Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
テストの自動化〜始める、使う、捉える
Search
SHIFT EVOLVE
PRO
September 01, 2023
Technology
0
440
テストの自動化〜始める、使う、捉える
イベント登壇資料
2023/08/30(水) 三社三様!テスト自動化アプローチのあれこれ共有会
舟木 将彦氏(Circle CI)
SHIFT EVOLVE
PRO
September 01, 2023
Tweet
Share
More Decks by SHIFT EVOLVE
See All by SHIFT EVOLVE
スクラムマスターの成果物はよいチーム ~人事とアジャイルの共通点~ / 20250916 Masato Mishina
shift_evolve
PRO
1
28
開発現場での実践的なUXの考え方・構築のアプローチと UXコンサルタントのアドバイス! / 20250912 Suguru Ishii
shift_evolve
PRO
2
17
AIでテストケースを作成するジレンマ / 20250912 Suguru Ishii
shift_evolve
PRO
2
18
開発・テストの経験って「UX評価」に役立つの? / 20250912 Mayumi Takahashi
shift_evolve
PRO
2
11
努力家なスクラムマスターが陥る「傍観者」という罠と乗り越えた先に信頼があった話 / 20250830 Takahiro Sasaki
shift_evolve
PRO
2
170
キャリアを支え組織力を高める「多層型ふりかえり」 / 20250821 Kazuki Mori
shift_evolve
PRO
2
340
製造業からパッケージ製品まで幅広く適用!5分でわかる「生成AIを利用したテストシナリオ生成」 / 20250725 Suguru Ishii
shift_evolve
PRO
0
290
教えます!AWSにおけるセキュリティ対策の可視化の方法 やってみた!!AWSにおけるセキュリティ対策の可視化の実践 / 20250423 Hironobu Otaki
shift_evolve
PRO
2
230
SHIFTのDNAとAIの融合:普及から活用へのパラダイムシフト / 20250423 Eiichi Hayashi
shift_evolve
PRO
1
17
Other Decks in Technology
See All in Technology
品質視点から考える組織デザイン/Organizational Design from Quality
mii3king
0
200
20250913_JAWS_sysad_kobe
takuyay0ne
2
220
5年目から始める Vue3 サイト改善 #frontendo
tacck
PRO
3
220
【実演版】カンファレンス登壇者・スタッフにこそ知ってほしいマイクの使い方 / 大吉祥寺.pm 2025
arthur1
1
870
DroidKaigi 2025 Androidエンジニアとしてのキャリア
mhidaka
2
310
要件定義・デザインフェーズでもAIを活用して、コミュニケーションの密度を高める
kazukihayase
0
120
MCPで変わる Amebaデザインシステム「Spindle」の開発
spindle
PRO
3
3.3k
2つのフロントエンドと状態管理
mixi_engineers
PRO
3
110
[ JAWS-UG 東京 CommunityBuilders Night #2 ]SlackとAmazon Q Developerで 運用効率化を模索する
sh_fk2
3
430
いま注目のAIエージェントを作ってみよう
supermarimobros
0
300
Oracle Base Database Service 技術詳細
oracle4engineer
PRO
9
73k
Agile PBL at New Grads Trainings
kawaguti
PRO
1
430
Featured
See All Featured
How GitHub (no longer) Works
holman
315
140k
How STYLIGHT went responsive
nonsquared
100
5.8k
Refactoring Trust on Your Teams (GOTO; Chicago 2020)
rmw
34
3.1k
The Psychology of Web Performance [Beyond Tellerrand 2023]
tammyeverts
49
3k
We Have a Design System, Now What?
