Upgrade to Pro — share decks privately, control downloads, hide ads and more …

Technology-Driven Business Development

6016bb8c0740147bd8a43aeb507647a2?s=47 Taka
June 07, 2019

Technology-Driven Business Development

イノベータ養成講座 2019、『テクノロジー・ドリブンのビジネス開発』の回のプレゼン資料。

6016bb8c0740147bd8a43aeb507647a2?s=128

Taka

June 07, 2019
Tweet

Transcript

  1. Technology-driven Business Development Authlete, Inc. Co-founder, Representative Director Takahiko Kawasaki

    <taka@authlete.com> June 7, 2019
  2. Authlete, Inc. 2

  3. 2014/01 Authlete 実装開始 2015/09 Authlete 社設立 2016/09 Authlete UK 設立

    2016/11 FINOLAB に入居 2017/02 OpenID Foundation に加盟 2017/03 FIBC 2017 大賞受賞 2017/05 Level39 に入居 2017/05 資金調達(シード) 2017/07 OpenID Certification 取得 2017/08 Cyber39 創設メンバー 2017/09 Tech in Asia Tokyo 2017 決勝 2018/02 資金調達(プレシリーズA) 2018/04 Draper Nexus B2B Summit 2018 にて IBM 賞受賞 2018/07 Fintech 協会加盟 2018/07 Japan/UK Open Banking and APIs Summit 2018 開催 2018/07 Financial-grade API (Authlete 2.0) サポート 2018/08 Open Banking Security Profile テスト合格 2019/01 『OAuth 徹底入門』 監修 2019/02 CIBA サポート 2019/04 Certified Financial-grade API OpenID Provider 取得 3 会社名 株式会社 Authlete(Authlete, Inc.) 設⽴⽇ 2015 年 9 ⽉ 18 ⽇ 資本⾦ 4 億 4471 万円(資本準備⾦含む) 代表者 川崎 貴彦 基本情報 オフィス 東京 〒100-0004 東京都 千代⽥区 ⼤⼿町 1-6-1 ⼤⼿町ビル4F FINOLAB ロンドン Level39, One Canada Square, Canary Wharf, London E14 5AB, UK 沿⾰ チーム • 川崎貴彦 ‒ 共同創業者、ソフトウェア技術者 • アリ・アドナン ‒ 共同創業者、連続起業家 • ジョセフ・ヒーナン ‒ 公式 OpenID テストのリード • ジャスティン・リッチャー ‒ 『OAuth 2 in Action』の著者 • ⼯藤達雄 ‒ デジタル・アイデンティティ・プロフェッショナル • その他のメンバー
  4. 4 Chapter 1 : Generalization

  5. Three Circles 5

  6. 6 著者:ジム・コリンズ 翻訳:⼭岡 洋⼀ 初版:2001 年 12 ⽉ 情熱をもって 取り組めるもの

    経済的原動⼒ になるもの ⾃社が世界⼀ になれる部分 針⿏の概念と 三つの円
  7. 7 ⾃社が世界⼀になれる部分はどこか(同様に重要 な点として、世界⼀になれない部分はどこか)。 “ ” 何の競争優位性もないのに、後発で レッドオーシャンに⾶び込むべからず。 新規事業開発者へのアドバイス ⚠ 「成⻑市場の分け前にあずかる」という、つまらないビジネス

    モデルを追求する場合を除く。
  8. 現在の所属企業の中核事業とシナジー のある新規事業が正解とは限らない。 8 中核的能⼒があっても、その部分で世界⼀になれ るとはかぎらない。逆に、世界⼀になれる部分は、 その時点で従事していない事業かもしれない。 “ ” 新規事業開発者へのアドバイス ⚠

