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価値あるものをチームで届ける

 価値あるものをチームで届ける

スクラムフェス大阪2021の登壇資料

sugiura.masataka

June 26, 2021
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Transcript

  1. 自己紹介
 杉浦 大貴(@sugi_masataka)
 マネーフォワードビジネスカンパニー 
 経理財務ERP本部 プロダクト開発部 副部長 
 マネーフォワード

    クラウド会計Plus 
 プロダクトオーナー
 キャリア概略
 
 2015年4月
  一部上場企業の経理部に入社 
 2018年7月
  マネーフォワードに経理職でジョイン 
 2019年6月
  開発部に異動
 2019年8月
  京都に移住
  会計Plusプロダクトオーナーに

  2. チームをつくる良い場とは
 ✔前提を共有していること
 
 ✔平等であること
 
 ✔率直に本音で話せること
 
 ✔ 立場に固執しないこと
 


    ✔同じ目標、問題に立ち向かう仲間であること
 参考:ピーター・M・センゲ, 枝廣 淳子(訳), 小田 理一郎(訳), 中小路 佳代子(訳)(2011)『学習する組織 
 平鍋 健児 (著), 野中 郁次郎 (著), 及部 敬雄 (著) (2021)『アジャイル開発とスクラム 第2版』 

  3. ビジョン作成ワークショップ
 共通認識を作る
 1. 前提知識を揃える
 2. 現状を分析する
 
 未来を考える
 1. 3年後のビジョンを考える


    2. ビジョンの検証
 3. ビジョンのコピーを考える
 4. ビジョンとのギャップ
 5. ネクストアクション

  4. 未来を考える
 未来を考える問い
 3年後、誰に何をなぜ届けたい? 
 解決される課題は? 
 どういうストーリーでユーザーが変化する? 
 プロダクトの売り文句は? 


    検証する問い
 マクロの環境変化と合致している? 
 ビジョンを実現したい?わくわくする? 
 会社のビジョンと同じ方向を向いている? 
 アクションに落とし込むための問い 
 ビジョンとのギャップは? 
 実現のためにやることは? 
 ビジョンを浸透させるには? 
 

  5. レトロスペクティブのボード
 KPT形式
 うまくいって継続したいことは何か? 
 うまくいかず課題を感じるものは何か? 
 新しくトライしたいことは何か?
 ルール
 個人攻撃禁止
 やり方


    1. 付箋を書き出す
 2. 付箋の共有
 3. 投票
 4. 投票理由の確認・対話/議論
 5. ネクストアクション
 ベロシティ等の 情報はSlackで 共有

  6. 参考書籍
 プロセス全体
 『プロダクトマネジメント ―ビルドトラップを避け顧客に価値を届ける』 
 『INSPIRED』『デザイン思考が世界を変える』 
 『ジョブ理論』『WHYから始めよ』 
 ビジョン


    『学習する組織』『ストーリーとしての競争戦略』『ビジネス・フォー・パンクス』 
 ロードマップ
 『Product Roadmaps Relaunched』 
 ユーザーインタビュー 
 『リーン顧客開発』『マーケティング/商品企画のための ユーザーインタビューの教科書』 
 USM・MVP
 『ユーザーストーリーマッピング』 
 事前検死
 『失敗の科学』『ゲームストーミング』 
 スクラム
 『エッセンシャルスクラム』『アジャイル開発とスクラム』『失敗の本質』 
 問い
 『問いこそが答えだ!』『Wait, What?』 
 ワークショップ
 『問いのデザイン』『ゲームストーミング』