトロスペクティブ 回顧 ポストモーテム 事後検証 フューチャースペクティブ むきなおり 4つの柱 主な対象 1人・複数 組織・事業 複数 問題・プロジェクト 複数 チーム~組織 1人 個人 活動の概要 目的によって対象・観点を変えた「ふりかえり」による行動変容を続けていく 教育分野(小学校~大学)や人事業界で広く重宝されている 本来は業界問わず使えるものではあるが、(国内では)アジャイル業界以外に はほぼ進出できていない。アジャイル「開発」のイメージが強すぎるか? 品質保証・製造業など。なぜなぜ分析、FMEA、フィッシュボーン、 フォースフィールドアナリシスも広義では同じ。プレモーテムも含む。
  41. 50 Copyright SHIFT Inc, All Rights Reserved. レトロスペクティブ単体では業界の壁を超えるのに苦労する 問題・原因・影響にフォーカスする 未然防止・原因分析の観点で行動変容を促す

    出来事・プロセスにフォーカスする。 継続的改善の観点で行動変容を促す 出来事・感情にフォーカスする 継続的学習の観点で行動変容を促す リフレクション 内省 レトロスペクティブ 回顧 ポストモーテム 事後検証 フューチャースペクティブ むきなおり 4つの柱 主な対象 1人・複数 組織・事業 複数 問題・プロジェクト 複数 チーム~組織 1人 個人 活動の概要 目的によって対象・観点を変えた「ふりかえり」による行動変容を続けていく 教育分野(小学校~大学)や人事業界で広く重宝されている 本来は業界問わず使えるものではあるが、(国内では)アジャイル業界以外に はほぼ進出できていない。アジャイル「開発」のイメージが強すぎるか? 品質保証・製造業など。なぜなぜ分析、FMEA、フィッシュボーン、 フォースフィールドアナリシスも広義では同じ。プレモーテムも含む。 経営・人事・組織などで広く扱うOKR、MVVなどの目標設定のための 手法を含む。なお「むきなおり」は市谷さんの造語
  42. 51 Copyright SHIFT Inc, All Rights Reserved. ふりかえりの総合力で組織を変える リフレクション 内省

    レトロスペクティブ 回顧 ポストモーテム 事後検証 フューチャースペクティブ むきなおり 現状ではレトロスペクティブが大企業や業界に伝播し、 全体が変わったという事例は私が知る限りはない。 だからこそ、飛びつく企業も少ない。 1企業の中でも、どの「目的」が刺さるかは 部門や状況によって変わる。 「ふりかえり」の総合力なら 組織を変えることができるかもしれない。
  43. 52 Copyright SHIFT Inc, All Rights Reserved. 大規模企業と日本を変えるためにきっと必要なこと 全社的な仕組み・制度にする。 「気づいたらやっている」当たり前のものにする

    事業部門・営業・バックオフィス。あらゆる部門の中で それぞれにフィットした「ふりかえり」を設計する トップダウンの一声と強力な推進力 研修や啓蒙活動による地道なボトムアップ 左記のことがらに価値があることを認めながらも、 右記のことがらにも価値をおき、ふりかえりを広げる 強い想いの人を巻き込み味方を少しずつ増やす アジャイルなど自身の周辺部署から広げる 上位層を連れてきて効果を体感してもらう。 「共感者」「守ってくれる人」を増やす 成果を定量・定性化してレポート化。 マネジメント層にビジネス的に後押しする味方をつくる 社外からのムーブメントを持ち込む 社内独自の文化によるムーブメントをつくる 「ちゃんとした理解者」を増やす 「理解していなくても雰囲気でできてる」を目指す
  44. 55 Copyright SHIFT Inc, All Rights Reserved. 多層構造型ふりかえりの大規模組織変革の事例 セミラティス フラクタル

    4つの柱 × × 対象 期間 目的 目的・対象・期間の組み合わせによる「ふりかえり」の展開事例をピックアップして共有します 組織の中で「何かを始めたい」と思ったときに 「すでにやってる会社があるぞ、きっと何とかなるぞ」と勇気を持ってくれたら幸いです
  45. 56 Copyright SHIFT Inc, All Rights Reserved. 前提:人的資本経営を軸にした、ふりかえりによる大規模改革 出典:SHIFTの人的資本経営 |