morganepeng
53
7.8k
Bootstrapping a Software Product
garrettdimon
PRO
307
110k
Thoughts on Productivity
jonyablonski
70
4.8k
Easily Structure & Communicate Ideas using Wireframe
afnizarnur
194
16k
Writing Fast Ruby
sferik
628
62k
StorybookのUI Testing Handbookを読んだ
zakiyama
31
6.1k
Optimizing for Happiness
mojombo
379
70k
[Rails World 2023 - Day 1 Closing Keynote] - The Magic of Rails
eileencodes
36
2.5k
Transcript
1 テストの自動化 簡単に始める、みんなで使う、 現況を捉える 三社三様!テスト自動化アプローチのあれこれ共有会 Masahiko Funaki (舟木将彦) @mfunaki Principal
Developer Advocate
2 Agenda テスト自動化を始める テストを自動化し倒す 自動テストした結果を捉える 1 2 3
3 1. テスト自動化を始める
4 CI (継続的インテグレーション) とは? 開発者が書いたソースコードをリポジトリにマージすることで、 ビルドやテストを自動的に実行する開発の手法です。 … リリースに向けた一連の手順を決め、それを CI/CDパイプラインという形で 定義し実行することで、誰が実施しても、同じ流れのデプロイを実現できます。
このCI/CDにより、リリースに対するアジリティが高まることが利点のひとつ ですが、筆者にはリリースに対する心理的ハードルが下がることが、 一番のメリットであると考えています。 〜新井雅也/馬勝淳史(2020)『AWSで学ぶクラウドネイティブ実践入門』
5 テスト自動化に取り掛かろう 「Java(Maven)プロジェクトのビルドを CircleCI+Orbsで自動化」 https://qiita.com/mfunaki/items/b393a531e4b04a224368
6 2. テストを自動化し倒す 並列実行、実行環境のスペック変更、テスト環境への SSH ログイン
7 クラウド上のCI環境で自動テストを実行する利点 • 誰でも実行できるし、誰がやっても同じ結果が得られる 誰かのビルド環境/テスト環境に依存しない。 ソースコードを作成/修正して、コミット、プッシュすれば、 クラウド上で自動的に実行される。 • テストの抜け漏れがない ◦
不注意による抜け漏れ(コマンドを実行し忘れた) ◦ 故意の抜け漏れ (「ここの部分の修正であれば、このテストは実行しなくてもよいはず」 ) だけであれば、(もしかしたら)注意深い人が慎重に自分の環境でテストを手動実行 すればよいのでは?
8 2.1 並列実行で時間短縮 2. テストを自動化し倒す
9 テストを並行実行して完了時間を短縮(1) 並列実行時の割り振り方 •ファイル名のアルファベット順 •過去のテスト実行時の所要時間 ベースで均等割(timings) •ファイルサイズで均等割 (filesize) •マニュアル指定
10 テストを並行実行して完了時間を短縮(2) 時間は1/3、 費用はほとんど変わらない 100秒かかるテストケースを 見直さないと、 並列数を増やしても、 これ以上の短縮は見込めない。
11 2.2 実行環境のスペック変更 2. テストを自動化し倒す
12 CircleCIで利用可能な実行環境(リソースクラス)一例
13 Stable Diffusion のテストをCPU/GPU/M1 Macで Executorなど一部の定義を 外出しすることで、 プラットフォームを跨って (かつ並列で)テスト実行が 可能!
14 2.3 テスト環境へのSSHログイン 2. テストを自動化し倒す
15 SSHでシェルにログイン 自動テストを実行するワークフローを組む過程で シェル上で確認・検証したい場合に「非常に」有用 (「自動化するまでが大変」を大幅に軽減)
16 シェルの利用だけでなくポートフォワードも可能 sshでCircleCIのテスト環境にログインする際、 ポートフォワードも合わせて設定 ssh -p NNNNN -L 7860:localhost:7860 aa.bbb.ccc.ddd
あとはローカルのブラウザ上で localhost:7860 に アクセスすることで、 CircleCI クラウドのテスト環境 (GPU/CPU/Apple Silicon)を使って実際の動作を確認可能 Programmar drinking coke wearing jeans
17 3. 自動テストした結果を捉える
18 Tests Insights で自動テストの結果からインサイトを 1ワークフローあたりの 平均テスト実行数 Flakyな(結果が不安 定な)テストの検出数 失敗した テストの数
(P95の中で)最も遅い テストの所要時間 グラフをクリックすることで、 実際にどのテストが成功/失敗 して、時間がかかっているのか 簡単に参照可能
19 並列実行の効果もダッシュボード上で可視化可能
CircleCIをもっと知りたい!なら 最新の情報なら @CircleCIJapan をフォロー! #CircleCIJp タグつけて情報共有! イベント、セミナー、勉強会の情報なら connpassのCircleCIグループから! https://circleci.connpass.com/ 動画でCircleCIについて学ぶなら
CircleCIチャンネルを登録! (日本語プレイリストもあり )