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AWS DevOps AgentでCDKメンテナンスは楽になるのか ~検証から見えた最適解~ ...
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SHIFT EVOLVE
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July 17, 2026
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AWS DevOps AgentでCDKメンテナンスは楽になるのか ~検証から見えた最適解~ / 20260718 Masaki Okuda
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July 17, 2026
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Transcript
Copyright SHIFT Inc., All Rights Reserved. 2026 / 1 AWS
CDK Conference Japan 2026 株式会社SHIFT AIアジャイル開発部 Okuda Masaki 18 07 14:05-14:25 奥田 雅基 AWS DevOps Agentで CDKメンテナンスは楽になるのか? 〜検証から見えた最適解〜
2 Copyright SHIFT Inc., All Rights Reserved. ◆ 対象者 1.
AWS CDKのメンテナンス方法に悩みを抱えている方 2. AWS DevOps Agent リリース管理機能の活用ポイントを知りたい方 3. AWS CDK × AWS DevOps Agentの運用方法を知りたい方 ◆ 得られる学び 1. AWS DevOps AgentによってAWS CDKのメンテナンス工数は削減できる 2. AWS CDKでよく起きるトラブルはAWS DevOps Agentで検知可能。 ただし、手動ドリフトについては検知できない場合もある。 3. リリース管理機能はプレビュー版のため、現時点での業務適用は困難 対象者/得られる学び
3 Copyright SHIFT Inc., All Rights Reserved. ◆ お話しすること 1.
AWS DevOps Agentおよびリリース管理機能の解説 2. AWS CDK特有のトラブル/検証内容の紹介 3. 実務を見据えたAWS CDK × AWS DevOps Agentの活用法 ◆ お話ししないこと 1. AWS DevOps Agentの詳細機能(サードパーティ統合) 2. AWS CDK以外の開発フレームワーク紹介 3. AWS CDKでのアーキテクチャ設計/実装理論 4. その他(Terraform/CloudFormationでの検証比較など) お話しすること/お話ししないこと
4 Copyright SHIFT Inc., All Rights Reserved. 自己紹介 ◆ 所属/役割
株式会社SHIFT AIアジャイル開発部 DevOpsエンジニア ◆ 所属コミュニティ JAWS-UG 彩の国埼玉支部 ◆ 好きなAWSサービス AWS DevOps Agent/AWS FinOps Agent AWS Cloud WAN/AWS Transit Gateway AWS Direct Connect ◆ 一言 CDK Conferenceを通じてAWS CDKの真髄を キャッチアップしたいです!! 奥田 雅基(Okuda Masaki)
5 Copyright SHIFT Inc., All Rights Reserved. アジェンダ 1. AWS
CDK/AWS DevOps Agent概要 2. リリース管理機能について 3. AWS CDK視点での機能検証 4. AWS CDK × AWS DevOps Agentの使いどころ 5. まとめ/今後の展望
6 Copyright SHIFT Inc., All Rights Reserved. アジェンダ 1. AWS
CDK/AWS DevOps Agent概要 2. リリース管理機能について 3. AWS CDK視点での機能検証 4. AWS CDK × AWS DevOps Agentの使いどころ 5. まとめ/今後の展望
7 Copyright SHIFT Inc., All Rights Reserved. • TypeScriptなどのコードベースでリソース定義を 行うことができるAWS製の開発フレームワーク
です。 • コードベースでの執筆が可能なため再利用性/ リソース定義の抽象化(具体的な設定をわざわ ざ書かなくてもCDK側で良しなに設定してくれ る)を行うことができる。 • 裏側ではAWS CloudFormationが動いている。 AWS CDKとは https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/cdk/v2/guide/home.html をもとに筆者執筆
8 Copyright SHIFT Inc., All Rights Reserved. AWS DevOps Agentとは
https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/announcing-general-availability-of-aws-devops-agent/ をもとに筆者執筆 • 2026年4月に一般提供されたフロンティアエー ジェントサービスの一種です。 • 紐づけたAWSアカウントに構築されている リソースをモニタリングし、自律的なインシデ ント管理/予防保全の提案を行う。 • GitHubとの統合/PagerDutyなどのサードパー ティ統合/Slackなどのコミュニティケーション ツールとの連携も可能。 • エージェント実行時間に対して利用料がかかる (1秒あたり0.0083ドル(秒))。 • サポートプランによって一定額の割引を受ける ことが可能。