    株式会社SHIFT キャリア採用サイト https://recruit.shiftinc.jp/lp/jinteki_shihon_keiei/ 業務報告でコメントしあう 文化 社内部活などの繋がる仕組み 社内ラジオや社内ポータルで 経営層の話を知る 徹底した目標設定と評価制度 入社時の手厚いオンボーディ ング研修
  46. 57 Copyright SHIFT Inc, All Rights Reserved. リフレクション事例:ふりかえりを全社文化にする要 社長 本部

    部 プロジェクト チーム 個人 課・グループ 全社×リフレクション×毎日 ①社内ポータルで毎日「ふりかえり」を書く仕組みの導入 ②ふりかえり部の立ち上げと見える化 ③社内ラジオでの発信 ④社内ポータルで毎日「ふりかえり関連情報」の発信 エンゲージメント部門×リフレクション×毎月 ⑤入社するあらゆる社員が「ふりかえり研修」を受講 全社的な仕組みとして「自然と行っている」状態を作り出す
  47. 58 Copyright SHIFT Inc, All Rights Reserved. フューチャースペクティブ事例:ひとりひとりを輝かせる 社長 本部

    部 チーム 個人 課・グループ 人事部門×フューチャースペクティブ×毎月 ⑥年2回の目標設定施策との連動によるイベント実施 ⑦全社キャリア育成研修(任意)との連動 全社・人材教育・エンゲージメント向上・目標設定との複合的な連携を実現 プロジェクト
  48. 59 Copyright SHIFT Inc, All Rights Reserved. レトロスペクティブ事例:組織に血を通わせる欠かせない活動 社長 本部

    部 チーム 個人 課・グループ アジャイル部門×レトロスペクティブ×隔週 ⑧役職者でふりかえりを定着 アジャイル部門×レトロスペクティブ×毎週 ⑨グループ長+リーダー層でグループ内案件のふりかえりを実施 教育部門×レトロスペクティブ×逐次 ⑩レトロスペクティブ研修・チームビルディング研修の動画化 採用部門・教育部門×レトロスペクティブ×週次 ⑪チーム運営にふりかえりを導入 デリバリ部門×レトロスペクティブ×毎週 ⑫部長以下20名である部門へふりかえり研修実施 ⑬各チームでのレトロスペクティブの支援・改善 ⑭各部門・チームメンバー向けに相談会の実施 チームのパフォーマンスを上げ、事業価値を向上。ボトムアップアプローチにて定量指標を収集中 プロジェクト
  49. 60 Copyright SHIFT Inc, All Rights Reserved. ポストモーテム事例:学びを全社へ伝播させ、全社を強化 社長 本部

    部 チーム 個人 課・グループ デリバリ関連本部×ポストモーテム×プロジェクト終了後 ⑯案件終了後のポストモーテムの仕組みの改善に着手 全社の仕組み化はされているものの、効果を上げるのはこれから。26年に本格着手予定 デリバリ部門の特定案件×ポストモーテム×プロジェクト終了後 ⑮案件終了後のポストモーテムの支援 プロジェクト
  50. 61 Copyright SHIFT Inc, All Rights Reserved. リフレクションの事例のご紹介(5件) 社長 本部

    部 チーム 個人 課・グループ 全社×リフレクション×毎日 ①社内ポータルで毎日「ふりかえり」を書く仕組みの導入 ②ふりかえり部の立ち上げと見える化 ③社内ラジオでの発信 ④社内ポータルで毎日「ふりかえり関連情報」の発信 エンゲージメント部門×リフレクション×毎月 ⑤入社するあらゆる社員が「ふりかえり研修」を受講 全社的な仕組みとして「自然と行っている」状態を作り出す プロジェクト
  51. 62 Copyright SHIFT Inc, All Rights Reserved. ①社内ポータルで毎日「ふりかえり」を書く仕組みの導入 ③社内ラジオでの発信 入社時+目標設定研修との連動で実行を強化

    成長実感が得られるテンプレ(YWTベース) 感謝による繋がりの強化、エンゲージメント向上 自動で切り替わるフォーマット 月~木はYWTベース、金はレトロスペクティブ、 月末は定量・定性評価で年2回の目標設定と連動 既存の業務報告文化をそのままに、キャリアと 連動し自発的に書けるように仕組み化 推進のポイント 社長含む役員陣が出演する社内ラジオと全社告知の 連動。これまでの経緯や「業務日報の在り方」を大 事にし、IT部門との調整を進めて要件定義 全社×リフレクション×毎日 結果 新規入社者も既存社員も自然とふりかえりを記入 機能リリース以後、ふりかえり割合が1割→8割へ 目に見えて「感謝」の言葉が増加(体感5倍以上) 社内ポータルで社員がふりかえりを書けるように
  52. 63 Copyright SHIFT Inc, All Rights Reserved. ②ふりかえり部の立ち上げと見える化 ③社内ラジオでの発信 毎日ふりかえりを共有し、褒めあい、高めあう

