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タスクをチームにアサインすると何が嬉しいのかーAgentTeamsを実務に組み込むノウハウ

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 タスクをチームにアサインすると何が嬉しいのかーAgentTeamsを実務に組み込むノウハウ

Classmethod主催ウェビナー「Claude Codeセミナー 実践編|マルチエージェント協調とAgent Teams活用」で発表した資料です。
https://classmethod.jp/seminar/260401-claude-code-webinar/

【概要】
・タスクをチームにアサインするメリット
・Agent Teamsの使いどころ
・3つのスキルで開発プロセスを効率化する
・Agentをチームで機能させるための運用の工夫

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ShuyaKinjo

April 01, 2026

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Transcript

  1. 1 年ほど前 横で見ていないとタスクを完遂 できない 誤った方向に進みがち AI とペアプロしながら実装 現在 Plan で方向性を合わせれば最

    後まで実装を完遂 少し修正すればそのまま PR を あげられる品質 AI に作業を任せている間に、 人間は別の作業を進める 設計・開発は AI コーディングエージェント主体に 3
  2. 1. タスクをチームにアサインする ← 今お話ししました 2. Agent Teams の使いどころ 3. 3

    つのスキルで作る開発プロセス 4. チームを機能させる運用の工夫 本日お話しすること 12
  3. 人間介入ポイントを減らすため、3 つのフェーズをスキルにした。 .claude/ ├── agents/ │ └── plan-reviewer.md └── skills/

    ├── plan-and-review/SKILL.md # 1. 計画→AIレビュー ├── team-impl/SKILL.md # 2. 実装→AIレビュー→修正 └── team-review-fix/SKILL.md # 3. 人間レビュー指摘の並列対応 開発プロセスをスキル化 18
  4. Plan 作成はメインセッションで壁打ち → AI レビュー → 指摘反映 → 人間最終確認 チーム内協調が不要

    → サブエージェントで十分 最終成果物: AI レビュー済みの Plan 1) plan-and-review(サブエージェント) 19
  5. # Plan: 受注確定後のメール通知実装 (TASK-142) ## Context 受注確定後に顧客へ確認メールを送信する機能を実装する。 現在メール送信ハンドラーはスタブ(ログ出力のみ)。 ## 方針決定事項

    - メールテンプレート: order_confirmed / order_shipped - 送信キュー: リアルタイム/バッチ分離 ## 実装ステップ ### Step 1: メール送信キューの分離(インフラ) ### Step 2: メールテンプレートエンジンの実装 ### Step 3: 受注イベントハンドラーの接続 ... plan-and-review: 最終成果物 plan.md 20
  6. # Plan Review Result 指摘数: High: 1 件 / Medium:

    2 件 / Low: 1 件 ## [High-1] 送信失敗時のリトライ仕様が要件定義と齟齬 要件書では「3 回リトライ後に DLQ へ」と記載されているが、 Plan では「失敗時はログ出力のみ」となっている。 → 推奨: 要件書の仕様に合わせてリトライ設計を追記すること ## [Medium-1] バッチ処理時の送信上限が未記載 → 推奨: 1 バッチあたりの最大件数と分割方針を明記すること plan-and-review: AI レビュー結果 21
  7. # Review Decisions ## 反映済み - [Medium-1] バッチ上限 → 「500

    件/バッチで分割」を追記 - [Medium-2] テスト容易性 → DI パターンに変更 - [Low-1] 変更対象ファイルパスを明記 ## ユーザー判断が必要 - [High-1] リトライ仕様 → 要件書と実装方針が矛盾 → 選択肢 A: 要件書通り 3 回リトライ / 選択肢 B: 要件書を修正してログのみ 人間はこの「判断が必要」リストだけ見ればよい plan-and-review: レビュー判断 → Plan に反映 22
  8. # Code Review Notes — Plan: 受注メール通知実装 ## サマリ -

    影響範囲: handler(パラメータ追加)、use-case(送信ロジック)、テスト(12 件追加) ## ビジネスロジック正当性 指摘なし(フィルタロジック・オーケストレーション・境界ケースすべて問題なし) ## 規約・型安全性 ### [Should Fix] スキーマでバリデーションに transform を使用していない → 対応不要(設計判断として Plan 通り。handler 層でのパースを維持する) ### [Nit] テストケース命名が規約プレフィックスなし → 対応しない(純粋ユーティリティ関数のため) ## テスト品質 不足テストケース: なし / Nit 1 件(対応済み: ダミーデータ共通化) ## 最終判定 - business-logic-reviewer: Approved - standards-reviewer: Approved(Should Fix 1 件 → 対応不要判断) - test-quality-reviewer: Approved(Nit 1 件 → 対応済み) team-impl: 最終成果物 review-notes.md 24
  9. ビルトイン TaskList だけでは誰が何をしているか見えない 外部 Markdown(status-board / task-log)で状況を共有 # Status Board

    ## 開発者 A - ステータス: 完了 - 作業: レビュー指摘 3 件対応 ✓ - ファイル: auth.ts, repository.ts, util.ts ## 開発者 B - ステータス: 作業中 - 作業: validEndDate non-nullable 化 - ファイル: schema.ts, handler.ts # Task Log ### Task 23: CI Lint 修正 - 担当: 開発者 B / 完了 ### Task 24: 型定義修正 - 担当: 開発者 B / 作業中 - 内容: nullable → non-nullable に変更 use-case のマッピングも対応 Markdown でタスクと進捗を可視化 29
  10. Agent Teams はサブエージェントよりコストが高い Agent Teams を並列で動かすと Max $100 でも数十分でレート リミットに到達

    日常タスクは単一・サブエージェント中心で十分 協調価値が高いフェーズだけ Agent Teams を使う コストとの向き合い方 32