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テストの自動化〜始める、使う、捉える

SHIFT_EVOLVE
September 01, 2023

 テストの自動化〜始める、使う、捉える

イベント登壇資料
2023/08/30(水) 三社三様!テスト自動化アプローチのあれこれ共有会
舟木 将彦氏(Circle CI)

SHIFT_EVOLVE

September 01, 2023
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Transcript

  1. 4 CI (継続的インテグレーション) とは? 開発者が書いたソースコードをリポジトリにマージすることで、 ビルドやテストを自動的に実行する開発の手法です。 … リリースに向けた一連の手順を決め、それを CI/CDパイプラインという形で 定義し実行することで、誰が実施しても、同じ流れのデプロイを実現できます。

    このCI/CDにより、リリースに対するアジリティが高まることが利点のひとつ ですが、筆者にはリリースに対する心理的ハードルが下がることが、 一番のメリットであると考えています。 〜新井雅也/馬勝淳史(2020)『AWSで学ぶクラウドネイティブ実践入門』
  2. 7 クラウド上のCI環境で自動テストを実行する利点 • 誰でも実行できるし、誰がやっても同じ結果が得られる 誰かのビルド環境/テスト環境に依存しない。 ソースコードを作成/修正して、コミット、プッシュすれば、 クラウド上で自動的に実行される。 • テストの抜け漏れがない ◦

    不注意による抜け漏れ(コマンドを実行し忘れた) ◦ 故意の抜け漏れ (「ここの部分の修正であれば、このテストは実行しなくてもよいはず」 ) だけであれば、(もしかしたら)注意深い人が慎重に自分の環境でテストを手動実行 すればよいのでは?
  3. 16 シェルの利用だけでなくポートフォワードも可能 sshでCircleCIのテスト環境にログインする際、 ポートフォワードも合わせて設定 ssh -p NNNNN -L 7860:localhost:7860 aa.bbb.ccc.ddd

    あとはローカルのブラウザ上で localhost:7860 に アクセスすることで、 CircleCI クラウドのテスト環境 (GPU/CPU/Apple Silicon)を使って実際の動作を確認可能 Programmar drinking coke wearing jeans
  4. 18 Tests Insights で自動テストの結果からインサイトを 1ワークフローあたりの 平均テスト実行数 Flakyな(結果が不安 定な)テストの検出数 失敗した テストの数

    (P95の中で)最も遅い テストの所要時間 グラフをクリックすることで、 実際にどのテストが成功/失敗 して、時間がかかっているのか 簡単に参照可能