    ふりかえり情報を見れたり、相談をしたり、 部門を超えた繋がりを気軽につくれる 入社時研修受講後に入部できる ふりかえりや目標設定が上手な人のマネをできる 会社公認の部活として立ち上げ 推進のポイント 通常の部活とは異なるため、人事部門にコンセプト を詳細に説明し、賛同を得る チャンネル設計はRSGT/スクラムフェスを参考に。 ライトに参加・発信しやすいように意識 結果 立ち上げ3ヶ月で部員500名弱 毎日10名程度が積極的にふりかえりを書き込み グループ内ポータルと併せリフレクションの仕組み 化に成功 全社×リフレクション×毎日 ふりかえり部(Teamsチャンネルでの各自の発信)
  53. 64 Copyright SHIFT Inc, All Rights Reserved. 「ふりかえり部」「社内ポータルふりかえり機 能」などの告知と併せて全社へ意識づけと協力を 呼び掛ける

    帰属意識感度の高い社員へのアプローチ 実施後は社内外に向け記事化し、参加していない 層へもアプローチ 毎週行う社長や役員参加のラジオでの発信 推進のポイント 広報部門と連動。登壇テーマと影響を伝え、社内 ニュースとともに発信 結果 視聴者による反応・コメント多数。本取り組みを 認知した一部管理者層の巻き込みが容易に ③社内ラジオでの発信 全社×リフレクション×毎日 社外公開記事:1万人から1億人に広げる、ふりかえりの輪 https://note.shiftinc.jp/n/nae7b33fbac42 社内ラジオで全社員に向けて発信
  54. 65 Copyright SHIFT Inc, All Rights Reserved. 1日5分の内容でいいのでつづける 認知が高まるまでつづける ターゲット層を決めて発信しつづける

    ふりかえりや組織に関する情報を発信 推進のポイント サムネイルで目を引くようにする 複数チャネルで発信し認知を広げる 黄色いアイコンのやつをよく見かけるなと思わせる 結果 全社イベントの際に「ふりかえり部の人ですよね」 とお声がけされるように。DMでの相談件数増。 ④グループ内ポータルでふりかえり関連情報の発信 全社×リフレクション×毎日 グループ内ポータルでふりかえりの発信(6か月で49記事)
  55. 66 Copyright SHIFT Inc, All Rights Reserved. 研修は動画で座学+リモートでワークを実施 新卒入社者(4月)へも今後実施予定 新卒内定者へ人生を豊かにするためのふりかえり

    の実践講座を実施(おそらく日本初) 研修時に社内ポータルでのふりかえりの書き方を 習い、自然とふりかえりを記入へ誘導 毎月入社する第二新卒・中途社員に向けた研修 推進のポイント 能力開発部門と連動し、キャリア教育と合わせて 入社時研修へ組み込む 業務というより、入社したひとりひとりの人生の ために長く使えるテクニックとして提供 結果 開始後4ヶ月で受講者500名超 以前より業務報告の記載内容が丁寧になったとの声 エンゲージメント指数への影響は半年後位にわかる ⑤入社するあらゆる社員が「ふりかえり研修」を受講 全社×リフレクション×毎月 内定者向けのふりかえり研修の1スライド
  56. 67 Copyright SHIFT Inc, All Rights Reserved. 原因の推察:研修期間中インプットが多すぎて忘れてしまう 暫定対応済:研修期間中毎日2回、ふりかえりを促すチャット送付。一定数は書くようになった 本格対応済:業務報告機能の記入欄のデフォルト設定を「ふりかえり」に。促さなくても自然と記入へ

    結果:研修当日はふりかえりを書くが、次の日はすぐに業務報告形式に戻る、もしくはやらない 失敗事例のポストモーテム ⑤入社するあらゆる社員が「ふりかえり研修」を受講 結果:受講者たちによるピアフィードバックが発生しない。研修中は非常に盛り上がるのに、チャットで は行わない。現場に配属されると他者へのフィードバックはしなくなる 原因の推察:業務多忙により他者のことを見る余裕がなくなる 暫定対応済:ふりかえり記入欄に「感謝」を追加。投稿へのlike数は増えたか…?コメントは変化なし 本格対応未:メンター/バディのような互いを支えあう仕組みが必要か。もしくは、ふりかえりを書く ・フィードバックすることによる何かしらの「プラス」があるとよいか 〇目指す姿:ふりかえりを書くことを当たり前の文化として自身が積極的に取り組める 〇目指す姿:部門を超えたピアフィードバックにより、精神的繋がりを得て、成長意欲を高められる
  57. 68 Copyright SHIFT Inc, All Rights Reserved. フューチャースペクティブ事例(2件) 社長 本部

