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アラート疲れからの脱却 - リソースタグで仕分けるSlack通知戦略
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Konishi tatsuhiro
June 17, 2026
220
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アラート疲れからの脱却 - リソースタグで仕分けるSlack通知戦略
Ops-JAWS Meetup41 運用 LT 大会 & プチ交流会 の発表資料です。
https://mixi.connpass.com/event/389250/
Konishi tatsuhiro
June 17, 2026
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Transcript
アラート疲れからの脱却 リソースタグで仕分けるSlack通知戦略 2026年6月16日 株式会社コドモン 小西達大 Ops-JAWS Meetup41 運用 LT 大会
& プチ交流会
2 経歴 前職でアプリケーションエンジニアとして従事後、 株式会社コドモンのSREチームにジョイン。 大阪在住。 自己紹介 小西 達大 こにし たつひろ
3 目次 1. はじめに:今日話すこと 2. 実施前のアラート通知の構成と課題 3. リソースタグで仕分けるSlack通知戦略 4. 実施結果
5. まとめ
4 目次 1. はじめに:今日話すこと 2. 実施前のアラート通知の構成と課題 3. リソースタグで仕分けるSlack通知戦略 4. 実施結果
5. まとめ
5 CONFIDENTIAL - © 2022 CoDMON Inc. 5 はじめに:今日話すこと •
Amazon EventBridge で検知できる異常イベントを、担当チーム毎 にSlackでアラート通知できるようにした話
6 目次 1. はじめに:今日話すこと 2. 実施前のアラート通知の構成と課題 3. リソースタグで仕分けるSlack通知戦略 4. 実施結果
5. まとめ
7 CONFIDENTIAL - © 2022 CoDMON Inc. 7 Amazon EventBridge
を用いた異常検知 • EventBridge Rule を定義することにより、様々なイベントを捕捉して、次 のアクションを実行することができる • リソース異常検知・通知に用いることが可能
8 CONFIDENTIAL - © 2022 CoDMON Inc. 8 現状のアラート通知機構 •
ECSタスクの異常終了検知に利用 • タスクの状態変更を検知して、Lambda関数を実行し、共通のSlackチャンネ ルに「@here」メンションで通知するシンプルな構成 { "source": ["aws.ecs"], "detail-type": ["ECS Task State Change"], "detail": { "containers": { "exitCode": [1, 137, 139, 255] }, "lastStatus": ["STOPPED"], "stoppedReason": ["Essential container in task exited"] } }
9 CONFIDENTIAL - © 2022 CoDMON Inc. 9 現状の課題 •
運用当初はこの構成で問題なかったが、ECS Clusterの数が増えていくにつ れて、アラート通知の数が増加 • 自チームに関係のないECSタスク異常停止についても「@here」メンション で通知されるので、次第に「アラート疲れ」の状態に陥っていき、通知がス ルーされることも増えた
10 CONFIDENTIAL - © 2022 CoDMON Inc. 10 現状の課題 •
運用当初はこの構成で問題なかったが、ECS Clusterの数が増えていくにつ れて、アラート通知の数が増加 • 自チームに関係のないECSタスク異常停止についても「@here」メンション で通知されるので、次第に「アラート疲れ」の状態に陥っていき、通知がス ルーされることも増えた 「@here」メンションを脱却し、 通知先をチーム毎に仕分ける施策を実施
11 目次 1. はじめに:今日話すこと 2. 実施前のアラート通知の構成と課題 3. リソースタグで仕分けるSlack通知戦略 4. 実施結果
5. まとめ
12 CONFIDENTIAL - © 2022 CoDMON Inc. 12 実装方針 •
単純な方法だと、Slack通知部分を担うLambda関数内で愚直に条件分岐を書 いていけばできそうだが、メンテナンスが辛そう...