    むしろ、中核事業と競合する破壊的技術にこそヒントがある。
  9. Innovator's Dilemma 9

  10. 10 著者:クレイトン・クリステンセン 翻訳:⽟⽥俊平太 監修, 伊⾖原 ⼸ 訳 初版:2001 年 7

    ⽉ 優良⼤企業はすぐれた経営を するがゆえに、破壊的技術の 登場で新興企業に負ける。 その理由が書かれている。 新規事業開発のヒント
  11. 11 破壊的技術の五つの原則 原則⼀ 企業は顧客と投資家に資源を依存している 原則⼆ ⼩規模な市場では⼤企業の成⻑ニーズを解決できない 原則三 存在しない市場は分析できない 原則四 組織の能⼒は無能⼒の決定的要因になる

    原則五 技術の供給は市場の需要と等しいとはかぎらない → 優良⼤企業は、顕在化していない顧客ニーズに投資しない → 優良⼤企業は、⼩さい市場に参⼊してこない → 優良⼤企業は、未知の市場に参⼊してこない → 既存事業に最適化された優良⼤企業の組織構造は新規事業の障害となる → 優良⼤企業は、既存製品を過剰改良し、低位市場を失う
  12. 12 顕在化していない顧客ニーズ、⼤企業 が参⼊してこない(今はまだ)⼩さな 市場、成⻑予測が難しい市場が狙い⽬。 新規事業開発者へのアドバイス ⚠ 所属企業のプロジェクト承認プロセスは、すぐれているがゆえに、 上記のようなプロジェクトを却下するようにできていることに注意。 ⚠ 将来の市場規模や売上予想を尋ねられたら「分かりません(キリッ」

    と答えておけばよい。
  13. Software as a Service 13

  14. 14 ソフトウェア ソフトウェア ソフトウェア ソフトウェア 販売 販売 販売 顧客 顧客

    顧客 売り切り型ビジネス オープンソースソフトウェア (OSS)が台頭 ⾼品質なアプリケーションが 無料で利⽤可能に ソフトウェア単体を売り切る 形のビジネスは難しくなった
  15. 15 SaaS 型ビジネス ソフトウェア 継続 利⽤ 継続 利⽤ 継続 利⽤

    顧客 顧客 顧客 ソフトウェアを運⽤し、継続 的に利⽤料を徴収する。 但し、SaaS 化する必要性の ないソフトウェアを SaaS 化 しても、顧客は利⽤しない。 サーバー側でデータを維持管 理する合理的理由があれば、 SaaS ビジネスが可能。
  16. 16 いくら良いソフトウェアでも、SaaS 化できなければビジネスにならない。 新規事業開発者へのアドバイス ⚠ 「オープンソースとして公開し、有償サポートを提供する 」 という、つまらないビジネスモデルを追求する場合を除く。

  17. Scalability 17

  18. 18 売上 売上に⽐例して上昇する費⽤ 流動費 利益

  19. 19 売上 売上に関係なく発⽣する費⽤ 固定費 売上に⽐例して上昇する費⽤ 流動費 損益分岐点 損失 利益

  20. 20 売上 利益 固定費 流動費 売上がグングン 伸びても流動費が さほど増えない ビジネスモデルは、 スケーラブル!

  21. 21 様々なクラウドサービスが安価で利⽤できる ようになったため、事業開始に必要な初期費 や固定費が劇的に下がった。 ⾃⾝の事業をクラウドサービスとすることに より、流動費⽐率も低く抑えることができる。 スタートアップも⼤企業も、 新事業を始めやすくなった!