    部 チーム 個人 課・グループ 人事部門×フューチャースペクティブ×毎月 ⑥年2回の目標設定施策との連動によるイベント実施 ⑦全社キャリア育成研修(任意)との連動 全社・人材教育・エンゲージメント向上・目標設定との複合的な連携を実現 プロジェクト
  58. 69 Copyright SHIFT Inc, All Rights Reserved. 業務日報機能とも連動 ふりかえり部に目標設定チャンネルを作り連動 ふりかえりのやり方とフォーマットをインプット

    月1の「当たり前の文化」として定着を図る 徹底した目標設定・評価制度という全社的な 取り組みを後押し 推進のポイント 社内イベントとして気軽に立ち上げ、無理なく運営 社内文化(業務日報・目標設定)と連動させ参加者 にメリットを感じさせる 結果 まだ2回実施したのみだが、参加した人同士で目標 設定・ふりかえりの書き方を学びあえている 定量効果は出にくそうだが、定性は2-3ヶ月後に取る ⑥年2回の目標設定施策との連動によるイベント実施 人事部門×フューチャースペクティブ×毎月 月1で目標設定に沿ったふりかえりをするイベントを実施
  59. 70 Copyright SHIFT Inc, All Rights Reserved. 目標設定に困っている社員を呼び込む ふりかえり部に目標設定チャンネルをつくり連動 目標設定とセットでふりかえりを行う、というの

    を意識に刷り込む 目標設定と成果確認をどうやればいいのか?を 学べる機会を定期的につくる 対象講座内でふりかえりの知識もインストール 推進のポイント 結果 まだ2回実施したのみで定量的な成果は出ていない 数名が普段開示しない半期目標を開示し共有して くれた ⑦全社キャリア育成研修(任意)との連動 人事部門×フューチャースペクティブ×毎月 目標設定講座での「ふりかえり」との連動例 人事部門と連動し、1年に繰り返し行われる研修の中 に「ふりかえり」の要素を導入。ふりかえった結果 が研修の場限りで消えないように、ふりかえり部の チャットに残す形式へと運用を変更
  60. 71 Copyright SHIFT Inc, All Rights Reserved. レトロスペクティブ事例(7件) 社長 本部

    部 チーム 個人 課・グループ アジャイル部門×レトロスペクティブ×隔週 ⑧役職者でふりかえりを定着 アジャイル部門×レトロスペクティブ×毎週 ⑨グループ長+リーダー層でグループ内案件のふりかえりを実施 教育部門×レトロスペクティブ×逐次 ⑩レトロスペクティブ研修・チームビルディング研修の動画化 採用部門・教育部門×レトロスペクティブ×週次 ⑪チーム運営にふりかえりを導入 デリバリ部門×レトロスペクティブ×毎週 ⑫部長以下20名である部門へふりかえり研修実施 ⑬各チームでのレトロスペクティブの支援・改善 ⑭各部門・チームメンバー向けに相談会の実施 チームのパフォーマンスを上げ、事業価値を向上。ボトムアップアプローチにて定量指標を収集中 プロジェクト
  61. 72 Copyright SHIFT Inc, All Rights Reserved. ふりかえりの結果はサマリをして部員へ共有 方針・戦略・育成などテーマは多岐にわたる 隔週1時間、テーマをその場で決めて話し合う

    みんな忙しい人たちだが、全員参加でなくても 必ず実施する 役職者(部長・副部長・グループ長)全員で実施 推進のポイント アクションを出すまで行かなくとも、次の行動に 繋がる打ち合わせは必ず設定する 結果 部方針や育成など、今まで部運営のために時間が多 く割かれるようになった。副次的な結果として、各 種施策により部員のエンゲージメント指数は上がっ てきている ⑧役職者でふりかえりを定着 アジャイル部門×レトロスペクティブ×隔週 Miroで実施。テーマは毎回異なる
  62. 73 Copyright SHIFT Inc, All Rights Reserved. メンバー同士のコミュニケーションの場 案件の状況や戦術が主なテーマ 何度か参加して自走をサポート

