複雑なレンダリングエンジン(ラスタライザ法) 1. プリレンダリング a. レンダリングに必要な事前データの作成などを行う。 2. レンダリング a. 実際の描画処理。シンプルなレンダリングエンジンはここの部分だけ。 3. ポストエフェクト a. 2で出来上がった絵に対して、エフェクトをかけていく。カメラアプリの画像加工をイメージする と良い。 4. HUD a. ポストエフェクトをかけたくない2Dなどをレンダリングする。3と4を入れ替えると2Dにまで ポストエフェクトがかかるので注意! forwardレンダリングの典型的な処理
GPUパイプライン(レイトレ―ス法) ラスタライザ法のGPUパイプラインとの違い Chapter05で見たように、レイトレース法のGPUパイプラインはラスタライザ法のパイプラインと仕事が全く 異なります。レイトレース法のパイプラインの仕事は下記のようになります。 1. Ray Generation Shader 2. Traversal(交差判定処理) 3. Closest Hit Shader 4. Any Hit Shader 5. Intersection Shader 6. Miss Shader Hit Group
GPUパイプライン(レイトレ―ス法) ラスタライザ法のGPUパイプラインとの違い レイトレース法のGPUパイプラインは処理の分岐も発生するため、ラスタライザ法と比べると、フローも複雑 になります。 Ray Generation Shader Traversal Miss Shader Closest Hit Shader TraceRay() TraceRay() 不透明 オブジェクト? No Any Hit Shader Yes 三角形ポリゴン? No Intersection Shader 組み込みの交 差判定 Yes