Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
スタンバイにおけるSLOの、これまでとこれから
Search
スタンバイ
June 15, 2022
0
890
スタンバイにおけるSLOの、これまでとこれから
スタンバイ
June 15, 2022
Tweet
Share
More Decks by スタンバイ
See All by スタンバイ
TypeScript ASTとJSDocで実現するコードの自動削除 / Auto remove code with TypeScript AST and JSDoc
stanby_inc
2
220
スタンバイ会社紹介資料
stanby_inc
0
440
プロダクト部門のマネージャー全員でマネジメントポリシーを宣言した記録_-_EMConf_JP_2025.2.27.pdf
stanby_inc
1
2.4k
スタンバイ会社紹介資料
stanby_inc
0
35k
Amazon Aurora のインフラコストを55%削減した話
stanby_inc
0
4.7k
スタンバイQAのテスト自動化導入
stanby_inc
0
900
検索エンジンをVespaへ移行しています
stanby_inc
0
1.1k
どうするLeSS - スクラムフェス三河2023.9.16
stanby_inc
1
1.6k
スタンバイにおける自然言語処理の利用
stanby_inc
0
1.4k
Featured
See All Featured
Distributed Sagas: A Protocol for Coordinating Microservices
caitiem20
331
22k
A Tale of Four Properties
chriscoyier
159
23k
Measuring & Analyzing Core Web Vitals
bluesmoon
7
480
Building an army of robots
kneath
306
45k
BBQ
matthewcrist
89
9.7k
Building Adaptive Systems
keathley
43
2.6k
Site-Speed That Sticks
csswizardry
10
630
Dealing with People You Can't Stand - Big Design 2015
cassininazir
367
26k
The World Runs on Bad Software
bkeepers
PRO
68
11k
Product Roadmaps are Hard
iamctodd
PRO
53
11k
Navigating Team Friction
lara
186
15k
The Power of CSS Pseudo Elements
geoffreycrofte
77
5.8k
Transcript
スタンバイにおけるSLOの、 これまでとこれから 2022年6月15日 1
自己紹介 小林良太郎 2021年3月 スタンバイ入社 30まで飲食→COBOLer→Oracle DBA→インフラエンジニア→SRE
好きな技術:パケットの気持ちを 考えること 苦手な技術:正規表現 2
会社概要 株式会社スタンバイは、Zホールディングス株式会社と株式会社ビジョナルによる合弁事業会社です 社名 株式会社スタンバイ 事業内容 求人検索エンジン「スタンバイ」の運営 住所 東京都渋谷区 設立 2019年11月12日
資本金 1億円 株式保有割合 Zホールディングス60%、ビジョナル40% Yahoo! JAPAN LINE ZOZOTOWN PayPay etc BIZREACH HRMOS M&Aサクシード トラボックス etc 3
提供サービス スタンバイは全国の仕事情報からニーズにあった 最適な求人を探すことができる求人検索エンジンです。 職種やキーワードと希望の勤務地を入れれば、すぐに仕事 が探せます。さらに、正社員・派遣・アルバイト・パートな どの働き方や、給与、応募条件などのこだわり条件を絞り 込んで求人を探すことができます。 より多くの仕事情報を、より早く、より便利に ユーザーにお届けできるよう開発に取り組んでおります。 求人検索エンジン
4 https://jp.stanby.com 技術観点での仕組み:スタンバイの検索の仕組み(Stanby Tech Blog)
アジェンダ スタンバイにおける今までのSLO スタンバイにおけるこれからのSLO 5
今までのSLO Observability Conference 2022で発表しました 6 https://event.cloudnativedays.jp/o11y2022/talks/1368
今までのSLO SREチームは各チームに基盤や仕組みを提供 7 https://event.cloudnativedays.jp/o11y2022/talks/1368
今までのSLO -課題- 気合を入れてつくったSLOを半年運用して出た課題 8 https://event.cloudnativedays.jp/o11y2022/talks/1368
今までのSLO -改善- ツールの統合やオーナーシップ重要性を認識 9 https://event.cloudnativedays.jp/o11y2022/talks/1368
あれから3ヶ月 大きな進捗はありません 10
SLO導入準備 Datadogでのログ管理を本番導入 ◦ EKS → Firelens → Firehose →
Datadog のルート ◦ 全てのログをインデックス化してパケ死 ▪ 障害調査用にエラーのログだけをIndex化 ▪ ログからCustomMetricsを作ってSLO監視はそのメトリクスを見るようにした 11 https://docs.datadoghq.com/ja/account_management/billing/log_management/ https://docs.datadoghq.com/ja/logs/logs_to_metrics/
SLO導入準備 DatadogのIncident管理機能を本格導入 12 https://docs.datadoghq.com/ja/monitors/incident_management/incident_details
SLO導入準備 DatadogのIncident管理機能でMTTRやインシデント対応した人を可 視化できることに気づく 13
SLOのこれから 他チームに運用してもらうので、導入しやすく成果が見えやすい形にして提案 ◦ ツールを統合し、可視化しやすいようにする チーム間でSLO運用のフェーズや課題が異なるので柔軟に対応 ◦ これから導入するチームや導入したSLOを改善したいチームなどなど、それぞれの課題をヒ アリングしてステップアップしていく
目指すところ ◦ サステナブルなシステムとエンジニアの幸福 ◦ ビジネスニーズの充足と顧客の幸福 14
None