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テスト自動化のアプローチ__範囲別の採用ツールと手法.pdf

yuki-shiromoto
December 17, 2024
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 テスト自動化のアプローチ__範囲別の採用ツールと手法.pdf

2024/11/22のテスト自動化勉強会の資料です。

yuki-shiromoto

December 17, 2024
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Transcript

  1. 今日話すこと、メインターゲット 3 <話すこと > 1. E2Eテストツール導入時の 課題とアプローチ 2. API自動化時の課題と アプローチ

    3. まとめ <メインターゲット> • テスト自動化に興味のある人 ◦ 特に課題毎にアプローチを 検討している人 3
  2. 検討内容と狙い 検討:2020当時広まりつつあったローコードツールで解決できないか? 狙い: • 課題の解消 ◦ ローコードツールのため、QAチームのメンバー全員が扱える ▪ Webブラウザの操作のレコードでテストケース作成が可能 ▪

    自前で実行用の環境を準備する必要がない • mablの標準機能でカバーできる範囲が広がる ◦ 簡単なスモークテストやVRTを実施する機能がついており、リンク切れな どの検知は自動で行える 9 9
  3. アプローチ:スモールトライアル まずは担当チーム(BIR)でトライアル開始 • ペアプロ的な対応 ◦ 1~2ケース一緒に作れば初めて使うメンバーもすぐ使い始められる • できる感覚をつかんでもらう ◦ 体感では7~8割程度がレコーディングしたとおりに動かせる

    ◦ GUIからwaitやassertionの追加ができる。IF文やFOR文も可能 テスト対象システムが自動化と相性の良いものであれば レコーディングとGUIで自動テストケースが作成可能! 10 10
  4. アプローチ:全体への拡大 1チーム(BIR)で成功体験を積んでから他チームへ拡大 • 複数チームで運用を行うためのルール作り ◦ 命名規則やクラウド実行タイミングのルール整備 • 質問しやすい場の整備 ◦ 週一の勉強会や自動テスト関連のSlackチャンネル

    現在は利用チームが7チームに拡大 mablであれば自動テストに対応できるメンバーが増えた 12 12 ※こちらの記事でも詳しく紹介しておりますのでご覧ください 「mabl Experience'23で「複数チームでmablを活用する際の課題と対応」について話しました 」
  5. 補足 「外部仕様に変更ないものは Engが自動テストを回すことで  QAリソースの逼迫を防ぐ」について 21 事前にテスト実施について以下のルールを定めていた • QAチームによるテストが必要なもの ◦ 仕様自体の変更

    ◦ ロジックに変更が入ったもの など • 開発Engによるテストでよいもの ◦ 外部仕様に変更がないもの ▪ 非機能ライブラリ等のマイナーアップデートなど ◦ 軽い変更 ▪ 文言のみ、閾値のみの変更など 21