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ScalaMatsuri2024 の運営経験

taketora
October 02, 2024
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ScalaMatsuri2024 の運営経験

なぜ私はScalaMatsuriを運営するのか

DevRel/Tokyo #96 〜カンファレンス〜
https://devrel.connpass.com/event/330881/

taketora

October 02, 2024
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  1. ScalaMatsuriの概要 アジア最大級のScalaカンファレンス • 2014年より9回開催 ◦ 主に2日間の開催 • 規模感 ◦ 2024年度 総来場者数

    400名前後 ◦ 2024年度 セッション数16 • 国際カンファレンス ◦ スピーカー、オーディエンス、スポンサーなど様々な国籍の方に参加して頂いています。 ◦ イベントでは通訳会社に依頼して同時通訳もおこなっております。
  2. ScalaMatsuriの歴史 2013年にScalaMatsuriの前身となる「Scala Conference in Japan 2013」開催 「Scala Conference in Japan」は、TwitterやLinkedInなどの企業がScalaを採用し、海外で人気が高

    まっている状況を背景に開催されました。日本でも注目され始めていましたが、国内での採用や貢献はま だ少なく、海外コミュニティとの交流を深め、 Scalaの実用性や課題を議論する場として意図されていまし た。 その文化が継続して、毎年 ScalaMatsuriでは国内のエンジニアだけなく国外からも参加も多いです。
  3. 運営について 運営人数 29名 • 座長チーム3名 • コアスタッフ12名 • 当日スタッフ14名 チームの種類

    • 会場、PR、スポンサー、プログラム 、ノベルティ等々 大まかな流れ 1. 2023年10月 スタッフのキックオフ 2. 2023年11月 会場の選定、決定、Webページ作成 3. 2023年12月 イベントの告知、スポンサー募集 4. 2024年1月〜2月 CFP募集 5. 2024年3月 CFP選考、当落の案内 6. 2024年4月 プログラムの決定 7. 2024年5月 発表資料のレビュー、当日スタッフのレビュー、会場準備 8. 2024年6月 イベント開催
  4. 苦労した点 • 募集活動: ◦ スポンサー、登壇者、参加者、運営スタッフの確保に苦労。 • 会場選び ◦ 費用の安い市営の会場は競争率が高く、確保が難しい。 •

    予算管理 ◦ 同時通訳や会場代に大きなコストがかかるため、free Wi-Fiの提供をカットするなどのコスト削減が必要に。 • レビュー業務 ◦ 発表資料やPR資料の確認、スポンサー向けの資料レビュー。 • 準備作業 ◦ Web公開、弁当やゴミ収集の手配、台本作成など。 • 運営時間: ◦ 主に土日祝日で活動し、家庭への負担も大きい。
  5. 工夫した点(運営について) • チーム分担: ◦ イベント準備を効率化するためにチーム制を導入し、各チームに明確な役割を設定。 • 週次ミーティング: ◦ 座長チームが毎週MTGを開催し、進捗や課題をチェック。 ◦

    オーナーがいないタスクは座長が拾う • バックオフィス: ◦ パートタイムのバックオフィス担当が、日中にスポンサーとの連絡を担当。 • 振り返りの実施: ◦ イベント後にスタッフで反省会を行い、改善点と成功点を整理。
  6. 工夫した点(イベントについて) • 会場 ◦ 会場で提供するお弁当にお金をかけている。 ▪ 普通食、ベジタリアン、ハラール食 • プログラム ◦

    初心者向けにワークショップのプログラムを用意 ◦ スピーカーには旅費助成の制度 ◦ プロの通訳会社による日英同時通訳を提供 ◦ アンカンファレンスの名称を飛び入りカンファレンス (OpenMicConference)に • 毎年イベントのTシャツを作成 ◦ スポンサーさんに協力して頂いています ◦ ブログを書いてくれた方にも抽選で Tシャツをプレゼント