    グループ内リーダー層(グループ長・サービスマ ネージャー)全員で実施 参加者に進め方をレクチャー ふりかえりのふりかえりを実施 結果 上位層でのふりかえりは定着。リスクの未然防止の 場としても有効に働く ⑨グループ長+リーダー層でグループ内案件のふりかえりを実施 アジャイル部門×レトロスペクティブ×毎週 Miroで実施。テーマは毎回異なる 推進のポイント
  63. 74 Copyright SHIFT Inc, All Rights Reserved. レトロスペクティブ研修ではアジャイル未経験の 初心者向けにも分かりやすく解説 研修内容は動画化+トークスクリプトも補足付き

    で全公開 チームビルディング研修ではリーダーにとって組 織・事業を活性化させるために何が必要かを学ぶ 月1~2回開催のスペシャリスト社員による講義に 出演 教育部門との連携。社内にニーズのある研修を構築 し、社内向けに大幅カスタマイズ。 アンケート回答者へ部内展開可能な旨を個別で連携 結果 200名程度が受講、動画視聴。満足度アンケートで 100%良評価。 後述の別部門への波及効果(⑪)あり。 ⑩レトロスペクティブ研修・チームビルディング研修の動画化 教育部門×レトロスペクティブ×逐次 1.5hの講義形式で、資料と動画はあとから見返せる 推進のポイント
  64. 75 Copyright SHIFT Inc, All Rights Reserved. 私ではなく別のアジャイルコーチに進めてもらっ ている 「ふりかえりを教える側が当たり前に使えるよう

    にする」 一緒に登壇後※に関係構築+プロセスをアジャイ ル化する動きが加速 採用部門・教育部門との連動。バックオフィス部門 であっても、ふりかえりは利用できる 部門の動きに合わせて少しずつチューニング 結果 自分たち自身がふりかえりの効力を知ることで、 採用や教育にも説得力が増す。活動以後、より一層 の協業が行われるようになった。 ⑪チーム運営にふりかえりを導入 採用部門・教育部門×レトロスペクティブ×週次 採用担当者を誘って登壇後、協業が加速 推進のポイント 採用部門 教育部門 研修運営・講師側のメンバーにふりかえりを定着 ※社外公開記事: 採用から評価まで、現場と試行錯誤しながらつくるアジャイルの人事施策 人事図書館 登壇レポート https://recruit.shiftinc.jp/career/library/id1479/
  65. 76 Copyright SHIFT Inc, All Rights Reserved. 役職者、それ以外でチームを分け、グループ ワークの内容を変更 前半は座学、後半は自分たちのふりかえりを

    見直すという内容 レポートは定性でもOKで、素直に主観・感想を書 いてもらうのを大事にする アジャイル・スクラムで活動している部門の メンバー20名に向けて研修を実施 部長を含む部員に広く参加してもらう調整をする レポートを参加者に書いてもらうのを必須とする 口コミで周辺部署へ結果を伝えていく 結果 もう一度やりたいとの声。定量的・定性的な結果を レポートして周囲に伝えれば範囲を広げられそう 参加できなかった人向け+範囲を拡大して受講者を 増やしていく ⑫部長以下20名である部門へふりかえり研修実施 デリバリ部門×レトロスペクティブ×毎週 研修の事前・事後でグループ内ポータルにも共有してもらう 推進のポイント
  66. 77 Copyright SHIFT Inc, All Rights Reserved. ふりかえりの設計を一緒に行い、ふりかえりの ファシリテーションを行う リーダー・メンバーなどに対して、チーム内の

    ふりかえり(+α)の相談を実施 一連の流れを見て真似できる、もしくは自己学習 できるようにする ふりかえりに関する相談を受け付けているという 認知を広げる ふりかえり部やアジャイル関連部門などからの口コ ミにより相談の門戸を広げる 雑な依頼は受けず、しっかり設計して成功させる 結果 まだまだ実施数は少数。結果をこれから出していき、 定量的に数値化する必要あり ⑬各チームでのレトロスペクティブの支援・改善 デリバリ部門×レトロスペクティブ×毎週 Miroを使ってリモートでファシリテーションをすることが中心 推進のポイント
  67. 78 Copyright SHIFT Inc, All Rights Reserved. DMでの相談、30分の壁打ち、悩み相談まで幅広 く実施 毎週水曜日の一日中ずっと相談可能、のように

