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RPAってなに?

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March 26, 2022
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 RPAってなに?

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たまい

March 26, 2022
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  1. RPAってなに?

  2. アジェンダ 1. RPAの概要 2. なぜ世間はRPAを推すのか 3. 非IT人材はRPAを活用できるか 4. まとめ

  3. RPA(Robotic Process Automation) ルールエンジン・機械学習・人工知能などを活用し ホワイトカラー業務(主に定型作業)を 効率化・自動化すること 1.RPAの概要 ロボットによる業務自動化

  4. RPAで操作できる作業内容 ✔ キーボードやマウスなど、パソコン画面操作の自動化 ✔ ディスプレイ画面の文字、図形、色の判別 ✔ 別システムのアプリケーション間のデータの受け渡し ✔ 社内システムと業務アプリケーションのデータ連携 ✔

    業種、職種などに合わせた柔軟なカスタマイズ ✔ 条件分岐設定やAIなどによる適切なエラー処理と自動応答 ✔ アプリケーションの起動や終了 ✔ スケジュールの設定と自動実行 ✔ 蓄積されたデータの整理や分析 ✔ プログラミングによらない業務手順の設定 1.RPAの概要
  5. 1.RPAの概要 RPAで実行できる具体的な定型作業 ❑ 受注業務 ❑ 伝票記入業務 ❑ ダイレクトメールの発送業務 ❑ 顧客管理システムや在庫管理システム

    ❑ 顧客データのフィルタリングやチェック ❑ 電話・メールなどの問合せ履歴の管理 ❑ データ入力 ・ERP(統合基幹業務システム) ・SFA(営業支援システム) など 出典:アビームコンサルティング株式会社/RPA化で考えるべき6つの業務領域 PC上のほとんどの作業が自動化可能
  6. 1.RPAの概要 ① コスト削減 単純作業にかかる人件費やアウトソーシング費を抑えることが可能 ② 生産性向上 大量の作業をスピーディに質を落とさず業務を遂行することが可能 ③ 売上拡大 定型業務を効率化し、人間は企業の収益に直結する業務により専念できる

    ④ 人的ミスの防止 正確に業務を遂行することが可能 (心理的プレッシャーに伴うヒューマンエラーやケアレスミスをゼロに) RPAの活用で得られるメリット
  7. 1.RPAの概要 RPAツール UiPath Automation Anywhere BizRobo! WinActor Blue Prism Power

    Automate for desktop 費用 約60万円 約100万 約90万円 約90万円 約120万 Windowsの ライセンス料 試用版 無料 無料 要申込 要申込 無料 無料 学習教材 UiPath アカデミー Automation Anywhere University BizRobo! アカデミー 同梱されている PDFファイル Blue Prism University Microsoft Learn 特徴 エンジニア向け 高い拡張性 初心者向けもあり AIとの連携 高機能 無料で試せる AI-OCR機能 AIとの連携 閲覧・入力フォーム の作成 Web関連の オブジェクト認識 が強い 日本語表記 初心者向け 変数の設定が簡単 日本語のナレッジが 豊富 RPA玄人向け 高機能 高セキュリティ Windows11標準装備 コネクタが豊富 自社製品と連携可能
  8. 1.RPAの概要 RPAの開発方法 ① レコーディング 操作内容の記録をとって後ほど手動で編集する。 ② 手動編集 あらかじめ用意された部品を組み合わせて処理を編集する。 RPAの操作方法 オブジェクト認識

    確実 エミュレーション 座標認識 画像認識 不確実
  9. 2.なぜ世間はRPAを推すのか 少子高齢化に伴う生産労働人口の減少(労働資源不足の課題) 左図出典:総務省/令和3年版高齢社会白書 より引用 人口の減少は確定的 企業体力のあるうちに、可能な限りの手法を 駆使して事業運営の継続を図る必要がある。 効率化・IT化の促進をしてリスクに備えない と競合他社との競争に負ける一方になる。 RPAは非IT人材でも扱える

    デジタルワーカーも作れる
  10. 2.なぜ世間はRPAを推すのか 出典:経済産業省/DXレポート ~ITシステム「2025年の崖」の克服とDXの本格的な展開~ より引用 システム老朽化を 放置し続けると 将来大損失を被る! いわゆる「み•ほみたいになりますよ」 2021年11月26日に金融庁が業務改善命令で 指摘した問題点は以下の4つ。

    (1)リスクと専門性の軽視 (2)IT現場の実態軽視 (3)顧客影響に対する感度の欠如、 営業現場の実態軽視 (4)言うべきことを言わない、 言われたことだけしかしない姿勢 最終的に被害を被るのは 現場担当の方々
  11. 2.なぜ世間はRPAを推すのか 労働資源不足の解決策の1つ ▶ 非IT人材でも扱えるRPAの活用 デジタルワーカーの創出 2025年の崖 の解決策の1つ ▶ 不具合対応の自動化にRPAを活用 人の手や目の代わりに修正対応させる

