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テストから始めるWebアクセシビリティ
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すずきゆーだい
October 09, 2024
Programming
0
20
テストから始めるWebアクセシビリティ
こちらで発表した内容は、以下の記事にまとめているのでぜひご覧ください。
https://zenn.dev/yumemi_inc/articles/2df0e3ae5ae9aa
すずきゆーだい
October 09, 2024
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Transcript
テストから始めるWebアクセシビリティ すずきゆーだい
すずきゆーだい @szkyudi 株式会社ゆめみ所属 主にWebフロントエンドエンジニア 秋になると柿を200個ほど食べます 今秋は9月から今日まで54個(ペース遅め)
アクセシビリティは誰のためにあるか アクセシビリティは特定の人だけではなく、 あらゆる人のためにあるものです。 というようなことをよく耳にすると思いますが、 いまいちピンときていない方も多いのではないでしょうか?
エンジニア自身も恩恵を受ける当事者 少しでもアクセシビリティに興味を持ってもらうために 「テストから始めるWebアクセシビリティという」テーマで お話しさせていただきます。
Webフロントエンドにおけるテスト テストにはさまざまな種類があると思います。 今回はその中でもUIコンポーネントのテストにおける アクセシビリティについて紹介します。
React Testing Library を用いて、 Pulldownコンポーネントをテストするときの サンプルコードを紹介したいと思います。 他の技術でもおおむね同じように応用できるはずなので、 適宜読み替えていただけると幸いです。 例として用いる技術とコンポーネント
None
アクセシビリティを考慮していない例
role=”button” role=”button” role=”button” role=”button” role=”button”
テストコード
role=”button” role=”button” role=”button” role=”button” role=”button” 1つだけ 2つ
アクセシビリティを考慮した例(不完全)
role=”listbox” role=”listbox” role=”option” role=”option” role=”option”
role=”listbox” role=”listbox” role=”option” role=”option” role=”option” 1つだけ 1つずつ
テストコード
aria-expanded=”false” aria-expanded=”true” aria-selected=”false” aria-selected=”false” aria-selected=”true” 開閉状態を伝える 選択状態を伝える
このPulldownはまだまだ不完全 わかりやすい説明をするために、対応するべき実装を 大幅に削って紹介させていただきました。 より詳しい解説やこの発表で紹介したコードは Zennにも公開予定(19:30)なので、ぜひご覧ください。 テストから始めるWebアクセシビリティ
テスタビリティ !== アクセシビリティ 不適切なWAI-ARIAの利用や HTMLの仕様をハックした使い方は、 かえってアクセシビリティを下げる場合もあります。 仕様についてよく調べてから活用するか、 不安なときは `data-testid` を利用するようにしましょう。
他の要素やライブラリの利用を検討してみる 複雑なUIになればなるほど、 アクセシビリティを考慮すべきポイントが増えてきて 実装やテストも難しくなります。 <select> や <option> などのネイティブな HTML 要素や
よく利用されているUIコンポーネントライブラリは アクセシビリティを考慮してくれている
これからも みんなでより良いプロダクトを! (SNSや対面でのご意見、ご感想もお待ちしています)