9 Copyright SHIFT Inc., All Rights Reserved. アジェンダ 1. AWS
CDK/AWS DevOps Agent概要 2. リリース管理機能について 3. AWS CDK視点での機能検証 4. AWS CDK × AWS DevOps Agentの使いどころ 5. まとめ/今後の展望
10 Copyright SHIFT Inc., All Rights Reserved. リリース管理機能について https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/aws-devops-agent-adds-release-management-capabilities-to-assess-code- changes-before-production-preview/より筆者執筆
• 2026年6月17日のAWS DevOps Agentのアップ デートとしてリリース管理機能がプレビュー版 として登場。 • AWS CDK/Terraformで定義したリソースを AWS環境で実行する前に事前にチェックして、 不備がないかチェックする機能。 • プレビュー版のためバージニア北部リージョン に構築したAWS DevOps Agentのみで利用可能。
11 Copyright SHIFT Inc., All Rights Reserved. アジェンダ 1. AWS
CDK/AWS DevOps Agent概要 2. リリース管理機能について 3. AWS CDK視点での機能検証 4. AWS CDK × AWS DevOps Agentの使いどころ 5. まとめ/今後の展望
12 Copyright SHIFT Inc., All Rights Reserved. • AWS CDKでの検証を行おうと思ったモチベーションとして
以下の通りです。 1. AWS CDKを利用しているユーザ層として「普段からTypeScriptな どのコードを書いている向け」という印象があり、 初学者が実務で取り入れるにはやや難易度があった。 2. 構築済みリソースを対象にAWS DevOps Agentの検証は複数回行っ てきたが、コードを対象にした場合の検証精度を知りたかった。 3. 私自身、AWS CDKについて興味があったため、 今回の登壇をきっかけにキャッチアップを行いたかった。 なぜ、AWS CDKで検証を行おうと思ったのか?
13 Copyright SHIFT Inc., All Rights Reserved. • 検証を行ううえで前提条件として次のことを整理しました。 1.
大規模なエンプラ環境向けでなく中小規模のWebサービスを想定。 2. Amazon CloudFront + Amazon S3 + Amazon EC2を用いた シンプルな構成を採用。 3. HTTPS未対応などのリソース起因の障害以外にも 手動リソース作成といったAWS CDK特有の障害も含める。 4. コード内容(命名規則など)については範囲が多くなる+ 本論から対象外とする。 検証シナリオ(1) 前提条件
14 Copyright SHIFT Inc., All Rights Reserved. • 今回の検証シナリオとして以下を採用しています。 検証シナリオ(2)
シナリオについて 項番 検証シナリオ 採用理由 1. GitHub上にコードが存在する場合 AWS DevOps Agentのリリース管理機能を調査する ため 2. GitHub上にコードが存在する+ リソースが構築済みの場合 AWS環境上にリソースが存在することで 調査結果がどのように変わるのか確認するため 3. 2の条件で手動リソース変更を行った場合 手動でのリソース変更をAWS DevOps Agentが検知 してくれるか確認するため 4. EC2(CDK初期設定済)上にコードが存在する場合 リリース管理機能がない場合のコードレビュー機能 をチェックするため 5. EC2(CDK初期設定済)上にコードが存在する+ リソースが構築済みの場合 4の条件でリソースが存在する場合の障害検知能力を 調べるため 6. EC2(CDK初期設定なし)上にコードが存在する場合 構築環境起因での障害を検知するか確認するため
15 Copyright SHIFT Inc., All Rights Reserved. • 検証用リソース(AWS CDK
コード)はAWS Kiroを活用して あらかじめ作成を行いました。 • GitHubで公開しているので、 今回の条件で皆さんでも 検証可能だと思います。 検証シナリオ(3) 検証用リソース https://github.com/MASAKIOKUDA-eng/DevOpsCDKKiro
16 Copyright SHIFT Inc., All Rights Reserved. • 確認観点として次の通りです。 検証シナリオ(4)
検証観点 項番 検証観点 1. OAI/OAC未設定 2. BlockPublicAccess競合 3. removalPolicy未設定 4. autoDeleteObjects未設定 5. ハードコードアカウントID 6. defaultRootObject未設定 7. エラーハンドリング不適切 8. ViewerProtocolPolicy.ALLOW_ALL 9. SSH全開放 (0.0.0.0/0) 10. アウトバウンド制限なし 11. ハードコードAMI ID 12. パブリックサブネット+EIP無し 13. IAMロール未付与 14. 手動リソース作成 15 AWS CDK構築環境パッケージ未インストール