  22. 22 スタートアップ ⼤企業 新規事業 担当部署 億円単位の資⾦調達をし、新規 事業のみに全社フルコミット。 迅速な意思決定と柔軟な組織。 昼夜問わず働く野⼼的でバイタ リティー溢れる創業チーム。

    「普通にやってたらスタートアップに負ける」と認識すべき
  23. 23 新規事業で⼤企業がスタートアップに勝ちたければ、 多額の初期費や固定費が必要となる事業アイディアで 資本⼒勝負に持ち込むしかない。 資本⼒勝負をしないなら⼤企業の下駄 を履いていない状態。スタートアップ 企業と真っ向勝負する覚悟が必要。 新規事業開発者へのアドバイス

  24. 24 Chapter 2 : Case Study - Authlete

  25. Business Area 25

  26. 26 サービス 認可されたアクセス 不正アクセス API セキュリティ

  27. 27 API アクセスに認可を与えるための技術仕様 OAuth 2.0 OpenID Connect API セキュリティ関連技術仕様 オ

    ー オ ー ス オ ー プ ン ア イ デ ィ ー コ ネ ク ト 検証可能なユーザー認証に関する技術仕様
  28. 28 1. On-Premises 2. Hosted Server 3. Hosted Service 4.

    Semi-Hosted Service Authlete 社監修 ⽇本語訳 著者
  29. 29 クライアント アプリケーション 認可サーバー 認可 エンドポイント トークン エンドポイント その他の エンドポイント

    Web APIs Authlete
  30. 30 OAuth 2.0 と OIDC の実装に専⾨特化 他の技術部品の選択に⾃由度 1 アイデンティティー管理 2

    ユーザー認証 3 API 管理 4 ログインセッション認証 5 不正検出 レッドオーシャン 周辺のレッドオーシャンに ⼿を出さないことにより、 競争を避けられ、逆に協業 関係を築ける。
  31. Open Banking and Financial-grade API (FAPI) 31

  32. ⾦融機関 ⾦融サービス インターネット バンキング ⾦融機関⽀店 窓⼝ 顧客 顧客 アプリケーション (コンピュータプログラム)

    API Application Programming Interface 32
  33. TPP Third Party Provider ⾦融機関 ⾦融サービス フィンテック アプリ API TPP

    Third Party Provider フィンテック アプリ 33
  34. ⾦融機関 API ⾦融機関 API ⾦融機関 API TPP Third Party Provider

    フィンテック アプリ ⽇本語 フランス語 ドイツ語 34
  35. TPP Third Party Provider ⾦融機関 API ⾦融機関 API ⾦融機関 API

    英語 英語 英語 English Speaker フィンテック アプリ 35
  36. OBIE Open Banking Implementation Entity Open Banking Standard 1 Allied

    Irish Bank 2 Bank of Ireland 3 Barclays 4 Danske 5 HSBC 6 Lloyds Banking Group 7 Nationwide 8 RBS Group 9 Santander Others https://www.openbanking.org.uk/providers/standards/ 01 API 仕様 02 セキュリティープロファイル 03 顧客経験ガイドライン 04 運⽤ガイドライン 36
  37. 技術仕様スタック OAuth 2.0 API 認可 OpenID Connect (OIDC) 検証可能なユーザーアイデンティティ Financial-grade

    API (FAPI) より⾼いセキュリティー Open Banking Profile (OBP) 標準化された銀⾏ API OBIE OIDF OpenID Foundation 定義 定義 定義 定義 37
  38. 実装 実装 実装 Authlete 社 1. ソリューション(実装)の提供 2. 仕様策定への貢献 3.

    公式互換性テスト開発への貢献 38 OAuth 2.0 API 認可 OpenID Connect (OIDC) 検証可能なユーザーアイデンティティ Financial-grade API (FAPI) より⾼いセキュリティー Open Banking Profile (OBP) 標準化された銀⾏ API 技術仕様スタック
  39. 39 Financial-grade API 認証制度 FAPI 認証を取得したのは2社のみ 2部⾨での認証取得は世界で Authlete 社のみ →

    FAPI 関連案件の問合せが全て Authlete 社にくる状態に
  40. 40 Summary

  41. 41 テクノロジー・ドリブン事業開発 ⾃分達が世界⼀になれる分野を考えよう レッドオーシャンを避けよう スケーラブルなビジネスモデルを考えよう 専⾨技術の部品化で協業しやすくしよう