    イレギュラー処理も代行させる 自分の やりたくない 仕事 や イラっとする 仕事 は すべて RPA にやらせて もっと価値ある仕事をしよう!
  12. 3.非IT人材はRPAを活用できるか 現状:大企業はトップダウンで実現できている 中小企業はSIerに依存していることが多い 非IT人材が主体的に活用しているのは稀 ① 初期導入時に、ベンダー・SIerに作成を委託し、成功実績を作って助走をつける。 ② 成功実績が上層部に認知されたら、非IT人材への研修を開催し認知度を上げる。 ③ 非IT人材が自発的に作成できるよう、習得状況に合わせたフォロー体制を用意。

    初心者:研修、伴走サポート(オンサイトサポート、リモートサポート) 中級者:伴走サポート、ヘルプデスクの活用、社内勉強会の参加 上級者:ヘルプデスクの活用、社外勉強会の自主参加、社内勉強会の開催 ④ RPAの活用度合が増えてきたら、社内での運用ルールを整備・周知する。 RPAの内製が自発的に回るようになれば成功
  13. 3.非IT人材はRPAを活用できるか 課題:非IT人材が挑戦しやすい状況が整っていない ① 業務時間内に勉強時間が取れず、活用が成功したとしても人事評価が低い。 ② 完璧なものを作らないと、エラーが発生したときに責任を追及される。 ③ 完璧を求めて未完成状態が長期にわたると、上層部がマイナス評価を下す。 ④ 学習が不十分だと処理途中で止まりやすいロボットになってしまう。

    ⑤ 思い通りに作れなかった場合、質問する先がなく誰も助けてくれない。 ⑥ エラー特定の調査手順が分からず、そのうち使われずに放置されてしまう。 ⑦ 失敗したら責任を追及されるのでは……とためらい無難なことしかしない。 ⑧ 上層部の理解が不十分だと、現場担当者の理解との乖離が起こる。 心理的安全性を担保しなければ 挑戦を制限してしまう
  14. 3.非IT人材はRPAを活用できるか 結論:本人のやる気次第 ① プログラミングの基礎知識を実践活用できるか ② PC操作の一般的な知識やリテラシーがあるか ③ システムの操作方法や設定の調査ができるか ④ 業務フローについて情報の整理整頓ができるか

    ⑤ 問題発生時の切り分けや原因特定を実行できるか ⑥ 特定の手段に固執せず柔軟に発想できるか ⑦ RPAに関わらずITの知識を継続的に探究できるか 定型業務は自動化することが 当たり前の空気を作る
  15. 3.非IT人材はRPAを活用できるか 現場でのRPA活用の実態について ・ RPAツールを熟知している現場担当者がいれば活用が進む。 ・ 担当部署を作るか作成できる人員が増えれば活用が進む。 ・ ロボットのおかげで楽できることが認知されれば促進につながる。 ・ 活用促進により、他の業務も自動化可能か打診されることが増える。

    ・ 挑戦するメンバーには手厚いフォローが必要。 ・ 作成後のロボットは定期的に保守しないと活用度合が減っていく。 ・ エラーが頻発するロボットを作ると、活用が敬遠されがちになる。 ・ 上層部の理解が低いと現場担当者のモチベーションを下げる場合がある。
  16. 4.まとめ ① RPAは業務自動化の手段の1つ 一番大切なのは、業務自動化することでみんながハッピーになること。 そのための手段は問わない。 ② RPAツールは非IT人材でも取り組みやすい プログラミングに挑戦するのに最適といえるが、継続するためのフォロー体制も必要。 学習に取り組みやすく失敗を許容する、心理的安全性の高い体制を作ることが重要。 ③

    業務自動化が当たり前の空気を醸成する 活用を通じて、業務効率化を具体的に意識してマインドセットを変えるきっかけにする。 自動化できる仲間を増やして自動化ファーストで考えることが当たり前の空気をつくる。
  17. 4.まとめ 御託はここまで! 実物を見てみよう

  18. デモ ① ツールの似ているところ・違っているところ WinActor と Automation Anywhere と Power Automate

    for desktop を比較 ② 同じシナリオにチャレンジしてみた Qiita - Power Automate for desktop にチャレンジしてみた https://qiita.com/inaho3517/items/8ed0e2b6d884cd108fa1 ③ 非IT人材のITリテラシーをどう高めていくか 避けられてしまう現実 触れる機会を増やすには
  19. 避けられてしまう現実 本当に困らないと人は動かない ITの基本知識が足りないので思い通りの作業ができない ・パスについて ・クリップボードについて ・変数の概念について ・文字コードについて etc. 知識の更新についていけない ・ツールのバージョンアップ

    ・新しいノーコード・ローコードツール ・ITの作法について etc. 学んだことや今までの知識を活用してフローを作る力が低い 現場の作業フローについては経験値が高く対応力がある
  20. 触れる機会を増やすには ① 自分でやると決めた人から機会を増やす まずはできる人を増やす。人選は自分から希望する人を優先。 質問しやすい空気を作る。 ② アウトプットで知識の定着度の向上を図る 社内勉強会で、復習してもらうのと同時に、会社内の認知度を上げる。 別の作成者の作ったフローを見直して、作り方の引出しを増やす。 ③

    会社として体制を作ってもらう 定期的に一定の時間やレベルの課題をこなさないと評価が下がるルールを作る。 会社にあるツールで業務効率化を達成したら評価が上がるルールを作る。