17 Copyright SHIFT Inc., All Rights Reserved. 補足. GitHub コードレビュー状況
• 中身を見てみるとツールとSkills を用いてGitHub上のコードを チェックしているように見受け られました。
18 Copyright SHIFT Inc., All Rights Reserved. • 検証した結果として以下の通り。 検証結果
項番 検証観点 パターン 1 パターン 2 パターン 3 パターン 4 パターン 5 パターン 6 1. OAI/OAC未設定 〇 〇 〇 × 〇 × 2. BlockPublicAccess競合 〇 〇 〇 × × × 3. removalPolicy未設定 〇 〇 〇 × × × 4. autoDeleteObjects未設定 〇 〇 〇 × × × 5. ハードコードアカウントID 〇 〇 〇 × × × 6. defaultRootObject未設定 〇 〇 〇 × × × 7. エラーハンドリング不適切 〇 〇 〇 × × × 8. ViewerProtocolPolicy.ALLOW_ALL 〇 〇 〇 〇 〇 〇 9. SSH全開放 (0.0.0.0/0) 〇 〇 〇 × × × 10. アウトバウンド制限なし 〇 〇 〇 × × × 11. ハードコードAMI ID 〇 〇 〇 × × × 12. パブリックサブネット+EIP無し 〇 〇 〇 × × × 13. IAMロール未付与 〇 〇 × × 〇 × 14. 手動リソース作成 - - × - - - 15 AWS CDK構築環境パッケージ未インストール - - - - - × ※試行回数は1回。手動リソース変更は「自動停止オン/オフ」を設定
19 Copyright SHIFT Inc., All Rights Reserved. アジェンダ 1. AWS
CDK/AWS DevOps Agent概要 2. リリース管理機能について 3. AWS CDK視点での機能検証 4. AWS CDK × AWS DevOps Agentの使いどころ 5. まとめ/今後の展望
20 Copyright SHIFT Inc., All Rights Reserved. • AWS CDKを用いて運用しているプロジェクトで、
AWS DevOps Agentを活用する観点として以下があると考えます。 1. コードの品質担保 2. 初学者がAWS CDKを活用しやすくなる AWS CDK × AWS DevOps Agentの使いどころ
21 Copyright SHIFT Inc., All Rights Reserved. • 不特定多数のメンバーでAWS CDKコードに修正を加えること
で、品質のブレが発生する可能 性がある。 • AWS DevOps Agentのリリース 管理機能を活用することで「安 全に動くリソース」の基準を満 たすことができる。 • Skillsも利用可能なため独自ドメ インの注入も可能。 使いどころ(1) コードの品質担保 参考サイト: https://aws.amazon.com/jp/blogs/devops/aws-cloud-development-kit-cdk-launches-refactor/
22 Copyright SHIFT Inc., All Rights Reserved. • CDKを正しく活用するためにプ ログラミングそのものの理解が
必要。 • 何かエラーが発生した時の 調査ツールとしてAWS DevOps Agentを活用することで自然言語 でスムーズに調査を進めること が可能となる。 使いどころ(2) 初学者がCDKコードに触れやすくなる 参考資料: https://speakerdeck.com/konokenj/cdk-best-practice-2024
23 Copyright SHIFT Inc., All Rights Reserved. アジェンダ 1. AWS
CDK/AWS DevOps Agent概要 2. リリース管理機能について 3. AWS CDK視点での機能検証 4. AWS CDK × AWS DevOps Agentの使いどころ 5. まとめ/今後の展望
24 Copyright SHIFT Inc., All Rights Reserved. • 今回の発表をまとめると以下の通りです。 1.
リリース管理機能を活用することでCDKコードの不備の調査時間を短縮できる (EC2格納時と比較して約2分ほど短縮)。 ドリフト検知などのコード/リソース差分の調査は不十分。 2. CDKパッケージがインストールされていないなどの環境起因の障害検知は 不十分な状況。リリース管理機能以外にもSkillsを設定することで 環境起因の障害検知能力は高められる余地はある。 3. AWS CDKを用いた開発現場でもAWS DevOps Agentを活用することで CDK起因の障害調査を行えるため、 開発生産性の向上につなげられる余地がある。 まとめ
25 Copyright SHIFT Inc., All Rights Reserved. • 今回の検証で以下が行えなかったため今後行っていく予定。 1.
AWS Security Agentを用いた脆弱性診断 2. 独自コンストラクタを用いた場合の機能検証 3. AWS DevOps Agentを用いたサプライチェーンリスクへの対応案 今後の展望
ご清聴ありがとうございました Copyright SHIFT Inc., All Rights Reserved.