13 CONFIDENTIAL - © 2022 CoDMON Inc. 13 実装方針 •
「通知先の情報」「通知内容」が変更入りやすい部分なので、共通基盤から 切り出したい • 以下の方法でうまくできそう! ◦ 通知対象のECSタスクに、担当チーム名 を表すリソースタグを付与 ◦ そのタグ情報に従って、外部機構にてSlack通知を行う
14 CONFIDENTIAL - © 2022 CoDMON Inc. 14 実装詳細
15 CONFIDENTIAL - © 2022 CoDMON Inc. 15 実装詳細 ①ECSタスク定
義に「Owner」 タグを付与
16 CONFIDENTIAL - © 2022 CoDMON Inc. 16 実装詳細 ①ECSタスク定
義に「Owner」 タグを付与 ②タスク異常終了 をEventBridgeが 検知
17 CONFIDENTIAL - © 2022 CoDMON Inc. 17 実装詳細 ①ECSタスク定
義に「Owner」 タグを付与 ②タスク異常終了 をEventBridgeが 検知 ③StepFunctions内で、タス クARNからdescribeTasks実 行して「Owner」タグ値を取 得
18 CONFIDENTIAL - © 2022 CoDMON Inc. 18 実装詳細 ①ECSタスク定
義に「Owner」 タグを付与 ②タスク異常終了 をEventBridgeが 検知 ③StepFunctions内で、タス クARNからdescribeTasks実 行して「Owner」タグ値を取 得 ④「Owner」タグ情報, その他タスク情報を添 えて、DataDog Event に送信
19 CONFIDENTIAL - © 2022 CoDMON Inc. 19 実装詳細 ①ECSタスク定
義に「Owner」 タグを付与 ②タスク異常終了 をEventBridgeが 検知 ③StepFunctions内で、タス クARNからdescribeTasks実 行して「Owner」タグ値を取 得 ④「Owner」タグ情報, その他タスク情報を添 えて、DataDog Event に送信 ⑤「Owner」タグ値毎に DataDog Monitor Alertを作成 し、担当チーム毎の通知を実現
20 CONFIDENTIAL - © 2022 CoDMON Inc. 20 実装ポイント①:StepFunctions •
EventBridge → DataDogに直接イベント送信する方式だと、ECSタスク状 態変更イベントにはタグ情報が含まれないため、タグ値を連携できない • そこで、間にStepFunctionsを入れて、DescribeTasksを実行し、 リソース タグ値を取得している
21 CONFIDENTIAL - © 2022 CoDMON Inc. 21 実装ポイント②:DataDogとの連携 •
https://event-management-intake.datadoghq.com/api/v2/events に Postして、DataDog Eventを送信可能 ◦ リソースタグ情報・AWSアカウントID・クラスター名 等を付与 • DataDog Monitor Alertで、リソースタグ値で条件指定することで、タグの 値毎に異なる通知(メンション・通知先)を実現可能
22 CONFIDENTIAL - © 2022 CoDMON Inc. 22 実装ポイント③:「Owner」タグ指定がない場合 •
新規作成された場合や、担当チーム不在等で、担当チームを示すタグがECS タスク定義に付与されていない場合 • StepFunctions内で連携するタグ値に「none」を設定してDataDog Event に送信 & DataDog Monitor Alertに流すことで、通知漏れを回避
23 目次 1. はじめに:今日話すこと 2. 実施前のアラート通知の構成と課題 3. リソースタグで仕分けるSlack通知戦略 4. 実施結果
5. まとめ
24 CONFIDENTIAL - © 2022 CoDMON Inc. 24 実施結果 •
ECSタスク定義に専用のリソースタグを設定するだけで、担当チーム毎のメ ンション・通知先でのアラート通知を実現 • ノイズが減ったことにより、自チームのアラート対応に集中できるようにな り、「アラート疲れ」状態を解消できた
25 CONFIDENTIAL - © 2022 CoDMON Inc. 25 実施結果 •
リソースタグが設定されていない場合は、共通チャンネル & メンションなし で通知させている • ↑をSREチームで検知後、担当チームにタグ設定を依頼するフローにしている • ある程度運用が固まってきたら、ECSタスク新設時はタグ付与ポリシー等で タグ設定を強制すると良さそう
26 目次 1. はじめに:今日話すこと 2. 実施前のアラート通知の構成と課題 3. リソースタグで仕分けるSlack通知戦略 4. 実施結果
5. まとめ
27 CONFIDENTIAL - © 2022 CoDMON Inc. 27 まとめ •
リソースタグ × DataDog Monitor Alert を組み合わせることで、セルフ サービス性を保ちつつ、Slack通知先の分割を実現することができる • 今回はECSタスク異常停止を例に紹介したが、他リソースにも横展開可能 ◦ 例)ECRレポジトリにレポジトリタグを付与した上で、Insepctorによる脆弱性検 知をEventBridgeで拾い、レポジトリタグに従った通知先にアラート通知する
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