    広い時間で対応 可能な限り質問はオープンな場でしてもらうよう に誘導 ふりかえりに関する相談を受け付けているという 認知を広げる 認知を獲得するまでは何度も何度も繰り返し告知 入社したメンバーと1on1をして相談しやすいきっか けづくり 結果 「困ったら相談する」のような認知を獲得。同じよ うに組織貢献に興味のある人を探す・つくるのが次 の課題 ⑭各部門・チームメンバー向けに相談会の実施 デリバリ部門×レトロスペクティブ×毎週 いつでも気軽に相談できる空気を作る 推進のポイント 案件情報等の機微情報は受け取らない前提で相談 を受ける
  68. 79 Copyright SHIFT Inc, All Rights Reserved. ポストモーテム事例(2件) 社長 本部

    部 チーム 個人 課・グループ デリバリ関連本部×ポストモーテム×プロジェクト終了後 ⑯案件終了後のポストモーテムの仕組みの改善に着手 全社の仕組み化はされているものの、効果を上げるのはこれから。26年に本格着手予定 デリバリ部門の特定案件×ポストモーテム×プロジェクト終了後 ⑮案件終了後のポストモーテムの支援 プロジェクト
  69. 80 Copyright SHIFT Inc, All Rights Reserved. DMでの相談、30分の壁打ち、悩み相談まで幅広 く実施 毎週水曜日

    可能な限り質問はオープンな場でしてもらうよう に誘導 案件終了後に行う仕組みとなっているポスト モーテムに関して、やり方のアドバイスを行う 認知を獲得するまでは何度も何度も繰り返し告知 入社したメンバーと1on1をして相談しやすいきっか けづくり 結果 「困ったら相談する」のような認知を獲得。同じよ うに組織貢献に興味のある人を探す・つくるのが次 の課題 ⑮案件終了後のポストモーテムの支援 デリバリ部門の特定案件×ポストモーテム×プロジェクト終了後 いつでも気軽に相談できる空気をつくる 推進のポイント No Image
  70. 81 Copyright SHIFT Inc, All Rights Reserved. 何のためのポストモーテムなのか、どのように やるのか、をセットで教育を実施 案件終了後に行うよう仕組み化されているポスト

    モーテムをより効果的にする 仕組みを提供する改善部門と連動。トップダウンの 号令を活かして浸透させていく 結果 これから結果を出すために動いていきます ⑯案件終了後のポストモーテムの仕組みの改善に着手 デリバリ関連本部×ポストモーテム×プロジェクト終了後 推進のポイント 年間4,000プロジェクトを行うSHIFTで効果を5% でも上げられたら、すごい効果になるはず
  71. 82 Copyright SHIFT Inc, All Rights Reserved. これからの推進に必須なこと セミラティス フラクタル

    4つの柱 × × 対象 期間 目的 半年・1年続けたことによって、各部門のビジネスにどのようなプラスの影響が出たのかを測ること 皆さんと一緒に、切り開いていけたらとても嬉しいです。 ビジネスアウトカム 事業成果向上 エンゲージメント 従業員満足度 ×
  72. 85 Copyright SHIFT Inc, All Rights Reserved. 「多層構造型ふりかえり」で組織を変えろ! セミラティス フラクタル

    4つの柱 × × 対象 期間 目的 目的・対象・期間の組み合わせにより複合的・多面的なふりかえりの総合力を活かす仕組み。 意図的な仕組みづくりと設計を、みなさんの企業でも行いませんか?私も全力で応援します! 「ふりかえりは組織変革の本流じゃない」のもそれでよし。組織変革の本流の助けに、 「ふりかえりがどんな援護射撃になるか」の事例を一緒につくりませんか?
  73. 86 Copyright SHIFT Inc, All Rights Reserved. 「多層構造型ふりかえり」で組織を変えろ! 1企業のセミラティスを超えた先には、きっと業界・日本があります。 各社の活動と、そして「ふりかえりコミュニティ」「部」などで互助・連携しあえば、

    よい未来はより早く実現できるはずです。 社内に閉じがちで、仲間が増やしにくいふりかえりの活動を、日本全体のムーブメントとして 広げ「ふりかえりが当たり前で、自分も企業も満たされている」という日本をつくりませんか 1企業 業界 日本
  74. 87 Copyright SHIFT Inc, All Rights Reserved. 日本全体への ムーブメントを起こせ 1万人という「群」を変われば、日本の企業の文化が変わる。

    それは日本を変えるための、着実な一歩になります。 「ふりかえり」が当たり前になる未来を、ともに創りましょう。